
パーカーブランド厳選15。大人が手に取りたい定番アイテム一覧
肌寒くなると出番が増えるパーカー。長いスパンで活用するアイテムだからこそ、セレクトは妥協できません。そこで、こだわる大人におすすめのパーカーを一挙ご紹介!
大人が選びたいパーカーって?
若い頃誰もが慣れ親しんだであろうパーカーですが、そのチョイスは年齢とともにアップデートしていく必要があります。少年であれば派手にプリントや柄が効いたモデルでもOKですが、アラサー世代の着こなしにそれらはマッチしません。大人が日常着として取り入れるべきは、余計なデザイン性を排した子供っぽさとは縁遠いシンプルモデル。なおかつ、こだわったディテールやしっかりとした素材感を備えていればベターです。
大人に推奨したい、パーカーブランド15選
誰もが知るワールドワイドな定番ブランドから高感度な人気ブランドまで、大人の着こなしにハマるパーカーブランドをレコメンド。どのブランドも信頼の置ける作りで、良き相棒となってくれます!
ブランド1
『チャンピオン』
言わずと知れた“キング・オブ・スウェット”。なかでも昔ながらのリバースウィーブ製法を駆使したパーカーはブランドの代名詞です。同製法は、スウェット生地をあえて横向きに使用し縦縮みを軽減するというもの。加えて、横縮みを防止するためのリブをサイドに設けているのも特徴です。12オンスのヘビーウエイトな生地とも相まって、タフさは折り紙付き!
ブランド2
『ザ・ノース・フェイス』
伸縮性の高いストレッチが効いたニット素材を3層構造にすることで、質感は肉厚ながらも軽量な生地構造を実現。見た目や軽さだけではなく、静電気の発生を抑えたり、吸水速乾性に長けていたりと優れた機能性も兼備しています。機能的でありながら、洗練されたデザインであることも『ザ・ノース・フェイス』ならでは。
ブランド3
『アンフィル』
『アンフィル』は、2017年に始動した日本ブランド。オーセンティックなスウェットパーカーを着想源としつつも、ルーズなシルエットで今っぽさにも訴求しています。素材にはしなやかさと耐久性を併せ持つインド産の良質な超長綿を使用。生地の裏面は起毛が掛けられており、フワフワとした着心地です。
ブランド4
『クレプスキュール』
製品染めでフィニッシュしたパーカーゆえに、着込んだユーズドを思わせる味わい深いルックス。ややスモーキーな大人っぽいカラーリングも手伝って、デニムやチノとサラッと合わせるだけで絵になります。シルエットはややゆったりめの設定で、フード右側には小ぶりなロゴ刺繍をさりげなくオン!
ブランド5
『N.ハリウッド コンパイル』
肩をシームレスに仕上げたかわりに、バスト位置で切り替えを入れたドルマンスリーブ仕様。ゆったりとしたボクシーなシルエットも抜け感を加速します。目面の美しさが魅力の甘撚り裏毛を使用し、ほんのりと品良さを落とし込んでいるのも同ブランドならでは。装飾性を削ぎ落としたミニマルなデザインだからこそ、シルエットや素材感の妙が際立ちます。
ブランド6
『カーハート』
がっしりと肉厚なコットンポリエステル製のスウェットボディ。化繊をMIXしているためヘタリにくく、相棒として長く活躍してくれます。また、3本針ステッチで縫製されたカンガルーポケットにはブランドタグがあしらわれ、適度なアイキャッチに。袖にも同系色のロゴが控えめに配されています。
ブランド7
『パブリック トウキョウ』
上質で重厚感のあるスウェット生地はブランドオリジナルのもの。特殊なハイバルキーポリエステル糸をコットンに混紡することで、軽さと膨らみ感を与えています。しかも、シワや毛羽立ちに強いといううれしい特性も。地厚な生地ゆえにフードは型崩れに強く、何回着用しても整ったカタチをキープできます。
ブランド8
『ループウィラー』
希少なつり編み機を使った、極上な風合いのスウェットウェアを十八番とする国産ブランド。その着心地は“雲上級”と評判です。今作は『フリーマンズ スポーティング クラブ』とのコラボアイテムで、デザインは『ループウィラー』の名作「LW09」がベースに。ただし、フードサイズや生地の厚さをコラボオリジナル仕様にアレンジすることで、唯一無二の逸品に仕上げています。
ブランド9
『フィルメランジェ』
古き良きヴィンテージスウェットからヒントを得て製作。極太の2本針ステッチや前身頃のセパレートポケット、さらにはハーフジップ仕様など、クラシカルなディテールワークが光ります。ムラ感のあるリサイクルコットンと滑らかな超長綿を組み合わせた、表情豊かなオリジナル生地を使っているのも魅力的。
ブランド10
『レイニングチャンプ』
デザイン・素材・ソーイングに至るまで一貫してMADE IN CANADAに徹した1着。心地良いタッチのオリジナルスウェット生地を使い、肌がチクつきにくいフラットシーマ縫製で縫い上げられています。フロントにダブルジップが採用され、ニュアンス付けがしやすいという点もGOODです。
ブランド11
『エカル』
ガシっとヘビーウエイトなコットンスウェット。その頼もしい生地感に加えて、しっかりしたフィット感が得られるようリブを長めにデザインしたのもこだわりです。袖にはラバープリントがあしらわれ、ちょっとしたアイキャッチに。秋コーデをトーンアップできる爽快なブルーを纏っており、メイン使いだけでなく挿し色としても使い勝手良好です。
ブランド12
『シーグリーン』
コットン×ポリエステルのワッフル生地で仕立てられたパーカーは、肌触りが軽くストレスフリーな着用感が魅力。ざっくりとラフな風合い&明るめのカラーリングも持ち味となり、リラックス感のアピールにも適役です。さらに、身頃の左サイドにはジップポケットを設けて実用性を向上させているのもポイント。
ブランド13
『カーリー』
香川県のカットソーメーカーが母体である『カーリー』は、そのノウハウを生かしたスウェットアイテムにも定評あり。こちらのモデルはスーツにも使われるスーパー140'sウールを綿にブレンドすることにより、ふっくらとしなやかな生地感を実現しています。洗濯を重ねても風合いが損なわれないため、ヘビロテにはうってつけ!
ブランド14
『ソフネット』
ほんのりとした光沢があるコンパクトダブルニットを駆使した逸品。もたつきのない美麗なシルエットも相まって、どことなく上品な雰囲気です。フード裏に迷彩柄をあしらうなど、茶目っ気あるアプローチも『ソフネット』ならでは。口周りをすっぽり隠せるネックゲイターが付属するのも印象的で、新しい生活様式にも配慮しています。
ブランド15
『アタッチメント』
柔らかで軽量、かつ伸縮性にも秀でたメリル・マイクロファイバーを素材に抜擢。コットンと比較して25%優れた速乾性を持っているのも同素材の美点で、常に快適なウェア内環境を提供してくれます。フォルムは『アタッチメント』らしくタイトめで、テーパードパンツなどのスマートなボトムスとマッチング良好。
TASCLAPでの執筆本数NO.1ライター
山崎 サトシ