
知的で上品なネイビースーツ。相性の良いアイテムやおしゃれな着こなし方を解説
ビジネススーツの中でダントツの人気を誇るネイビースーツは、大人なら必携といえる1着。正しい選び方から相性の良いアイテム、洒落者たちのコーデ例までご紹介します。
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スーツの基本カラー、ネイビーをおしゃれに着るために
好印象なスーツの代名詞であり、着る人を選ばない万能さも支持されているネイビースーツ。そもそもネイビーは日本人に似合う色ともいわれており、知的や上品さ、信頼といったポジティブな印象を与えることが可能です。グレーやブラックに比べるとスタイリングはしやすいものの、定番ゆえにその選び方や合わせるアイテムにこだわる必要があります。
色・柄で印象が変わる。ネイビースーツのハズさない選び方
ビジネススタイルの定番だからこそ、ラインアップが豊富なネイビースーツ。まずはどんなタイプが自分に合うのかを見極めるために、特に印象を左右する色・柄にスポットを当てて詳しく解説します。
ポイント1
まずはネイビースーツの濃淡をチェック
グレー同様、ひとくちにネイビーといっても濃色から淡色までトーンはさまざま。ここではダークネイビー&ネイビーとライトネイビーに分類し、それぞれの与える印象やおすすめの着用シーンなど、知っておくべきポイントを伝授します。
大人らしい落ち着きを演出する「ダークネイビー」&「ネイビー」
基本的にネイビーは色が濃くなるほどフォーマル度が高くなります。同時に落ち着いた誠実な印象を与えられるのが、ダークネイビー&ネイビーのスーツです。そのため、普段のビジネスシーンだけでなく、重要な商談やプレゼンなどのここぞという場面にもふさわしいといえます。もちろん結婚式やパーティといったフォーマルなシーンにもおすすめですよ。
清涼感や爽やかさを演出する「ライトネイビー」
ネイビーはトーンが明るくなるにつれ、フレッシュかつ爽やかな印象が高まります。ライトネイビーはややカジュアルなので、ビジネスシーンでは着る場所や職種を選ぶかもしれません。しかし、ダークネイビーやネイビーに比べると清涼感はグッとアップするので、クールビズシーズンに最適な色といえるでしょう。
ポイント2
無地も柄もスタイリングしやすさが選びの鍵
スーツの柄を見る際に重視すべきは、ビジネスシーンで使いやすいかどうか。基本的に存在感がありすぎる柄は着用するシーンが限られ、さらにはスタイリングの幅が狭くなってしまいます。ここでは、おしゃれに自信がない人でも取り入れやすい、無地・織り柄・ストライプをピックアップしました。
ビジネスからフォーマルまで使える定番の「無地」
ネイビーに限らず、スーツにおいて最もスタンダードなのが無地です。どんなネクタイやシャツとも相性が良く、スタイリングのしやすさもピカイチ。また、落ち着いた印象を与える効果もあります。ビジネスだけでなく、着こなし次第ではフォーマルにも対応するのもうれしいところ。
さりげなく洒落感を主張できる「織り柄」
その名の通り、織りで柄を表現したもの。ストライプに織り上げられたシャドーストライプが多く、主張はかなり控えめなので無地感覚でスタイリングできます。柄は光の当たり具合や角度によってお目見えし、無地とはひと味違う奥行きあるスーツスタイルを手に入れられますよ。さりげなくおしゃれもアピールできるはず。
視覚的にシャープに見せる「ストライプ」
ストライプにはさまざまな種類がありますが、主張控えめがお好みならピンストライプやペンシルストライプがおすすめ。クラシック感を高めたいならチョークストライプ、洒落感を高めたいなら2種類のストライプを組み合わせたオルタネイトストライプという選択もアリ。間隔が狭いとフォーマル度が高く、広くなるほどカジュアルな印象が強くなります。
ネイビースーツと好相性はコレ。ネクタイ・シャツ・靴選びのポイント
