
高コスパなスイス時計を輩出。ティソから選ぶおすすめモデル15選
多くの名門、高級ブランドがしのぎを削る腕時計のメッカ、スイス。なかでも『ティソ』は、機能的で比較的手が届く価格帯の展開がある、注目度の高いブランドだ。
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スイスが生んだ実用時計の極致、『ティソ』とは?
『ティソ』は1853年、スイスの町、ル・ロックルでシャルル・フェリシアン・ティソ氏と時計職人の息子、シャルル・エミール氏の手により生まれたブランド。当初は集めた各パーツを組み立て販売する“エタブリスール”としてスタート。そして、1917年にブランク・ムーブメントの製造を導入、マニュファクチュールとしての存在感を強めると世界中へその名が知れ渡っていった。
大人がハマるスイスメイド、『ティソ』の技術力に触れる
エントリーモデルとしてのクォーツ時計も人気だが、『ティソ』の魅力はなんといっても高品質なスイス産機械式腕時計を高いコストパフォーマンスで手に入れられるところにある。耐磁性腕時計の開発に始まりソーラー式タクタイルウォッチなど、当時の“世界初”をいくつも生み出しており、その技術力には誰もが敬意を抱いてやまない。昨今では、シリシウム製ヒゲゼンマイを搭載した独自ムーブメントをいち早く取り入れたことで時計好きの話題を呼んだ。MOTO GP(TM)やツールドフランスなどの多彩なスポーツ競技の公式タイムキーパーを務めてきたのは、その品質の裏付けでもある。
『ティソ』ならではの技術革新を、市場に普及させる抜群のコスパ
スイスの腕時計といえば高級なイメージが付いて回るが、こと『ティソ』に関してはしばしばその良心的な価格帯が話題となりやすい。前述の技術革新の成果を、手の届きやすい価格設定に反映させて確実に市場を開拓してきた。現在では世界にその名をとどろかせるETA社の最新機を搭載したモデルを数多く輩出しており、その大半が10万円以下に収まっている。そのときどきの“便利”を形にする力と、それらを広く普及させるコスパとブランド力。それらすべてを高い次元で届けてくれるのが、『ティソ』というブランドなのだ。
腕時計を愛する大人の味方『ティソ』。おすすめウォッチ15選
シーンを選ばないベーシックなモデルから、モータースポーツに根差したスポーティな顔立ちのモノまで、『ティソ』がカバーする分野は幅広い。世界最大のムーブメントメーカー・ETA社をバックに持つからこそのクオリティと、長い歴史から生まれてきたデザイン、そのどちらをも兼備する15本をご覧あれ。
アイテム1
ティソ ジェントルマン パワーマティック80 シリシウム
現在の『ティソ』を象徴するモデルの1つが、この「ティソ ジェントルマン」。3針デイトモデルのお手本ともいえる端正な顔立ちを支える、プライスを良い意味で裏切る作り込み。ブレスレットもていねいな磨き分けが施されており、腕に巻いた際の“良いモノ”感には確かなものがある。なお、「ティソ ジェントルマン」には自動巻きモデルとクォーツがあるが、『ティソ』の技術力を感じたいなら断然自動巻きをおすすめしたい。80時間のロングパワーリザーブに加え、耐磁性能を高めるシリシウム性のヒゲゼンマイを取り入れた最新ムーブメントは、長く愛用するほどにその恩恵を実感できるはずだ。これほど盛り込んだモデルが10万円ちょっと。他のブランドでは、なかなか実現できないプライスだろう。
アイテム2
ティソ PRX(ピーアールエックス)
2021年春の登場からすぐ爆発的なヒットになり、すでに『ティソ』の主力モデルとして位置しているのがこの「ティソ PRX」。ラグスポの文脈を同ブランド流に解釈したエレガント&クラシックな造形は、過去のアーカイブに範を取っている。5万円台というお手頃な価格帯ながらその仕上げの良さには目を見張るものがあり、特にカラーごとに種類を変えた仕上げへのこだわりは白眉。無駄に飾らない、しかし上質。サブウォッチとしても扱いやすいクォーツモデルであることも含め、違いの分かる大人に刺さる理由が揃っている秀作だ。
アイテム3
ティソ シースター1000 オートマティック
「シースター 1000」はその名の通り、海に縁のあるダイバーズモデル。ETA社の誇るロングパワーリザーブムーブメント、パワーマティック80を搭載しつつ、10万円以下の価格で300m防水を叶えた圧倒的コストパフォーマンスを有する1本だ。文字盤はブルーグラデーションで深海を表現。軽快なラバーストラップも相まって、実にスポーティな顔立ちだ。
