日本から世界へ。オニツカタイガーの人気スニーカー9選

日本から世界へ。オニツカタイガーの人気スニーカー9選

ハイテクスニーカーが隆盛するなかでも、レトロスニーカー人気は衰えていません。特に大人に推奨したいのが、海外でも人気爆発中の復刻ブランド『オニツカタイガー』です。

山崎 サトシ

2018.10.12

オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)
スニーカー

『オニツカタイガー』ってどんなブランド? 

『オニツカタイガー』の歴史は古く、1949年に鬼塚喜八郎氏によって神戸で設立されました。当時、競技用シューズのなかでも特に生産が困難とされていたバスケットボールシューズを手掛けたことをきっかけに、さまざまなスポーツ靴の開発を行って規模を拡大。1960年代に入ると『ナイキ』の前身会社であるBRS社が米国での代理店となり、西海岸を中心に大ブームを巻き起こします。しかし、オリンピック景気にも徐々に陰りが見え、業績が悪化。『オニツカタイガー』を展開するオニツカ株式会社は1977年に他社との経営統合を行い、『アシックス』へと改名します。このタイミングでブランドは消滅することとなりました。

その25年後の2002年、ヨーロッパでレトロシューズが大きなトレンドとなったことを受けて、アシックス社が『オニツカタイガー』ブランドをリバイバル。2003年にオープンした東京直営店を皮切りに、パリやロンドンなど主要な大都市にショップを展開していきます。東京コレクションにも登場するなどファッションシューズとしてのイメージを強く打ち出し、新生『オニツカタイガー』は広く知られることとなりました。

あのハリウッド映画でも着用された『オニツカタイガー』

日本国内での人気はもちろん、欧州や米国での支持率も高い『オニツカタイガー』。先程述べたようにヨーロッパでのレトロスニーカー人気の再燃も海外で売れている大きな理由ですが、世界的なブレイクにもっとも貢献したのはやはり2003年公開の映画『キル・ビル』でしょう。日本を舞台とした同作において、主人公であるユマ・サーマン氏演じるザ・ブライドが『オニツカタイガー』のシューズを着用したことで話題を集めました。

オニツカ株式会社時代を彷彿とさせるレトロスポーティなデザインに、“ハリウッド映画で着用”という高いブランドイメージ。その2つがクロスオーバーした『オニツカタイガー』は、高感度な日本発のグローバルシューズブランドとして不動の地位を獲得。ジャレッド・レト氏やエマ・ワトソン氏といったハリウッドスターが愛用している事実も、人気の高さを裏づけていますね。ディスカウントショップでは販売しないなど、ファッションシューズとしてのイメージ戦略も徹底しています。

なお、『オニツカタイガー』は『アシックスタイガー』と混合されがちですが、両者は別ブランドなのでご注意を! アシックス社が手掛けるファッションシューズブランドという点は共通ですが、『アシックスタイガー』は1980年代〜1990年頃に人気を集めた競技用シューズをモチーフとしており、『オニツカタイガー』とはアプローチが異なります。

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普通のスニーカーと少し違う? 注意したいサイズ感

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代表作の「メキシコ66」を筆頭として、『オニツカタイガー』のモデルは通常のスニーカーと比べてやや横幅が細身なモノが多くなっています。ゆえにシルエットは美しいのですが、いつも通りのサイズを選ぶと少しキツく感じることもあるかもしれません。そのため、基本的にはハーフサイズアップして着用するのがおすすめです。もちろんモデルによってシルエットも異なるので、購入する前はショップでの試着を忘れないようにしましょう。

定番から新作まで、気になるモデルを一挙紹介

ブランドについて理解したところで、ここからは『オニツカタイガー』の必携モデルをカテゴリー別にご紹介。クラシックかつ洗練されたプロダクツは、大人の足元をあか抜けた印象へと導いてくれます。

▼1:『オニツカタイガー』を語るうえで外せない定番3モデル

まずはブランドを象徴するマスターピースをレコメンド。ビギナーはまずここから押さえておくと良いでしょう。3モデルいずれも優れた汎用性を誇るので多彩なスタイリングとマッチしてくれますが、特に大人めコーデとは抜群の相性!

