
スーツベストで大人の貫禄と洒落感を両得。着こなし方とおすすめ10選
スーツやジャケパンをよりおしゃれに着こなしたいなら、スーツベストを取り入れるのが有効。コーデの方法からおすすめ品までをご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
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季節を問わず着こなしのクラスアップを叶えてくれるスーツベスト
スーツベストとはその名の通りスーツのインナーとして作られたベストのこと。スーツと共地のものが基本ですが、あえて異なる生地のものをセレクトして洒落感を演出することもできます。どちらも着こなしを立体的にたくましく見せることができ、さらにはVゾーンに奥行きを生み出すことも可能。また、大人の貫禄や色気も醸し出せるので、季節を問わず積極的に取り入れたいアイテムでもあるのです。
スーツベストを取り入れるメリットとは?
前述通り、スーツベストには着こなしを立体的にたくましく見せる効果があります。さらにジャケットと異なる着丈から生まれる視覚効果で、腰の位置を高く見せて脚を長く見せることも可能。また、冬は防寒性を高める効果もあり、ジャケットを脱いでもサマになることも忘れてならないメリットです。
スーツベストの選び方。失敗しない3つのポイント
スーツベストに馴染みがない人は、何を選んだら良いのかわからないですよね。そこでマストで押さえておくべき3つのポイントをピックアップし、詳しく解説していきましょう。
ポイント1
ジャストサイズであることはマスト
スーツベストをかっこよく着こなすにはサイズ感が何より大切。あくまでスーツのインナーに着るアイテムなので、スーツ同様にジャストサイズであることが鉄則になります。これならジャケットを羽織っても窮屈さを感じることはありませんし、逆にジャケットを脱いでも紳士的な雰囲気をキープできます。
ポイント2
着丈はベルトが隠れるくらいを目安に
サイズ感だけでなく、スーツベストは着丈にも気を配る必要があります。短いと脚長効果が高まるイメージがあるかもしれませんが、シャツが見えると一気にだらしない印象に。逆に長すぎるとかなりバランスが悪く見えてしまいます。ベストな着丈はベルトが隠れるくらいの丈。ちなみにバックスタイルもウエストバンドに少しかかるくらいを目安にしましょう。
ポイント3
スーツベストは襟なしシングルが使いやすい
スーツベストには、襟なしと襟ありのデザインがあります。襟なしはすっきりとしたVゾーンに仕上がり、スーツベストに馴染みがない人でも取り入れやすいのが魅力。襟ありはフォーマル度が高く、英国調のクラシックなスタイルを構築できます。どちらを選ぶかは好みによりますが、最近の主流は襟なし。さらにフロントがシングルだと、より汎用性が高まりますよ。
着こなしをワンランク上へ。スーツベストをおしゃれに着こなすポイント
スーツ同様、スーツベストには着こなすうえでのルールがあります。さらにおしゃれに見せるポイントもレクチャーするので、スタイリングの参考にしてみてください。
ポイント1
一番下のボタンは外すのが鉄則
スーツベストを着こなすうえで、もっとも気をつけないといけないのがボタンの留め方。”アンボタンマナー”といって、ジャケットと同様に一番下のボタンを開けて着用するのが基本になります。ただ、ダブルデザインや裾部分が平行になっているタイプは、ボタンをすべて留めてもOK。
ポイント2
スーツとは色柄が異なるオッドベストもおしゃれ
スーツベストで周りと差をつけるなら、あえてスーツと異なる色柄のオッドベストを取り入れるのも手。例えば、スーツが無地ならスーツベストはオーバーペーンにするなど、大人の貫禄はそのままによりスタイリッシュな印象に仕上げることが可能です。着こなしにメリハリもつけられるので、ぜひチャレンジしてみてください。
参考にしたいスーツベストのおしゃれなコーデ例
続いては、洒落者たちによるおしゃれなコーデ例を見ていきましょう。スーツベストはカジュアルにも使えるアイテムですが、今回はビジネススタイルに厳選。参考になること請け合いなので要チェックです。
コーデ1
洒脱な色合わせでワンランク上の着こなしへ
ネイビー無地のスーツに合わせ、スーツベストも共地をセレクトしてスリーピーススタイルに。シャツも同系色のサックスブルーですが、ネクタイはブラウン系ストライプを選ぶことでスタイリッシュなムードを高めています。ネクタイピンを使ってVゾーンにより立体感を持たせたところも技アリです。
コーデ2
スーツベストで周りと差がつくジャケパンスタイルに
スーツベストはスーツに合わせるアイテムではあるものの、もちろんジャケパンスタイルにも活躍。しかもレンガカラーのチェックベストをチョイスしているので、着こなしの洒落度もグッとアップしています。ブルー系でまとめたVゾーンとも好マッチ。
コーデ3
旬の英国調を意識したクラシックなスリーピースコーデ
こちらもスリーピースの着こなしになりますが、注目すべきは生地感。グレーのハウンドトゥースというクラシック感満載の生地なので、トレンドの英国調をさらにアピールしています。クラシック感を高める、小剣ずらしのテクニックを効かせたネクタイにも注目を。
コーデ4
スーツベスト×タートルネックニットがモダンな印象
スーツベスト+スーツのスリーピーススタイルをよりエレガントに見せるなら、インナーにタートルネックニットをセレクトするのも手。グレーとブラックのシックなカラーリングで構成しているのもポイントで、上品さに加えてモダンな雰囲気を醸し出すのにも成功しています。
コーデ5
貫禄あるベストスタイルに白Tシャツ合わせが新鮮
春や秋のビジカジスタイルとして実践したいのが、インナーにTシャツを合わせたスリーピーススタイル。クラシックなチェック柄を採用していますが、白Tシャツをプラスすることで絶妙にカジュアルダウンさせています。足元が白スニーカーなのも好バランス。
人気ブランドからセレクト。スーツベストのおすすめ10選
ここからはおすすめのスーツベストを見てきましょう。セレクトショップのオリジナルをはじめ、人気ブランドから着こなしを格上げできる1着をチョイスしました。
アイテム1
