
ヘリノックスのチェアは軽くてタフでコンフォート! 定番から最新作まで一挙にどうぞ
日本上陸以来、圧倒的な軽さと座り心地の良さで一気にアウトドアチェアの定番入りを果たした『ヘリノックス』。その魅力とラインアップを改めてチェックしましょう!
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テントポールメーカーが作った、軽くてタフなチェア『ヘリノックス』
テントポールを製造するDAC社が2009年に立ち上げたアウトドアブランド『ヘリノックス』。現在はコットやテーブル、タープまでアイテムのラインアップを拡充していますが、その原点といえるのがチェア。テント用アルミポール作りの過程で開発したTH72Mというアルミにチタン、銅などを混合した7000番台(合金の規格。アルミの合金では最も耐久性が高いとされる)のオリジナル素材をフレームに使用しており、強度を生かしてシートを吊り下げ式にすることで包み込まれるような座り心地を実現しているのが最大の特徴です。
軽さや設営のしやすさは言うまでもなく、最近ではアウトドアチェア離れした耐久性や安定性の高さから自宅でのインテリア用途としても人気を博しています。また、さまざまなブランドとコラボレーションしたアイテムやサードパーティ製のオプションパーツも豊富に流通しているため、好みのデザインのものをカスタムしてオリジナルのチェアを作る楽しみもあります。
見た目でも機能性でも満足できるチョイスを。『ヘリノックス』のチェアの選び方
過去モデルやコラボレーションも含めるとさまざまなアイテムが流通している『ヘリノックス』。ここでは大まかにチェックポイントを確認しておきましょう。
ポイント1
テーブルとの相性を左右する座面高
最も座面高が低いモデルで10cm、高いものだと53cmまで設定されている『ヘリノックス』。基本的に10cm前後のものはテーブル無しかカフェテーブルなどを使う想定で、座面高34cmホームチェアであれば天板高40cm前後のローテーブルやキャンプ用ダイニングテーブル、53cmであれば家庭で使用しているダイニングテーブルやバーカウンターにもフィットしやすい、と思っておくと良いでしょう。
ポイント2
「ホームデコ」と「タクティカルサプライ」のどちらを選ぶか
もともとキャンプギア然としたメッシュ素材と化学繊維をコンビ使いしたアイテムを製造していた『ヘリノックス』ですが、現在はよりファッショナブルかつ自宅で家具として使ったときも違和感のないデザインに仕上がっています。
そのひとつが日本のアウトドアセレクトショップ『A&F』とともに作った「ホームデコ&ビーチ」。こちらはインドアとアウトドアをシームレスにつなぐことを目的にデザインされたもの。家の中でも違和感がないよう、素材感とお手入れのしやすさを生かしたコットン風のポリエステル生地を採用し、カラーバリエーションも豊富にラインアップされています。一方の「タクティカルサプライ」はミリタリーをイメージし、カラーや柄も限定して男らしい世界観と機能を両立することを目指しています。
ポイント3
アウトドアで使うなら重量や収納サイズも要検討
『ヘリノックス』を一躍スターダムに押し上げたのが、そのコンパクトさと軽さ。最近のキャンプシーンではクルマを横付けするのが前提になっていることもあって重さは考慮されない傾向にありますが、フェスや登山などでも使うことを想定しているなら携行性は重要です。
ポイント4
座面回転の有無は好みに合わせて
他のアウトドアチェアではあまり見られない珍しい機能のひとつが、座面が回転するモデルがラインアップされていること。アウトドアで使用する際に「座面が回転しないと絶対に困る!」ということはありませんが、食事をしつつ薪をくべたりする際に便利なので、少しずつ他社も採用し始めている機能です。そしてなにより真価を発揮するのが、自宅で使用しているとき。特にデスクチェアとして使うことを想定しているなら必須といえるでしょう。
ポイント5
交換カバーで見た目をリフレッシュするのもアリ
ブランド純正の交換用カバー以外にも各社からオリジナリティ溢れるカバーが発売されているのも、高い人気を誇る『ヘリノックス』だからこそ。春夏はデニム地のカバーを使いつつ秋冬は中綿入りのカバーを追加するなど、季節ごとにカバーを掛け替えれば、1台で何種類ものルックスを楽しめて気分も一新できるでしょう。
『ヘリノックス』の豊富なラインアップから、おすすめチェアを一挙にご紹介!
インラインのモデルでも20種類を優に超えるバリエーションを備えていることもあって、思わず目移りしてしまいそうな『ヘリノックス』のチェア。ここではタイプ別に分類しつつ、どんな特徴を備えたモデルなのかご紹介いたします!
