
ライダースジャケットのコーデサンプル集。シングルもダブルもおしゃれに着こなそう
無二の存在感を放ちながらも、実は優れた着回し力をも備えたライダースジャケット。タフさが魅力のダブル、洗練された印象のシングル。それぞれどう着こなすべきかを解説。
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優れた防寒性と男らしさはライダースジャケットにお任せを
バイカーのための機能性ウェアとして誕生したライダースジャケット。その魅力を一言で表すならば“男らしさ”。吹きすさぶ風や転倒の怪我から身を守ってくれるレザー素材は、防寒性も高くタフそのもの。ショート丈や襟の形状、ファスナーの配置も、すべてバイクに乗った際の機能性に由来し、着込むごとに体に馴染んでいき、育てる楽しみも味わえる。ワードローブに1着あるだけで格上げしてくれる“男の勝負服”の決定版といえよう。
シングルか、ダブルか。ライダースジャケットを手にするなら印象の違いを押さえよう
ライダースジャケットを取り入れる上で浮上する問題が、“シングル”か“ダブル”かという選択。ブレスト(胸部)の合わせ方で大別されるのだが、それによりルックスが大きく変わるため、着こなす際に押さえるべきポイントも異なる。まずは、両者の違いを知るところから。前立てを重ねずに留める“シングル”は、シンプルで洗練された表情。着回しやすさの面でも優秀だ。ベースとなるトップス次第で雰囲気が変わるのでその点を意識してほしい。
“ダブル”はフロントが重なる仕様を指し、エポーレットやウエストベルトなどのディテールの数々が“男くささ”を醸し出す。ゆえに意識すべきはボトムス選び。武骨なテイストで合わせるならデニムパンツ、上品さを取り込んで対比を演出するならば、スラックスやチェックパンツなどなど。要はいかに変化をつけて“こなれ感”を演出するかが重要だ。
ライダースジャケットを、よりかっこよく着こなすために。おしゃれなコーデサンプル集
“シングル”と“ダブル”の違い、そしてそれぞれを着こなす際に押さえるべきポイントも理解したところで、いよいよライダースジャケットのコーデサンプル集をチェック。定番アイテムだからこその汎用性の高さが、十人十色の着こなしをもって改めて実感いただけるに違いない。
▼シングルライダースを使ったお手本コーデ
着こなし1
色数を抑えつつ、清潔感ある白Tでシンプルに
シングルライダースは、得てしてきれいめな着こなしに偏りがち。とはいえTASCLAP世代にはストリートテイストを好む人も多いはず。そこでこんなコーデを提案したい。ライダースの下はTシャツ、濃紺色のデニムパンツはストレート。足元のローテクスニーカーとインナーの白が清潔感を漂わす。さらにキャップを合わせれば大人のストリートが完成。
着こなし2
爽やかな白シャツを重ねて、クリーンに着こなす
ライダース×ジーンズという構成要素は上の着こなしと同じでも、こちらはインナーに清潔感ときっちり感を兼備した白シャツを選択。裾を出していてもジャストなサイジングだからダラしなさは皆無。さらに白やライトブルーといった薄めの色使いのアイテムを合わせることによって、レザーの重厚感が打ち消され、爽やかな着こなしと相なった。
着こなし3
落ち着きのあるブラウンを、同系色レイヤードで
そのミニマルな意匠がゆえ、素材によってグッと雰囲気が変わるのもシングルライダースの面白み。今旬のブラウンカラー&フェイクスエード素材で増した温かみと落ち着きを、重ねた同系色のハイネックカットソーがさらに強める。対するボトムスはスキニーシルエットだ。足元のシューズも黒を選ぶことで全体の統一感に貢献。真似しやすいのでぜひ挑戦したい着こなし。
着こなし4
リラックス感のあるオーバーオールともマッチ
上と同様にこちらのライダースも、雰囲気があるのに手入れが簡単なフェイクスエード仕様。深みのあるカーキの色合いは汎用性に優れ、写真のような難易度の高いオフホワイトのオーバーオールだって、難なく受け入れてくれる。リラックス感のあるボトムスは、シャープなシングルライダースで引き締めるのが正解だと証明するグッドサンプルである。
着こなし5
カジュアルダウンの妙技“フーディとの重ね着”
余計なデザイン性を排除したシングルライダースと、首周りにアクセントを生み出すフーディ、両者の相性の良さはよく知られたところ。ここでは柔らかな印象を与えるベージュをインナーに挿し込むことで、レザー素材特有の男くささを緩和。さらにシックな色合いのチェック柄スラックスと小物使いでハズすことにより、カジュアルダウンに成功している。
▼ダブルライダースを使ったお手本コーデ
着こなし6
白Tシャツ×スリムデニムでロックコーデを構築
シュールなプリントが施された白Tシャツに細身のジーンズを合わせて、まずはシンプルなロックスタイルから。ここでのポイントはライダースとインナーの着丈バランスである。腰周りをやや着丈の長いインナーでカバーしているため、男くさくならず程良いカジュアル感。さらに足元をテック感のあるランニングスニーカーでハズしたのも正解だ。
着こなし7
下半身はスポーティに。軽やかさと男らしさを両取り
ジーンズと並んで、メンズカジュアルの定番ボトムスに挙げられるミリタリーパンツ。とはいえカーゴタイプでは本気度が高く、どうにも野暮ったい。そこでミリタリーテイストは色合いで取り入れつつ、運動性に優れたジョガータイプを選ぶというのはどうだろうか。スポーティなフーディ&足元のスニーカーが相まって、軽やかな印象も手に入る。
着こなし8
黒のワントーンコーデで馴染ませ、アクセントに
主張の強さから敬遠されがちなダブルライダースも、全身ワントーンで馴染ませれば程良きアクセントとなってくれる。彼の場合、インナーのシャツを光沢のあるサテン地のプルオーバータイプにしたことで、黒一色の中でも質感の違いが生まれ、奥行きのある着こなしに。さらにくるぶし上の絶妙な丈感をキープしたボトムスが、全体をスッキリと見せている。
着こなし9
トラディショナル&カジュアルで、武骨さを軽減
ダブルのライダースは武骨さが魅力だが、タウンユースでは、その武骨な雰囲気をいかに抑えるかが重要。ならば、もっとも簡単なのがトラディショナルできれいめなアイテムとの合わせ技。キャメルカラーのニットに白シャツのレイヤリング、ダークトーンのチェックパンツとローテクスニーカー。きっちり感とカジュアル感の対比も実に見事である。
着こなし10
クラシカルな色合いを強め、タフながらも品良く
ダブルの武骨さとシングルの洗練さを併せ持つセミダブルタイプのライダースは、タートルネックの首元で上品に演出。黒を基調とした着こなしに、軽さを加える明るいカラーのチェック柄スラックスはしっかりタックインで。足元にレザーシューズを持ってきたことで、クラシカルな色合いもより濃くなり、タフで品の良い大人の着こなしが完成した。
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