履きやすくて上品。サイドゴアブーツのおすすめブランドと旬な着こなし

履きやすくて上品。サイドゴアブーツのおすすめブランドと旬な着こなし

革靴ならではの上品なルックスと、スリッポンのような着脱の利便性。両者を兼備するサイドゴアブーツの魅力とおすすめの1足、さらには着こなしまでまとめて紹介します。

TASCLAP編集部

2018.12.21

ブーツ
サイドゴアブーツ
着こなし・コーデ

即答できますか? サイドゴアブーツの“ゴア”とは

サイドゴアブーツとは、履き口の両サイドに伸縮性のあるゴアが施されたブーツのこと。ゴアとは、ゴムを織り込んだ伸縮性のある生地のことで、靴ひもやストラップ、バックルのように足首をホールドする役割を担っています。あらかじめ足にフィットするよう履き口の構造が狭くなっているものの、伸縮性の高いゴアによって簡単に着脱できることが最大の魅力です。

オン・オフ兼用できるエレガントなルックスは唯一無二

なかにはストレートチップやブローグを配したモノもありますが、基本アッパーに何も飾りがないプレーントゥがほとんど。履き口からトゥまでの流れるようなシルエットを生かした非常にシンプルな容姿で、本革ならではの品の良さを楽しむことができます。ビジネスシーンはもちろん、足元でクリーンな印象を演出したい休日にもぴったりです。着脱の利便性に加えて、オン・オフ問わず履けることもサイドゴアブーツならではの特徴といえるでしょう。

その発祥とは。サイドゴアブーツの歴史

その発祥とは。サイドゴアブーツの歴史

サイドゴアブーツが注目されるようになったのは、1960年代のこと。今もなおファンが多いビートルズやローリング・ストーンズが着用したことがきっかけで、若者を中心に大ブームになりました。ちなみに、ブームが起こった場所がチェルシー地方だったためチェルシーブーツと呼ばれることもあります。当時はドレス靴としての立ち位置であり、ヒールが5cmほどと高めのものが主流でした。

現代ではカジュアルシーンでも着用されることが増えたためか、ローカットやダイナイトソールのものなど、機能的にも優れたものが良く見られるようになりました。

押さえるべきは3点だけ。サイドゴアブーツをいつものコーデに取り入れるヒント

サイドゴアブーツを日常着に取り入れるためのヒントをご紹介。一見すると馴染みの薄いデザインであるため難しいと思ってしまうかもしれませんが、実は下記のようにパンツの種類を選ばず使える万能選手でもあります。ポイントを参考に、いつものコーデにサイドゴアブーツを取り入れてみてはいかがでしょう。

▼ヒント1:ジーンズに合わせるなら“ロールアップ”ですっきりと

大人の定番着として愛されるジーンズは、カジュアルな印象が強いアイテム。だからこそ、サイドゴアブーツでクリーンな印象をフォローするのは選択肢として間違いではありません。ただし、品良く装うためにも、足元はすっきり見せたいところ。ロールアップで足首までのシルエットの美しさを際立たせつつ、サイドゴアブーツならではのクリーンも際立たせましょう。

着こなし1男らしいスポーティなコーデを品良く仕上げる

ブルゾン×パーカー×ジーンズのカジュアルな着こなしを、サイドゴアブーツで引き締めた好例。裾を履き口までロールアップすることで足元の存在感を強調しており、まさにお手本ともいうべきコーディネートに仕上がっています。

着こなし2デニム・オン・デニムスタイルを光沢のあるブーツが格上げ

ワーク感の強い淡いトーンのデニム・オン・デニムスタイルも、足元にかっちり感のあるブーツを合わせることで大人の品格が漂います。太めのロールアップにより足元にアイキャッチを作れば、ブーツのドレス感をより効果的に見せることが可能です。

着こなし3鮮やかなソックスが、ソリッドな足元のアクセントに

ジーンズのロールアップ&ソックスのチラ見せという2つのテクニックはコーデの参考にしたい匠の技。サイドゴアブーツからのぞくブライトカラーのソックスが、着こなしのアクセントになっているあたりもおしゃれです。細身のジーンズに合わせて、エッジの効いたシルエットのブーツをセレクトしています。