▼コンパクトタイプ
ブランドの分類でいえばチェアミニタイプにあたるのがこちらのアイテム。コンパクトで収納性に優れながらも、抜群の座り心地は健在。登山やフェスでの使用やキッズ用を探しているのであれば、こちらのカテゴリからまずチェックしてはいかがでしょう。
アイテム1
チェアホーム ミニ
ベーシックモデルである「コンフォートチェア」をベースに、座面高23cmで570gに仕上げたのがこちら。座面の角度を調整することで、快適な座り心地はそのままに子供が座った際も転びにくいように調整されています。トートバッグ型の収納バッグが付属するのも特徴。写真はホームデコ&ビーチのモデルですが、同様のサイズでタクティカルサプライからもリリースされています。
アイテム2
グラウンドチェア
「チェアホーム ミニ」より1cm低い座面高22cmながら、W52×D50×H50cmとゆったり座れるシートを採用。低重心で安定感があるため、焚き火の脇でまったりするときにピッタリ。こちらはホームデコ&ビーチでもタクティカルサプライでもない、いわゆるベーシックラインのアイテムになります。
アイテム3
フェスティバルチェア
同じくベーシックラインのアイテムで、フェスでの使用を想定して作られているのがこちら。レバー位置によって座面角度を調整できるため、座椅子感覚で使いたいときから深く座りたいときまで好みの用途で楽しめます。スタッフバッグがショルダーストラップ付きのため携行性も秀逸。座面高は最大30cm。
アイテム4
インクラインチェア
先程の「フェスティバルチェア」のタクティカルサプライ版がこちら。座面角度の調整機能はもちろんのこと、サイドポケットや背面部のベルクロなどが追加され、機能的に使える工夫が盛り込まれています。
▼スタンダードサイズ
『ヘリノックス』の名を世に知らしめたのが、名作「チェアワン」ですが、そのデザインと設計を引き継いでいるのが、このスタンダードサイズで展開している「コンフォートチェア」と「タクティカルチェア」。とりあえずアウトドア用の良いチェアが欲しいという方はまずこのタイプから検討しましょう。
アイテム5
チェアワン ホーム
数々の受賞歴を持つ『ヘリノックス』のフラッグシップモデルである「チェアワン」をベースに、お手入れが簡単なポリエステルの座面を用いることで、アウトドアでも自宅使用でもしっくりと馴染むデザインに仕上げたのがこちら。その包み込まれるような座り心地と片手でも持ち運べる軽さは発売から20年近く経った今でも色褪せません。座面高は33.5cm。
アイテム6
コンフォートチェア
上の「チェアワン ホーム」とほぼ同様のサイズながら、3,000円程度リーズナブルに入手可能なのが「コンフォートチェア」。「チェアワン ホーム」のスタッフサックはフレームに吊り下げて小物入れとしても使えるものですが、こちらはドローコードで引き絞るタイプの収納袋を採用しています。
アイテム7
タクティカルチェア
こちらは先程の「コンフォートチェア」のタクティカルサプライラインで、カモ柄やオリーブドラブ柄などミリタリーな座面を使用したモデル。スタッフサックはファスナー付きでフレームに通すことで小物を入れることができるポケットに早変わりするように設計されています。
アイテム8
タクティカルチェア L
大柄な人でもより快適に座れるよう、「タクティカルチェア」を一回り大きくしたのがこちら。座面高は37cmで使用時のサイズはW58×D55×H72cm。2023年4月1日現在、このLサイズはタクティカルサプライのみの展開となっています。
アイテム9
チェアホーム XL
「タクティカルチェア L」をさらに大きくした『ヘリノックス』の中でも最大モデルにあたるのがこちら。W68×D59×H89cmに座面高は47cmというゆったりサイズにつき、ソファ感覚で座ることができます。現在、このサイズはホームデコ&ビーチのみでの展開です。
アイテム10
タクティカル スウィベルチェア
座面の回転機能をプラスしたのが「スウィベルチェア」。アウトドアでも役に立つのはもちろんのこと、自宅での使用も想定しているなら非常に便利な機能です。座面高も39cmと「タクティカルチェア」と比べて5cmほど高くなっているため、もう少し高い椅子が欲しいという方にもおすすめです。
アイテム11
チェアゼロ
「チェアワン」の快適な座り心地を継承しながら、徹底して軽量化とコンパクト化を追求したのがこちらのモデル。薄手ながら丈夫なポリエステル・リップストップを採用し、フレームポールの肉厚を薄くするなどの変更によって490gという500mlペットボトル1本分より軽い驚異の本体重量を実現しています。
アイテム12
カフェチェア
一般的なオフィス用の椅子としても使えるように設計され、『ヘリノックス』史上最も高い座面高にあたる53cmのモデルがこちら。いわゆるバースツールに近い高さのためハイテーブルで調理する際に座ったり、自宅のカウンターと組み合わせて使ったりといった使い方も可能です。
▼ハイバックタイプ
ゆったりと背中を預けてリラックスしたいなら、ハイバックタイプがおすすめ。座面は吊り下げ式を採用することで『ヘリノックス』らしいホールド感を実現しつつ、首を預ける背もたれ部分にはしっかりとフレームが通っているので安定した座り心地を実現しています。
アイテム13
チェアツー ホーム
「コンフォートチェア」をベースに、背もたれを長く設定することでよりリラックスした座り心地を実現。後述する「ロッキングフット」と組み合わせれば、ゆらゆらと揺れて焚き火横のチルアウトタイムを演出するロッキングチェアに早変わりします。座面高34cm。
アイテム14
タクティカル サンセットチェア
座面高46cmと「コンフォートチェア」よりも高めに設定されているのが、この「サンセットチェア」。名前の通り夕日を眺めるのにばっちりなのはもちろん、一般的な海外製ダイニングチェアとほぼ同様の座面高のため、自宅での使用にもピッタリです。
アイテム15
プライアチェア
ゆったりとくつろげる広い座面に加えて、肘掛けにもなるシートデザインが特徴のモデル。脚は「ビーチチェア」と同様に砂地など地面が柔らかい場合にも沈み込みにくい設計を採用。ドリンクホルダーも付属しており、キャンプ時にあるとうれしい機能がふんだんに盛り込まれています。
替えカバーやオプションパーツの活用で『ヘリノックス』のチェアの見た目が一新!
