毎日のジャケパンは、色でもっとおしゃれに楽しもう!

毎日のジャケパンは、色でもっとおしゃれに楽しもう!

制約の多いビジネススタイルですが、スーツではなくジャケパンコーデをメインにすることで、スタイリングを楽しむことができます。おすすめの色合わせを紹介しましょう!

平 格彦

2016.09.05

アウター
ジャケット
ジャケパン
秋の着こなし・コーデ

ジャケパンコーデの着こなしのポイント

組み合わせのバリエーションが豊富だからこそ、ジャケパンスタイルはセンスが問われます。ただし、重要なポイントさえ意識すればおしゃれに着こなしことも難しくはありません。具体例の前に、コーディネートの際に意識すべきポイントを解説します。

合わせて読みたい:
ジャケパンを着こなすための6つのルールとお手本コーデ19選

大人の定番。テーラードジャケットの着こなし30スタイル

ポイント1▼ジャケットの色をベースに考える

ジャケパンコーデはやはり、ジャケットが主役。全身の中で占めている面積が広く、遠くから見ても近づいて会話する際も常に目に入るアイテムなので、ジャケットの色選びを起点にしてスタイリングを考えるのがおすすめです。

ジャケットの基本カラーはネイビーやグレーですが、トーンや柄、生地感などによって似合うアイテムも変わってきます。実際に組み合わせてみていくつかの組み合わせを把握しておくと毎回悩まずに済みます。そのうえでほかのカラーのジャケットも揃えれば、無理なくコーディネートのバリエーションを拡大することができます。

ポイント2▼自分に合うシルエットで統一する

ビジネススタイルとしてのジャケパンコーデは、ジャストサイズが大原則。シルエットで遊ぶことはNGと思っておいていいでしょう。自分の体型を把握しつつ、もっともフィットするサイズやシルエットを揃えておくことが大切です。

ワードローブをジャストサイズで統一しておけば、どんな組み合わせでも違和感のないジャケパンスタイルになるはず。そんな前提をクリアすることで、ジャケットのカラーをベースにしてコーディネートを考えることに集中できます。

ポイント3▼シャツのカラーもきちんと考える

ジャケパンスタイルは文字どおり“ジャケット+パンツ”の略です。そのためか、ジャケットとパンツのカラーリングばかりを意識しがち。もちろん、その2アイテムの組み合わせがもっとも重要ですが、シャツを何色にするかによって印象も一変します。

つまり、ジャケットとパンツの組み合わせにくわえ、シャツの色柄合わせも事前にイメージしておくとその都度考えずにジャケパンコーデが築けます。さらに、ネクタイや小物の組み合わせまで決めておけたら完璧!! ただし、個性をアピールしたいからといって、奇抜な色や柄は避けましょう。あくまでスマートなビジネススタイルを目指すべきです。

ほかにもジャケットの着こなしについてチェックしたい方は、以下の記事もご参考ください。
ジャケパン着こなし術2016:ビジネスから休日まで対応

ジャケットのカラー別・着こなしサンプル

ここでは、もっとも重要なジャケットのカラー別に、コーディネートの好例をピックアップします。ここにあげるスタイリングだけが正解ではありませんが、参考になる組み合わせを取り入れて日々のコーディネート作りに役立ててみてください。

▼上品で清潔感もあるネイビージャケットの場合

ジャケパンスタイルのジャケットで一番の定番カラーといえるのがネイビー。品の良さにくわえて清潔感も兼ね備える色で、着まわしやすいのも大きな魅力です。ダークなほど品格が高まりますので、まずはダークなネイビージャケットから揃えるのが定石です。

コーデ1グレーのパンツを合わせるのがビジネススタイルの基本

まずは基本形から。ネイビージャケットにグレーのスラックスを合わせるだけで、どこに出ても恥ずかしくないビジネススタイルのベースが整います。ネイビーのジャケット同様、グレーのスラックスも色が濃いほど上品。ここでは、明るめのトーンで軽やかな印象に仕上げています。

コーデ2チノパンを合わせることでトラッドな雰囲気の着こなしに

メタルボタンを使用したブレザーもネイビージャケットの一種。ベージュのチノパンツと、白やサックスブルーのボタンダウンシャツを合わせるとアメリカントラッドなムードのコーディネートにまとまります。これも基本形のひとつなので、覚えておくべき組み合わせです。

コーデ3ネイビージャケットの爽やかさを強調するスタイル

ビジネススタイルにかぎらず、ネイビー×ホワイトは爽快。そんな色合いを意識して、ベージュではなくホワイトのチノパンツを合わせて新鮮な印象に仕上げています。また、シャツをブルー系ギンガムチェック、タイもブルーにすることで爽やかな印象をさらに上乗せ!

