
部屋着にならない、おしゃれなトレーナー活用術
カジュアルウェアの定番アイテムであるトレーナー。部屋着みたいと敬遠している人も多いのでは。今回は部屋着にならないおしゃれなトレーナー活用術を解説していく。
トレーナーとスウェットシャツの違いとは?
トレーナーはスウェットシャツの和製英語で、スウェット素材で作られたトップスのこと。基本的には同じだが、プルオーバーのデザインでラグランスリーブを採用し、袖や襟、裾がリブ編みになっているものが多い。首元に伸び防止としてガゼットが付いたデザインが多いのもトレーナーならでは。
NOT部屋着。大人がトレーナーを選ぶ際、意識したいポイントとは
トレーナーは、カジュアル感を手軽に演出できる休日のワードローブに欠かせないアイテムだが、一歩間違えるとラフになりすぎて部屋着っぽく見える危険性も……。大人が取り入れやすく、おしゃれに見えるアイテム選びのポイントを紹介する。
ポイント1
シンプルな無地
トレーナーといえばカレッジロゴやイラストがプリントされたものが真っ先に思い浮かぶかもしれないが、大人が選ぶならば着回しにも便利な無地のシンプルなデザインを押さえておくのが無難。またワンポイントのロゴであれば難なく着られる。
ポイント2
程良くゆとりのあるサイズ感
オーバーサイズがトレンドだが、トレーナーの場合はルーズでラフな印象になりがち。そこでサイズ選びには注意が必要だ。程良くゆとりはありつつも、袖周りや身幅がすっきりしたデザインが大人向け!
大人におすすめ。洒落感を演出できるトレーナー
リラックスした着心地でありながら、部屋着っぽくなくおしゃれに見える。そんなトレーナーが理想的だ。ここでは、大人におすすめしたいアイテムを厳選。
ブランド1
『チャンピオン』×『ナノ・ユニバース』
『チャンピオン』に『ナノ・ユニバース』が別注した本作は、すっきりとしたシルエットでスタイリッシュなムードが漂う。加えて程良く色褪せた風合いが洒落感を演出する。フロントのカンガルーポケットや左胸のロゴの刺繍は別注ならではのデザイン。
ブランド2
『フィルメランジェ』
スウェットシャツに定評のある『フィルメランジェ』よりセレクトしたのは、ヴィンテージのような風合いが魅力的な1着。オーガニックコットンを採用した空紡糸を採用しているため、ドライタッチながらふんわりとした仕上がりで心地よく着られる。
ブランド3
『レミレリーフ』×『ビームスプラス』
ゆっくりと時間をかけて染料を退色させて古着のような風合いに仕上げた。着続けていくほどに味が増す、経年変化を楽しめる1着だ。シンプルなデザインながらもこなれた面持ちで、他と差がつくこと間違いなし。
ブランド4
『フリーマンズ スポーティング クラブ』×『ループウィラー』
熟練した職人たちによるジャパンメイドにこだわる『ループウィラー』とNY生まれの『フリーマンズ スポーティング クラブ』のコラボ作。最新編機では再現できない吊り編み機によるふっくらとした肌触りは『ループウィラー』ならでは。50~60年代を連想させるガゼットを配したデザインも味がある。
ブランド5
『ラコステ』
『ラコステ』の本アイテムは、無撚糸を使用しているためふんわりとした柔らかな肌触りがポイント。縫製にはフラットシームを採用する等、着心地にとことんこだわった1着だ。程良くゆとりがありつつもすっきりと着られるサイズ感も絶妙。
ブランド6
『ディッキーズ』
裏起毛スウェット素材を用いているため保温性に優れ、秋冬のワードローブに1着あると重宝すること間違いなし。シンプルな無地なので、着回し力も抜群だ。リーズナブルな価格設定も魅力的。
カラー別に提案。トレーナーの着こなしサンプル
グレー、ネイビー、カーキ、黒、白の定番カラー別にトレーナーの着こなしに注目。WEARの洒落者たちを参考におしゃれに着こなすコツを探っていく。
▼定番のグレー
今回紹介するカラーのなかで最も定番人気なのがグレー。合わせる色や柄を選ばず、程良く抜け感を与えてくれるのでこなれたおしゃれな雰囲気も簡単に作れる。
コーデ1
スラックスできれいめ感をプラス
