セットアップをおしゃれに着こなすためのメンズコーデ15選

セットアップをおしゃれに着こなすためのメンズコーデ15選

誰でも簡単に完成度の高い着こなしを作れるセットアップ。その取り入れ方とカジュアルダウンのテクニックを、ファッショニスタのコーデとともにご紹介します。

2021.11.15
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簡単におしゃれに見せることができる秘密兵器。それがセットアップです

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WEAR

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セットアップとは「上下揃いの服」という意味。ビジネスシーンで身に着けるスーツなども、身近なセットアップの1つに数えられます。ジャケットとスラックスの合わせに限らず、カジュアルファッションにおいては上下で同じ素材を使用していればセットアップと呼ぶこともあります。

セットアップの強みは、インナーや小物さえ揃えてしまえば自然と着こなしがキマる気軽さにあります。30代男性にふさわしいかっちり感も演出できるので、簡単に旬のコーデが手に入れられるのです。今回はジャケットを使用したセットアップアイテムに絞り、大人の男性にふさわしいスタイリングを提案していきます。

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主軸となるセットアップ選び。2つの視点でアイテムをチョイス

セットアップがいくら着回し力の高いアイテムであっても、何を買っても大丈夫……、というわけにはいきません。大事なのは、ビジネス色を極力抑えて見せること。合わせるアイテムも重要ですが、セットアップを選ぶところからすでにスタイリングは始まっているのです。ここでは、大人に似合うセットアップとは何かを掘り下げます。

ポイント1

着回しを狙うなら、色は“ブラック以外”

着回しを狙うなら、色は“ブラック以外”

インにもアウトにも使えるセットアップを探しているなら、スーツ然としてしまうブラック以外を選びましょう。グレーやネイビー、ベージュなど明るい色みであれば、中に挿すアイテム次第でシックにもカジュアルにも振ることができます。とはいえ、ブラックが絶対に駄目、と言うことではありません。スポーティかつモードにキメたい、自分のスタイルが固まっている大人なら、黒という選択肢も生きてきます。

ポイント2

サイズは気持ち余裕を持たせた“ジャスト~ルーズサイズ”

サイズは気持ち余裕を持たせた“ジャスト~ルーズサイズ”

WEAR

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セットアップ選びで1番重要なポイントは、何といっても自分の体型に合ったサイズを選ぶということ。タイトすぎると重ね着ができなくなるのはもちろん、あまりにルーズだとせっかくのクリーンなイメージが壊されてしまいます。今季的な着こなしを作るなら、あえて肩のドロップした大きめのサイジングもありでしょう。自分の体型と相談して、ジャストフィットする1着を選びましょう。

セットアップを巧みにカジュアルダウンさせる、5つの神器

スーツほどではないにしても、カチッとして見えるセットアップ。それをいかにカジュアルダウンさせるかが、セットアップを着用する際の腕の見せどころです。さりげなく落とし込めば即こなれて見える、カジュアルダウン効果の高い5つのアイテムをチェックしましょう。

アイテム1

カットソー&Tシャツ

カットソー&Tシャツ

アーバンリサーチオンラインストア

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メンズコーデの基本アイテムであるカットソー&Tシャツは、セットアップの着こなしにおいても重要なアイテム。首元が詰まって見えてしまう襟付きアイテムと差し替えるだけで、とたんに軽快な印象に様変わりします。ベーシックな無地もおすすめですが、着こなしにマリン感漂う程良いアクセントを作ってくれるボーダーも狙い目です。

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ワードローブに必須。ボーダーカットソーのおすすめ15選

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アイテム2

スウェットパーカー

スウェットパーカー

アーバンリサーチオンラインストア

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カットソー&Tシャツと同様、スウェットパーカーもセットアップに挑戦するなら用意しておいて損はないマストハブ。シルエットが画一化しがちなセットアップコーデにおいて、首元に程良いボリュームを生み出してくれます。プルオーバーだとよりスマートに仕上がりますが、ジップパーカーの前を開けてよりストリート色を強く押し出すのもユニークです。

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アイテム3

Gジャン

Gジャン

Gジャンはアウターである、という考えはひと昔前のもの。サイズアップしたジャケットの下にウォッシュがかったGジャンを仕込むだけで、清潔感と男らしさのバランスが取れた上級者コーデが完成します。フロントポケットの大きな2ndタイプはテーラードジャケットの下に着込むには主張が強いため、オーソドックスな3rdタイプを選びましょう。