ネイビースーツは汎用性が高く、合わせるアイテムによって印象も大きく変わってきます。そこで相性が良いネクタイとシャツ、シューズを厳選。着こなしのマンネリ打破にもつながるはず。
ポイント1
ネクタイは与えたい印象で色を使い分ける
ネイビースーツは基本的にどんな色柄ともマッチしますが、ここでは知的な雰囲気がアップするネクタイと、大人の余裕を感じさせるネクタイの2つのタイプに分類。それぞれの印象を高める色はもちろん、おすすめの柄も併せてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
知的に見せたいなら「ブルー」や「ネイビー」を
ネイビースーツと文句なしの相性で、かつ知的な雰囲気を高められるのがブルーやネイビーです。ブルーなら清潔さや誠実さ、ネイビーならすっきりモダンな印象も与えられます。ビジネスの鉄板であるストライプや小紋に加え、シンプルに無地をセレクトするのもアリ。その場合はVゾーンに立体感を持たせられる織りに表情があるものがベターです。
大人っぽく見せたいなら「暖色系」を
赤やブラウンといった暖色系もネイビースーツとの相性が良く、大人の落ち着きや頼もしさを演出したいときに最適といえます。ただ、ブルーやネイビーと違って無地は難易度が高く、場合によっては古臭く見えることも。そのため、ストライプや小紋、ドットといった柄をセレクトするのがベストです。
ポイント2
シャツは無地とストライプがあればOK
スーツスタイルにおけるシャツは、スーツとネクタイをつなげる中継ぎ的存在。となると、インパクトある色柄は避けるのが良いでしょう。そのほうが汎用性も高まり、ワードローブにあると重宝すること請け合いです。
「白」&「サックスブルー」の無地シャツはワードローブに必須
ネイビースーツだけでなく、どんな色柄のネクタイとも相性が良いのが白&サックスブルーの無地シャツ。白はスーツやネクタイとコントラストが生まれ、清潔感やきちんと感を醸し出すことができます。サックスブルーはブルー系のネクタイと合わせると知的なグラデーションが作れますし、暖色系と合わせると洒脱な印象を与えられますよ。
印象的なVゾーンを演出する「ストライプ」シャツ
無地はもちろん、意外とストライプのネイビースーツともマッチするのがストライプシャツです。ただ、ピッチ幅が広いものや、鮮やかな色を使用したものはビジネスにはトゥーマッチなので注意。遠目から無地に見えるほど主張が控えめ、もしくはピッチ幅の狭いストライプがコーディネートを選ばず合わせやすいですよ。
ポイント3
靴はブラックかブラウンの2択
ビジネススタイルの足元といえば、ブラックかブラウンの革靴が基本。どちらもネイビースーツに使えますが、与える印象は異なります。ブラウンは明るいトーンだと足元が浮いてしまうので、ダークブラウンなどをセレクトするようにしましょう。
誠実な着こなしに導く「ブラック」
ビジネスシーンで最も重要なのは、誠実な印象を与えられるかどうか。ネイビー×ブラックはモダンなイメージがありますが、ビジネススタイルにおいてはその印象を高めるのに最適な配色といえるでしょう。商談やプレゼンといった大切な場面にもブラックの靴が好ましく、好印象を演出できます。
洒脱な着こなしに導く「ブラウン」
イタリアの伊達男たちに愛され続けているアズーロ・エ・マローネ。これは清潔感があって凛とした寒色系の青と、エレガントな暖色系の茶の組み合わせのこと。それをスーツと靴で構成すると、上品さと奥ゆかしさ、さらには洒脱な雰囲気が漂う着こなしに仕上がります。定番のネイビースーツでも周りと差をつけたいなら、ぜひ実践してみてください。
参考にしたい、ネイビースーツのおしゃれなコーデ例
最後にネイビースーツのコーデ例を見ていきましょう。商談やプレゼンの場にもふさわしい着こなしと、普段のビジネスシーンに最適なビジカジスタイルという2つのテーマ別にご紹介。仕事にふさわしく、かつワンランク上のおしゃれを叶えたコーデは必見です。