アイテム4
ティソ シースター1000 クォーツ クロノグラフ
『ティソ』のスポーツライン、「T-スポーツ」コレクションが誇るダイバーズウォッチ。30気圧防水で、ダイバー用のバックルと延長ピースのついたストラップやスーパールミノバ(R)の針など、ハイパフォーマンスと水中スポーツへの情熱が結実したアイテム。ムーブメントはなんと、画期的な電池切れ警告機能付きだ。
アイテム5
ヘリテージ バナナ
1916年、帝政ロシアの貴婦人のために製作されたといわれる腕時計の復刻。復刻に当たっては100年前のデザインを忠実に再現しているにも関わらず、その意匠には全く古臭さがない。
手首に沿ってカーブした形状により“バナナウォッチ”と呼ばれ、いつしかその呼び名が定着していった同作。アールヌーヴォーの流れを汲むインデックスにスペード針が時を刻む、実にクラシックで個性的なドレスウォッチだ。
アイテム6
ティソ ヘリテージ ポルト
1919年発売のアーカイブウォッチを、生誕100年の年に復刻した「ティソ ヘリテージ ポルト」。美しい曲線を描く樽型のケース、アール・デコ全盛期を思わせる文字盤、ワイヤーラグなど、クラシカルな要素が満載の1本となっている。なお、今作では6時位置にレイルウェイ目盛りを備えたスモールセコンドをオン。手巻きモデルならではのレトロな空気に拍車をかけル意匠だ。
アイテム7
ヘリテージ ヴィソデイト
ブランドを代表するオーセンティックな自動巻き腕時計。程良いラグジュアリーさを漂わせるイエローゴールドのケースとレトロなブランドロゴ、ドーフィン針にドーム型風防とクラシックな意匠の数々が、腕元に品格を与えてくれる。なお、3時位置にあしらわれたデイデイト(曜日、日にちを表示)は当時画期的な機能として迎え入れられた。
アイテム8
ヘリテージ 創業160周年記念モデル
1953年に発表された名作、「ナビゲーター」の復刻モデル。今の空気に合わせてフェイス径を大きくとっているが、デザインや機能に関しては当時のまま。今は都市表記に使用されていない“BOMBAY”をあえてあしらうなど、再現性へのこだわりは細部にまでいたる。ムーブメントにはクロノメーター認定ムーブメント、ETA2893-3を搭載。
アイテム9
T-クラシック T-コンプリカシオン スケレッテ
両面スケルトンの斬新なアプローチが目を見張る同作は、43mm径いっぱいに広がるムーブメントの美しさが圧倒的だ。内部に使用しているのは古き良き時代の懐中時計に使われていたムーブメント。9時方向にさり気なく入れたスモールセコンドなど時計としての機能性は担保しつつも、中央から伸びる5本のスポークや美しく仕上げられた脱進機など“魅せる”意匠をふんだんに取り入れている。
アイテム10
T-クラシック ル・ロックル オートマティック
1853年に創業した生誕地をモデル名に入れた、『ティソ』の原点を感じさせるコレクションより。約80時間の連続駆動を実現したパワーマティック80を搭載したモデルで、同ブランドらしく実用性の高さと美しさを兼ね備えている。裏蓋のガラスは上下に分断されたデザイン性の高い仕様となっており、見えない部分でも所有欲を満たしてくれる。
アイテム11
T-クラシック ル・ロックル クロノグラフ
『ティソ』を代表するコレクションである「ル・ロックル」。かつて創業の地に存在した、実在の境界時計をモチーフにしたものだ。最大の特徴は細かなギョーシェ彫りとローマンインデックスが織りなすクラシカルな表情だが、一方で高機能なムーブメントを積んでいるギャップもまた面白い。ETA社の80時間ロングパワーリザーブムーブを搭載したものが主流だが、こちらはバルジューの名機を積んだ縦型クロノグラフ。3針モデルがケース径40mmを切っているのに対し、42.3mm径と程良い存在感を放ってくれる。
アイテム12
T-クラシック トラディション パーペチュアル カレンダー
うるう年を含め、月末調整を必要としないパーペチュアル・カレンダー機能を備えたクォーツ時計。機械式のように途中で針が止まってしまう心配もないため、2099年まで安心して計時を任せられる。また、左右対称に配置された月・日・曜日の表示はデザイン的にも生かされており、針がせわしなく行き来するさまは複雑機構を所有する喜びを与えてくれるはずだ。
アイテム13
