蝶ネクタイでパーティシーンをよりおしゃれに。おすすめブランド8選

蝶ネクタイでパーティシーンをよりおしゃれに。おすすめブランド8選

カジュアルにもフォーマルにも使える蝶ネクタイは、普段の着こなしに遊び心を加えつつ、手軽に格上げしてくれる使い勝手の良いアイテムです。

池田 やすゆき

2018.04.05

小物
ネクタイ
ボウタイ・蝶ネクタイ

蝶ネクタイの有用性を改めて理解しましょう

蝶ネクタイの中でも、正礼装や準礼装で使うブラックタイやホワイトタイは目にされたことがあるかと思います。具体的には結婚式の新郎や、壇上の識者、褒章の授与式などで使用される、着用シーンが限定される蝶ネクタイ。結び下げるタイより一般的ではないかもしれませんが、フォーマルスタイルでは最上格を表すアクセサリーとされています。ディンプル(くぼみ)を美しく見えるように結ぶのは至難の業であるため、結んだ状態が解けずにクリップで巻くだけの簡単なタイプや、サイズも小さめでカジュアルに着けられるタイプが主流。簡単に品良く装えることから、街で蝶ネクタイのおしゃれを楽しんでいる人もよく見かけます。

蝶ネクタイは英語では「バタフライ」、フランス語では「パピヨン」といいます。元々は貴族が正装時に用いたリボンタイの結び目部分を強調したものという説が有力で、所属や階級表す結び下げるタイプのタイとは出自も異なるものです。ウイングカラーのシャツに合わせてパーティやレセプションなどで盛装時に用いることが多いですよね。襟羽根のドレスシャツに結んでもかまいませんし、カジュアルの場合はチェック柄のシャツに合わせてもプレップな装いにハマります。いずれにしてもフォーマル出自のアイテムだけに「育ちよく見える」「上品に見える」というのがポイントです。

実はかなり厳格。着用シーン別に選びたい蝶ネクタイとは

礼装で蝶ネクタイを用いる際も、昼用と夜用では選び方もそれぞれ異なります。昼用ではホワイトタイもしくはブラックタイのどちらも結べますが、最近ではとくに指定された場合を除いて夜は最高位の礼装でもホワイトタイは用いません。結婚式など一般的なパーティの場では必ずブラックタイですが、パーティホストやオーケストラ指揮者など主催者はホワイトタイで正礼装としてもかまわないとされています。その際は必ず腰に巻くカマーバンドと一緒に用います。

また、よく蝶ネクタイの大きさを問われることがありますが、そもそもフォーマル用で市販されている蝶ネクタイはサイズがほぼ決まっていますので心配する必要はありません。万が一手結びを要する場合は、結び目が大きくなりすぎないように注意しましょう。一般的には、顔の幅をこえる大きさにならなければと良いとされています。フォーマル用なら、素材はシルクサテン以外はNGです。カジュアルシーンでは、むしろウールやコットンなどの素材感のあるモノで自由に装いましょう。

……と、このようにいろいろとルールがうるさいのもフォーマルなアイテムである蝶ネクタイの特徴です。パーティへの参加が多い方ならクローゼットに最低でもブラックの蝶ネクタイのご用意はされていると思います。ですが、とくに指定がなければオールマイティなシルバーグレーや、柄モノの蝶ネクタイを用意しておけばさまざまなシーンで活躍してくれることでしょう。

パーティシーンでおすすめしたい、蝶ネクタイの合わせ方

では実際に蝶ネクタイを使ったコーディネートを見てみましょう。パーティで使われる蝶ネクタイスタイルも、その場がフォーマルなのかカジュアルなのか、主催側か客側かという立ち居地でも違います。とはいえ、お堅いパーティでなければ形式を気にせず自由に楽しんで問題ありません。

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着こなし1タキシード&ブラックタイは招かれる側の最高位

拝絹つきのタキシードジャケットにショールカラーのジレ、そしてシルクサテンのブラックタイは実は同色の迷彩織り柄。ブラックタイは準礼装といって、正礼装であるホワイトタイの次席のスタイルです。招く側がホワイトタイで、招かられる側がブラックタイという具合。つまり、こちらはパーティに呼ばれたときの最高位のスタイルということになります。シューレースを外したコンビシューズもなかなか上級の装い。こういった格好で出席したら、パーティもさぞや盛り上がるでしょうね。

着こなし2結び下げタイの替わりに使うだけでもOK

こちらはグレースーツに、水玉の蝶ネクタイというコーディネート。普通に結び下げのタイを結んで、正装として出られるスタイルに蝶ネクタイを使うだけで、ワンランク格が上がります。ブラックスーツより気軽ですし、結婚式から二次会まで、着用できるシーンも広そうです。このぐらいが肩の力も抜けていて、リアルな蝶ネクタイ使いとしてはちょうど良いのではないでしょうか。

