機能美の追求がもたらした美しさ。ベーリングの腕時計が今、おしゃれ

機能美の追求がもたらした美しさ。ベーリングの腕時計が今、おしゃれ

北欧デザインに魅了される大人は今も昔も後を絶たない。それはインテリアだけにとどまらず腕時計の世界でも同様だ。そして今、ひそかに注目されている北欧ブランドがある。

菊地 亮

2018.06.29

ベーリング(BERING)
腕時計

機能美の追求こそ、北欧デザインの真骨頂

自然で過度な装飾のない北欧デザインは、インテリアを通じて知った人が大半かもしれない。ヤコブ・イェンセン、アルネ・ヤコブセンなど、プロダクトデザイン界に名を残す数々の名手が後世に残る名作を世に送り出してきたからだ。

そのひとつに腕時計がある。機能美の追求がもたらした究極の美しさは、たとえチェアだろうと腕時計だろうと輝きや価値は色褪せない。それを知っているからこそ、大人たちは北欧ウォッチに触手を伸ばすのだ。

北欧ウォッチ『ベーリング』が話題

長らく注目されている北欧デザインの腕時計だが、なかでも熱を帯び始めているブランドが『ベーリング』だ。ミニマルさと冒険心を併せ持つデンマークウォッチの雄を徹底解剖する。

『ベーリング』の原点は、過酷で神秘的な“神々の土地”

大航海時代のデンマークが誇る冒険家、ヴァイタス・ベーリング氏にちなみ名づけられた『ベーリング』は2010年に誕生した。創設者は同じくデンマークの冒険家、レネ・ケルスコフ氏。その1本は“神々の土地”といわれる北極からインスピレーションを受け、いつまでも我々の腕元で輝き続ける。

『ベーリング』の魅力とは?

シンプルなデザインにとどめながらも、なぜ『ベーリング』は我々を引きつけるのか。そこには、北欧的アプローチを含めた大きな理由がある。

魅力1風格すら漂わせる最高品質のマテリアル

華美に彩ってはいないが、アイテムの1つひとつからは気品や風格が漂う。それは、各パーツに高級時計でも使用される上質な素材を用い、良さを最大限に生かしているからだ。代名詞ともいるハイテクセラミックや風防のサファイアガラスはその好例といるだろう。ここにミニマルながらも美しい、素材美の一端を垣間見ることができる。

魅力2自然な使い心地を促すデザインと機能の同化

腕時計は道具でもある。そのため、日常と同化しながら生活を支える一助でなければいけない。『ベーリング』はその本質もしっかりと心得ている。手首に馴染む薄型ケース、抗アレルギー素材を使用したベルト、人体操作で発電するなど機能面においても抜かりはない。

魅力3別段のこだわりはパッケージにまで

素材や機能における細やかな配慮は腕時計本体だけとは限らず、パッケージにまで至る。前述したように、彼らの本質にある北極の情景をイメージしたパッケージは、すべてを飲み込む雪を思わせる白を基調とし、ギフトケースは大海原を漂う流氷をイメージさせる。

『ベーリング』のおすすめアイテム20選

『ベーリング』のクオリティを存分に見せつけるラインアップはバリエーションも豊富。ここでは、代表モデルから注目の新作も含めて徹底的にフォローしたい。

モデル131739-747

ブランド設立時から、アイコニックな存在として常に高い人気を誇ってきたハイテクセラミックの定番モデル。こちらは、ステンレススチールとのMIXではなく貴重なフルセラミックで、軽量なうえに高級感あふれるフェイスデザインがポイント。

モデル211739-727

スペースシャトルやF1などでも使用されるチタンを素材に使用したフルチタンコレクションの1本。そのため、見た目は重厚ながら72gもの軽量化を実現させている。しかも素材の特性上、耐腐食性や耐熱性にも優れているため長い間使用することも可能。

モデル314240-007

『ベーリング』では恒例となった、年に1度だけ日本限定でリリースされるイヤーズコレクション。6代目となる「ノーザンライツ2018」は、北極を思わせる白とオーロラのように輝くインナーサークルが特徴だ。ベースのデザインは同ブランドの人気作である「チェンジズ」。写真のメタルブレスレットのほか、白のラバーバンドが付属しているコストパフォーマンスの高さも特筆すべき点だろう。

モデル411741-727

『ベーリング』のこだわりのひとつが素材だ。こちらはほとんどのパーツにチタンを採用し、驚がくの軽さを実現させたエアチタンコレクションの最新。金属アレルギーが出にくく、裏蓋はスクリューバックにより防水性も高めている。日付や曜日の入ったスモールセコンドも便利。

モデル515540-704

デンマーク出身のバドミントンプレーヤー、ビクターアクセルセン氏のために作られたモデル。6時位置に描かれたバドミントンのシャトルコックは、本人がデザインしたモノ。気品を感じさせる『ベーリング』ならではのルックスに加えられたユニークなディテールが秀逸だ。

