
ウエストポーチでもっと気軽に出掛けよう。おしゃれで便利な18のおすすめ
“省・荷物化”が進む現代のデイリーユースにぴったりなバッグがウエストポーチ。コンパクトゆえ、コーデのアクセントにも適任です。着こなし例からおすすめ品までご紹介!
必要なものがちょうど良く収まる。小ぶりなウエストポーチは現代の良き相棒だ
最近は小ぶりなバッグの支持率が高まっています。ミニショルダーバッグやサコッシュなどとともに、ウエストポーチも抜群の人気を獲得。ウエストに巻くのはもちろん、ボディバッグのように肩掛けできるのが重宝される理由です。
ウエストポーチはもともと小ぶりなサイズ感で、外出時に携行する持ち物が少なくなっている現代にぴったり。もともと定番バッグとして親しまれてきたデザインなので、大人が使いやすいのも大きなポイントです。フィット感が高く、コーディネートに取り入れやすいのも人気の理由。ウェア類と馴染ませたり、アクセントとして効かせたりして着けこなしを楽しむことができます。
カジュアルなデザインなので基本的にはオフ用のバッグですが、服装の自由化が進む今となっては通勤用としても便利。職場のドレスコードがカジュアルコーデ可で、オフィスにパソコンや書類を置いておくことが多い人は仕事用としてウエストポーチを使うのもおすすめです。両手が空くうえ、着用時にズレることがないので、自転車に乗る際や旅行する際も重宝。この機会にウエストポーチをぜひ活用してみてください!
ウエストポーチを選ぶなら、まずは3つの代表的フォルムをチェック
ひと口にウエストポーチといっても、フォルムの種類はいろいろあります。ここでは主要なフォルムを3つ取り上げ、それぞれの特徴を解説。見た目だけでなく使い勝手に違いも出てくるので、その両面から最適なフォルムを選びましょう。
フォルム1
三日月型
もっとも体にフィットするフォルムが三日月型。体に触れる面をカーブさせてフィット感を高めているタイプもあります。トップにマチを設けつつ、底のマチは省いてスマートに仕上げている形状が定番。底に幅がないので収納力は低くなりますが、小物類なら十分に入ります。フィット感の高さを生かし、トップスと一体化させてコーディネートしましょう。
フォルム2
ラウンド型
楕円形のフォルムがラウンド型です。上下も左右も対称に近い比較的シンプルな形状で、レトロなムードやアウトドアなテイストを感じさせるデザインが定番。アウトドア由来のマウンテンパーカーなどと特に相性抜群です。曲線の多いデザインでマイルドなイメージが演出できるのもポイント。その魅力を生かすなら、アースカラーやナチュラルな素材のウエストポーチを選ぶのがおすすめです。
フォルム3
スクエア型
シャープなイメージやクールな印象を振りまく四角形のフォルムがスクエア型。マチが深いタイプはボックス型と表現されることもあります。いずれにせよ、収納力に優れているのが大きなポイント。平面的なフロントを生かし、機能的ディテールや使いやすいポケットを搭載しているのが定番です。存在感の強いフォルムなので、コーディネートのアクセントとして活用するのがおすすめ。
人気ブランドから選り抜き。ウエストポーチのおすすめアイテム18選
ここからは、おすすめのウエストポーチをピックアップしてご紹介。ブランドのテイストを3つに分け、ウエストポーチのテイストや特徴を把握しやすいようにご紹介していきます。普段のコーディネートや自分の好みに合うウエストポーチを見つけ出してください!
▼その1:「スポーツ&アウトドア系ブランド」のおすすめウエストポーチ
両手が自由になるウエストポーチは、アウトドアのアクティビティやスポーツなどでも重宝。スポーツブランドでは定番のアイテムになっています。そこでまずは、アウトドア系を含むスポーツ系ブランドのおすすめウエストポーチをご紹介します!
