
リモワのスーツケース。高級感溢れるルックスが、おしゃれな大人を魅了する
『リモワ』といえば、旅慣れた大人たちから圧倒的な支持を集めるスーツケースのリーディングブランド。大人が魅了される理由、さらにはシリーズの種類まで一挙お届け。
大人の憧れ! 『リモワ』ってこんなブランドです
『リモワ』は、1898年にポール・モルシェック氏がドイツのケルンで立ち上げたブランドで、当初は欧州の上流階級の人々に向けレザー製の旅行鞄を作っていました。1930年代からは息子のリチャード氏に事業をバトンタッチ。欧州全土が深刻な革不足に陥る中、彼は航空機に使われていたアルミニウムに着目。1935年にアルミニウムトランクを完成させました。
1937年に一般市場に展開すると、広く認知され世界中で人気に。1950年にはアルミニウム合金(アルミニウム×マグネシウム)を用いることでさらに耐久性を高めたトパーズを発表。今なお定番として続く同作の大ヒットによって、『リモワ』はスーツケースブランドとして揺るぎない地位を確立しました。
愛されるのには理由がある。『リモワ』のスーツケースの魅力
ドイツが誇る由緒正しきスーツケースブランド『リモワ』の魅力を、3項目に分けて徹底解説。長年にわたってワールドワイドに支持を得ているのは、ちゃんとした理由があるんです。
魅力1
独自のリブ加工による優れた耐久性
『リモワ』のスーツケースには、ご覧のとおり表面に凹凸がつられています。これはリブ加工と呼ばれるもので、平面な金属板と比較して耐久性を飛躍的に高める効果があるのです。1930年代当時にドイツの最新鋭航空機であった、ユンカース52の外板設計技術から着想を得たディテールです。
そんな工夫が実現した耐久性は、まさに圧倒的! なんと15階の高層ビルから落としても、中に入っているものを保護してくれるのだとか。キャスター部分やハンドルなどをこまめに修理すれば、半永久的に使えます。もちろん価格的には高く見えますが、長い目で見ると頻繁に買い替えるより安く上がるわけです。
魅力2
使い込むほどに出る味が、大人の持ち物としての風格を生む
TASCLAP世代が愛するデニムや革靴のように、使えば使うほどに味が深まるというのも見逃せない利点です。愛用による凹みや傷は、本来デメリットになってしまいそうなもの。ですが『リモワ』の完成されたスーツケースは、それを味として昇華するポテンシャルを持っているんです。
ピカピカの『リモア』もいいですが、使い込んでいくうちについた擦れた傷やテープの跡も、味があってなかなかいいものです。それらの傷を見るたびに、楽しかった旅の思い出がよみがえるかもしれませんね。
魅力3
他ブランドにはない高級感とスタイリッシュさが楽しめる
そして何より、『リモワ』のプロダクトは理屈抜きに“カッコイイ”んです。上質さとスタイリッシュ感をあわせ持ったそのルックスは、他のブランドと確実に一線を画しています。持つだけでコーディネートの格上げをかなえられる、そんなスーツケースブランドは、もちろん洒落者たちも愛用中!
旅行に携行するだけで、洒落感を装えるのが『リモワ』の強みです。高級感溢れるマットな輝きと重厚感。普通のスーツケースでは、これほどまでスタイリッシュに決まりません! ……というと、言い過ぎでしょうか?
『リモワ』のスーツケース。正規品と並行輸入品それぞれの特性は?
国内の正規店で買うメリットは、何といっても安心感。商品知識豊富な専門スタッフのアドバイスを受けながら購入できますし、アフターサービスについても100%安心できます。一方、並行輸入品の魅力は何といっても安さにつきます。為替などにもよりますが、多くの場合は正規品よりも数割安価に購入することが可能。ただし、場合によっては傷ものや模造品、あるいは保証書がないものをつかんでしまうケースも……。必ず信頼性の高いショップで購入するようにしましょう。もちろん、きちんと下調べができる人は並行輸入品を買うのも1つの手といえます。
自信があるからこその、5年保証。『リモワ』のスーツケースの修理について
『リモワ』のスーツケースには、なんと5年間もの修理保証がついています。多くのブランドが2~3年程度ということを考えると、これは心強いポイントですね。適切な使用の範囲内でのトラブルなら、保証期間内であれば、たいてい無償にて修理してもらえます。海外で購入した『リモワ』であっても、ギャランティカードのつく出自の確かなものであれば期間内は修理OK。基本的には国内の直営店に持ち込むのがベターでしょう。
『リモワ』のスーツケース。間違いがないよう、サイズ感が知りたい!