春夏もGジャンを着こなそう。カラー別に見るサンプルコーデ集

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アイテム4

スニーカー

スニーカー

清涼感のあるローファーの素足履きなども有効ですが、よりドレス感を抑えたセットアップを楽しむならローカットのスニーカーがベターでしょう。ローテクスニーカーならより馴染みやすく、最新機能が搭載されたハイテクスニーカーならよりスタイリッシュな着こなしに仕上がります。バリエーションで揃えておくと便利です。

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アイテム5

キャップ&ニット帽

キャップ&ニット帽

ZOZOTOWN

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あまり大げさにカジュアルダウンさせたくない場合、かぶりものの投入も良い選択です。セットアップ自体を着崩すことなくオーソドックスに仕上げた場合でも、キャップやニット帽をコーデに足すだけで程良い大人のオフスタイルが楽しめます。アイウエアやアクセサリーなど、他の小物との複数使いも効果的です。

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セットアップを抜け感たっぷりに着崩すコーデ15選

セットアップが主役として生きる、春や秋に最適なコーデをチェックしましょう。きれいめな印象をキープしつつもスーツのように重たくない、軽やかな着こなしが簡単に作れるのがセットアップを着る利点です。

コーデ1

白い長袖のインナーを合わせるのが基本形

白い長袖のインナーを合わせるのが基本形

WEAR

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カジュアルなセットアップスタイルのインナーは、やっぱり白の無地。シンプルなデザインも基本です。インナーの種類は気温によって調整すべきですが、春や秋なら長袖のカットソーが重宝。このコーディネートでも、まさに長袖の白いカットソーを選んでいます。スニーカーもホワイトでリンクして、クリーンな抜け感を強調。

コーデ2

オーバーサイズのセットアップで鮮度アップ

オーバーサイズのセットアップで鮮度アップ

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セットアップの着こなしの鮮度を上げるなら、オーバーサイズを選択するのも手。上下ともにワイドなシルエットでも、パンツがテーパード型ならダラしない印象にはなりません。この着こなしでは、ダークなネイビーを選ぶことで引き締め、落ち着いたムードを演出しているのもポイント。パーカーやスニーカーといった定番アイテムを合わせていますが、サイズ感のおかげで今っぽさがグッとアップしています。

コーデ3

人気のモックネックはセットアップとも好相性

人気のモックネックはセットアップとも好相性

WEAR

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人気が高まっているモックネックのカットソーやニットは、セットアップとも相性が抜群です。このお手本コーデでは、ブラウン基調のモックネックカットソーをセレクト。同系色であるライトブラウンのセットアップと組み合わせ、温かみのあるスタイリングにまとめています。サイドゴアブーツを合わせ、足元も落ち着いた雰囲気に。

コーデ4

ダブルのジャケットこそ、大きく着崩して

ダブルのジャケットこそ、大きく着崩して

WEAR

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フォーマル感の強いダブルジャケットは男ならば1度は袖を通してみたいアイテム。ですが、カジュアルで着こなす場合、多少のアレンジは必須です。例えば、サイズ感。ボトムスにテーパードの強いタックパンツを、足元に柄スニーカーを合わせることでリゾートテイスト漂うこなれた着こなしが完成します。素材もコットンを選び、ざっくりと羽織るのがキモです。

ダブルジャケットはどう着る? 選び方&着こなし方一問一答

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コーデ5

ライトグレー×ホワイトの配色で軽快な装いに

ライトグレー×ホワイトの配色で軽快な装いに

WEAR

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吸汗、速乾性に優れたサーフニット生地を使用したセットアップは、見た目にも軽やか。インナーにはホワイトのカットソーを合わせてクリーンに仕上げています。コーデの色を拾ったスニーカー合わせもお見事!