▼ヒント2:ジャケパンコーデ×サイドゴアブーツはパンツのシルエットがポイント

サイドゴアブーツをクリーンなジャケパンコーデに取り入れるのであれば、パンツのシルエットに注意。細身のモノを選んで、足元にもたつきを作らないIラインシルエットを目指しましょう。縦のラインを強調することで、よりスマートな印象に仕上がります。

着こなし1黒で統一した、トゥまで流れるような美脚ライン

モノトーンで着こなすジャケパンスタイルです。ヒールの高いシャープなシルエットのブーツは、足元にたわみのないスキニーと溶け合うことで脚長効果も見込める逸材。これにより、ロングノーズのフォーマル感をより高めています。インナーのニットも黒でまとめているので、よりストイックかつ洗練された印象に仕上がっています。

着こなし2細身パンツとのマッチングでエレガントさを与えるポインテッドトゥ

カジュアルでは敬遠されがちなポインテッドトゥのブーツですが、スキニーシルエットのパンツと合わせることで持ち前のエレガントさを最大限に発揮。温かみのあるトップスとのギャップを狙い、シックなジャケットスタイルをよりドレスライクに仕上げましょう。

着こなし3ブーツのシャープさを生かして軽やかに演出

8分丈のスラックスをセレクトすることで、サイドゴアブーツに裾をかぶせずフォルムを前面に出した技ありのコーディネート。コントラストの効いたモードな着こなしの足元で、軽やかさも演出してくれます。ノーカラーとハイネックの白レイヤードのライトさも相まって、重厚ながら春らしさが感じられる装いに。

▼ヒント3:ワイドパンツ×サイドゴアブーツの組み合わせでメリハリを楽しむ

ジャケパンのようにビジネスシーンで活用するのではなく、カジュアルなスタイルに落とし込むのであれば、ワイドパンツとの組み合わせが新鮮です。裾幅が広いワイドパンツと履き口が狭く、スマートなサイドゴアブーツとのメリハリが着こなしに個性を与えてくれるでしょう。

着こなし1個性的なパンツには、肉厚なソールでバランスをとりましょう

裾のカットオフがラフな空気を作り出すワイドパンツに、ボリューミーなシャークソールのブーツをセット。パンツに負けない存在感で、ボトムスをバランス良くまとめてくれます。下半身を重たく作った分は、トップスの色みで春感をプラス。

着こなし2ブーツとパンツの素材感を合わせて統一感を

『ブランドストーン』のサイドゴアブーツは、丸みを帯びた柔和なシルエットが特徴的。コーデュロイのワイドパンツと、ブーツのスエード素材が絶妙にマッチしています。軽くロールアップスすることで、シルエットのメリハリもより強調されています。

着こなし3ゆるめシルエットの引き締め役にも適任です

モード感漂うベロア素材のスラックスと落ち感のあるリラックスしたシルエットのシャツは好相性。トップスとボトムスですとんとしたIラインを構築しながら、足元に品のあるプレーントゥのブーツを合わせることで、コーディネートを引き締めています。

初心者におすすめしたい、サイドゴアブーツ鉄板の3色とは?

合わせるパンツがわかったら、ブーツそのものの選び方を伝授。各ブランドバリエーションに富んだラインアップを展開していますが、一体何色を選べばいいのか、読者諸兄におすすめしたい3色をピックアップしました。

カラー1悩むくらいなら、ハズさないブラックをチョイスして

どのサイドゴアブーツを買おうか迷ったとき、ブラックを選んでおけば間違いありません。シンプルなデザインに加え、ベーシックなブラックなら、カジュアルからシックなスタイルまでどんな系統のファッションにも使えます。また、はじめてなら見た目にもクセのないスムースレザーの1足が良いでしょう。

カラー2クラシックな雰囲気が欲しいなら、ブラウンがおすすめ

上品なブラウンのサイドゴアブーツは、足元に重厚かつクラシックな雰囲気を漂わせてくれます。ブラックに比べてレザーの風合いが出やすく、温かみがあるのもポイントです。写真のようにスラックスに合わせてもいいですし、9分丈のワイドパンツをかぶせても品良く仕上がります。

カラー3足元を明るく見せたいなら、薄めのベージュで

薄いサンドベージュのサイドゴアブーツは、足元を明るく爽やかな印象にしてくれます。インディゴとも相性がいいので、ジーンズと合わせるのも効果的です。ラフなスエード素材を選べば、カジュアルな着こなしと抜群のマッチングを見せてくれます。