着こなし3カジュアルなジャケットスタイルにも似合います

ブラウンのウインドウペンジャケットにコーデュロイのジレ、ベージュのシャツという着こなしにネイビーの蝶ネクタイがアクセントに。こんな上品なカジュアルも、蝶ネクタイを挿しているだけでちょっと気取った感じを装えます。ブラウン×ネイビーという色の組み合わせは大人の鉄板配色ですので、いろいろなアイテム&シーンでおすすめです。

ちなみにカジュアルでも蝶ネクタイを身に着けたいなら、注意すべきことがあります

カジュアルなGジャンにドレス用の蝶ネクタイというミスマッチをうまく狙えば、Gジャンのラギッド感をうまく格上げしてくれて、育ちの良い大人スタイルを構築できます。こういったカジュアルスタイルのときは、蝶ネクタイは小さめサイズのモノをさりげなく使うほうが良いですね。ここに大ぶりのシルクサテンのブラックタイですと、逆に仰々しすぎてちぐはぐな印象になってしまいます。

蝶ネクタイ初心者も安心。人気ブランドの逸品

シルクサテンのブラックタイ&ホワイトタイは、フォーマル専用のブランドで用意するのが望ましいですが、一般的なパーティシーンで使う蝶ネクタイなら、セレクトショップのオリジナルにも良品があります。色柄は多少派手でも、小さいワンポイントなので結び下げのタイより遊んだ選び方もできるはずです。

最もベーシックなシルクサテンのブラックタイ。結び上がった状態で固定されているので、ストラップのフックでとめるだけ。ネック周りのサイズ調整も可能です。フォーマル用として、大人になったらひとつは持っておきたいアイテムです。

蝶ネクタイ2『カインドウェア』

『カインドウェア』は、フォーマルウェアの専門ブランド。こちらも同じくシルクのブラックタイですが、ストライプの織り柄入りでしかもディンプル(結び目のキュッと入ったえくぼ)が2つ入ったタイプです。実際にこれを結ぼうとするとかなり手間がかかりますが、結び上がったタイプなら安心して使えます。

『ビームス』のオリジナルブランド『ブリッラ ペル イルグースト』の蝶ネクタイはベルベット素材。光沢はありますが起毛素材ですので、ブルーシャンブレーやオックスフォード地のシャツに合わせてカジュアルに合わせてもしゃれて見えます。ブラックではなく、ミッドナイトネイビー(濃紺)を選べばカジュアルに使いやすいですし、フォーマル使いもなんなくこなせます。

蝶ネクタイ4『ラブレス』

『ラブレス』の蝶ネクタイは剣先のあるポインテッド型。サイズも小振りで使いやすいタイプです。一見ブラックタイにも見えますが、よく見るとペイズリーの織り柄が入っています。フォーマルに使えば、さりげなく個性を演出できますし、この手の小振りな逸品なら、普通のスーツにさりげなく合わせてパーティやレストランなどでエスコートしてもスマートです。

『ブルックスブラザーズ』の蝶ネクタイはストライプ柄。英国式のレジメンタルとは逆に向かって右下がりをアメリカンストライプと呼ぶのは有名ですね。この3本ライン(正確には2色の交互の5本ライン)は「ナンバーワンストライプ」といって、『ブルックスブラザーズ』のアイコン的な柄です。ボタンダウンカラーシャツの元祖「ポロカラーシャツ」と合わせれば、相性も抜群でしょう。

こちら、リネンの蝶ネクタイはヴィンテージのバンダナ柄を採用したモノ。シルクの光沢がない分、カジュアル使いに長けていて、普段着にも気軽に合わせられそうです。その独特な素材感からワークウェアをドレスアップするのに有用で、ブルーシャンブレーやデニムシャツに合わせるのが良さそうですね。こんな気軽な蝶ネクタイなら、いくつあってもいいのでは。

蝶ネクタイ7『アドポーション』

タータンチェックの蝶ネクタイは襟元をかわいらしい印象に仕上げてくれます。そもそも育ちの良さとか上品さとかを醸す蝶ネクタイですから、英国調の色柄とは相性がいいように思います。中でもウールのタータンチェックの蝶ネクタイなら、ちょこんとワンポイントで着けているだけでおしゃれ度は高めです。

蝶ネクタイ8『ビームスプラス』

このぐらいカジュアルな柄なら、カジュアルなコーディネートに取り入れやすいですね。ですが、こちらは自分で手結びするタイプなので、着用時には注意しましょう。とはいえ、最近はYouTubeなどで動画レクチャーが受けられるので恐れることはありません。自分で蝶ネクタイを結べるようになったら、おしゃれの上級免許皆伝です。

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