コーデ6

シャツ代わりのGジャンが男らしさを演出

シャツ代わりのGジャンが男らしさを演出

WEAR

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センタークリースがしっかり効いたかっちり感の強いセットアップも、インナーにGジャンを重ねれば大人のカジュアルダウンが可能。程良く色落ちした『マルタンマルジェラ』のGジャンの素材感と、折り目正しい『リングヂャケット』のスラックスがもたらすコントラストが、奥行きのあるスタイルを構築しています。

コーデ7

ロゴ入りスウェットでストリート調を注入

ロゴ入りスウェットでストリート調を注入

WEAR

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主役のセットアップはコーデュロイ生地。こなれたムードやウォーム感が漂っています。さらに、カレッジプリントが入ったスウェットを合わせ、プレッピーなストリートテイストを演出しているのもポイント。セットアップのルーズなシルエットも今っぽいストリート感を強調しています。インナーで個性を醸し出すなら、こんな着こなしもおすすめです。

コーデ8

かっちりジャケットとキャラものは意外とハマります

かっちりジャケットとキャラものは意外とハマります

WEAR

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レトロな絵柄のスウェットシャツで、セットアップをカジュアルダウン。セットアップからカットソーまでグレートーンで揃えることで、ポップになりすぎないよう調整しています。柄で遊んだ分、サイジングはきっちりと。裾もロールアップすることで、パンツのシルエットを美しく保っています。

コーデ9

ドレス感を抑えるなら、シルエットに少しの脱力感を

ドレス感を抑えるなら、シルエットに少しの脱力感を

WEAR

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ボルドーを主役にスタイリング。柄を排した上品な印象のセットアップですが、スーツでは厳禁とされるあえて肩を落としたシルエットやホワイトのカットソーでうまくカジュアルダウンしています。大きく引き算した分は、足元のオペラシューズで品の良さをほんの少しプラスしてあげると大人っぽく仕上がります。

コーデ10

個性的な小物も巧みにいなす、ベージュセットアップ

個性的な小物も巧みにいなす、ベージュセットアップ

WEAR

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清潔感があるベージュのセットアップ、その懐の深さを知ることができる好例です。ツートーンの『ヴァンズ』、発色の良いキャップ、レジメンタルのボウタイ、ウォレットチェーン……と小物を盛りだくさんに仕込んでも、まとまりよく仕上がります。もちろん、もたつきのないジャストサイズが大前提です。

コーデ11

ボーダー柄のカットソーで爽やかさを演出

ボーダー柄のカットソーで爽やかさを演出

WEAR

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無地のインナーに飽きたら、定番柄を活用するのがおすすめ。特にマリン調のボーダー柄なら、爽やかさを簡単に加味することができます。しかもこのお手本では、ネイビーのセットアップをセレクト。マリンボーダーとの組み合わせで爽快なイメージが増幅しています。明るいトーンのスニーカーで軽やかな印象を高めているのも見事。

コーデ12

レザーシューズで足元を落ち着かせると新鮮

レザーシューズで足元を落ち着かせると新鮮

WEAR

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セットアップスタイルをカジュアルダウンする際は、スニーカーを合わせるのが常套手段。スニーカー自体の人気もあってあまりにも主流になっているので、あえてレザーシューズを選ぶと新鮮な印象になります。この着こなしのように、セットアップのカラーやインナー選びでカジュアル感を確保すれば、堅すぎないコーディネートにまとめることも簡単。

コーデ13

シャツを合わせてきれいめカジュアルスタイルに

シャツを合わせてきれいめカジュアルスタイルに

WEAR

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インナーにTシャツやカットソーを選んで着崩すのがテクニックの定番ですが、シャツを選んでカジュアルダウンすることも可能。少しカジュアルな要素があるシャツを選べばOKです。このお手本では、オックス生地のボタンダウンシャツをセレクト。質感やディテールに加え、裾をパンツから出すことでリラックス感を高めています。とはいえシャツなので、適度に品があって大人な印象です。

コーデ14

ブラックの インナー&革靴でクールに装う

ブラックの インナー&革靴でクールに装う

WEAR

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クールにカジュアルダウンしたいときは、ブラックのインナーとシューズを選ぶのがおすすめ。このコーディネートのように、Tシャツとローファーを黒で統一するだけで、クールな印象にまとまります。さらに、セットアップに使われているブラウンの色味が際立っているのもポイント。絶妙なニュアンスカラーから、こなれたムードが漂っています。

コーデ15

軽アウターを重ねた同系色レイヤードがおしゃれ

軽アウターを重ねた同系色レイヤードがおしゃれ

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あくまで主役はセットアップですが、ライトなアウターを重ねたレイヤードスタイルを築くことができるとコーディネートの幅が一気に広がります。この好例では、ナイロン製のハンティングジャケットを着用。セットアップとアウターをアースカラーで統一し、こなれ感や上品なムードを醸し出しています。インナーとスニーカーを白で揃え、さりげなく清潔感を加味した小技も巧妙!

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