
定番も売れ筋も。イルビゾンテの財布パーフェクトガイド
職人の町、フィレンツェが生んだ革製品の殿堂『イルビゾンテ』。日本でも高い評価を得ている、普遍的なデザインと上質な革を使った財布にフォーカス。
老若男女に人気が高い、『イルビゾンテ』の革財布
1970年に創業した『イルビゾンテ』。高品質なオリジナルレザーを使用した流行に左右されないデザインを得意としており、イタリア本国では『グッチ』や『ルイ・ヴィトン』などの老舗と肩を並べる一流ブランドとして認識されています。ブランドアイコンである「BISONTE(=水牛)」の刻印を、百貨店などで1度は目にしたこともあるのではないでしょうか。特に「雨が降ればどちらもぬれ、晴れればどちらも日に当たり、あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。あなたのイルビゾンテはあなたの一部になるのです」という、創業者ワニー・ディ・フィリッポ氏の理念を色濃く体現しているヌメ革の製品は日本でも高い人気を獲得しています。
そんな『イルビゾンテ』のラインアップの中でも比較的手の届きやすいアイテムとして、財布は特に幅広い年代のファンに愛されてきました。デコレーションよりもクオリティというブランドコンセプトに則り、作りはいたってシンプル。毎日持ち歩き、触れるものだからこそ、どの製品も革の経年変化を存分に楽しめるデザインに仕上がっています。今回はそんな『イルビゾンテ』から長財布、二つ折り財布、コインケースの3カテゴリを抽出。長く愛せる逸品をご紹介します。
表も中も全部見せ。『イルビゾンテ』の財布15選
▼カテゴリ1:革の表情を存分に楽しみたいなら長財布を
『イルビゾンテ』最大の魅力である、オリジナルレザーの経年変化が美しく出やすいのが長財布。革の面積が広い分、エイジングが完了したときの迫力とそれによる充実感は何ものにも変えがたいものがあります。もちろん、高い収納力も長財布ならではのポイントです。
長財布1
ベーシックな“L字ジップ”の長財布ははずせない
普遍的なデザインのL字型ウォレット。控えめな型押しロゴとゴールドのジップが、大人の持ち物にふさわしい品格を与えています。革の重厚な表情に対して、裏地を設けないことにより比較的薄手に仕上げられているところにも注目したいですね。
中央に小銭入れをセットした、ベーシックな作り。スリットはコインケース裏を含め5か所、札入れは2か所配されており、普段使いに十分な収納力を有しています。カードスリット左下の水牛ロゴも、財布を開いたときのさりげないデザインアクセントです。
■DATA
W19×H9.5×D2cm
長財布2
独創的なデザインで人気の“がま口”は、女性人気も狙える
がま口も、実は『イルビゾンテ』においては男女問わず人気の高いディテールです。小銭や小物など何でも放り込める大きながま口は、使い勝手も抜群。札入れやカードスリットは背中側についているフラップを開くことで現れます。
ゴムバンドとスナップボタンのW仕様になっているフラップ部には、札入れと8枚分のカードスリットを装備。がま口の中身は仕切りがあるため、そちらに小銭とお札、こちらはレシートなど、と使い分けても良さそうです。
■DATA
W20×H11×D2cm
長財布3
基本中の基本。シンプルな“ラウンドジップ”こそ機能にこだわる
レギュラーモデルをよりスリムにリサイズした、ラウンドジップの長財布です。ゆるやかにカーブを描くシルエットが、カジュアルスタイルに良く似合います。レザーの引き手も便利なだけでなく、さりげないデザインアクセントに。
特徴的なのはその内部。コインポケットに札入れ、多数のカードスリットと基本的な機能を抑えつつ、メモなどを挟んでおけるL字型の収納がロゴのある側に付いています。映画や舞台などのチケットを一時的に挟んでおくのにも使える、ユニークなデザインです。
長財布4
品のある見た目とのギャップがうれしい大容量財布
厚みを抑えていながらも、フラップを開くと三つ折りに開く大容量ウォレット。フラップのスナップボタンも見ての通り表に出ない仕様になっているので、すっきりとした表情に仕上がっています。
開いた中央にはコインポケットに2段の札入れ、そしてよく使うカードを入れておきたい2つのカードスリット。向かって左には6つのカードスリットと札入れが配されており、収納に関してはピカイチです。見ての通り、内側にもスナップボタンが配されているので、お札と小銭だけ使用するときは閉じておけばばらけることもありません。
