今秋注目度高め!メンズにおすすめのサイドゴアブーツ

サイドゴアブーツの人気が高まっています。シンプルな形で合わせるパンツを選ばず、旬なワイドパンツとも好相性なのが魅力。メンズコーデに欠かせないアイテムといえます!

平 格彦

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2016.07.26

サイドゴアブーツとは?

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サイドゴアブーツは、筒 (シャフト) の側面にゴム素材を組み込むことで、シューレースなしで着脱できるように仕上げたブーツのこと。アンクル丈くらいのレングスがほとんどで、くるぶし周辺を覆って高いフィット感をもたらしてくれます。起源はレディースで、フォーマルな場で用いられた時代もありましたが、現在では比較的カジュアルなブーツという位置づけです。

サイドゴアブーツの魅力は、汎用性の高いシンプルな面持ち

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シューレースを使用しないサイドゴアブーツは、おのずとシンプルな表情になります。ウイングチップやブローグ (穴飾り)、ステッチなどを採用したものもありますが、装飾的な仕様を省いたプレーントゥが大半です。そんなデザインなので合わせるスタイルを選ばず、カジュアルからドレスまで対応。デニムはもちろん、スラックスを用いたジャケットスタイルなどにも合わせることができます。

サイドゴアブーツをおしゃれに着こなす4つのヒント

スーツにも合わせることができる万能なサイドゴアブーツだからこそ、カジュアルに履きこなす際はセンスが問われます。そこでさっそく、今履きこなす時に意識したいポイントを紹介!! 4つのヒントのいずれかを取り入れるだけで、今っぽく仕上がること必至です。

ヒント1

パンツは細身。サイドゴアブーツの色みと合わせて統一感アップ

サイドゴアブーツのシンプルな面構えを生かすには、パンツと一体化させるのが得策です。ブーツと同じくらい細身のパンツを選び、カラーを揃えれば渾然一体。上品かつクールにまとまると同時に、脚が長く見えるという効果も期待できます。両アイテムの定番カラーであるブラックで統一するのが原則で、全身をワントーンでまとめるのもおすすめ!!

パンツは細身。サイドゴアブーツの色みと合わせて統一感アップ

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使用しているアイテムは、半袖のスウェットシャツ、細身のデニム、ショート丈のサイドゴアブーツ。かなりラフになりそうな組み合わせですが、パンツとブーツをブラックで揃えているため、クールでシックな印象に仕上がっています。ヘビーになり過ぎないよう、明るいトップスを選んでいるのもポイント。

パンツは細身。サイドゴアブーツの色みと合わせて統一感アップ 2枚目の画像

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パンツとブーツだけでなく、ジャケットもブラックで連携。統一感による上品なニュアンスを全身に拡大しています。すべてのアイテムがブラックだと重い印象になってしまうので、白いインナーで爽快な抜け感を加味。大人っぽいカジュアルなジャケットスタイルは、サイドゴアブーツと相性抜群です。

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スリムなジーンズとサイドゴアブーツを黒で揃え、大人なカジュアルスタイルのベースを確保。トップスに何を合わせてもクールな着こなしが築けますが、ここでもあえて同系色のニットを選んでいます。ダークなワントーンスタイルですが、トップスに用いたリネンの質感と、腕がのぞくショートスリーブが軽快感を演出!

ヒント2

薄色デニムと合わせて、カジュアルを大人顔にアップデート

明るめのトーンまで色落ちしたデニムがトレンド。スニーカーで軽快に履きこなすのが定番ですが、ラフになり過ぎてしまうことも少なくありません。そんな時はサイドゴアブーツを合わせればOK。カジュアルなコーディネートも大人仕様に昇華します。

薄色デニムと合わせて、カジュアルを大人顔にアップデート

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ハードな色落ちやクラッシュ感が今っぽいデニムを着用。人気が続いているMA-1を合わせることで、一層今季らしく仕上げています。スニーカーを合わせても問題はありませんが、あえてサイドゴアブーツをチョイス。足元が引き締まって男っぽさも薫り、気持ち大人っぽいニュアンスに。

薄色デニムと合わせて、カジュアルを大人顔にアップデート 2枚目の画像

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ブラックのニット&サイドゴアブーツで、大人っぽい落ち着きをキープ。クラッシュ加工が施された薄色デニムはラフに見えがちですが、そんな色みを軽やかなハズしとして活用しています。インナーの白いカットソーも裾からのぞかせて、一層軽快なニュアンスをプラス。

薄色デニムと合わせて、カジュアルを大人顔にアップデート 3枚目の画像

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スエード素材のシャツに明るいトーンのクラッシュジーンズを合わせたスタイリングは、ヴィンテージライクな印象。そのカジュアル感を生かしつつ、シャツとサイドゴアブーツを素材感でリンクし、大人な雰囲気を作り出しています。レースアップブーツはヘビーに映りがちですが、サイドゴアブーツなら軽快で新鮮!