アイテム1
『ナイキ』スポーツウェア ヘリテージ ウエストパック
シンプルな三日月型のウエストポーチです。ロゴとスウッシュが『ナイキ』であることを主張。そのプリントがコーディネートのアクセントにもなります。メッシュ地の内ポケットを備えているので小物を分けて収納でき、使い勝手も良好。カーキ以外にブラックやピンクも展開しています。
■DATA
W40×H14×D8cm
アイテム2
『アディダス』ウエストバッグ
フロントのフラップ部分にレイアウトしたロゴまでブラックで統一。クールなデザインが魅力です。内側のメッシュ製オーガナイザーに加え、フロントのポケットで荷物の整理も簡単。背面部分がメッシュ地になっていて蒸れを防ぐため、ランニング用のバッグとしても重宝します。
■DATA
W36×H13×D7.5cm
アイテム3
『ザ・ノース・フェイス』ランバーパック
人気のアウトドアブランド『ザ・ノース・フェイス』も、複数のウエストポーチをリリースしています。これはスタンダードな仕様のウエストバッグで、容量4Lのサイズ感がデイリーユースにぴったり。街で使いやすいのはブラックのワントーンタイプですが、レトロなアウトドア調が強いバイカラータイプも狙い目です。
■DATA
W37×H15×D7cm
アイテム4
『アークテリクス』マンティス1 ウエストパック
人気を集めていた『アークテリクス』の「マカ」が「マンティス」としてリニューアル。表地を変更することで耐久性を高め、高さをなくしつつ幅と奥行を増やすことで容量がアップされています。とはいえ「マンティス1」はかなり小ぶり。一回り大きい「マンティス2」もセレクトできます。ブランドを象徴する始祖鳥のアイコンはしっかりと継承。
■DATA
W22×H16×D6cm
アイテム5
『グレゴリー』テールランナー
アウトドア系のバックパックで人気の『グレゴリー』も、いくつかのウエストポーチをラインアップしています。この「テールランナー」はもっともスリムなタイプで、軽量性も魅力。アクティブに動き回る日に最適な逸品です。「テールメイト」をはじめとする他のウエストポーチも要チェックです!
■DATA
W38×H12×D8cm
アイテム6
『マムート』セオン 2WAY ウエストパック
スクエア型のウエストパック。トップのハンドルを持つことでハンドバッグとしても使える2WAY仕様がユーティリティです。フロントの大きなポケットや内ポケットによって小物が整頓しやすい作りも特徴的。スイスのアウトドアブランドらしいシックなワントーンのデザインもポイントとなっています。
■DATA
W29×H17×D5.5cm
▼その2:「バッグブランド」のおすすめウエストポーチ
バッグ類はやっぱり、バッグ専業ブランドのアイテムが頼りになります。当然ながら、バッグブランドはウエストポーチの種類も豊富。ここでは、特におすすめの大人でも使いやすいウエストポーチを厳選してご紹介します!
アイテム7
『ポーター』タンカー ウエストバッグ
日本を代表するバッグブランドの代表的シリーズ「タンカー」のウエストバッグ。アメリカ空軍のフライトジャケットであるMA-1をモチーフにしたデザインが特徴で、経年変化が現れる金具を採用しています。カラーはセージグリーン以外にブラック、シルバーグレー、アイアンブルーを展開。いずれも内装はレスキューオレンジで、ミリタリーテイストが細部まで感じられます。ボックス型で収納力に優れているのも魅力。
■DATA
W28×H16×D13cm
アイテム8
『マンハッタンポーテージ』アリーキャット ウエストバッグ
メッセンジャーバッグで名高いニューヨークのバッグブランドも多数のウエストポーチをラインアップ。この「アリーキャット」は、ニューヨークの公道で行われるメッセンジャー主催の自転車レースからネーミング。500mlのペットボトルが収納できるサイズ感になっています。また、横長のスリムなフォルムが体にフィット。お馴染みのブランドタグがさりげないアクセントとして主張します。
■DATA
W46×H12×D6cm
アイテム9
『エフシーイー』ロービックエアー ウエストポーチ