■DATA
W19×H10×D1cm
長財布5
ラグジュアリーなメタルパーツが輝く大人の逸品
メタルのホックが高級感をあおる、大人の男性にこそ持ってほしい長財布です。水牛ロゴが革の表面ではなくメタルパーツに刻印されているのも印象的ですね。コバは切りっぱなしではなく処理されており、他モデルに比べて幾分上品な顔立ちに。
フラップを開けた内側、ライニング部分にもぱっと目に付くところには表革を贅沢に使用しているため、品の良さを感じさせます。1番手前にコイン用コンパートメントを持って来ることで、小銭を取り出しやすくしているのもうれしいポイントです。
■DATA
W18.7×H11×D2.8cm
▼カテゴリ2:職人の工夫が詰まった機能的な二つ折り財布
コンパクトなボディの中にいかに収納を配置するかは、各革小物ブランドの腕の見せどころ。『イルビゾンテ』の二つ折り財布は特にデザインバリエーションに富んでいて、自然な質感から女性人気も高いのが特徴です。厚ぼったくも柔らかな革が生み出す柔らかなシルエットは、他ブランドも真似できない唯一無二の存在感を放ちます。
二つ折り財布1
コインポケットの容量にもこだわった実用派
裏面に270度開くラウンドジップタイプのコインポケットを設けることで、小銭の収納に十分な容量を確保しつつスリムなシルエットを実現。丸みのあるフラップが、柔らかな印象を与えてくれます。
フラップを開けると、カードとお札が収納可能。ゆるやかに大きくカーブしたスリットは、カードの取り出しやすさを考慮した形状となっています。
■DATA
W9.5×H9×D2.8cm
二つ折り財布2
カードと紙幣の収納力で選ぶならこんな選択肢も
こちらも、コインポケットは外付けに。フラップはスナップボタンを採用しているため、より手軽に開閉できます。そのスナップボタンと本体の両方に水牛ロゴが踊っている主張のあるルックスは、所有欲を満たしてくれます。手のひらに収まるミニマムなサイズ感で、男女問わず人気です。
札入れが2段に分けて設けられているため、領収書やレシートとお札を分けておけるのもうれしいポイント。カードスリットも6か所用意されているため、見た目以上の収納力があります。
■DATA
W11×H11×D2cm
二つ折り財布3
カードは3枚まで! というミニマリストはこちら
カードはそんなに持ち歩かないという方なら、こちらの二つ折り財布がおすすめ。厚さ2cmと比較的薄めに作られており、ジーンズのバックポケットにも難なく入ります。大きく開く外付けコインポケットにより、小銭が取り出しやすくなっている点にも注目です。
カードスリットは男らしく3か所のみ。厚みが出ない分フラップを設けていないため、すっきりとした仕上がりになっています。カードケースを別に持ち歩く人には、最適な財布といえるでしょう。
■DATA
W9.2×H8×D2cm
二つ折り財布4
カードケース然とした見た目を裏切る多収納ウォレット
サブウォレットとしても使えるコンパクトさが魅力の逸品。二つ折りというよりはカードケースに近い形状で、厚さも1cmと極薄です。10種類以上のカラーバリエーションを有しているので、家族や恋人と色違いで持つのも面白そうですね。
小ぶりながらも収納力は上々。ジップ付きのコインポケットに加えて、カードスリットを含む多くのポケットを備えているので、他の二つ折り財布とも遜色ありません。札入れはサイドに設けられています。
■DATA
W14×H10×D1cm
二つ折り財布5
シックなデザインが大人カジュアルにマッチ
装飾のない武骨な表情が大人の着こなしにマッチする二つ折り財布。お馴染みの水牛ロゴは隅に控えめに入れられているので、ブランドものでも主張が強い財布はちょっと……、という人でも安心です。
内部はシンプルかつシステマティック。スナップボタンで開閉するコインポケットと、対面に3枚分のカードスリットを装備しています。
■DATA
W11×H9×D2cm
▼カテゴリ3:ちょっとそこまで、の時に重宝するコインケース
もっとも手軽に取り入れることができるのが、コインケースです。価格もおおよそ1万円前後とリーズナブルながら、『イルビゾンテ』ならではのレザーの質感を存分に堪能することができます。小物入れやワンマイルウォレットとしても活用できる品々は、上記の財布と合わせて持っておきたいアイテムです。
コインケース1
迷ったらまずは。基本の“ボックス型”コインケース
