オーバーオールが人気拡大中。大人のためのアイテム選びとコーデ術

オーバーオールが人気拡大中。大人のためのアイテム選びとコーデ術

レディースやキッズで定番のオーバーオールがメンズでも注目を浴びています。大人が着こなすためのおすすめアイテムやコーデ法を紹介するので、ぜひ挑戦してみてください!

平 格彦

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2020.09.18

今、メンズの間でもオーバーオールが人気再燃中!

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レディースやキッズ用としては広く愛用されている「オーバーオール」が、メンズファッションシーンにおいても今、改めて評価されています。もちろん、メンズにおいてもアメカジやストリートといったスタイルでは定番アイテムとなっていましたが、そうした枠だけにとどまらず、トレンドアイテムの1つとして注目を浴びているのです。

今、メンズの間でもオーバーオールが人気再燃中! 2枚目の画像

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オーバーオールはコーディネートに新鮮味がプラスできることに加え、パンツと胸当てが一体化しているために脚が長く見えるという長所も。また、合わせるインナーや上に羽織るトップスとのレイヤードが楽しめるので、うまく取り入れればコーディネートの幅が格段に広がります。そうしたメリットの多いアイテムなので、この機会にぜひオーバーオールをスタイリングに取り入れてみてください。

とその前に。そもそもオーバーオールってどういうアイテム?

とその前に。そもそもオーバーオールってどういうアイテム?

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人気が高まっているとはいえ、これまでオーバーオールを着たことがないという人も少なくないと思います。そこで改めて、オーバーオールについて解説しておきましょう。端的に表現すると、オーバーオールとは「パンツに胸当てと肩ひも(サスペンダー)が付いた“つなぎ”の一種」。パンツとトップスが一体化しているオールインワンやジャンプスーツも「つなぎ」ですが、オーバーオールは他のつなぎとは違って上半身が「胸当て+サスペンダー」になっているのが大きな特徴です。

とその前に。そもそもオーバーオールってどういうアイテム? 2枚目の画像

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レディースではサロペットという名称も浸透していますが、オーバーオールとサロペットは基本的に同じものを指します。ちなみに、オーバーオールは英語で、サロペットはフランス語。女性向けのメディアなどではサロペットとオーバーオールを区別し、背中側の当て布が少なくファッション性の高いもの「サロペット」と定義しているケースもあるようですが、明確な区分はないのでほぼ同義と考えて間違いありません。

大人のコーデにフィットする、オーバーオール選びの三大ポイント

オーバーオールを大人が着こなすには、カジュアルに見え過ぎたり子供っぽく見えたりたりするのを防ぐことが大切。その前提として、どんなアイテムを選ぶかということが重要になってきます。以下でアイテム選定のポイントをまとめたので、これらをすべて押さえた理想のオーバーオールを探してみてください。

ポイント1

カジュアル過ぎないデザイン

カジュアル過ぎないデザイン

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オーバーオールのデザインはバリエーションが増えています。単体としてはおしゃれに見えても大人のコーディネートに合わせるのが難しいアイテムもありますので、どう着こなすのかをイメージして選ぶことが大切です。原則として、シンプルなデザインを選ぶようにしましょう。クレイジーパターンのデザインなどは言うまでもなくカジュアル過ぎます。王道のデニム生地でも、ヴィンテージ加工を施した味出し系はラフに見えたり子供っぽく見えたりするため、色落ちしていないタイプを選ぶのがおすすめです。

ポイント2

落ち着きのあるダークカラー

落ち着きのあるダークカラー

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オーバーオールに限ったことではありませんが、明るいトーンのパンツほどカジュアルに映る傾向があります。パンツ以上に存在感のあるオーバーオールではなおさらダークトーンを選ぶのがおすすめです。デニム生地でも色落ちのないリジッド系やブラックデニムを選ぶだけで大人な印象を演出することが可能です。他の生地でも、黒やネイビー、ダークグレーやカーキといった濃いめのカラーを選ぶようにすれば間違いありません。