今選びたいサイドゴアブーツおすすめ10選

本記事の最後は、人気のサイドゴアブーツをピックアップ。定番のブーツブランドから、アパレルブランドとのコラボまで、さまざまな視点でセレクトしました。

アイテム1『ブランドストーン』

オーストラリア生まれの『ブランドストーン』は、ここ数年間でもっとも知名度を上げたサイドゴアブーツの1つ。撥水加工が施された素材は、雨天でも履けるのがうれしいですね。また、丸みを帯びた柔らかなフォルムは着回しやすさも抜群です。

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アイテム2『サンダース』

130年以上の歴史をもつ英国の老舗ブランド。なんといっても、目を引く艶やかなブラックカラーに注目です。カーフレザーを使用したアッパーの風合いと絶妙な色みが相まった見事な1足は周囲と差をつけたい人におすすめ。トゥキャップの3本ステッチがアクセントとして効いています。

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アイテム3『ドクターマーチン』

イギリス生まれの『ドクターマーチン』。最大の魅は、丈夫で足馴染みが良く、履き心地の良さを叶えてくれるブランド独自のエアークッションソールにあります。アッパーのスムースレザーは耐久性にも富んでおり、価格も品質もバランスの良い納得のアイテムです。履き口のクッショニングも柔らかく、長時間の歩行も苦になりません。

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ドクターマーチンの3ホールが、どんな服装とも相性抜群

アイテム4『クラークス』

シャープなノーズでドレッシーな空気を醸成しつつ、温かみのあるブラウンスエードでカジュアルアイテムとの合わせの良さも匂わせてくれる、英国ブランドの老舗『クラークス』のブーツ。主張を控えたプルストラップにより、脱ぎ履きもゴアを傷めず楽々行えます。

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アイテム5『ユナイテッドトーキョー』

日本屈指の実力派ファクトリーである宮城興行にて製作された、グッドイヤーウェルト製法のサイドゴアブーツ。レザーソールのような薄めのソールは、実はビブラム社のダイナイトソールだったりします。耐摩耗性に優れているので、長く愛用できるはずです。オイルド加工を施されたステアレザーの耐久性も、お墨付き。

アイテム6『パドローネ』

シボ感と光沢が特徴のサイドゴアブーツは、オイルを多分に含んだプルアップショルダーレザーを使用。その重厚な見た目に反して履き心地は柔らかく、足の形に自然と馴染んできます。ブラック、ダークブラウン、ブラウンの3色展開で、どれも経年変化を楽しめる上質な仕上がりです。

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アイテム7『ブッテロ』

ベジタブルタンニンなめしを使用した、『ブッテロ』のサイドゴアブーツ。履きこめば履きこむほど自分の足に馴染む上質なレザーや歩きやすいラバーソールで、はじめの1足として持っておいて損なしの仕上がりです。スクエアにカットされたゴアがドレス感をあおります。

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アイテム8『トラディショナルウェザーウェア』

『トラディショナルウェザーウェア』は、実は塩化ビニル素材のレインブーツも有名。フロントに継ぎ目もない、レザーの表面を忠実に再現したルックスは、価格以上の高級感を放ちます。ついついゴア部分が同色のモノを選びがちですが、鮮やか過ぎない色みであればツートーンを楽しむのもありでしょう。パンツの裾からチラリとのぞかせれば、上級者の装いに。

アイテム9『マッキントッシュ フィロソフィー』

長時間履いても疲れない履き心地はもちろん、シワ感などの細部にまでこだわりを感じられる『マッキントッシュ フィロソフィー』の1足。実は塩化ビニル樹脂で形成された雨靴なのですが、革靴から型取りしている本格派デザインのため、レザーのモノと見た目は遜色ありません。シューレースやバックルのないシンプルなデザインだからこそ、レインブーツという選択は理にかなっているかもしれませんね。

アイテム10『メデュース』

梅雨時期をはじめとする雨天には、サイドゴアのレインブーツが重宝します。『メデュース』のサイドゴアブーツは、まさにこうしたシーンを想定して作られたもの。細めに取られた履き口や高めのヒールなど、レインブーツとは思えないシャープなルックスも素敵です。

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