コーデ4トップスをネイビーでまとめたツートンカラーが新鮮

ジャケットとほとんど同じ色のインナーを合わせたノータイスタイル。そこにホワイトのパンツを合わせることで、全身でネイビー×ホワイトのカラーブロックを形成し、爽やかな印象を引き出しています。スマートカジュアルがOKなシーン向けのスタイリッシュな装いです。

▼スタイリッシュな魅力を持つグレージャケットの場合

ネイビーに次いで定番といえるのがグレーのジャケット。多くのビジネスマンがスーツで取り入れている色ですが、ジャケパンコーデでアレンジするだけで周囲と差をつけることができます。ネイビージャケットと同じく、ダークなほど品格があり、ライトなほどカジュアル。

コーデ1グレー×ネイビーはアイテムを問わず基本の色合い

ビジネスシーンでもっともスタンダードな色使いといえるグレー×ネイビー。ジャケットがネイビーのほうが王道で、ジャケットとパンツの色を入れ替えるだけで新鮮です。さらにここでは、明るいトーンのジャケットでアカ抜けた印象に。ジレで引き締めつつ、赤いタイをアクセントにしています。

コーデ2フォーマルすぎないように気をつけたいブラックパンツ

モノトーンをベースにしてクールにまとめたジャケパンスタイル。グレージャケットにブラックパンツを合わせると少しフォーマルな雰囲気になるので、さり気なくカジュアルなポイントを入れるのがおすすめです。ここでは、ニットタイを合わせることで少し脱力。

コーデ3パンツもシャツもブルー系で揃えて爽やかなムード作り

グレーの無地と同じくらい定番といえるのがグレー基調のグレンチェック。品格を備えながら表情もあるため、無地よりも着まわしやすくておすすめです。ここでは、パンツとタイをネイビー、シャツをブルー系チェックにして爽快感をミックス。定番にすべき都会的な色使いです。

コーデ4ジャケット以外も明るいトーンで統一してスタイリッシュに

明るいトーンのグレージャケットは比較的カジュアルですが、洗練されたイメージの着こなしを作るのに重宝します。たとえば、ホワイトのパンツや白を使ったクレリックシャツを合わせればかなり軽快。全身のトーンを明るめに揃えることでスタイリッシュな印象が醸出できます。

▼温かみを感じさせるブラウンジャケットの場合

ネイビーやグレーは基本カラーで、それ以外は上級者向きとっても過言ではありません。そのひとつがブラウンのジャケット。ウォーム感のあるカラーなので秋にぴったりの色です。独特な温かみを生かしながらも、ラフな印象やヘビーな雰囲気が行き過ぎないように着こなしましょう。

コーデ1暖色のブラウンに寒色のネイビーを合わせてバランスを調整

ウインドウペン柄が表情を生み出しているブラウンのジャケットがメイン。パンツとボタンダウンシャツを寒色系にすることで、ブラウンのウォーム感が強くなり過ぎないよう巧みに調節しています。ベルトをブラウンのスエードにすることで、ジャケットとの一体感をさり気なく演出。

コーデ2ブラウン系の上下で周囲と差をつけるジャケパンコーデ

着こなすのが難しい明るめのブラウンジャケットですが、だからこそ着こなせた際には周囲と差をつけることができます。この着こなしでは、パンツもブラウン系のベージュを選んでジャケットが浮かないようにしているのがポイント。Vゾーンの色合いで爽やかさも加味しています。

コーデ3ホワイトのパンツを合わせることで上半身の色使いを強調!

ブラウンのジャケットとイエローのタイは好相性。同じ暖色系ということで馴染みながら、差し色としてもイエローが映えます。シャツをブルーにすると、タイが一層主張。そんなカラーリングの上半身を強調するため、パンツはクリーンなホワイトが最適です。

コーデ4ブラウンを生かしたダークな着こなしを細部で軽快に

赤みの強いブラウンが目を引くジャケパンスタイル。そのクールな表情を強調するため、ほかのアイテムもダークトーンで揃え、少しモードな雰囲気に仕上げています。インナーにチェック柄を選び、遊びを加えることで決まり過ぎない絶妙なバランスに。

▼こなれたムードが演出できるベージュジャケットの場合

明るいトーンのベージュを採用したジャケットは、かなり上級者向きと思いがちですが、こなれたムードが出しやすいので、積極的に取り入れてほしいアイテムです。軽やかな印象を生かして着こなすか、重厚感を加えてバランスを取るのかがセンスの見せどころ。

コーデ1全身をブライトカラーで揃えて新鮮なスタイリングに

ヘリンボーンの生地感が表情を生み出しているベージュのジャケット。その明るいイメージを生かすため、パンツもシャツも淡いカラーを選んで思いきり軽やかに仕上げています。とりわけ白いパンツは、清潔感も演出。ブラックのドレスシューズで引き締めているのもポイントです。

コーデ2モノトーンをミックスした都会的ジャケパンスタイル

ベージュのジャケット以外をモノトーンのアイテムで揃えるというテクニックは大いに活用できます。黒いパンツと白いパンツの組み合わせでもOKですが、ノータイでもいいオフィスなら、白いパンツに黒いポロシャツというセットがおすすめ。こなれたスタイルが築けます。

コーデ3トーンの異なるベージュを合わせるのも定番技のひとつ

ジャケットと同系色のパンツを合わせる着こなしも定番テクニックのひとつです。このコーディネートもしかり。パンツは王道のチノパンツですが、ジャケットの色みで新鮮なニュアンスを振りまいています。軽薄な印象にならないよう、ダークなネクタイで引き締めていバランスを調整。

コーデ4ブルー系で揃えた着こなしにベージュを重ねて強調

ジャケットが主役だからこそ、ほかのアイテムを同系色で統一して主役を際立たせるという手もあります。これもそんなコーディネートで、ネイビーのパンツをはじめ、シャツやほかのアイテムもブルー系で統一。ベージュのジャケットが引き立ち、軽快で爽快な印象を放っています。

出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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