たくさんのユーザーが存在する人気ブランドゆえに、純正、サードパーティ製問わず替えカバーやオプションパーツ、カスタムキットがラインアップされているのも『ヘリノックス』の魅力。こちらではブランドから公式にリリースされているオプションパーツをご紹介します。
パーツ1
コンフォートチェア サマーキット
こちらは「コンフォートチェア」をフルメッシュのシートに変更するためのキット。川や海で使うときはもちろん、夏場のキャンプサイトでより涼しく過ごすことが可能です。汚れがつきにくく、ざぶざぶと洗える点も魅力でしょう。
パーツ2
トースティ
「サンセットチェア」と「ビーチチェア」に取り付け可能なチェアカバーで、お手入れ簡単な中綿を採用。取り外し可能なフードと翼のような構造によって体全体を包み込み、寒い時期のキャンプサイトでも暖かく過ごせます。
パーツ3
Tac.フィールドカバー
タクティカルサプライのデザインを取り込んだ中綿付きのチェアツー用カバーはリバーシブル仕様になっており、気分によってルックスを変えることが可能。寒い時期のキャンプや汚れ防止に役立つのはもちろん、純正ならではのピタッとハマる使い勝手も魅力です。
パーツ4
ロッキングフット
『ヘリノックス』のチェアをロッキング仕様にカスタムするパーツも複数のモデル向けにリリースされています。こちらは定番の「チェアワン」用。椅子本体の軽さも相まって独特の浮遊感ある座り心地に変わります。
パーツ5
タタミフット
和室で使う際に気を遣うのが畳を傷めてしまうことですが、天然木を使用したタタミフットがあればその心配は無用。ウォルナット、オーク、ビーチの3種類の素材をラインアップしており、こちらは「コンフォートチェア」「タクティカルチェア」用となっています。
パーツ6
チェアボールフィート
脚が細いため、ふかふかのキャンプサイトの場合は沈み込みが少し気になるのが『ヘリノックス』の欠点。そこでボール状のカバーを脚に取り付けることで踏ん張りを効かせるように変えてくれるのがこのアイテム。しかも、なんと高品質なブーツ用ソールメーカーで知られるビブラム社との共同開発品です。
パーツ7
チェアカップホルダー
コンパクトさを追求するためにカップホルダーや肘掛けなどを排しているモデルが多い『ヘリノックス』。必要に応じてフレームに引っ掛けられるカップホルダーを追加することでより便利に使うことが可能です。カップが倒れにくい形状に仕上げているのもポイントです。
この記事の掲載アイテム一覧(全22商品)
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『ヘリノックス』 チェアホーム ミニ
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『ヘリノックス』 グラウンドチェア
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『ヘリノックス』 フェスティバルチェア
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『ヘリノックス』 インクラインチェア
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『ヘリノックス』 チェアワン ホーム
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『ヘリノックス』 コンフォートチェア
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『ヘリノックス』 タクティカルチェア
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『ヘリノックス』 タクティカルチェア L
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『ヘリノックス』 チェアホーム XL
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『ヘリノックス』 タクティカル スウィベルチェア
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『ヘリノックス』 チェアゼロ
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『ヘリノックス』 カフェチェア
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『ヘリノックス』 チェアツー ホーム
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『ヘリノックス』 タクティカル サンセットチェア
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『ヘリノックス』 プライアチェア
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『ヘリノックス』 コンフォートチェア サマーキット
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『ヘリノックス』 トースティ
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『ヘリノックス』 Tac.フィールドカバー
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『ヘリノックス』 ロッキングフット
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『ヘリノックス』 タタミフット
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『ヘリノックス』 チェアボールフィート
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『ヘリノックス』 チェアカップホルダー
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