ポイント3

ルーズ過ぎないシルエット

ルーズ過ぎないシルエット

WEAR

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作業着が起源のオーバーオールは、動きやすさを優先したルーズなシルエットが基本です。あまりに余裕のあるシルエットだとリアルなワークスタイルになってしまうため、適度にスリムで都会的なシルエットの1本を選ぶようにしましょう。スタイリッシュなイメージのオーバーオールを見つけられれば、大人っぽく着こなすのも難しくありません。

大人がコーデしやすいのはこんな10本。おすすめオーバーオール選

ここからはおすすめのオーバーオールをピックアップしてご紹介します。セレクトのポイントは、大人っぽいコーディネートが築けるかどうか。さらにここでは、クオリティと価格のバランスもチェックして厳選しています。手頃な値段のアイテムもありますので、この機会にオーバーオールを手に入れてください。

アイテム1

『リー』オーバーオール

『リー』オーバーオール

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オーバーオールはもともと作業着なので、ワークウェアブランドやジーンズブランドが王道です。例えば『リー』もデニム生地のオーバーオールを展開。補強を兼ねたステッチワークや、ハンマーループをはじめとする機能的ディテールなど、ペインターパンツと共通する仕様が特徴的です。左胸の白いタグがさりげないアクセント。

アイテム2

『フリークス ストア』スタプレ ポリツイル オーバーオール

『フリークス ストア』スタプレ ポリツイル オーバーオール

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人気セレクトショップ『フリークス ストア』からもオーバーオールがスタンバイ。セットアップやスラックスなどに使用するスタプレ素材を採用することで、ワークウェアでありながら上品な佇まいに。太すぎず細すぎず、着こなしやすいサイズ感なので日々のワードローブとして活躍するはず。

アイテム3

『ディッキーズ』オーバーオール

『ディッキーズ』オーバーオール

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アメリカ生まれのワークウェアブランド『ディッキーズ』は、労働者のニーズに応えるべくスタートしたブランドなだけに、その耐久性は折り紙付き。春夏シーズンなら写真のようにライトブルーのものも爽快感があるのでおすすめ。ややゆったりしたシルエットで着心地良好なので、ぜひその魅力に取りつかれてみよう。

アイテム4

『ベンデイビス』コットンオーバーオール

『ベンデイビス』コットンオーバーオール

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ストリートでも人気の『ベンデイビス』ですが、もともとは1935年に誕生した老舗ワークウェアブランド。もちろんオーバーオールも展開しています。適度にルーズなシルエットがワークテイストを放っていますが、大人でも着こなしやすいシンプルなデザインが重宝します。

アイテム5

『ショット』ワーク オーバーオール

『ショット』ワーク オーバーオール

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オーバーオールはアメカジスタイルのアイテムとして定着していますので、リリースしているアメカジブランドも多数。その中でも『ショット』のオーバーオールは使い勝手に優れています。手が入れやすい胸のジップポケットに加え、大きなiPhoneも収納できるユーティリティポケットを備え、古き良きムードと現代的なディテールをMIXしています。

アイテム6

『リーバイスレッド』オーバーオール

『リーバイスレッド』オーバーオール

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1999年にスタートした『リーバイスレッド』のオーバーオールも見逃せないところ。世界的デニムブランドなだけあって、その確かなモノづくりは一度穿くとやみつきに。また、製造時に水や農薬の使用量が少ないヘンプ素材を用いることで、環境にも配慮したサステイナブルな1枚。

アイテム7

『ペニーズ』別注コーデュロイ オーバーオール

『ペニーズ』別注コーデュロイ オーバーオール

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1930~70年代にリリースされていたゼネラルストア「JC ペニー」のオリジナルブランドが復刻。"今着たいオーバーオール" をテーマに『フリークスストア』が別注を行い、コーデュロイ生地を用いた大人なアイテムに仕上げています。温かみと落ち着きを感じさせる素材感が、秋冬シーズンの大人なコーディネートに最適。リーズナブルな価格も魅力です。

