疑問解消。ダンガリーシャツとデニムシャツの違いとは? 今狙いたいブランドとコーデ

疑問解消。ダンガリーシャツとデニムシャツの違いとは? 今狙いたいブランドとコーデ

ダンガリーシャツならではの特徴を、デニムシャツやシャンブレーシャツとの違いを織り交ぜて解説。合わせて押さえておきたいおすすめのダンガリーシャツも紹介する。

那珂川廣太

2019.10.04

トップス
シャツ

ダンガリーシャツは、デニムシャツとここが違う

デニムシャツは経糸にインディゴ染料で先染めした糸を用い、緯糸に白の糸を用いた厚手の綾織り生地であるのに対し、ダンガリーは経糸に白糸を、緯糸に先染めの糸を使用した綾織り生地を指す。デニムと比べて淡い色合いのものが多く、シャツなどに適した薄手のものが多いのもダンガリーの特徴。また、最近ではシャンブレーよりも太めの番手の糸を使用したインディゴ染めの平織り生地や薄手のデニム生地のこともダンガリーと呼ぶようになりつつある。どのように違うのか、その特徴を掘り下げて紹介しよう。

種類1ダンガリーシャツ

綾織りの場合は白糸が表にくる割合が大きいため、薄めの色に織り上がるのがダンガリーシャツの特徴。シャンブレーと同等の厚みでありながらシワになりにくいため、ドレスシャツからワークシャツまで幅広く使用されている。また、リネンや麻などを混紡することでざっくりとした風合いに仕上げられたアイテムも多い。

種類2デニムシャツ

ジーンズと同じくデニム生地を使って仕立てられたもので、もっとも象徴的なアイテムがウエスタンシャツ。耐久性に優れ、生地に厚みを出しやすいのが特徴だが、シャツに仕立てる際は10オンス以下の生地厚のものが主に使用される。染めた糸が表面に出るため、着用に応じて経年変化しやすいのも特徴だ。

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TASCLAP編集部

種類3シャンブレーシャツ

経糸にインディゴで先染めした糸を用い、緯糸に白の糸を使用した平織りがシャンブレー。比較的番手の太い糸を使用した生地はワークシャツなどで使用され、細番手を用いた滑らかな風合いのものはドレスシャツにも使用されるというように、幅広いテイストのアイテムに活用されている。

知ってた!? シャンブレーシャツとデニムシャツの違い

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シャンブレーとデニムの違いってご存じですか? どちらもシャツによく使われる生地ですが、厚みだけでなく特徴も異なるので、きちんと把握して使い分けたほうが賢明です。

平 格彦

なぜ、ダンガリーシャツなのか? 大人の装いに対するメリットを紹介

デニムシャツが激しい経年変化を見せるのに対し、ダンガリーシャツは白糸が表に出ているぶん、色落ちが比較的気になりにくいのが最大の相違点。そのため、ダンガリーシャツはクリーンな大人のコーディネートにフィットしやすい傾向にある。また他の素材と混紡されることが多いのもダンガリーの特徴で、生地の風合いを生かしたスタイリングにも活用しやすい。

オンシーズンのダンガリーシャツ。なかでも押さえたい10アイテム

風合い豊かなダンガリーシャツは春や秋のトップアウターとしてはもちろん、冬のインナーとしても最適。ここでは定番である綿100%素材のワークシャツから混紡によって風合い出しを行ったものまで、注目のアイテムを紹介したい。

アイテム1『マックレガー』オーガニックコットンダンガリーシャツ

経糸、緯糸ともにオーガニックコットンのムラ糸を使用し、凹凸のあるヴィンテージ感溢れるダンガリーシャツ。両胸ポケットでボックスシルエットというワークシャツの定番スタイルながら、ブリティッシュアメリカンやアイビーを基調とした『マックレガー』だけあって、すっきりと大人に着こなすことができる。