『リモワ』から展開されているスーツケースの大きさは、写真の通り実にさまざま。宿泊日数によって、その大きさも異なるので、選ぶときは容量を確認するようにしましょう。ちなみに、そこそこ重量があるアイテムだけに“大は小を兼ねる”という選び方は避けたほうが良いでしょう。普段の旅行を思い出しながら、適切なサイズを手に取りたいところです。
迷ったらまず検討したい、『リモワ』のスーツケースお届け!
最後は、『リモワ』が展開しているスーツケースを一挙公開。さまざまなバリエーションが用意されているので、自身のライフスタイルに合わせてピックアップすると良いでしょう。
モデル1
トパーズ
これなくして『リモワ』は語れない、ブランドを象徴する大定番ロングセラーモデル。ファッション業界内にも、多くの愛用者がいます。初代の登場から60年以上が経つ今も、不動の看板ケースとして君臨しています。外側には鞄を引っ掛けられるフック、内部には2枚のディバイダーが付属するので非常に便利。また、頑強で風合いの良いアルミニウム合金は凹みがついてもサマになります。サイズ展開も豊富なので、ぜひチェックを。
モデル2
トパーズ チタニウム
各種ファンクションは上で紹介した「トパーズ」とまったく同じですが、シャンパンゴールドカラーのアルミニウム合金を用いることでラグジュアリー感を出しているのが特徴。その華やかなカラーリングもあり、引いているとかなり目を引きます。周囲と差別化を図りたい人におすすめしたい、ハイエンドな逸品です。ただし、多少「トパーズ」よりもプライスがアップします。
モデル3
トパーズ ステルス
こちらも「トパーズ」のバリエーションシリーズのひとつ。マテリアルはほかと同じくアルミニウム合金なのですが、表面にマットブラックの塗装が施されているために、まるでステルス機のようにクールな&シャープな雰囲気を放っています。使い込むとこの塗装が徐々にはげてきてシルバーのアルミ合金が露出し、なんともいないこなれたムラ感が生まれるんです。
モデル4
クラシック フライト
スクエアなボディーシルエットやレザー巻きされたハンドルで、その名の示すとおりクラシックなムードを演出しているのがこの「クラシック フライト」です。内装に飛行機柄を散りばめたユニークなファブリックを用いているのも見どころ。マテリアルはこちらもアルミニウム合金で、価格はフラッグシップの「トパーズ」よりも少しだけ抑えめの設定となっています。
モデル5
サルサ
絶対的な強度を備えるうえ、-100度~+125度の温度変化にも耐えるポリカーボネート樹脂を使ったシリーズ。この素材は、機動隊のシールドで用いられるほどにハイクラスなものなんです。それでいて軽量性も抜群とあり、言うことなし。アルミニウム合金製のケースと比較してかなりライトウェイトなので、軽快に動きたい人向きのモデルと言えるでしょう。
モデル6
サルサ デラックス
前出の「サルサ」をベースとしつつ、さらに機能性をアップさせたのが「サルサ デラックス」。具体的には内装にディバイダーが1枚プラスされ、外側にはバッグホルダーが仕様されています。メタリックな表面加工を施したポリカーボネート樹脂を使っているのもキーポイント。“デラックス”の名に冠するにふさわしい、機能性&デザインともに一切隙のないプロダクトです。
モデル7
サルサ エアー
「サルサ」シリーズの中はもとより、『リモワ』のスーツケース全体で最軽量を誇るのがこのモデル。なんと、「サルサ」と比べて約4分の3程度の重量となっているんです。写真は比較的コンパクトなサイズですが、105Lモデルでもたった3.7kgしかありません。もちろん、テレスコープハンドルやTSAコンビネーションロックといった『リモワ』を象徴するディテールは踏襲しているので、使い勝手に関しても申し分ありません。『リモワ』ブランドは持ちたいけど、重量がネック……と思っていた方は、体験してみてください。
モデル8
エッセンシャル スリーブ
デザインの基盤を「サルサ」に持ちつつ、ボディの前面に収納ポケットがセットされている「ボレロ」。そのモデルをさらにリニューアルしたのが、こちらの「エッセンシャル スリーブ」です。ジップを開けるとその中には複数のポケットが装備されており、デジタルガジェットや書類などを仕分けて入れることが可能です。ビジネスユースに特化したモデルと言えます。単体で持ち運ぶことができる、ラップトップケースが付属するのも魅力的。
モデル9
ボサノバ
クラシカル&ラグジュアリーな雰囲気がお好きな方には、この「ボサノバ」がおすすめ。四方の角と取っ手の部分には飾りミシンの入った本革があしらわれており、内装も全面にパラシュートと同程度の強度を持つキルティング素材が使用されているなど、高級感も強度も共に申し分ないモデルです。もちろんTSロック(旧TSAロック)対応で、アメリカ圏への渡航も盤石。
モデル10
リンボ
ポリカーボネート製のスーツケースなのですが、「トパーズ」などのアルミニウム合金ケースの要素を取り入れているのがリンボの特徴。通常、ポリカーボネート製はファスナーオープンスタイルをとっているのですが、この「リンボ」は「トパーズ」と同じフレーム式の開閉構造に。また、コーナーがアルミニウム合金によって補強されています。ポリカーボネートケースとアルミケースのイイとこ取りが◎。
ファッショニスタがこぞって愛する『リモワ』
ファッショニスタに愛用者多し!洒落者たちのスタイリッシュな『リモワ』スタイルをご紹介します。
コーデ1
ちょっとした出張には、一回り小さい『リモア』が取り回し軽快!
