トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

『クラークス』のデザートブーツといえば、流行り廃りとは無縁のマスターピース。暖かいスエード素材で仕立てられたブーツは、秋冬コーデの強い味方になってくれるんです。

山崎 サトシ

2017.11.02

クラークス(Clarks)
革靴
秋の着こなし・コーディネート
冬の着こなし・コーディネート

そもそも『クラークス』とは? 簡単に解説

『クラークス』は、1825年にサイラス氏とジェームス氏のクラーク兄弟によって設立された、イギリス生まれのシューズメーカー。誕生の地はイングランド南西部にあるストリートという街で、現在も変わらず同地に本社を置いています。

シープスキン製スリッパの生産から始まり、現在はカジュアルシューズの世界的ブランドにまで成長。デザートブーツのほか、ワラビーやナタリーなど数多くの名作靴を世に送り出しています。

『クラークス』の代表作として幅広く愛される、デザートブーツ

『クラークス』の地位を不動のものへと押し上げたアイテムが、今回紹介するデザートブーツです。生みの親はクラーク兄弟の直系4代目にあたるネイサン・クラーク氏。第2次大戦中イギリス陸軍に従軍していた彼は、ビルマに進駐していた際、友人からゴム底のミリタリーシューズを見せられたそう。これをヒントとして、スエードアッパーとクレープソールを組み合わせたのが、今日のデザートブーツの原型となります。

販売が開始されたのは1950年のこと。リリース当初は「こんな風変わりなシューズが売れるわけない」と社内の風当たりは強かったそうですが、その心地よい履き心地が評判を呼び、大ヒットを記録。

現在では全世界で2,000万足以上もの累計販売実績を誇っているのだからおどろきです。もちろん、ここ日本でも老若男女多くの人々にカジュアルブーツの傑作として支持されています。

『クラークス』のデザートブーツが大人におすすめな理由とは?

続いては、大人の男性にデザートブーツがハマる理由を具体的に解説していきます。使い勝手が最高にいいブーツなので、何足持っていても困らないハズですよ!

完成されたシンプルデザインはデザートブーツの大きなストロングポイント。それゆえに、トレンドの移り変わりを気にすることなく着用できます。しかもどんなテイストのコーデにもフィットするのだから言うことナシ。日々の頼もしいパートナーとなってくれます。

表情豊かなスエードアッパーもデザートブーツの魅力のひとつ(一部レザーのモデルもあり)。起毛感があって秋冬らしいうえに、長く愛用するほどに味が深まっていくところがいいですね。つまりは、時間をかけてじっくりと“育てて”いけるというわけです。

理由3お手ごろなプライスレンジで手が出しやすい

お手ごろなプライスレンジで手が出しやすい

デザートブーツの大半は、1万円台〜2万円台という価格帯でラインアップされています。ブーツにしてはかなりリーズナブルなので、初心者でも気軽に手を伸ばせるんです。懐に余裕がある場合には、カラー違いで押さえておくのもおすすめです。

『クラークス』のデザートブーツを履く際に気を付けておきたい点とは

最高のオールラウンダーであるデザートブーツですが、着用時に注意しておかなければならない点がいくつかあります。以下の3点に気を付けておくといいでしょう。

注意点1採用されているのはcmではなくインチ表記。サイズ感を間違えないよう注意

採用されているのはcmではなくインチ表記。サイズ感を間違えないよう注意

イギリスのブランドである『クラークス』は、cmではなく欧州で一般的なインチでサイズを表記しています。公式サイトによると“9インチ=27cm目安”となっているので、それを計算しつつ選びましょう。サイズ感は靴選びでもっとも重要な点だけに、ミスをしないように!

注意点2きちんと手入れをすることが長く履くための大事なポイントに

デザートブーツのアッパーに使われているスエードは、水分や汚れがウイークポイント。履きおろす前に防水スプレーで加工したり、日々マメにブラッシングしたりと、細かくケアしてあげることが非常に大事です。それだけで、シューズの寿命は大幅に伸びます!

優れた弾力性&耐滑性を誇るクレープソールですが、一方で物性変化を起こしやすいという側面も。有機溶剤や油性のものに触れると(例:ガソリン揮発性塗料、接着剤、油脂など)劣化の原因となるので、保管の際にはそれらを近くに置かないようにしましょう。

『クラークス』を取り入れた10コーデをピックアップ!

おしゃれ感度の高い大人たちは『クラークス』のデザートブーツを溺愛中。ご覧のとおりきれいめのコーデにはしっくりとなじみ、ラフなスタイルに取り入れれば格上げをかなえてくれます。

カーキ、ベージュといったアースカラーを基軸にしたコーデ。ほんのりとドレッシーな顔つきのデザートブーツは、くだけたショーツスタイルを街っぽく見せる役割を担います。

今季らしさ満点のアイビースタイルとも、デザートブーツはこのとおり好相性! 靴のシックなブラックスエードと、抜け感あるベージュのチノパンとのカラーコントラストも印象的です。

秋冬らしいカラーリングのアイテムを多用したおしゃれ巧者。ミリタリー靴から着想されたデザートブーツは、こういうサファリテイストのファッションとは抜群にフィットします。

メルトン生地で仕立てられたあたたかな装いのシャツジャケットが着こなしの主役。デザートブーツに使われたスエードアッパーが、コーディネートのウォーム感に拍車をかけます。

モノトーンベースの着こなしに、バーガンディのニットやデザートブーツのネイビーで色を差してメリハリ感をプラス。色使いの妙でスタイリッシュ感を見事に演出しました。

ショールカラーからシャツ、デニム、デザートブーツにいたるまで徹底してブルー系カラーで統一。あえて抑揚をつけないことで、スマートな雰囲気を生み出すことに成功しています。

パターン・オン・パターンという難易度の高いレイヤードを実践。それでいてうるさく見えないのは、ジャケットとデザートブーツを端正なベージュカラーでリンクさせたおかげです。

鮮烈な赤のダッフルコートで個性をアピール。コーデが野暮ったく映らないよう、デザートブーツやニットといった程よく品の良いアイテムを織り交ぜうまくバランスを取っています。

ヴィンテージのGジャン&チノパンという、“ザ・アメカジ”なスタイリング。チノパンと同系色のデザートブーツは、着こなしの武骨さを適度に緩和してくれるキーアイテムに。

無彩色基調のクールなスタイルに合わせたのは、カモフラージュ柄のデザートブーツ。着こなしがプレーンなぶん、シューズでさり気なく柄を足して淡泊さを回避しました。

実用性と美を高次元で兼ね備え、60年以上にわたって人々から変わらず愛され続ける、その魅力をおわかりいただけたはず。

永世定番とも言える『クラークス』のデザートブーツを味方につけて、秋冬コーデをよりおしゃれに楽しんでください。

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