『グリーンレーベル リラクシング』GLR CLOTH サージ 5B スーツベスト
『グリーンレーベル リラクシング』の新素材「GLR CLOTH」を採用。ハリコシがあってサラッとした肌触りのウールに加え、特筆すべきは色味です。6色のネイビーをブレンドすることで、完全オリジナルの深みのある色味を実現。クラシックなデザインにも、その色味が引き立っています。
アイテム2
『グローバルワーク』ストレッチTRベスト
ウールのような品のある風合いながら、ヨコ糸にポリウレタンを使っているので窮屈感のない快適な着心地を提供。前立てにはハンドメイドで施したようなAMFステッチを施すなど、細かなディテールにもこだわりが光ります。また、年間を通して活躍する綾織生地というのも見逃せません。
アイテム3
『タケオキクチ』シャイニーヘリンボンストライプ ベスト
背面のアジャスターベルトなどのクラシックなディテールを搭載しつつ、すっきりとしたシルエットに仕上げられた1着。細かなストライプの中に立体的な織り柄を挟み込むことで、視覚的によりシャープな印象を与え、さらには独特な凹凸感がコーデに奥行きを持たせてくれます。それでいて無地感覚でスタイリングできるのも優秀。スリーピース対応。
アイテム4
『クラウデッドクローゼット』NARROW 杢チェックベスト
『クラウデッドクローゼット』定番の杢チェック柄のベストは、オットベスト使いにもおすすめ。繊細な特殊光沢加工を施した生地が上品な光沢を放ち、杢チェックと相まって知的で紳士的な印象を与えてくれます。胸ポケットの裏地を引き出すと一体型のチーフとして使える、ユニークな仕掛けも必見。
アイテム5
『パーフェクトスーツファクトリー』EDWIN ベーシックベスト
デニム調のニット生地を使用したベストは、人気デニムブランド『エドウイン』とのコラボしたモノ。糸の工夫によって型崩れしにくく、セルビッチテープで『エドウイン』のキーカラーを再現しているのもポイントです。カジュアルからビジネスまで幅広く活躍するので、ワードローブにあると確実に重宝するはず。
アイテム6
『ドレステリア』レッドペーン グレンチェックジレ
クラシカルなスリーピースを現代的にアップデートさせたデザイン。深みのある赤でウインドウペンを効かせたグレチェック柄が、どこかモダンな雰囲気も醸し出しています。毛織物の産地である尾州で製作した生地は繊細な起毛加工を両面に施しており、表でも裏でも肌当たりの良いふんわりとしたタッチが味わえるのも◎。
アイテム7
『トゥモローランド』ウールツイード 5Bベスト Harris Tweed
英国・ハリス ツイード社定番のフェザーウェイトの服地を用いたベストは、表情豊かでウォーム感ある見た目が特徴。アジャスターベルトのバックルに英国の付属メーカーのパーツを使うなど、細かなディテールにもこだわりが光ります。同素材のジャケットとのセットアップも可能。
アイテム8
『スーツセレクト』TRAVEL ジレ
吸水速乾性に優れたクールマックス(R)を採用したスーツベスト。夏に適した素材を用いていますが、ジャケットとの相性も抜群なので、季節の変化に合わせてさまざまなレイヤードを楽しむことができます。コーデュロイのような細畝が縦のラインを強調し、視覚的にすっきり見せる効果も。
アイテム9
『コムサ・メン』CERUTTI GENOVA シャンブレーツイル セットアップベスト
生地の生産から販売までを一貫しておこなっているイタリアの生地メーカー、チェルッティ社の「ジェノヴァ」を使ったスーツベスト。この生地はジーンズの語源ともいわれているイタリアの地名に由来し、その名の通りジーンズのような杢調の風合いが特徴です。きちんと感はそのままに、どこかこなれた雰囲気も手に入れられますよ。
アイテム10
『シップス』フォーマル ハウンドトゥース ベスト
1663年から続くイタリア・ビエッラの老舗ウールメーカー、ヴィターレバルベリカノニコ社。同社のスーパー110’Sを原料にしたペレニアル生地を使ったベストがこちら。上品なツヤ感がありながらも耐久性が高く、さらにはシワの復元力にも優れています。さりげなく存在感を醸すハウンドトゥースも印象的。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『グリーンレーベル リラクシング』 GLR CLOTH サージ 5B スーツベスト
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『グローバルワーク』 ストレッチTRベスト
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『タケオキクチ』 シャイニーヘリンボンストライプ ベスト
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『クラウデッドクローゼット』 NARROW 杢チェックベスト
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『パーフェクトスーツファクトリー』 EDWIN ベーシックベスト
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『ドレステリア』 レッドペーン グレンチェックジレ
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『トゥモローランド』 ウールツイード 5Bベスト Harris Tweed
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『スーツセレクト』 TRAVEL ジレ
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『コムサ・メン』 CERUTTI GENOVA シャンブレーツイル セットアップベスト
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『シップス』 フォーマル ハウンドトゥース ベスト
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