モデル1メキシコ66

1961年発表のトレーニングシューズ「リンバーアップ」と、1966年に開発されたオニツカタイガーストライプ初搭載モデル「リンバー」のデザインを掛け合わせて作られた逸品。1960年代の雰囲気を残したレトロなデザインが最大の魅力です。

着こなし例品良いニットコーデにスポーティさをプラス

スリッポンタイプの「メキシコ66」を着用。きれいめなボーダーニットを主役としつつ、足元で旬なスポーティテイストをMIXして今っぽく仕上げています。すらっとスリムなフォルムのスニーカーなので、ニットのような品良いトップスとも難なく順応します。

モデル2セラーノ

1970年代に開発された陸上スパイクシューズからインスパイアされて誕生。薄底の軽快なスタイルが印象的で、前足部分が少し巻き上がったソールもポイントです。また、クッション性に優れた作りとなっており長時間の着用にも向いています。

着こなし例トラッドな着こなしに足元で抜け感を出す

ステンカラーコート×タートルネックニットのコンビで、トレンドのブリティッシュトラッドコーデを形成。ただし、生真面目な雰囲気になりすぎないよう革靴は避けて「セラーノ」を投入し、さり気なくカジュアル&リラックスムードを落とし込んでいます。

モデル3ローンシップ

1974年に発売されたテニスシューズ「ローンシップ30」をデザインの基盤としたモデル。アウトソールの意匠やヒールパッチはオリジナルの特徴を継承しています。足ムレ軽減のためにベンチレーションホールを設けるなど、快適さへのアプローチも光る1足。

着こなし例ホワイト同士のコンビネーションでクリーンさを加速

ボトムス&スニーカーともにホワイトでリンクさせた、クリーンさ漂う秋コーデ。トップスもモノトーンカラーで徹して一体感をアップさせています。「ローンシップ」はテニスシューズがモチーフのシンプルな1足のため、こういったスマートな着こなしとも親和性があります。

▼2:いち早く押さえたい。『オニツカタイガー』の最新モデル

続いては、周囲と差別化を狙える『オニツカタイガー』の最新モデルをピックアップ。デザインをピリッと効かせた、アクセント効果の高いモデルがずらりと出揃っています。

アイテム1メキシコ 66 ミッドランナー デラックス エスエイチ

日本の職人魂を世界に発信する「ニッポンメイド」シリーズより新着。厚みのあるシャークソールによって生み出される独特なボリューム感が目を引きます。さらに、アドバンバフ加工によって、アッパーのつま先とかかと部分にうっすらと下地の色を見せたさり気ないデザイン性も大人を魅了します。

アイテム2ジーエスエム イーエックス

取り外し可能なタッセルが装着されており、スニーカーでありながらどことなくドレッシーな顔つき。スラックスと合わせてもおもしろそうですね。なお、インソールには衝撃吸収性に秀でたオーソライトソールが使われており、ストレスフリーな履き心地も味わえます。

アイテム3ファブレ ニッポン ロー

インディゴ染料で刷毛(はけ)染めした、手の込んだ一品。わざとムラ感が出るように職人の手によって1足1足刷毛で塗り込み、その後ブリーチ加工によって色落ち感を表現しています。履き込むことで一段と風合いが増すので、じっくり愛用していきたいところ。

▼3:こちらも見逃せない。その他の『オニツカタイガー』人気モデル

最後は多くのファンから愛される『オニツカタイガー』の人気モデルをご紹介。ベーシック&レトロなデザインのモデル群は、大人カジュアルの足元にぴったりです!

アイテム1タイガー アリー

かつて人気を博したジョギングシューズ「アライアンス」がモチーフ。ヒールカウンターによって高い歩行安定性を叶えたほか、衝撃緩衝材のフューズゲルのおかげで、足に負担がかかりにくくなっています。無駄を省いたプレーンなデザインで、コーデのテイスト問わず着用できます。

アイテム2タイガーコルセア

1970年代のジョギングブームで愛されたトレーニングシューズ「タイガーコルセア」が現代に復活! オリジナルモデルに極めて近いシルエットで再現されており、ツウな大人から人気を集めています。70年代テイスト満点なカラーリングも魅力的です。

アイテム3モンテ クリース

こちらの源流は1950年代の登山用シューズ。アウトドアテイストな装飾を削ぎ落とし、ファッショナブルなデザインへと昇華しています。加えて、シュータンとアッパーが一体化したモノソック構造のため、履きやすさに関しても文句ナシ。自分好みに紐の結び方をアレンジできるので、足元で個性を発揮したい人にぴったりです。

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