
楽でおしゃれ。スウェットパンツの狙い目ブランド10選
今や大人の定番として市民権を得たスウェットパンツだが、クセのあるアイテムなのでセレクトには注意が必要。間違いのないスウェットパンツを厳選してお届けしよう。
実は合わせるものを選ばない。スウェットパンツこそが大人の休日着に最適
ワンマイルウェアとして脚光を浴びて以来、定番ボトムスの一翼を担う存在となったスウェットパンツ。はいていて楽なのは言わずもがな、カジュアルなスタイルだけでなく、ジャケットやレザーシューズなどを合わせたシックなコーディネートのハズしとしてもハマるため、大人の休日着として万能なのだ。ワンマイルだけではもったいない。
大人が選びたいスウェットパンツはこんな1本
“シンプルなデザイン”、そして“シックなカラー”。この二大条件は街着としてのスウェットパンツを選ぶうえで押さえたい要素。シルエットに関してはスリムなほうがベターだが、ゆとりのある1本もトレンドとしてチェックしたい。裾のディテールに関しては、リブを採用したもののほうがスポーティ。リブがない写真のようなタイプは、いつものボトムス感覚ではくことができる。
大人におすすめしたいスウェットパンツ10選
先述した大人にふさわしいポイントを踏まえて、王道のスポーツブランドから話題のカジュアルブランド、セレクトショップのオリジナルまで、幅広いブランドからピックアップ。自らのスタイルに合った1本が必ずや見つかるはずだ。
ブランド1
『チャンピオン』×『ナノ・ユニバース』
スウェットパンツの王道に、大人のスタイルを得意とする『ナノ・ユニバース』がスペシャルオーダー。通気性とストレッチ性、保温性を備えた“ラップエア”と呼ばれる三層構造のスウェット素材に加え、パターンは細めのものを採用。サイドラインに沿ったポケットや、ほどよくフィットするリブも相まって、クリーンかつ都会的なルックスを生み出している。
ブランド2
『ゴールドウイン』×『ビューティ&ユース』
本物を知り、品質にこだわる大人たちから支持を集める『ゴールドウィン』では、機能素材“光電子(R)”を採用した「リポーズ」に注目。遠赤外線の輻射によって体温に近い暖かさをキープし、質の良い睡眠や充実したリラックスタイムを提供する同シリーズ。清潔感と抜け感を両備したホワイトとチャコールの2色は、ともに『ビューティ&ユース』のみでの展開。
ブランド3
『スーパーサンクス』
東京発のブランド『スーパーサンクス』のスウェットパンツは、左ポケットにブランドネームを同色で刺繍。バックスタイルは膝下部分のダブルステッチが、後ろ姿に変化をもたらす。また裾リブに重なるようにしたスリットを入れることで、シューズに合わせて程よく裾が広がり、シルエットを美しくキープ。スポサンからボリューミーなバッシュまでどんとこい。
ブランド4
『ディスカス アスレチック』×『スティーブン・アラン』
1990年代にアメリカ国内のみならず、日本でも支持を集めていたスポーツウェアブランド『ディスカス アスレチック』に別注。裾のリブを排したことで、だらしなく見えないスッキリとしたシルエットを構築し、当時を彷彿させるTC50/50素材特有の膨らみや、股下のガゼットクロッチも特徴的。これなら部屋着と街着の両方にシームレスで使えること請け合い。
ブランド5
『ウノピゥウノウグァーレトレ リラックス』×『ロウライフ』
膝部分の立体的な切り替えに加え、モモ部分にジップも配した、ブランドの定番人気モデル「バイカースウェットパンツ」をベースに別注。ジップなどの付属パーツをボディと同系色に変更し、さらに全体をシャープなシルエットへと修正。穿き心地抜群で柔らかく上質な生地が生み出す軽快なムードと、ロックテイスト漂うデザインが織りなす一体感が楽しめる。
ブランド6
『カルバン・クライン アンダーウェア』
『カルバン・クライン』発のアンダーウェアブランドからチョイスしたのは、シンプルで使いやすい1本。裾に向かってテーパードするリラックスしたシルエットと、左フロントにプリントされた絶妙な大きさの“CK1ロゴ”のケレン味が見事にマッチし、相乗効果を発揮する。春先はこれと同素材を使用したトップスを取り入れたセットアップにも挑戦してみたい。
ブランド7
『ジースターロゥ』
素材や加工、裁断に定評のあるオランダ発のデニムブランドから、スリムフィットで仕上げられたスウェットパンツが到着。最大の特徴は、サイドシームをブランドネーム入りの織りテープでカバーしたデザインにあり。柔らかなスウェット生地には、地球環境にも配慮されたコットンとリサイクルポリエステルを使用するなど、時代のニーズにも合致した1本だ。
ブランド8
『ナンバーナイン』×『インスタントファンク』
韓国の有名スタイリスト、キム・ジヘが手掛けるブランドと《ナンバーナイン》によるコラボが実現。ヘビーオンスの生地に、双方が得意とするロゴワークを同系色で刺繍。さらに昨今の潮流であるビッグシルエットのトップスにも合わせやすいスッキリしたシルエットが特徴だ。スリムに見えつつも程よくゆとりがあり、ラフな普段履きとして活躍してくれる。
ブランド9
『ザ・ダファー・オブ・セントジョージ』
ボディには、動きやすく快適で、シーズンを問わず使える中肉厚のスウェット生地を使用。そこにリメイクが施されたヴィンテージ古着をイメージし、ブランドの設立年である“84”のナンバリングなどのカレッジプリントを配置。さらにシルエットにもこだわって、スキニーフィットで仕上げることによって、スポーティな印象を強めながらも洒脱さは忘れない。
ブランド10
『5351 プール オム』
表側をポリエステル形状記憶糸で、そして内側をモール糸で編むことで洗濯時の形崩れを防ぎつつ、保温性を高めることに成功。一見シンプルだが、よく見ればサイドと裾口に地柄が同色でデザインされており、さりげないアクセントとなっている。まさに洗練された大人の男性に向けて、モード感のあるウェアを展開し続ける同ブランドらしい1作といえよう。

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