
気温20度の日の服装回答集。真似したくなるおすすめコーディネート25選
メンズファッションにおいて、多くの方が悩む春秋シーズンの服装。持っておくと便利なアイテムと、気温20度前後の季節での最適なコーディネートを紹介していきます。
執筆者
Hiroshi Watanabe本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
気温20度ってどんな気候?
最高気温なのか最低気温なのかにもよりますが、気温20度というとおおまかに春(3~4月)と秋(10~11月)くらいの気候にあたります。この春秋の気候の特徴として挙げられるのは、昼と夜の寒暖の差が大きいということ。そのため、うまく重ね着をして気温に対応することがポイントになってきます。カーディガンや薄手のジャケットなど、羽織りが1着あると重宝しますよ。
気温と一緒に参考にしたいのが“服装指数”
”服装指数”ってご存じでしたか? 実は日本気象協会が毎日、服装の目安を発表してくれているのです。地域ごとにわかるので、ぜひとも参考にしてみましょう。
ちなみに以下の5段階で表示されています。数値の目安は、これくらいです。
■0~30…コート必須。しっかり防寒してでかけましょう
■40~50…セーターがあればコートがなくても大丈夫
■60~70…朝晩は上着があると◎。昼間は薄手のトップス1枚でOK
■80~90…半袖で快適に過ごせます
■100…ノースリーブでOK
天気予報で気温20度の場合、どんな格好が正解?
気温20度というのは、上の服装指数で見ると60~70に位置します。つまり、薄手のトップスと羽織りさえあればOKということです。
しかし、ひと口に気温20度といっても、それが最高気温なのか最低気温なのかでかなり意味合いが変わってきます。最高気温20度では、朝晩の最低気温が15度(もしくはそれ以下)になる可能性があり、最低気温20度では、日中の最高気温が25度(もしくはそれ以上)になる可能性がありますよね。
ポイントは、最高気温20度なのか最低気温20度なのか。その2つの軸にそったコーディネートを紹介します。
▼“最高気温20度”の場合は、カットソー+羽織りといった服装がベスト
最高気温20度の場合のコーデでは、アウターで寒暖差に対応できるということがポイントとなります。インナーには、素材の厚さや袖の長さなど、豊富な種類から選ぶことができるカットソーが便利です。最高気温20度での服装は、カットソー+アウターを羽織るというスタイルがベストでしょう。
Tシャツやカットソーに加え、羽織りのアウターとしては、合わせやすくて見栄えもいいカジュアルなテーラードジャケット、ニットカーディガンなどが筆頭候補。
もちろん、シャツ地やナイロン地を使用した薄手のコートもこなれたイメージになるのでおすすめです。また、ブルゾンという選択肢もあります。
最高気温20度のコーデ1
カーキジャケットを徹底活用
合わせるアイテムの色味を問わない汎用性の高さと、男らしさという点でカーキジャケットも持っておくと便利です。写真のような薄手の生地を選ぶとレイヤードコーデが組み立てやすくなります。秋口は黒のアイテムと、春先はベージュやホワイト系のアイテムを合わせて季節感も香らせるのがセンスアップのコツです。
最高気温20度のコーデ2
Gジャンは、きれいめなアイテムとのバランスがカギ
メンズファッションのライトアウターの代表格、Gジャン。カジュアル感や男らしさが香り立つアウターなので、それらを中和できるアイテムを合わせて大人っぽくまとめるのがおすすめです。こちらのコーディネートは、ブラックのパンツで引き締めて品良くまとめているのがポイント。白スニーカーで清潔感や軽快感も加味しています。Gジャンのボタンを留めた上品な着こなしも真似したいテクニックです。
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※掲載の金額はデータ更新日時点のものです。
最高気温20度のコーデ3
Tシャツとスニーカーでハズしたカジュアルセットアップコーデ
こちらはセットアップをカジュアルに着崩した好例。トップスは襟付きのシャツではなくTシャツを、足元は革靴ではなくローテクスニーカーを合わせることで、カチッとなり過ぎないよう適度な抜け感を演出しているのがポイントです。シルバーを適度に加えることで、ベーシックなコーディネートながらも洒落感を演出するテクニックも、ぜひ取り入れたいところ。