バッグブランドを前身に持ち、現在も道具としての完成度を追求したバッグ中心のコレクションで人気を集めている『エフシーイー(F/CE.)』。スタイリッシュなデザインも特徴的で、ウエストポーチもシンプルでモダンな印象に仕上がっています。素材は新しく登場した「ロービックエアー」。中空糸を用いることで軽量性と耐久性を兼ね備えています。また、マットな光沢がレトロなムードも醸成。
■DATA
W38×H7×D1cm
アイテム10
『バッハ』ウエストポーチ
『バッハ』は1979年にアイルランドで生まれたバックパックメーカー。コレクションの中でも特にコンパクトなウエストポーチがこれで、三日月型のスリムなボディがコーディネートに馴染みます。小ぶりながらポケットがメインとサブの2つに分かれているので実用性も十分。
■DATA
W33.1×H13.4×D6.1cm
アイテム11
『パトリックステファン』レザースモール ウエストバッグ デミサークル 19
クチュールブランドなどで経験を積んだフランス生まれのデザイナーによるブランド。日本の伝統技術を取り入れながら、西洋と東洋の芸術的な美を融合させたレザーアイテムを提案しています。ミニマルでタイムレスなデザインが特徴的で、このウエストバッグもいたってシンプル。本体はレザーがメインで、金具をできるかぎり隠した仕様がリュクスな印象です。収納が2か所に分かれていて使い勝手も抜群。
■DATA
W19.5×H11.5×D8cm
アイテム12
『フェリージ』ナイロン×レザー ウエストバッグ
バッグや革小物を展開しているイタリアのブランドは、ナイロン製のビジネスバッグが代表作。その作りを継承したウエストバッグもリリースしています。ただし、レザーのパイピングを省いてよりシンプルな印象に。使いやすいコンパクトなサイズ感が絶妙です。上質な光沢を放つナイロン素材を使用し、キャメル、ブラック、ネイビー、レッドの4色を展開。
■DATA
W25.5×H15.5×D10.5cm
▼その3:「ハイブランド」のおすすめウエストポーチ
ラグジュアリー感や高級感があるブランドのウエストポーチをアクセントとして取り入れると、コーディネート全体がクラスアップした印象になります。ここでは、腰に巻くができるベルトバッグも含めて、おすすめ品を選りすぐってご紹介!
アイテム13
『コーチ』リーグ ベルト バッグ シグネチャー ジャカード
ニューヨークの名門ブランド『コーチ』もウエストポーチを提案。このモデルは、ジャカードの織柄で描かれた「C」のロゴがラグジュアリーな生地が印象的です。さらに、カーフレザーとのコンビネーションが上質感を演出。フロント側だけでなく背面側にもコンパートメントがあり、長財布などを分けて収納できるのもうれしい意匠です。見た目の印象より軽量な仕上がりもポイントに。
■DATA
W40.5×H16×D8cm
アイテム14
『エムシーエム』ベルトバッグ ヴィセトス スモール
ドイツ生まれのラグジュアリーブランド『エムシーエム(MCM)』は、ロゴを全面的にレイアウトしたレザーがアイコニック。このバッグにも代表的な素材を採用しています。伝統的なウエストバッグをスリムなアップデートしたモデルで、小物類を入れるのにちょうど良い大きさ。コーディネートに取り入れやすいサイズ感もポイントとなっています。メタル製のタグがリュクスなムードを放っているのも魅力的ですね。
■DATA
W32.5×H12×D7.5cm
アイテム15
『バリー』ハイポイント ヘルベット 10
スイス生まれの名門は、アイコニックな「バリーストライプ」をフロント中央に採用したウエストポーチを展開。スポーティなイメージが強いデザインですが、ベースがアメリカ産の高品質なレザーで高級感溢れる仕上がりです。コンパクトかつスリムなフォルムなのでアクセサリー感覚で使いやすく、コーディネートにラグジュアリーなアクセントが加味できます。
■DATA
W22×H13×D3cm
アイテム16
『プラダ』リナイロン ウエストバッグ
イタリアを代表するラグジュアリーブランドらしいシンプルなデザインの逸品。フロントのジップポケットの上にレイアウトされたメタル製のタグがアイデンティティを示しています。上質感溢れるナイロン製の生地は「リナイロン」。海から回収したリサイクルプラスチックを活用した再生ナイロン糸のファブリックを使用し、環境に配慮しています。
■DATA
W21×H13×D5.2cm
アイテム17
