スーツからカジュアルまで。アスコットタイの結び方
パーティーシーンで重宝するアスコットタイの結び方をご紹介。合わせて、アスコットタイの特徴やメンズならではの着こなしについても解説します。
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アスコットタイとは
アスコットタイは、なぜそのような名称で呼ばれるようになったのでしょうか。それは、イギリス王室が所有するアスコット競馬場に集まる際の服装として使われていたことに由来します。
アスコット競馬場には3つの区画があり、それぞれドレスコードを守らなければならないという決まりがありました。アスコットタイは、定められた服装として活用されていたことがわかります。
▼アスコットタイを使用するシーンとは?
アスコットタイは、結婚式2次会をはじめとするパーティーシーンや、カジュアルなジャケットスタイルなどのときに着用することが多いです。ネクタイよりも華やかにみせられるアスコットタイは、ストールやスカーフに代わるエレガントなアクセサリーのひとつとして活用されています。
アスコットタイの結び方。覚えておくべきはこの2種類でOK
アスコットタイの基礎知識を押さえたところで、いよいよ本題。アスコットタイの結び方をご紹介します。今回は、結び方を押さえればOKですので、ストールを使った“プレーンノット”と実際にアスコットタイを使った“ブラインドフォールドノット”を解説します。
▼プレーンノット
普段ネクタイを結んでいる方ならば、プレーンノットは比較的簡単。左右対称にならずラフな印象になりますし、襟の小さいシャツなどでも似合う結び方です。
ステップ1
左右非対称に巻き込む部分を長めにしてアスコットタイを垂らし、首にかけて巻くおおよそのポジションを決めます。
ステップ2
アスコットタイの短いほうを軸として、長いほうを上から巻きつけます。この時アスコットタイの折り目などに気をつけながら行うと仕上がりがきれいです。
ステップ3
くるっとアスコットタイを1周させて、長いほうを自分の顔のほうへ持ち上げた状態にします。このときもシワを作らないようにするとよいです。
ステップ4
先ほど1周したアスコットタイの先端を、できた輪に下から上に通します。このときもシワや折り目を気にしながら整えていきましょう。
ステップ5
最後に、できたアスコットタイの輪の中へ、上から下に通します。この時強めに引くと結び目が小さく、力を入れずゆるく引くと結び目の大きい結び方にできます。
▼ブラインドフォールドノット
アスコットタイといえばこの結び方を連想される方も多いのではないでしょうか。ふんわりとしたシルエットの印象はとてもカジュアルで印象的です。パーティーシーンなどには最適な結び方ではないです。
ステップ1
初めはプレーンノットと同じで、左右非対称にアスコットタイの巻きつけるほうを長めにとり首にかけ、結ぶ位置のポジションをとります。
ステップ2
アスコットタイの短いほうを軸として、長いほうを上から巻きつけます。プレーンノットと同じようにくちゃくちゃにならないように気をつけるのがきれいにできるポイントです。
ステップ3
アスコットタイの長いほうをくるっと1周巻きます。巻くときに長いほうを自分の顔側に引っ張っておくとその後の工程がやりやすいですが、あまり強く引っ張るとシワになります。
ステップ4
アスコットタイを首の回りにできた輪の中に、アスコットタイの長いほうの先端を下から上へ通します。このときもシワに気をつけて行うときれいにできるポイントです。
ステップ5
アスコットタイの結び目にできた輪の中に、先ほど通した先端をさらに上から通します。このとき強く引くと結び目の小さく、柔らかく引っ張ると結び目が大きくできます。
ステップ6
先ほどできた結び目をさらに首の輪に首の内側から外側に向けて通して垂らします。こうすることで結び目が見えなくなり、ふんわりとなるように形を整えて完了です。
WEARISTAに学ぶ。アスコットタイの着こなし
普段あまりアスコットタイを着用している方を周囲で見かけることが少ないかと思います。そんなアスコットタイを着こなすWEARISTAから一緒に学んでみたいと思います。
ホワイトのイタリアンカラーシャツの中にアスコットタイをインしたスタイル。カーディガンとシャツとオーソドックスなカジュアルなスタイルにアスコットタイをプラスすることで、普段のカジュアルスタイルがエレガントでスマートな印象に早変わりします。
同系色でまとめた、クラシックなコーディネートです。ネイビーと白の組み合わせは、夏らしいイメージやスマートな印象に仕上がります。タイトなジャケットとアスコットタイの組み合わせは、パーティーシーンなどでおすすめの着こなしです。
ミリタリージャケットとアスコットタイという異色のコーデは、落ち着いた大人カジュアルな印象を演出します。ミリタリーアイテムを上品にまとめた好例です。
カジュアルなブルーのグラフチェックのスーツに、白のアスコットタイをさしたカジュアルなコーディネートです。カジュアルなパーティーシーンにはぴったりの着こなしです。
3ピーススーツにアスコットタイを使ったコーディネート。赤×ブラックのチェックのアスコットタイがエレガントさをアップさせています。グレーやホワイトアスコットタイに代えても、華やかなイメージになるでしょう。
カジュアルなシーンでも、アスコットタイは重宝します。ホワイトのシャツに柄物のアスコットタイをさし、アクセントに。ほかのアイテムはベーシックなものをセレクトし、柄の入ったアスコットタイを引き立てています。
レザーのミリタリージャケットとウールのパンツに、アスコットタイを加えた着こなし。シャツの上にミリタリージャケットのフロントを閉めて全体のシルエットをタイトにまとめ、大人らしいルックスに仕上げています。冬の寒い時期は、首元でさりげなくおしゃれをするのが大人のルール。
秋冬に使いまわしが利きそうなコーディネート。濃いカラーでまとめたなかに、アスコットタイのカラーがさし色として効果的。ジャケットはタイトなものを選ぶと、さらにきれいなシルエットになります。
着こなしのメイン素材として採用したデニムと、同色系のアスコットタイを組み合わせることで統一感を高めた着こなし。年代を問わないコーディネートは明日から真似できそう。
パンクな印象をより濃くしている革のパンツとアスコットタイの組み合わせは、まさに個性的。アイテム自体の主張が強いため、色みはベーシックなものを選ぶのが正解です。
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