▼テーマ1:勝負の場面にも対応するネイビースーツの着こなし
好印象を与えられるネイビースーツは、商談やプレゼンといった勝負の場面にこそ活躍させたいところ。そこできちんと感と洒落感を両立させたタイドアップスタイルを厳選しました。色や柄など、ネクタイやシャツとの関係性が成功に導く鍵となるので、スタイリングを作る際の参考にしてみてください。
コーデ1
メリハリ配色で誠実で知的な雰囲気をアピール
ネイビーの無地スーツに、白無地シャツとネイビーのストライプタイという正統派ビジネススタイル。バランス良く仕上がっているのは、ネクタイの色がスーツとシャツの色とリンクしているからです。TVフォールドで挿したチーフで、洒落感をほんのりプラスしたところもお見事。
コーデ2
ネイビー無地スーツをおしゃれに見せるストライプ合わせ
ネクタイもシャツもストライプで揃え、ネイビーの無地スーツを印象的に。ピッチ幅や見え方に変化をつけているのでうるさく見えず、かつブルー系で合わせているのでVゾーンに統一感も生まれています。ネクタイでさりげなく効かせたブラウンも絶妙なスパイスに。
コーデ3
さりげなく効かせたパープルが着こなしの決め手
スーツはもちろん、シャツやネクタイもブルー系で揃え、知的で誠実な印象を高めた着こなしに。それでいてどこか洒脱に見えるのは、ネクタイとチーフにパープルを取り入れているからです。同時に大人っぽさもアップするので、クライアントや上司、部下から頼りにされるかも!?
コーデ4
チョークストライプのネイビースーツをセンス良く着こなした好例
クラシックなムード満点のチョークストライプのネイビースーツをセレクト。Vゾーンは控えめに仕上げることで、スーツの存在感をより引き立てています。サックスブルーシャツとグレーの小紋タイという配色に加え、バッグや靴といった小物使いにもセンスが光ります。
▼テーマ2:ネイビースーツで作るおしゃれなビジカジスタイル
ビジネスからフォーマルまで活躍するネイビースーツは、もちろんビジカジにも好マッチ。ただ、着こなしがシンプルになる分、アイテムのチョイスやスーツとの配色が重要になってきます。そこでカジュアルなVゾーンからニットポロとのスタイリングまで、周りと差がつくビジカジスタイルをピックアップしました。
コーデ5
ブルー系でまとめたモダンなトラッドスタイル
端正なネイビースーツに合わせたのは、サックスブルーのボタンダウンシャツと太ボーダーのニットタイ。よく見ると、ニットタイはトーンの異なるネイビーで構成されているのもポイントです。ビジネスに必須のきちんと感とほんのり漂うカジュアルさを絶妙に融合した好例です。
コーデ6
タートルネックニットを合わせてネイビースーツを大人っぽく
ウォームビズシーズンにおすすめなのが、ネイビースーツとタートルネックニットのスタイリング。シャツやクルーネックニットとは一線を画す大人の余裕を醸し出し、周りと差をつけることができます。ネイビーとブラックの洗練されたカラーリングにも注目を。
コーデ7
見た目にも清涼感を与えられるクールビズの王道コーデ
ネイビースーツに台襟付きのビズポロを組み合わせてクールビズスタイルを構築。ネイビーとサックスブルーの同系色のコンビネーションが清涼感を高め、スタイリングに統一感も持たせています。足元はより清涼感を高める、白スニーカーというチョイスも◎。
コーデ8
さりげなく効かせたスカーフで洒落感アップ
ポロシャツとはひと味違う上品さを演出する、ハイゲージのニットポロをインナーにチョイス。スーツと同トーンのネイビーを選んでいるので、モダンな雰囲気も漂っています。同系色のスカーフを首元にコンパクトにセットした、洒落感をさらに高めるテクニックにも脱帽です。
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