最高気温20度のコーデ4
温度調整しやすいカーディガンは着こなしやすさも抜群
リラックスできる着心地と上品なイメージが両立しているカーディガンも、大人の男性が活用すべきアイテム。暑くなったら脱ぎ、肩掛けしたり腰に巻いたりすれば置き場所にも困りません。着回しやすいシンプルなカーディガンはきれいめな印象なので、パンツなどで着崩してバランスを整えるのが原則。このコーディネートでは、カーキのペインターパンツでラフさを追加しています。全体的に少しゆとりのあるシルエットで、今どきなリラックス感も加味。
最高気温20度のコーデ5
色で個性を主張したカーディガンの上級者コーデ
カーディガンは素材やカラーのバリエーションが豊富なのも大きな魅力。印象的なカラーで個性も演出できます。このお手本コーデでは、イエロー系のカーディガンが主役。個性がありつつ大人っぽい落ち着きも感じられるコーディネートにまとめています。カーディガン以外のアイテムをブラックで統一しているのが重要なポイント。カーディガンの色味を引き立てると同時に全体的に引き締められ、品良く仕上がります。
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最高気温20度のコーデ6
シンプルな短丈ブルゾンで、アクティブに
テーラードジャケットよりもカジュアル感を出せる、短丈ブルゾンのコーデも魅力的。GジャンやMA-1などは安定した人気を誇りますが、今シーズンはスイングトップで懐かしさと鮮度を堪能してみては? ベーシックなジーンズは言わずもがな、写真のようなタック入りのワイドパンツとも好相性です。
最高気温20度のコーデ7
カバーオールはテイストMIXでワークテイストを中和
気軽に羽織れるライトアウターとして重宝されているのがカバーオール。生地や色味によってはワークテイストが強いので、それを中和させるようにコーディネートを組み立てると上品にまとまります。このコーディネートでは、インナーのバスクシャツでマリン調をMIX。上半身をネイビー×ホワイトの色合いでまとめ、爽やかさを強調しています。さらに、着丈が短めのカバーオールを選んでいるのもポイント。ワーク感が控えめで軽やかな印象を与えられるでしょう。
最高気温20度のコーデ8
スッキリ着こなすとかっこいいミリタリーブルゾン
トレンドのファクターとして注目されているミリタリーは、同テイストのジャケットを使うと取り入れるのが簡単。タウンユースで用いるので、武骨になりすぎないようにスッキリ着こなすのがおすすめです。こちらのように、ブラックをメインにしてクールなコーディネートにまとめるのがもっとも取り入れやすい例なのではないでしょうか。ジャングルファティーグジャケット&パンツのセットアップなのでミリタリー感が強いはずですが、黒ベースなので都会的な印象です。
最高気温20度のコーデ9
薄手コートをワントーンで洒脱にまとめた好例
最高気温が20度で寒暖差の激しい日は、羽織りものの有力な選択肢としてライトなコートも挙げられます。ただし、見た目がヘビーすぎると暑苦しく見えることも。それを避けるためには、明るめのカラーで軽やかにまとめるのがおすすめです。このコーディネート例は、コートとパンツを明るめのベージュ系カラーで統一。ワントーンに近いカラーリングで軽快に仕上げています。
最高気温20度のコーデ10
シャツジャケットのセットアップで大人カジュアルを構築
テーラードジャケットより少しカジュアルなシャツジャケットも便利なライトアウター。気兼ねなく羽織れるのが大きな魅力です。シンプルなタイプを選べば品良く着こなすのも簡単。大人っぽいカジュアルスタイルがすぐに完成します。最近はシャツジャケットとイージーパンツのセットアップが増えているので、活用しない手はありません。シンプルなカットソーを合わせるだけで、ご覧のように好バランスなコーディネートの出来上がり。
最高気温20度のコーデ11
モノトーンで構築するアーバンアウトドアスタイル