ボタンをはずすとボックス型に開く、ベーシックなコインケースです。財布に比べると小ぶりですが、スナップボタンと革に押されたブランドロゴがきちんと『イルビゾンテ』のブランドを主張してくれます。あえて裁断面を処理しないことによるレザーの素朴な質感は、いつまでも握っていたくなります。
大きくボックス型に開きますが、収納部は深めに作られているため、小銭が落ちる心配とは無縁です。ちなみに、内部の底面にも水牛ロゴとMADE IN ITALYの表記が刻印。コインを取り出すときにチラッと覗く、粋な仕様です。
■DATA
W8×H7.5×D1cm
コインケース2
収納力に優れた仕切りつき“がま口”タイプ
こちらは、ころんとしたフォルムが愛らしいがま口タイプ。口金部分もレザーで覆われているため、『イルビゾンテ』のレザーが持つ素朴な表情を十二分に楽しめます。金属部分も光沢を抑えているため、手元で悪目立ちしません。
内部は中央で均等に仕切られています。片方に小銭、片方にお札と分けて収納したり、カバンの中で散らばりがちな小物をまとめるのにも重宝しそうです。
■DATA
W12×H8.5×D3.5cm
コインケース3
思わず握り締めたくなる、技ありの“がま口”
上記のモノよりもさらに立体的な作りのがま口コインケースです。『イルビゾンテ』ならではのもっちりとした質感と野球ボールのような丸みのある特徴的な形状で、用がなくてもずっと触っていたくなります。
仕切りはありませんが、その形状ゆえに内部は非常に小銭が見やすく、また取り出しやすくなっています。生地で内張りもされているので、コインによる内側からの破れや劣化も防いでくれます。
■DATA
W9×H8×D5cm
コインケース4
ポーチとしても便利な、ロングストラップ付き
大胆に入れられたブランドロゴも、フラットなコインケースなら良いアクセントに。円形のレザーを2枚張り合わせたような、シンプルな作りがユニークです。本体と同じレザーを裁断して作ったストラップにより、バッグの持ち手などに結んでおく……、などの使い方もできます。
クセのないデザインだからこそ、使い勝手は抜群です。円形ならではの大きく開く口により、内部の視認性もばっちり確保しています。ボディのカラーに合わせて使用するジップの色を変更するなどの細やかな心遣いも、一流ブランドならではのクラフトマンシップを感じさせます。。
■DATA
直系9.5cm
コインケース5
雄々しい焼印に目を奪われる“異素材MIX”
表側にハラコ(毛皮)、裏面にオリジナルレザーを使用した、一風変わった日本限定モデルです。焼印で押された迫力ある水牛ロゴもさることながら、その水牛を模したような愛嬌のある形状もユニーク。補強のリベットもまるで水牛の目のように見えてきます。
裏面はお馴染みのオリジナルレザー。ジップトップに結ばれたものと同色のレザーがリベットの上に覗いているのも、良いデザインアクセントになっています。贈り物にも喜ばれる、遊びの効いた意匠です。
■DATA
W12×H9.5cm
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー ロングウォレット
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー ロングウォレット
-
『イルビゾンテ』 ラウンドジップ長財布
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー ロングウォレット
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー ロングウォレット
-
『イルビゾンテ』 ラウンドジップ スクエアウォレット
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー ウォレット
-
『イルビゾンテ』 ORIGINAL LEATHER / WALLET
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー ウォレット
-
『イルビゾンテ』 2つ折り財布
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー コインケース
-
『イルビゾンテ』 がま口コインケース
-
『イルビゾンテ』 がま口コインケース
-
『イルビゾンテ』 オリジナルレザー コインケース
-
『イルビゾンテ』 日本限定バケッタムッカ ビリーのコインケース
掲載アイテムをもっと見る(3商品)
KEYWORD関連キーワード