アイテム2『ジプシーアンドサンズ』ワークシャツ

定番のワークシャツの裾に大振りなユーティリティポケットを採用。織物の産地として知られる尾張一宮を拠点に素材から開発を行う『ジプシーアンドサンズ』だけあって、こちらのシャツでも経糸にインディゴ染め綿糸、緯糸にリネンを使用したオリジナルのダンガリーを使用している。

アイテム3『ユナイテッドアローズ』ダンガリー セミワイド

大手セレクトショップの中でもドレススタイルに定評のある『ユナイテッドアローズ』がダンガリー素材で仕立てたドレスシャツ。第一ボタンを外したときには首周りがすっきりと見えつつ、太めにネクタイを結んでもフィットするセミワイドカラーを採用しており、タックインできるよう着丈も長めに設定されている。

アイテム4『コムサ・メン』カッタウェイカラー ダンガリーシャツ

あえてインディゴ染めではなく、色落ちの心配のない染料で染めたカッタウェイカラーのダンガリーシャツ。綿100%で細番手の糸を肉厚に織り上げているため、ハリ感と微光沢を備えておりジャケットスタイルからカジュアルにまで使える汎用性を備えている。

アイテム5『アダム エ ロペ』柄アソート バンドカラーシャツ

ベーシックなアイテムにモードなテイストを盛り込む『アダム エ ロペ』のダンガリーシャツは緯糸にウール混の糸を用いることで上品さをプラス。ゆったりとしたシルエットのバンドカラーは知的な印象を演出可能。ウール混ながら家庭で洗濯可能なのもうれしい。

アイテム6『ヴァンキッシュ』ダンガリープルオーバーシャツ

リラックスしたシルエットながらVネック状の首元のカッティングによって『ヴァンキッシュ』らしい色気をプラスしたプルオーバーシャツ。ムラ感とネップ感のあるダンガリーを素材に使用しており肌離れも良いため、Tシャツの上からはもちろん1枚での着用にもぴったり。

アイテム7『エストネーション』ビックシルエットダンガリーシャツ

ドロップショルダーのビッグシルエットで仕立てられたダンガリーシャツは、洗い込んだときの縫製のパッカリングやドレープ感も楽しみな1着。さらりと羽織れば、リラックス感ある着こなしに仕上がる。胸ポケットに配されたパイピングもデザイン上のワンポイントとして効果的。

アイテム8『ゲス』トラッキーデニムシャツ

全面にダイヤ柄を施したダンガリーを素材に、ショルダーヨークや胸ポケットのフラップにウエスタンシャツのディテールを盛り込んだ1着。インパクト抜群のため、トップアウターとして着用したときはもちろん、ジャケットのインナーとして着たときもアクセントとして活躍してくれる。

アイテム9『ラブレス』ダンガリー リブカフス シャツ

ドレープ感と光沢感が特徴的なテンセル混のダンガリーを素材に採用。袖部分にはリブを用いており、シャツとしてはもちろんライトなブルゾンとしても着こなすことが可能。袖リブにはホワイトラインを配しているため、スポーツMIXなコーディネートとも相性GOOD。

アイテム10『バグッタ』Gガタ ダンガリーシャツブルゾン

ライトオンスなシャツ地のダンガリーを用い、ベーシックなトラッカージャケット風に仕立てたシャツブルゾン。製品洗いをかけることでパッカリングとアタリを出しており、ワイルドな中に上品さを兼ね備えているのはイタリアの老舗シャツブランド『バグッタ』だからこそ可能な技。

バイク専門誌と男性向けライフスタイル誌で編集を約8年務めたのちに独立。ファッションはアメリカンカジュアルからトラッドまで幅広く執筆を行い、特にブーツやレザー、ジーンズ、古着など男臭いアイテムの知識が豊富。また乗り物やインテリア、フードまでライフスタイル全般にわたって「ラギッド」を切り口に執筆する。
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