ブッテロのブーツは男らしくて、でも上品。今チェックすべきはこの10足

ブッテロのブーツは男らしくて、でも上品。今チェックすべきはこの10足

長く続いたスニーカーブームが徐々に落ち着き、久しぶりにブーツがトレンドに浮上。なかでも間違いないチョイスは『ブッテロ』のブーツ。着こなしを確実に格上げできます。

近間 恭子

2019.12.10

ブッテロ(Butttero)
ブーツ

イタリア・トスカーナ発。クラシックブーツのシンボル『ブッテロ』

デザイナーのマウロ・サーニ氏は、1964年に自分の名を冠したブランドをイタリア・トスカーナでスタート。アメリカンカウボーイのイタリアバージョンである“ブッテリ”に影響を受け、1974年にはブランド名を『ブッテロ』に変更しました。乗馬ブーツやトラディショナルブーツなど、さまざまなデザインの名品モデルを誕生させ、今やトスカーナを代表するブーツブランドとして世界中で愛されています。

『ブッテロ』のブーツの人気を支えているのは、トスカーナ郊外のサンタ・クローチェで加工されたナチュラルタンニングレザー。重厚で強靭、さらには小さな傷などは時間の経過とともに消えていくという優れたレザーが使われています。履き込むほどに風合いが増し、経年変化を楽しめるというのも忘れてならない魅力。

『ブッテロ』のブーツといえば、武骨で重厚感あるデザインにも要注目。適度なボリューム感があり、重量感のある冬スタイルを好バランスに仕上げてくれます。さらに、こなれたレザー素材のおかげで、投入するだけで着こなしがグッとあか抜けるんです。それでいてイタリアブランドらしい上品さを併せ持っているので、この冬ブーツを探しているなら、断然『ブッテロ』がおすすめです。

『ブッテロ』のブーツを選ぶときに気をつけたいサイズ感

『ブッテロ』はイタリアブランドなので、サイズは41や42というヨーロッパのサイズ表記になっています。そのため、購入時には日本のサイズに置き換える必要があります。ただ、同じブランドでもモデルやデザインによってサイズ感が異なることもあるので、サイズ表記を鵜呑みにせず、フィッティングしてみることをおすすめします。

種類が豊富に揃う『ブッテロ』のブーツから、おすすめ10モデルを厳選!

季節を問わず活躍する『ブッテロ』のブーツは、ワードローブにあると重宝すること確実。豊富なラインアップから大人におすすめのモデルを厳選したので、購入時の参考にしてください。

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『ブッテロ』のブーツの定番ラストである「CANALONE」のサイドゴアブーツ。ボリューム感のあるトゥを採用していながら、都会的なスマートフォルムに仕上げているのが特徴的です。ソールはビブラム社のタンクソール型スポンジソールで、重厚感のある見た目とは裏腹に履き心地は軽快。たっぷりオイルを含ませて加工を施したスエードは、履き込むほどに起毛していくという経年変化が楽しめます。

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こちらのトレッキングブーツもラストは「CANALONE」ですが、サイドにファスナーを施して着脱を容易に。トゥのつまみのデザインも印象的で、これは『ブッテロ』のトレッキングブーツの特徴でもあります。アッパーに採用したベビーカーフは品のある光沢感があり、かつ柔らかくて足当たりも良いので馴染みが早いというのも見逃せないポイント。

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『ブッテロ』のブーツの中では細めのラストである「OPERA」は、その名の通りオペラシューズからインスピレーションを得たもの。ノーズが長めでコバの張り出しもなくすことで、洗練されたシルエットを演出します。素材にはオイル加工で部分的に毛を寝かせたスエードを使用。汚れたような黒ずんだ加工が施され、美しいシルエットとのギャップを楽しめます。

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ブーツの定番ラスト「CANALONE」をベースに、厚さ4cmというボリュームのあるビブラムソールを装備したトレッキングブーツ。シュリンク加工でシボ感を強調させたレザーの風合いも印象的で、迫力あるフォルムと相まって足元から主役級の存在感を放ちます。足元にさらなるアクセントをプラスする、鮮やかなオレンジのシューレースも特筆すべきところ。

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レースアップブーツの定番モデル「B1101」をベースに、インサイドにファスナーを付けて着脱がしやすいという機能性をプラス。7ホールとやや長めの筒丈なので、ブーツインスタイルも楽しめる1足です。ソールはレザーソールをベースに、部分的にラバーをあしらった仕様。オイル加工で色ムラを表現したスエードが、『ブッテロ』らしい武骨さを盛り上げます。