アウトドアウェアの人気が続いていますが、アウトドア系のライトなアウターといえば薄手のマウンテンパーカーでしょう。本気の登山服に見えないように、都会的に着こなせたらおしゃれ。ブラックやモノトーンを軸にすれば、一気に洗練されたイメージに仕上がります。例えばこのコーディネートでは、マウンテンパーカーもパンツもブラックで統一。インナーのカットソーはグレーを選び、モノトーンで揃えることでシックに仕上げられます。
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※掲載の金額はデータ更新日時点のものです。
最高気温20度のコーデ12
ストリートMIXはやさしげな色味で構成
旬のストリートMIXですが、コーチジャケットにジーンズのような定番の合わせで作るにしても色使いに気をつけるだけで印象はまったく変わってきます。今であれば写真のようなくすんだ色味などを取り入れればトレンド感に加え、やさしげな空気感も醸し出すことができるでしょう。
▼最低気温20度の場合は、トップスはカットソーあるいはシャツといった服装でOK
最低気温20度というと、5月や9月ごろの爽やかで過ごしやすい気候。日中の最高気温が25度以上となることを考慮して、カットソーやシャツをトップスにするのがベストです。袖丈は、風があるときや日が沈んだ後の肌寒さをしのげる長袖か七分袖を選んでおくといいでしょう。
シャツやカットソーは1枚で着てもいいですし、タンクトップやTシャツとレイヤードすることで、着こなしの表情に変化をつけることもできます。着こなしのポイントとしては、シャツを着る場合は袖を少しまくってあげること。お行儀の良かったシャツが、一気にリラックス感あるこなれたイメージに変化します。
最低気温20度のコーデ1
定番的なシャツはサイズ感に気をつけて洒脱に着こなす
トップス1枚のカジュアルなコーディネートを大人っぽくまとめるなら、シャツを活用するのが効果的。シャツをきちんと着こなすだけで、十分すぎるほど落ち着いた印象になります。重要なのは、サイズ感やシルエット。このお手本のように、少し余裕のあるサイズ感を選ぶのが今の気分です。アイテム自体はシンプルかつ定番でも、サイズ感さえ配慮すれば今どきなコーディネートが築けます。
最低気温20度のコーデ2
カジュアルな装い作りにはバンドカラーシャツが重宝
シャツを使ったシンプルなコーディネートをさりげなくアレンジしたいときは、バンドカラーシャツを選ぶのが良案です。上品すぎずカジュアルすぎないバランスが絶妙で、一度試すと人気が継続しているのも納得するはず。一気に旬なコーディネートに導くことができます。このお手本では、デニム生地のマウンテンパンツを合わせつつ、スニーカーやハットを足すことでストリートライクなテイストに振っています。
最低気温20度のコーデ3
カラーシャツでバランス良く個性を打ち出した着こなし
シャツはカラバリが豊富なのも大きな魅力。カーディガンと同じく、上品でありながら色のセレクトによって個性を主張することができます。例えばこのコーディネートでは、グリーンのシャツを着用。腕をまくってこなれ感を出し、ナチュラルに着こなしています。パンツとサンダルを黒で揃え、引き締めながらシャツの色味を強調したテクニックも見事!
最低気温20度のコーデ4
リラクシーだけどルーズに見えないロングシャツを活用
今どきなリラックス感を醸しながらダラしなくないバランスでシャツを着こなしたいなら、ロングシャツを活用するのもおすすめ。このコーディネートのように、着丈が長めで身幅はワイドすぎないタイプのロングシャツを選べば、リラックス感と上品なムードを共存させることができます。シャツが主役のコーディネートだからこそ、さりげなくヒネリが効いたものを選んでみましょう。
最低気温20度のコーデ5
チェックシャツを羽織るなら、ずばりダークトーンで
ここ数年ずっと無地のシャツが好まれてきましたが、そろそろチェック柄のシャツも人気が復活しそうな気配。シャツのチェック柄と聞くと、赤や青をベースにしたアメカジ風のマドラスチェックを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、だからこそダークトーンのものを選ぶだけで落ち着きが感じられ、新鮮に映ります。このお手本では、シャツのボタンをすべて留める着こなし方で、上品さを演出。シャツとスニーカーは黒で揃え、全体を引き締めたテクニックもぜひ参考に!
