部屋着に見せない。スウェットパンツのおしゃれな着こなし方

部屋着に見せない。スウェットパンツのおしゃれな着こなし方

定番ボトムスとして定着したスウェットパンツ。リラックスできる快適な着用感が魅力的な半面、部屋着っぽく見せない着こなしも大切です。その攻略法を提案します!

平 格彦

2017.12.04

スウェットパンツ・リブパンツ
着こなし・コーディネート
スウェット

おしゃれ感もはき心地も。一挙両得のスウェットパンツ

スポーツMIXスタイル、1990年代のストリートテイスト、ワンマイルウェアといった複数の大きなトレンドに乗ってスウェットパンツが定番アイテムとして確固たる地位を築いています。こなれたムードが簡単に演出できるのも長所で、コーデのハズしやカジュアルダウンを狙う際に重宝します。はき心地も快適なので、もはや人気が衰えることはないでしょう。

ルームウェアに見えるのはNG! 大人が着こなす際の注意点とは?

見た目も着用感もリラクシングなのがスウェットパンツの大きな特徴ですが、大人なコーディネートに取り入れるには注意も必要です。それは、ラフな印象になりすぎて部屋着やご近所スタイルに見えないようすること。わかりやすいNG例は、上下スウェットのセットアップをメインにしてしまう着こなしです。また、全身をラフなアイテムばかりで揃えてしまうのも避けたほうが無難です。以下、大人っぽく着こなすポイントを追って解説していきます。

秋冬におすすめ。旬を押さえたスウェットパンツの大人な着こなしに挑戦!

実は、大人っぽく着こなすのはコーディネートの最低基準。そのうえで今季らしさも加味できればパーフェクトです。具体的なポイントを5つ紹介しますので、自分に合いそうなパターンを意識しながらチェックしてみてください。

着こなし1ロング丈の上品コートでエレガンスを加味

大人なスタイリングを築くための定石ですが、チェスターコートを筆頭とする上品なイメージのコートを合わせることで、コーディネート全体の品格を高めて大人っぽく仕上げることができます。フォーマルなチェスターコートに加えて、シンプルなステンカラーコート、トレンドのフーデッドコートなども狙い目。レングスが長めのシンプルなコートを選ぶことが重要です。

チェスターコートをシンプルに着崩すのが基本形

スウェットパンツはラフ感が出づらいブラック。美しいシルエットも上品です。そこにグレーのチェスターコートを合わせ、きれいめなカジュアルスタイルのベースを確立しました。さらにインナーも品の良いニットをセレクト。足元がスニーカーでも、大人なムードに仕上がっています。

上品なコートがあればスウェットパーカーを合わせても大人顔

スウェットの上下セットを着用するのはラフな部屋着に見えてしまうので避けるべきですが、パンツと色を変えてコントラストをつければ印象が大きく変わります。その上にチェスターコートを重ねれば、こなれ感や落ち着きのある大人なコーディネートが完成します。

ややカジュアルなフーデッドコートはダークトーンに落ち着きを

トレンドの要素であるサイドラインを採用したスウェットパンツを着用。着丈が長めのフーデッドコートを合わせつつ、全身をダークトーンで揃えてクールに仕上げた好サンプルです。ワントーンやそれに近い着こなしはシンプルに偏りすぎる傾向がありますが、素材感の変化で表情を生み出しているのも高ポイント。

着こなし2 黒いライダースジャケットでハードな印象を融合

はき心地がソフトなスウェットパンツは見た目もマイルド。甘口のイメージなので、辛口のアウターを合わせるとバランスが整い、大人っぽいムードが演出できます。最適なアウターはライダースジャケット。最もハードな印象のブラックを選ぶのがイチオシです。シンプルなデザインのライダースジャケットを選べば、インナーや靴がカジュアルでも大人なスタイルにまとまります。

ブラックレザーのライダースを選べば男っぽい大人の装いに

クラシカルな表情がスタイリングにこなれたムードを加味してくれるパンツをセレクト。そのアウターにセミダブルのシンプルなライダースジャケットを合わせています。上半身はハードな印象なのに、下半身はリラックス。そのMIX感が大人っぽくて無造作な印象を生み出しています。

ブラック×ホワイトの配分でハードとマイルドを調整

こちらもアウターはブラックレザーのライダースジャケット。スウェットパンツもブラックに揃えることで、コーディネートに落ち着きを与えています。インナー次第でイメージは一変しますが、ここではカジュアルなボーダー柄を差して革ジャンのハードな印象を緩和。白いスニーカーも爽快で、絶妙な甘辛感にまとめています。

ダブルのライダースはソフトな素材が好バランス

フロントが重なるダブルブレストのライダースジャケットは、ハードなイメージが一層強力。そこで印象を和らげるため、レザー以外のウールやコットン素材などを使ったタイプを選ぶとバランスが整います。スウェットパンツ+スニーカーを合わせても、十分に男っぽくて大人なムードも感じさせます。