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ワークブーツのぼってりとしたシルエットを程良くそぎ落としたラストである「TOM」を採用。エンジニアブーツでは珍しく、インサイドにファスナー付きなので着脱も楽ちん。アウトソールは厚みのあるラバー製で、かつ厚みのあるカップインソールも入っているので、グリップ力にもクッション性にも優れています。

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程良く細めのトゥとスマートなフォルムにより、カジュアルだけでなく上品な着こなしにも好マッチ。ライニングを省いた仕様とクッション性のある薄いインソールも特徴で、足当たりがソフトで履き心地は抜群です。素材は特殊なユーズド加工を施したレザー製。さらにアウトソールまで汚した加工を施すなど、『ブッテロ』ならではの凝った仕上げにも注目を。

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美しいポインテッドトゥで、ノーズも長めに設定されたラスト「FARGO」を使ったサイドゴアブーツ。ブランドイメージでもある乗馬ブーツをドレッシーに表現し、どこかモードな雰囲気すら漂うモデルです。オイル加工が施されたスエードは履き込むほどに起毛していき、色味に加えて風合いの経年変化も楽しめます。

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ラスト「CANALONE」を使ったワークブーツ「B5630」は、履き口にクッション材が入っているのが特徴。足当たりがソフトなのはもちろん、ブーツインしたときにさりげないアクセントにもなってくれます。素材はオイルをたっぷり含ませたスエードで、ソールはビブラム社のタンクソール型スポンジソールを採用。

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「IDEA」のラストをベースに、ボリュームあるソールを装備した「SUPER」。アッパーはクロームなめしにゴム引き風の加工をあしらった牛革に、部分的にストレッチスエードを組み合わせたもの。クレープソールとのカラーコントラストもポイントで、ファッション性の高い足元が手に入れられます。もちろん履き心地は抜群!

大人の着こなしと好相性。参考にしたい『ブッテロ』のブーツの取り入れ方

幅広い着こなしに対応する汎用性の高さも、『ブッテロ』のブーツをおすすめする理由の1つ。ここではカジュアルからきれいめまで、大人におすすすの着こなしをご紹介します。

コーデ1男っぽさと上品さを絶妙に融合させた着こなし

トレッキングブーツ×カモフラパンツは、ともすると男臭くなりすぎ。でも、『ブッテロ』なら武骨さに加えて上品さも併せ持っているので、その心配は無用です。こなれた雰囲気も手に入れるなら、パンツの裾は折り返してラフにセットするのがおすすめ。

コーデ2都会的で大人なバイカーズスタイルを構築

シングルライダースとジーンズ、シャツとブーツの色をそれぞれリンク。『ブッテロ』のブーツがスマートなシルエットゆえ、バイカーズスタイルながらも大人っぽい表情に仕上がっています。ブラック×ベージュという上品なバイカラーでコーデを構成しているのもGOOD。

コーデ3メリハリあるシルエットバランスが決め手

ボリューム満点のダウンは、同じくボリュームのある『ブッテロ』のブーツとも文句なしの相性。あえてジーンズはスキニーをセレクトし、着こなしにメリハリをもたせているのがポイントです。ジーンズを細めにロールアップし、ブーツをより際立たせたテクも◎。

コーデ4上品顔ブーツでカジュアルスタイルを格上げ

ロングノーズですっきりとしたシルエットのブーツは、きれいめコーデとも好マッチ。ニットやジーンズもブラックで統一したシンプルなコーデに、ベージュのボアジャケットでトレンド感をプラス。ちなみにブーツとパンツを同色で揃えると、視覚的な脚長効果も狙えますよ!

経年変化を楽しむために押さえておきたい。ブーツのお手入れ方法

『ブッテロ』のブーツを長く愛用し、かつ経年変化も楽しむならケアは必須。お手入れ方法はレザーシューズ同様で、まず馬毛のブラシを使って表面のホコリなどを落とします。汚れがたまりやすいコバも忘れずに。次にレザークリーナーを使って染み込んだ古いクリームを取り除き、シュークリームでレザーに栄養補給。最後にブラシでブーツを磨いたら完成です。また、毎日履くと劣化を早めてしまうので、1日履いたら3日は休ませるようにしましょう。

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平 格彦

ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。「MEN’S CLUB」や「Mono Master」などの男性誌をはじめ、女性誌やWEB、カタログで活動している。ビジネスからカジュアルまでのメンズファッション全般を得意としているが、最近は趣味がこうじて旅企画も担当。
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