どんなコーデにも馴染み使い勝手抜群である一方で、着こなし次第で部屋着っぽくも見えてしまうグレーのトレーナー。部屋着っぽさを払拭するなら、ボトムスにはスラックスなどのきれいめアイテムをセレクトするのが正解。すっきりとした足元も好印象だ。
コーデ2
ラフな組み合わせをグッと大人っぽく
カジュアルな印象が強いトレーナー+ジーンズの着こなしを大人っぽく仕上げた好例。濃紺できれいめなシルエットのジーンズなら程良く品を演出できる。さらに『パラブーツ』のシャンボードがコーデの締め役として効果を発揮。
▼大人なネイビー
大人っぽさを演出したいときに頼りになるのがネイビー。落ち着いた色みがスマートな雰囲気も醸し出す。部屋着っぽさを感じさせにくいのも魅力。
コーデ1
適度なゆるさが心地よいブレッピースタイル
シャツにネイビーのトレーナーを合わせ、ブラックのパンツでシンプルにまとめたプレッピースタイル。ウォッシュのかかったトレーナーが適度なリラックス感をプラスする。クラッチバッグやメガネなどの小物使いも秀逸。
コーデ2
ショートパンツで作る大人カジュアル
ベージュとネイビーの組み合わせは相性抜群の鉄板コーデ。インナーにシャツを取り入れてより大人っぽさを出しつつ、ショートパンツで軽快に仕上げた絶妙なバランス感が心地良い。足元は白のスニーカーでクリーンな印象に。
▼こなれ感のあるカーキ
ベーシックなカラーのなかでも取り入れるだけでこなれ感のあるスタイルを演出してくれるのがカーキ。すでにグレーやネイビーを持っているなら、せひ挑戦したいカラーだ。
コーデ1
大人ストリートスタイルを構築
『GU』のトレーナーは、モックネックのデザインがモダンな印象。ネイビーのトラウザーパンツできれいめにまとめつつ、キャップやスニーカーでストリートを注入した上級テクは要チェック。
コーデ2
ブラックで締めてスタイリッシュに
クールに着こなすならカーキ×ブラックの配色がおすすめ。トレーナー以外はブラックでまとめて、土っぽいカーキを都会的に仕上げている。細身にまとめたシルエットもポイント。
▼クリーンなホワイト
クリーンな印象を与えてくれるホワイトは、清潔感が欠かせない大人の装いにはぴったり。また、淡い色のシャツなどをインナーに取り入れれば、洒落感とこなれ感を一気に主張できる。
コーデ1
インナー使いで着こなしに抜け感を
カーディガン、スラックス、ローファーといったきれいめなアイテムの着こなしに、トレーナーを投入することで抜け感を演出。トレーナーとソックスをホワイトで揃えた小技もポイントだ。
コーデ2
シャツとのレイヤードでこなれ感を強調
クリーンな面持ちのホワイトのトレーナーと淡いピンクのシャツは好相性。襟のほか、袖や裾からシャツを覗かせたバランスも絶妙だ。淡い色合いでまとめた上半身に対し、他のアイテムはブラックでクールに。
▼クールなブラック
ブラックのトレーナーは、コーディネートをクールに演出してくれる強い味方。スラックス等のきれいめからジーンズ等のカジュアルなボトムスまで大人っぽく仕上げてくれる。
コーデ1
アーバンスポーツMIXな装い
トレーナーにジョガーパンツを合わせたスポーティな装い。一歩間違えれば運動着のようにも見える組み合わせだが、上下ブラックでまとめたスタイリングは都会的でスタイリッシュ!
コーデ2
品の良さ漂う大人カジュアル
着用している『オーラリー』のトレーナーは裏毛とは思えない光沢がある上品な仕上がりが魅力だ。ボトムスには美シルエットの濃厚ジーンズ、足元には白ソックス+レザーシューズをセレクトし大人っぽくまとめた好サンプル。
この記事の掲載アイテム一覧(全3商品)
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『チャンピオン』×『ナノ・ユニバース』 ラグランクルーネックスウェット
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『フィルメランジェ』 アンディー
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『ラコステ』 プレミアムスウェットシャツ
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