モデル614440-228

北欧のデザインとソーラー機能を掛け合わせた“スカンジナビアンソーラー”の確立は同社の功績。ソーラーとクロノグラフという一見複雑そうな腕時計をすっきりと表現し、リンクバンドの脇と中央をブラッシュとポリッシュで分けたことで洗練された雰囲気に。

モデル732339-740

デザインルーツである北極に住むシロクマを救おうと、『ベーリング』は現在も積極的に寄付活動を行っている。その活動に日本も賛同しようと製作されたのがこの日本限定400本のこちら。全モデルに使われるサファイアガラスなど、ブランドの魅力を凝縮した一本。

モデル813436-000

『ベーリング』のコレクションの中で、最もピュアなモデルといわれるのがこちら。時だけを知るために余分なものをそぎ落とし、白銀の世界を連想させるシルバーで全体を統一。キメの細かいステンレススチールメッシュとともに、スタイリッシュな腕元を作り上げる。

モデル911139-504

ミニマルデザインとナチュラル素材の融合が実に北欧らしい。インデックスなど文字盤の凹凸を極力控えたことで、ホワイトのクリーンな印象がダイレクトに目に飛び込んでくる。これまでのレザーシリーズと異なり、こちらは5.5oほどのボンベ仕様のストラップに変更。

モデル1014240-404

レザーとナイロンの2本のストラップをセットにしたニューコレクション。『ベーリング』で初となるナイロンストラップはトラディショナルなボーダーラインを採用し、大人もすんなり取り入れられるデザインに。レザーへ付け替えれば端正な顔立ちにもシフトできる。

モデル1113242-564

クロノグラフを彷彿とさせるデイデイト表示は、2時位置(上側サークルの曜日)と4時位置(下側サークルの日付)のボタンで調整可能。重厚感のあるポリッシュ仕上げの42mmケース、インナーサークルにあしらわれた細やかな彫り、時針分針にドーフィン針を採用するなど、上品さとクラシカル感が際立つ一品だ。

モデル1211942-229

『ベーリング』のコレクションの中で、最もケース径の大きな42o。それだけにより男性的な印象を与えるが、黒×赤の配色により野暮ったさはみじんも感じさせずスタイリッシュな雰囲気だ。ヘアライン加工を施した流れるようなフォルムのケースもスポーティ。

モデル1310540-567

メンズモデルでは珍しいポリッシュのローズゴールドケールとネイビーのヘアライン加工が美しい北欧クロノ。シンプルですっきりとしたスタイリッシュなデザインとシックな色合いがスマートな印象を与えてくれる。

モデル1432039-227

ポーラーナイト(極夜)とは、北極圏で冬至前に起こる1日中太陽が空に昇らない現象。その、地平線がかすみながら美しいグラデーションを描く様からインスピレーションを得てデザインしたモデルがこちら。秒針それぞれは、太陽と地平線の関係を表現している。

モデル1511937-393

このうえなく深いブルーをあしらったこのモデルの色は、氷の下に流れる海中のさらに奥底の深海を表現したもの。オレンジの秒針や光沢のあるインデックスで視認性を高めている。チタニウムを採用した37oケースは非常に薄く、男女ともにシェアできる。

モデル1611938-002

北欧デザインといえば、ミニマルさと温もりを感じさせる素材使いが挙げられる。ただ、こちらはメタリックなボディに身を包んだ相反するデザインを通し、新たな価値観を提案したモデル。とはいえ、シャープなフォルムの洗練されたデザインにらしさものぞく。

モデル1710540-504

メカニカルなデザインが象徴的なクロノグラフも、『ベーリング』の手にかかればこんなにも新鮮に。堅さのとれたすっきりとしたフォルム、ドットインデックスを小さくあしらったことで主張する白の文字盤、そしてシボ感のある革バンドでマイルドな様相に仕上げている。

モデル1832139-227

表現することへの強い探究心は、北極の氷のさらに奥底の深海にまで至る。こちらは、その深海をイメージした深みのあるブルーで脚色された代物。ブランドの代名詞ともいえハイセラミックに着色するだけでも、同社の高度な技術力がうかがい知れる。

モデル1911939-394

こちらで採用したブルーは、北極の海の底を背景に考案されたカラー。ステンレススチールへの着色は難易度が高いが、イオン化した金属を薄い皮膜として使うIP加工によって実現させている。スカイブルーのスモールセコンドをあしらった爽やかな文字盤も印象的だ。

モデル2033440-227

マルチファンクションと3Dインデックスによる視認性の高さはもちろんのこと、それらのカジュアルなディテールをスマートに仕上げたところに『ベーリング』の巧みさが感じられる。ダイヤモンドポリッシュされたケースは、美しい輝きを放っている。

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