ヒント3

パンツをロールアップしてサイドゴアブーツをのぞかせるのも旬

すでに紹介しているコーディネート例でもいくつか実践していましが、パンツの裾を折り返すことで、旬なサイドゴアブーツを主張すると鮮度が一層高まります。もっともロールアップしやすいのはデニムですが、上品なパンツをあえてロールアップして適度にカジュアルダウンするというテクニックも有効です。

パンツをロールアップしてサイドゴアブーツをのぞかせるのも旬

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これからの季節に実践したいコーディネート。人気の白Tをレイヤードして個性を演出しつつ、色落ちの少ないデニムと黒いサイドゴアブーツで一気に引き締めています。ただし、上半身の軽快感と下半身の重厚感に隔たりがあって馴染みため、裾をロールアップして足元にも軽やかさを加味。

パンツをロールアップしてサイドゴアブーツをのぞかせるのも旬 2枚目の画像

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カジュアルなジャケットスタイルがベース。ビビッドな色みのインナーにくわえ、デニムも用いて巧みに着崩していますが、トゥにボリュームのあるブーツが少しヘビー。その問題を、デニムのロールアップによる抜け感で解決しています。それぞれのアイテムに上質感があり、大人っぽさも失っていません。

パンツをロールアップしてサイドゴアブーツをのぞかせるのも旬 3枚目の画像

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トラッド感のあるチェック柄のパンツは、シンプルなコーディネートのアクセント。視線を集めてしまいます。だからこそ、裾をロールアップすることで着こなし全体が軽やかなニュアンスに。サイドゴアブーツの全体を見せながらパンツとの間に素肌をのぞかせることで、軽快感を最大限に高めています。

ヒント4

ワイドスラックスを合わせて上品な抜け感を演出!

サイドゴアブーツはトレンドのワイドパンツとも相性抜群。リラックス感と男っぽさが同居する装いを築くことができます。さらにパンツをワイドスラックスにすれば、大人な品の良さの加味することが可能に。

ワイドスラックスを合わせて上品な抜け感を演出!

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上下ともにルーズなシルエットのアイテムを選んだコーディネートですが、足元がサイドゴアブーツなので大人っぽさが感じられます。全身をシンプルなデザインとベーシックなカラーでまとめているのも大人なムードを放っているポイント。パンツの丈感も絶妙です。

ワイドスラックスを合わせて上品な抜け感を演出! 2枚目の画像

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ワイドシルエットのスラックスにスエード素材のサイドゴアブーツを合わせることで、こなれたムードを演出することに成功した好サンプル。パンツのグレーが落ち着きも与えているため、真っ赤なモックネックのトップスを選んでも、全体的には大人っぽくまとまっています。

ワイドスラックスを合わせて上品な抜け感を演出! 3枚目の画像

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オンブレチェックのシャツにブラックレザーのサイドゴアブーツを合わせたら、通常はヴィンテージ調のアメカジスタイルに仕上がりますが、この着こなしは新鮮かつ上品。ワイドなスラックスがそんな印象の発信源です。面積の大きいシャツとパンツが明るいトーンなのも爽やかなイメージの要因。

サイドゴアブーツの人気5ブランドを徹底解説

コーディネートのポイントがつかめたら、すぐにでも実践してみたいはず。そのためにこれからサイドゴアブーツを手に入れるなら、ここで挙げる5つのブランドがおすすめです。特徴や個性が異なるため、自分のスタイルに合う一足を見つけてみてください!

ブランド1

『ドクターマーチン』

『ドクターマーチン』

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1945年にドイツ人の医師が立ち上げた老舗シューズブランド。いくつかある代表作のひとつが、このチェルシーブーツです。長めのヒールループが特徴的で、着脱する際にも貢献。カジュアルな印象のアウトソールは“ドクターマーチンソール”とも呼ばれ、組み込まれた空気の層が快適な履き心地をもたらします。

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ブランド2

『レッド・ウィング』

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1905年に創業したアメリカが誇るワークブーツの王道ブランド。ボリュームのある武骨なモデルが多い中、サイドゴアブーツのチェルシーは比較的スマートな仕上がりで、幅広いスタイリングに溶け込みます。耐久性の高いオイルドレザーはブランドを象徴する素材で、履き込むほどにエイジングが楽しめます。

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ブランド3

『ジー・ロッドソン』

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オペラ座付近で1982年から10年間営んでいた高級メンズファッションショップのオリジナルブランド。1960~80年代に見られたハリウッドスターたちのファッションをパリ的視点で再構築しています。サイドゴアブーツのモデル“ヴォックス”も、エレガントなフォルムが圧巻。こなれた感のあるスエード製なら幅広く活用できます。

ブランド4

『クラークス』

『クラークス』

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デザートブーツで有名な1825年創業の名門ですが、快適性を追求したサイドゴアブーツも狙い目です。しかもこのモデルは、ロンドンにあるビクトリア・アルバートミュージアムとのコラボ品で、それを示す総柄生地を内装に採用。1960年代の英国ファッションを象徴する『ハーディー エイミス』のデザインがモチーフの一足です。

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ブランド5

『マッキントッシュフィロソフィー』

『マッキントッシュフィロソフィー』

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雨の日だけでなく晴れた日も使いたくなるレインブーツが、サイドゴアブーツのひとつとして人気を高めています。本物のチェルシーブーツから型を取ったPVC一体成型により、樹脂製とは思えないほどリアルな革の質感を再現。英国を代表する『マッキントッシュ』のセカンドラインが手掛けているということで、品質もお墨付きです。

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注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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