アイテム8

『ジムマスター』ストレッチリップストップモンスターポケットオーバーオール

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1916年にカナダで創業したアスレチックウェアブランド『ジムマスター』からの1着は、登山用品などにも使用されるリップストップ素材を採用した本格派。軽量で高強度、そして大容量のポケットが付いた機能性豊かな一品だ。アウトドアではもちろん、ファッション性も高いのでデイリーユースでも活躍するはず。

アイテム9

『メーカーフッド』ファーマーサロペット

『メーカーフッド』ファーマーサロペット

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岡山のコーヒーショップ『キノシタショウテン』とのコラボレーションで生まれた人気のサロペット。「豆の選定、仕入れなどで農園などに行く際にカバンを持たず手軽に行ける服」というコンセプトがベースになっているので、ポケットの数が豊富です。背面には、A4サイズのノートが入る大きなポケットも装備。

アイテム10

『アディダス』ユーティリティー ビブ

『アディダス』ユーティリティー ビブ

フェルマート

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ナイロン素材がスポーティなイメージ。本来はスノーボード用のアイテムですが、シンプルな仕上がりなのでタウンユースにもおすすめです。防水シェルとライニングを組み合わせた作りに加え、通気性が調整でき、寒い日も快適に過ごすことができます。

オーバーオールはこう着こなす。おしゃれな大人のコーディネート実例

最後に、オーバーオールを大人らしく着こなすためのポイントを解説しましょう。落ち着きのあるコーディネートへと落とし込むことを念頭に置きつつ、ここで挙げるテクニックを活用してオーバーオールの着こなしを楽しんでください!

コーデ1

ワントーンを意識してインナーと一体化

ワントーンを意識してインナーと一体化

WEAR

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オーバーオールは通常のパンツよりも面積が広くて存在感が絶大。その存在感を薄くするだけでも着こなしやすくなり、カジュアルなイメージを抑えることができます。具体的なテクニックとしては、オーバーオールとトップス(インナー)を同じカラーにしてワントーンのコーディネートを築くのがおすすめ。大人っぽさを優先するなら、ダークトーンの同系色でまとめるのが原則です。

コーデ2

シンプルなアウターで覆って品良くアレンジ

シンプルなアウターで覆って品良くアレンジ

WEAR

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オーバーオールの存在感を薄くして大人っぽいスタイリングに仕上げる基本方針は「コーデ1」と同じ。追加で提案したいのは、アウターを重ねることでオーバーオールを物理的に隠し、見える面積を減らすというテクニックです。大人っぽいコーディネートにまとめるのが目的なので、合わせるアウターはシンプルで落ち着きのあるタイプを選ぶのが基本。テーラードジャケット、ステンカラーコート、チェスターコートなどを選ぶようにしましょう。少し大きめのシャツを重ねるのも定番の着こなしですが、ワーク調のアメカジスタイルにならないようスタイリッシュにまとめるのがおすすめです。

コーデ3

上品なシャツをインナーに選んで大人っぽく

上品なシャツをインナーに選んで大人っぽく

WEAR

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一般的に、インナーに上品なシャツを選べばコーデ全体が品良く仕上がります。それはオーバーオールを使ったスタイリングでも一緒。迷ったときにはシンプルなシャツを合わせればまず間違いありません。全身をモノトーンでまとめると、より大人っぽく仕上がるのでおすすめ。さらに、黒と白でコーデを築いてオーバーオールをアウターで隠すと、胸当てがフォーマルスタイルのカマーバンド(腹帯)のように見えてフォーマルな印象が生まれます。新鮮かつ大人っぽいイメージが演出できますので、ぜひトライしてみてください。

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注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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