腕時計の新星。ノット(Knot)を知らなきゃ損をする

腕時計の新星。ノット(Knot)を知らなきゃ損をする

『ノット』は2015年にスタートしたばかりの新しい時計ブランド。ジャパンメイドらしいクオリティの高さと独自のカスタムメイドシステムが新鮮な、注目の新星です。

黒野 一刻

2018.05.28

ノット(Knot)
腕時計

腕時計の新生ブランド。『ノット』とは?

2015年3月、吉祥寺に第1号の直営ショップとともに登場した新ブランドが、ここに取り上げる『ノット』です。クラシック&シンプルな腕時計本体と、手仕事が息づくベルトを自在に組み合わせることが可能というシステムで注目されています。直営店は2018年現在、横浜、心斎橋に台湾の台北を加えた4店舗。ジャパンメイドの品質の高さを体現しているブランドとして認知されています。

『ノット』の腕時計が持つ魅力とは

通常、腕時計は本体とベルトでワンパッケージで販売されているもの。しかし、『ノット』では決まった組み合わせを持たず、腕時計とベルトを別個に選べるシステムになっています。自分だけのセットを作れるため、人とかぶるのが嫌、という人にもおすすめなのです。そんな『ノット』の魅力を、以下に掘り下げていきましょう。

魅力1ベルトと本体を別々に購入する楽しみ

腕時計のベルトはあくまで付属物で、必要に応じ買い足すもの。それが腕時計を買う時の常識ですが、『ノット』は違います。ベルトは本体とは別に、自分で選ぶというカスタムメイド方式を採用しています。しかもレザーやナイロンを使用した一般的なモノから日本の誇るくみひもや国産の傘生地を使用したモノまで、個性的で魅力的なベルトを多彩に用意しています。

魅力2ベルトの交換に道具は不要

ベルトの交換は、専用の道具“バネ棒外し”を使う細かい作業がつきもの、というのも昔の話。『ノット』ではいち早く、ワンタッチでのベルト交換を可能にするイージークリック方式を採用していました。ベルトの取り付け部近くにある小レバーを少しずらすだけで、簡単に外すことができます。ベルトを毎日取り替えたって、苦になりません。

魅力3シンプルだからこそコーデの幅が広がる

腕時計本体のデザインは、いたってシンプル。クラシカルなスタイルのケースと、余計な装飾をはぶいた文字盤の組み合わせです。TPOを選ばず、合わせられる服装の幅が広いのでオン・オフ問わずばっちりキマるのです。

魅力4本格仕様の国産腕時計がほぼアンダー5万円そろう

『ノット』は腕時計本体のデザインも本格的。ベルトの作りも凝っていて、ムーブメントもジャパンメイドの高精度のモノを採用しています。そんな高級ブランドさながらの『ノット』ですが、価格はいたってお手ごろです。機械式の自動巻きモデルはアンダー5万円。スタンダードなクォーツモデルなら、1万〜2万円台。日本の良いモノを国内だけでなく世界にも知ってほしいという、ブランドの願いを体現するようなプライスだ。

『ノット』初の高品質な機械式腕時計“AT-38”は見逃せない

2016年7月に登場したブランド初の機械式モデルAT-38は、発売された当初各メディアでこぞって取り上げられ、話題となりました。亜悪化何おは、そのスペック。他社でこの仕様なら30万円はするというクオリティで、アンダー5万円の好価格を実現しているのです。その驚きのディテールを紹介していきましょう。

『ノット』“AT-38”の特徴を掘り下げてみよう

AT-38のすごいところは、1つひとつのコンポーネントが、高級腕時計にも使われているものであるということ。そのコストパフォーマンスは、まさに腕時計ブランドの新星の真摯な取り組みから生まれた賜物なのです。

特徴1匠の手による上質な仕上げのケース

ケースの前面はピカピカの鏡面仕上げ、側面は細かなヘアラインを刻んだツヤ消しのサテン仕上げ。この表面仕上げの前に、ザラツ研磨と呼ばれる、職人の手仕事による高級メタル製品ならではの中間工程を経ているため、プライスレンジの常識を逸脱した大変美しい仕上がりになっています。

特徴2洗練されたシンプルな文字盤

文字盤の表面は、わずかな歪みもムラも許さない精緻な出来栄え。バーインデックスは、非常に微細なパーツを植え込むアプライド方式を採用しており、ここにも職人の手仕事が生きています。余計な装飾がないからこそ、仕上がりの良さも伝わるというものです。

特徴3日本製のハイビートムーブメントを採用

ムーブメントは『シチズン』傘下のムーブメント専門メーカー『ミヨタ』製。『シチズン』の技術力をベースにした品質の高さはむしろ海外でこそよく知られており、日本製ムーブメントの高精度の代名詞として知られています。『ノット』で採用しているのは、精度を保ちながら薄さわずか3.9mmを実現した『ミヨタ』渾身のCal.9015。ドレスウォッチにも通じるミニマルなサイズ感は、このムーブメントにより成り立っているものなのです。