T-スポーツ PRC 200 クロノグラフ
『ティソ』のスポーツラインである「PRS 200」コレクション。同シリーズ名にもなっている“PRS”は、高精度(Precious)、頑強性(Robustness)、スポーティさ(Sportiness)の頭文字をとったものだ。そのスポーティさを、より“クラシック=Classic”な方向へと誘導したのが、こちらの「PRC 200」である。「PRS 200」同様の防水機能は維持しつつ、ムーブメントにはETA社の自動巻きを搭載。ベゼルを細くしでダイヤルを大きく見せるなど視認性にも気を配りつつ、配色や仕上げによりあくまでクラシックな顔立ちに整えている。
アイテム14
T-スポーツ PRC 200
上記「PRC 200」シリーズにはクォーツモデルも存在する。3方向に均等に配されたインダイヤルは縦目のモノと比べるとカジュアルな印象で、個性的なルックスを創出している。ブラック基調の中で光る、鮮やかなイエロー針もなんとも楽しげだ。よりカジュアル寄りの1本を求めているなら、こちらが適任だろう。
アイテム15
PR100
正確(Precious)、頑強(Robustness)の頭文字をとり、モデル名へ採用した「PR 100」シリーズ。まさに、実用時計に求められる2つの要素を満たす『ティソ』のエントリーモデルとして、幅広い層に愛されている。今モデルでは、さらにケースにチタンを採用することで軽さも担保。ブラックともグレーとも異なる深みを持つアンスラサイトカラーで仕上げた文字盤も相まって、まさにビジネスシーンにも似合う1本へと仕上がっている。
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『ティソ』 ティソ ジェントルマン パワーマティック80 シリシウム
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『ティソ』 ティソ PRX(ピーアールエックス)
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『ティソ』 T-スポーツ シースター1000
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『ティソ』 T-スポーツ シースター1000 クォーツク ロノグラフ
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『ティソ』 ヘリテージ バナナ
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『ティソ』 T-タッチ エキスパートソーラーⅡ
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『ティソ』 ヘリテージ ヴィソデイト
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『ティソ』 ヘリテージ創業160周年記念モデル
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『ティソ』 T-クラシック T-コンプリカシオン
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『ティソ』 T-クラシック ル・ロックル オートマティック
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『ティソ』 T-クラシック ル・ロックル クロノグラフ
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『ティソ』 トラディション パーペチュアル カレンダー
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『ティソ』 PRC200 クロノグラフ
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『ティソ』 T-スポーツ PRC 200
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『ティソ』 PR100
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