落ち着いたグレーのスーツ、そしてレザーシューズを合わせた王道のビジネスセットアップ。着こなしに合わせてスーツケースも同系色のシルバーを選択しています。これぞ”デキる男”という印象で非常に頼もしく見えますね。『リモワ』といえば海外旅行、海外出張のイメージが強いですが、小さめのモデルをブリーフケースと併用することで取り回しもしやすくなります。良く取り出すものをブリーフケースに、着替え類は『リモワ』に……、と使い分けると良いでしょう。
コーデ2
リゾーティなTイチスタイルも、グッとラグジュアリー見え
Tシャツにスラックス、サンダルのような大人のリラックススタイルにも『リモワ』のスーツケースは大いに活躍します。ご覧の通り、ラフな着こなしも持っているだけであら不思議、締まって見えますね。シンプルなデザインながらリブ加工により主張もしてくれるので、こんなミニマルな着こなしとも相性が良いというわけです。
コーデ3
かっちりスタイルの“ハズし”に、発色の良い一品を
ジャケット、パンツともに控えめなカラーリングでまとめたジャケットコーデ。だからこそ、パープルで彩られた『リモワ』の「サルサ エアー」がスタイルアクセントとして奏功します。スーツケースを着こなしのハズしで使う……なんていうのも、なかなかに小粋でいいですね。
コーデ4
大人カジュアルのスタイルにも、“デキる男”の空気をプラス
ロングコートにマフラーというどこかクラシカルな装いにも、もちろん『リモワ』のスーツケースはマッチします。落ち着いた着こなしに、さらに質実剛健なイメージをプラスすることができることでしょう。全体をシックな色味でまとめれば、シルバーとのコントラストも楽しめるはずです。
コーデ5
ゆったりとしたスタイリングの中で、主張あるシルバーが引き締め役に
こちらもまた、シンプルなコーディネートにシルバーの『リモワ』のスーツケースでスパイスを加えたグッドサンプル。全体的にゆったりしたアイテムを選んでいますが、さりげなくスニーカーにメタルカラーを選んでスーツケースと揃えているところが◎。質実剛健なルックスが、良きパパ像を描きます。
コーデ6
ステッカーでアレンジした『リモワ』が、旅慣れた男のイメージを創出
アクティブな印象のスケーターテイストのストリートミックスと『リモワ』のスーツケース。相性があまり良くなさそうなイメージですが、そんなことはありません。『リモワ』のレトロな中ににじみ出るマテリアルのキャッチーさが見ての通りハマるというわけです。ステッカーでカスタムすればなおグッド。旅慣れた、こなれた男の像を自分に重ねることができます。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『リモワ』 トパーズ
-
『リモワ』 トパーズ チタニウム
-
『リモワ』 トパーズ ステルス
-
『リモワ』 クラシック フライト
-
『リモワ』 サルサ
-
『リモワ』 サルサ デラックス
-
『リモワ』 サルサ エアー
-
『リモワ』 エッセンシャル スリーブ
-
『リモワ』 ボサノバ
-
『リモワ』 リンボ
掲載アイテムをもっと見る(-2商品)
KEYWORD関連キーワード
- リモワ(RIMOWA)
- バッグ
- スーツケース・キャリーバッグ
- 旅行