特徴4無反射コーティングを施したサファイアガラス

同様のプライスレンジでは、硬質プラスチックであるアクリルガラスを風防に使用したものも少なくありません。しかしこの腕時計は、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るサファイアクリスタルを用いています。しかも、光の乱反射を防ぐ無反射コーティングを施したことにより、文字盤の視認性もアップ。これは10万円台の時計でも滅多に見られない素材と技術の組み合わせなのです。

『ノット』の腕時計。おすすめの定番を紹介

自動巻きのAT-38のほか、クォーツムーブメントを搭載したさらにリーズナブルな腕時計の数々も『ノット』の真骨頂。老若男女を問わず愛され続ける理由が、ラインアップからもわかるはずです。

アイテム1『ノット』クラシック クロノグラフ CC-39SVWH

シリンダー型のラウンドケースは懐中時計のようなクラシカルな雰囲気で、草食性を抑えたクロノグラフのプッシャーもレトロです。エレガントさを抜群に発揮してくれるホワイト文字盤により、1960〜70年代調のメッシュベルトをチョイスしてもマッチしてくれます。

アイテム2『ノット』クラシック クロノグラフ CC-39SVNV1

同じ腕時計でも、カラーリングでここまで変わるという例がこの1本。クラシカルなクロノグラフをネイビー文字盤にし、インダイヤルをブラックに。ケースもブラックでコートすることでコンテンポラリーな色使いとなり、男らしいミリタリーな雰囲気も醸し出します。

アイテム3『ノット』クラシック スモールセコンド CS-36SVWH

ケースサイズ36mmのシリンダー型、6時位置にスモールセコンドを配した3針スタイルの逸品。どこか、1940年代のアンティークウォッチを思わせる落ち着きのある表情です。そんな古典的スタイルを、正確無比なクォーツムーブメントで再現。ブランド名をあえて目立たせない、デザイン重視のモノ作りに好感が持てます。

アイテム4『ノット』クラシック スモールセコンド CS-36YGBK

アンティーク調のスモールセコンドモデルですが、イエローゴールドでケースをコートし、ブラック文字盤を採用することでスポーツラグジュアリーな風合いに仕上がります。ゴールドのカラーリングも革製品と調和し、リゾーティな編み込み風ベルトともマッチします。

アイテム5『ノット』クラシック スクエア SQ-32SVWH1(左)、SQ-32RGWH(右)

時計の存在感をアピールしたいのなら、形状にこだわるのが早道です。縦横32mmのサイズは現代では小ぶりなようですが、形状がスクエアだと、腕元での存在感は強烈。サイズ的には男女兼用ですから、ペアでの着用やシェアリングにももってこいです。

腕時計本体だけじゃない。『ノット』の選べるベルトも紹介

『ノット』のカスタムメイド方式なら、ベルトのバリエーションも多彩です。オーソドックスな1本から日本の伝統工芸をバックに持つスタイリッシュなモノまで、腕時計の表情を豊かに変えてくれます。『ノット』に合わせるのはもちろん、手持ちの他ブランドの腕時計に合わせるのも面白そうですね。

アイテム1栃木レザーベルト オリジナルメッシュ

栃木県は日本屈指の革製品の産地です。このベルトはそんな栃木の名工が、20もの工程を経て完成させるカーフレザーを素材に使用しています。メッシュを編み込むように作られたベルトは上質なうえに手が込んでいて、存在感も抜群。時計を個性的に飾ります。

アイテム2姫路セミグレインレザーベルト

上述の栃木レザーと肩を並べる国内2大タンナーの1つ、姫路レザーのベルトも見逃せません。発色の良いカラーリングを得意とする姫路レザーならではの美しい色合いと細やかな型押しは、さすがのひと言。薄くも弾力に富んだ手触りが特徴の乳牛の皮を使用しているので、腕馴染みも抜群です。

アイテム3リザードストラップ

高品質な機械式モデルにふさわしいベルトを、ということで考案された高級感あふれるリザードベルト。トカゲの背中部分のレザーのみをぜいたくに使用したエレガントな佇まいは、大人の腕元に良く似合います。たっぷりと厚みを持たせたボディが、腕時計に威厳をもたらしてくれることでしょう。

アイテム4ミラネーゼメッシュベルト

イタリア・ミラノは金属加工の名産地。メタルのチェーンを編み込んで製作するブレスレットを、ミラネーゼと呼ぶ由来となりました。可動部分が多いために着け心地も良好で、高級感も兼備。1970年代の流行から復活した、まさにレトロシックなスタイルです。

アイテム5京都 昇苑 組みひもベルト

京都の組みひもは、仏具や茶道具、刀剣などの装飾に用いられてきた伝統工芸。絹のヒモを何本も組み合わせて、繊細な色彩と模様を作り上げます。そんな組みひもを、腕時計のベルトに応用するために1年がかりで開発。日本古来の美が腕を艶やかに飾ります。

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