最低気温20度のコーデ6
タックインを活用し、こなれたシャツスタイルを実現
大きめのシャツを選びつつ、裾をパンツにタックインする着こなしが男性でも増えてきました。シンプルなアイテムばかりを選んだコーディネートでも、こなれた雰囲気に仕上がるのが大きな魅力です。ポイントはブラウジング。シャツをきっちり入れるのではなく、フワっとタックインする手法です。白いボタンダウンシャツを使った定番的なコーディネートも、タックインによってこんなにも洒脱に!
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最低気温20度のコーデ7
シンプルな長袖Tシャツもサイズ感を意識して洒脱に
カットソー類を主役にしたコーディネートも、基本的なポイントはシャツの着こなしと同じ。シンプルなアイテムを選びつつ、サイズ感やシルエットで今っぽさを演出するのが原則です。このコーディネートでは、ビッグシルエットのロンTを着用。ペインターパンツもゆったりしたシルエットで今っぽいリラックス感が漂っています。どちらもシンプルな面持ちのため、大人の着こなしにマッチします。
最低気温20度のコーデ8
1枚でキマるバスクシャツを使ったお手本コーデ
無地のカットソー類が地味に感じる場合は、定番柄を選べばOK。例えばマリンボーダー柄のバスクシャツなら、トップス1枚で完結します。少し大きめのサイズを選びつつ、タックインして今っぽく着こなしたお手本がこちらのコーディネート。パンツの2タックも腰回りの無造作感を強調し、こなれた印象を放っています。さまざまな着こなしに対応する定番アイテムなので、無地に飽きたらボーダー柄のカットソー類を手に取ってみましょう!
最低気温20度のコーデ9
メインのアイテムを同系色にしてスタイリッシュに演出
スタイリッシュなムードや大人っぽい落ち着きを演出したいときは、全身を同系色で揃えるコーディネートが効果的です。こちらのお手本は、明るいグレーの長袖Tシャツにダークなグレーのテーパードパンツを合わせるという、グレーの濃淡で見せたコーディネート。スニーカーやキャップをちょっとしたアクセントとして利かせたバランスが絶妙です。使っているのはシンプルな定番アイテムばかりですが、同系色を駆使しているからこそセンスを感じさせる仕上がりになっています。
最低気温20度のコーデ10
暑すぎず寒すぎない七分袖を大人っぽく着こなす
最低気温が20度くらいの季節は、七分袖のカットソーがしっくりくることもあります。ただし、七分袖のカットソー類はカジュアルな印象が強くなりがち。それを防ぐには、ダークカラーを選ぶのが得策です。ここで選んでいるような、シャツ生地を使ったタイプを選べばさらに上品に。さらにこのコーディネートでは、ダークブラウンのトップスを起点に全身をブラウン系の同系色でまとめ、大人なムードに導いています。
最低気温20度のコーデ11
気温の上下が激しい日は温度調整しやすい工夫を
寒暖差が激しい日を快適に過ごすためには、事前の準備が必要です。写真のコーディネートでは、袖先にリブがついた長袖Tシャツをセレクト。暑いときには袖をまくって固定しやすくなっています。また、オフホワイトのTシャツにチャコールグレーのパンツを合わせ、シンプルながらこなれ感もある配色に。合わせるアイテムを選ばないので、何か羽織っても違和感が出ません。この着こなしのように、アイテム選びもコーディネート自体もアレンジしやすいように準備できれば安心です。
最低気温20度のコーデ12
タックインでスタイルに変化をつける
シンプルなオールブラックコーデですが、ロンTをタックインすることでコーディネートに変化をつけています。タックインする際はトップスをパンツにきっちり入れないように注意しましょう。クロップドパンツで軽快さを演出している点も見逃せません。
最低気温20度のコーデ13
ロンT生かしたストリートMIXはモノトーンでシックに
最低気温20度の日はロンTだけでも外出が可能。となれば相性が良いのはストリートMIXですが、何も考えずにコーデを作ってしまうとカジュアルすぎて子供っぽい印象になることも。そこで全体をモノトーンで構成してみてください。ご覧のようにシックな雰囲気が纏えるはずです。
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