『ボッテガヴェネタ』ウエストポーチ
イタリアの人気ラグジュアリーブランド『ボッテガヴェネタ』といえば、レザーを編み込んだ「イントレチャート」を駆使した財布類が代名詞。そんな仕様を受け継いだウエストポーチもリリースしています。特にこのモデルは、シンプルなデザインで「イントレチャート」の魅力を強調。光沢感溢れる独特な表情でコーディネートをクラスアップしてくれますよ。
■DATA
W25×H15×D9cm
アイテム18
『バレンシアガ』ウィール ベルトパック イン ブラック
スペインのデザイナーがスタートさせたフランスのブランドは、大きなロゴを駆使したデザインでラグジュアリーストリートをけん引している存在です。このウエストポーチもロゴが主張。コーディネート全体のさりげないスパイスとしても活躍してくれます。素材はリサイクルナイロンで、マットな質感が上品。ロゴ以外をブラックで統一したカラーリングがクールで大人向きです。
■DATA
W24×H18×D10cm
主流は断然、肩掛け。ウエストポーチを活用したコーデ巧者5選
本来は腰に巻いて使うのがウエストポーチですが、最近は肩掛けしてボディバッグのように背負うのが主流。そんな持ち方でウエストポーチを生かした典型的コーディネートを解説するので、ぜひ参考にしてください!
コーデ1
シンプルな着こなしのアクセントに活用した基本形
無地のロンTにワイドパンツを合わせたシンプルなコーディネートがベース。ウエストポーチをプラスすることで、こなれ感がアップしています。テラコッタカラーのトップスに、ブラックのウエストポーチが映えているのもポイント。定番カラーのバッグでもアクセントになるという好例です。
コーデ2
存在感のあるウエストポーチが挿し色として主張
それぞれのアイテムが凝った作りですが、シンプルな無地のトップスにスタンダードなパンツを合わせたコーディネートという点は最初のお手本と共通。ただし、真っ赤なウエストポーチを合わせることでスパイスとして効かせている点が大きく異なります。個性を演出したいなら、挿し色になるウエストポーチを主張してみましょう!
コーデ3
アウターとウエストポーチを同色で馴染ませてクールに
ウエストポーチは薄手のアウターに重ねて身に着けることも可能。このお手本では、ショート丈ブルゾンとウエストポーチを同じカラーにすることで馴染ませ、クールで大人っぽいカジュアルスタイルにまとめています。ウエストポーチが大きめなので、コーディネートと一体化していても存在感は十分。ひとヒネりある印象へと導いています。
コーデ4
アウターの中にウエストポーチを忍ばせてもおしゃれ
シルエットに余裕のあるアウターを着る場合、インナーの上にウエストポーチを重ね、アウターのすき間から覗かせるというテクニックが実行できます。このお手本のように、レイヤード感を高めることができるのがポイント。さりげなくアクセントをプラスすることで、おしゃれな印象をアップすることができます。
コーデ5
ビッグシルエットのコートともウエストポーチは好相性
ゆとりがあってさらにレングスも長めのコートこそ、ウエストポーチとの相性が抜群。ウエストポーチのアクセントにより、縦に間延びした印象になるのを防ぐことができます。ウエストポーチはインナーの一部として使うのが基本。ただし、コートの上に重ねることも可能です。ウエストポーチの自分らしい使い方を模索してみましょう!
この記事の掲載アイテム一覧(全4商品)
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『エムシーエム』 ベルトバッグ ヴィセトス スモール
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『プラダ』 リナイロン ウエストバッグ
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『ボッテガヴェネタ』 ウエストポーチ
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『バレンシアガ』 ウィール ベルトパック イン ブラック
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