着こなし3アースカラーのアウターでトレンド感をプラス

今シーズンはブラウンやキャメル、ベージュに代表されるアースカラーがスポットを浴びています。ウォーム感に加えてソフトな品格も備えているのが大きな魅力。そんなアースカラーをアウターで取り入れれば、スウェットパンツを使った着こなしを格上げすることができます。ロング丈のコートが最も上品ですが、比較的カジュアルなブルゾンを合わせても十分なほど新鮮かつ大人っぽく仕上がります。

定番的なベージュのステンカラーコートも相性抜群

ステンカラーコートもニットもベージュがメイン。リラックス感が強いワイドシルエットで、ラフに映りがちな明るいトーンのスウェットパンツですが、コートの品格があるために大人らしいニュアンスにまとまっています。全身が淡いトーンなので、ダークな着こなしばかりの冬の街にも映えるでしょう。

キャメルコートと差し色ニットで旬度を最大限に

トレンドカラーのキャメルをフーデッドコートで取り入れたイチオシのコーディネート。グレーのスウェットパンツを合わせるとマイルドな印象になりますが、ニットのテラコッタカラーを差すことでソフトなムードを打破するスパイスを加味しています。ニットとスニーカーを同系色で連携し、大人な落ち着きを増幅!!

ショート丈のブルゾンでもアースカラーなら上品

厳密にいうとパンツは今季らしいボアフリース素材。ただし、スウェットパンツに近い特徴を備えています。ブラックを選びつつ、同色のローファーをセットすることでクールな落ち着きを演出。ブルゾンとのブラック×ブラウンというカラーリングで大人なニュアンスを生み出しているのがマネすべきテクニックです。

着こなし4アウターとパンツの色柄をリンクして落ち着きを醸出

スウェットパンツのリラックス感を抑えると、大人らしいコーディネートに仕上がります。そこで提案したいのが、パンツとアウターを色柄で連携するというテクニック。

起点はどちらでもかまいませんが、無地の場合は両アイテムを同系色で揃え、総柄アイテムがある場合はその柄から色を拾ってもう一方のアイテムを合わせるだけ。パンツは無地のほうが大人っぽくまとまりやすいので、その点も意識して着こなしを組み立ててみましょう。

無地のパンツ×アウターは最もスタンダードな装い

スウェットパンツもダウンジャケットも無地のブラックで揃えているのがポイント。さらに、インナーのニットとサイドゴアブーツもブラウンでシンクロしています。パンツもアウターもカジュアルなアイテムなのに、カラーリングで上品に仕上げたお手本的なスタイリングです。

ジャケットのチェック柄からネイビーを拾って連携

トラッドなムードを放っているジャケットはネイビー基調のチェック柄。ということで、スウェットパンツもネイビーにすることで、さり気なく統一感を生み出し、大人らしさを演出。ソックスもジャケットの柄に合わせた色使いをセレクト。カジュアルなのに大人っぽいという粋なバランスがおしゃれです。

トレンドのアースカラーはパンツで取り入れて新鮮

上記のとおり、アースカラーは今季のトレンド。そのため、アーシーなカラーをスウェットパンツで取り入れています。コーチジャケットも同系色がベースのカモフラージュ柄を選び、リンクさせているのがポイント。上級者向きではありますが、インナーのポロシャツで適度に引き締めることで大人らしさもフォローしています。

着こなし5全身をモノトーンで統一してシックなイメージに

コーディネート全体をモノトーンで統一するのは、大人っぽいイメージを打ち出すための常とう手段。そのテクニックはスウェットパンツを使った着こなしでもかなり有効です。ダークでヘビーなアウターが中心になりがちな冬だからこそ、あえて明るいカラーを選ぶと新鮮。素材感でライトなイメージを演出するのもおすすめです。具定例をピックアップしました。

グレーのダウンジャケットを黒いパンツ引き締めた好例

冬に活躍するダウンジャケットも、ライトグレーを選ぶとかなり軽やかなイメージに。インナーもホワイトにしてその魅力を強調しています。さらに、スウェットパンツのリラックス感で軽快な印象を拡大。下半身をブラックで揃えて引き締め、大人なムードも高めています。

ホワイトのアウターを選んでも全身モノトーンなら大人風味

淡いオフホワイトのアノラックパーカーは、アウトドアテイストながらもクリーンな印象が新鮮。スポーティーという共通点があるため、スウェットパンツとも好相性です。パンツは定番的なダークグレーですが、スニーカーはかなりライトなグレー。全体的に明るいイメージですが、モノトーンで統一しているため、アクティブなアイテムでも大人なテイストにまとめ上げています。

軽快な質感のコーチジャケットを使って大人のストリート調に

この冬は90年代を感じさせるストリートテイストが人気を集めています。その象徴的なアウターであるコーチジャケットはナイロン素材が定番。その軽快感を活用してアクティブな冬の着こなしにまとめています。

ボア付きのタイプを選んだりインナーを工夫したりすれば保温性の補完も簡単。ストリート調の特徴も備えるスウェットパンツとは相性が良く、モノトーンで揃えればラフになりすぎることもありません。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

    BACK