
ニットベストでコーデを格上げ! 旬を叶える着方と選び方
トレンドアイテムとしても注目度が高まっているニットベストは、実は季節を問わずいろいろな着こなしに使える便利アイテム。その選び方と着こなし方をレクチャーします。
いつもの着こなしの+1に、ニットベストをおすすめする4つの理由
季節の移り変わりの時期、気温も安定せず毎日のスタイリングに悩んでいるならぜひともおすすめしたいのがニットベスト。アウターを羽織るより軽快に見え、Tシャツやシャツ1枚での着こなしより温かみを感じさせるため、端境期には実用性の高いアイテムなのです。上品な印象が強いですが、最近ではカジュアルな着こなしにも重宝されるなど幅広いスタイルにも対応します。
まずは皆さんに、ニットベストをプッシュしたい4つの理由をご紹介していきましょう。
理由1
1枚でトレンドのトラッド感を表現できる
今、着こなしのHOTキーワードとして盛り上がりを見せるトラッドスタイル。この一大トレンドを取り入れるにはトラッドの本場・イギリスを発祥とするアイテムであるベストを活用しない手はありません。さらに編み地で素材感を主張できるニット素材を選べば、エレガントさに加えて程良いカジュアル感が手に入るので取り入れやすいんです。
理由2
合わせるアイテムは無限大! コーデの幅が広がります
ニットベストを着るには、重ね着が必須。といっても怖じ気づくことなかれ。シャツ、Tシャツ、ロンT、スウェットなど、ニットベストの下に合わせられるアイテムは実に幅広いんです。いつものトップスにオンするだけで比較的イージーにレイヤードスタイルが構築できるので、着こなしのバリエーションが広がるのはうれしいところ。
理由3
春夏秋冬、すべての季節で使える万能アイテムなんです
前述の通り秋や春など端境期の重ね着スタイルにもってこいのニットベストは、上にアウターを羽織ればそのまま冬コーデにも対応してくれます。ウールではなくコットンやポリエステル素材の1着を選べば、サマーシーズンだって問題なし。半袖Tシャツの上に着るだけで、マンネリしがちな夏のTシャツコーデに適度なアクセント効果をもたらしてくれるんです。
理由4
クリーンな印象なアイテムだから女子受けもGOOD
やわらかなムードを内包するニットベストは、周囲に好印象を振りまいてくれるお得なアイテム。コーディネートにクリーンな味付けができるので、女子からの支持率も高いんです。どうせなら女性からの受けは良いほうがいいですよね。
ではいったい、どんなニットベストを選べばいいの?
ニットベストの有用性を理解してもらえたところで、次はアイテムを購入するうえで押さえておきたい4つのポイントを紹介。今っぽく着られる1枚を手に入れるためのポイントを、チェックしておきましょう。
ポイント1
トレンド感があるのは断然、プルオーバータイプ
フォーマル感が強いフロントボタン仕様ではなく、適度な抜け感のあるプルオーバータイプが今の気分。カッチリし過ぎないラフなニュアンスが、大人にふさわしい洒脱感を醸し出してくれます。
ポイント2
ジャスト~ちょっとルーズなシルエットが今っぽい
シルエットのトレンドは引き続き“ゆるめ”が主流。ニットベストを選ぶ際にも、ジャストなフィッティングか、ちょっとルーズなデザインの1枚を選ぶと着こなしが旬なニュアンスに仕上がります。“ちょっとルーズ”の目安は、写真のようにベストの肩が少し落ちるくらいのバランスです。
ポイント3
クラシカルなムードで着るならVネックを選ぼう
ニットベストの印象を決定付ける首周りのデザインは、大きく分けてVネックとクルーネックが挙げられます。どこかシャープな印象のVネックは、着こなしをきれいめに仕上げたいときに重宝します。なかでも、Vネックにラインが入ったチルデンニットのベストは、トレンドのブリティッシュ感を強くアピールできるとあって人気が高まっています。
ポイント4
ストリートっぽくラフに着るならクルーネックをチョイス
Vネックに対して、クルーネックのタイプはちょっとラフな雰囲気で着たいときにうってつけ。「ニットベストを着たいけど、あんまりかしこまった印象を与えたくない」という場合にはクルーネックをチョイスするといいでしょう。特に同じく丸首のカットソーに重ねるようなストリートコーデとは相性も抜群です。
インナーを変えてレイヤード自由自在! ニットベストの春・秋コーデサンプル
ここからはニットベストのおしゃれな着こなしテクを実例とともにご紹介。
まだアウターが要らない季節の重ね着は、ニットベストとその下に着るトップスに大きく左右されます。シンプルな優等生ルックに仕上げるのも良いですが、色や柄のバランスを考慮してその日の気分に合ったレイヤードを楽しみましょう。
春秋コーデ1
旬なチェックシャツを合わせつつ、全身をネイビートーンで統一
今季必須ともいえるチェックシャツは、ブルー系の1枚を選んで同系色のネイビーニットベストをオン。さらにパンツやキャップもネイビーでまとめ上げることで、着こなしに統一感と清潔感を醸成しています。
春秋コーデ2
同系色のカラーパレットでバンドカラーシャツとのペアリングを楽しむ
どこかクラシカルな印象のあるバンドカラーのシャツにも、ニットベストは好マッチ。ここではベージュのシャツ、ブラウンのベスト、キャメルのパンツといった具合に、茶系のカラーリングで着こなしを構築することで統一感を生み出しています。シューズやバッグなど、小物でに濃色を落とし込むことで全体をさりげなく引き締めているテクにも注目です。
春秋コーデ3
袖プリントのロンTをインして、ストリート解釈でニットベストを着る
ストリートファッションを代表するアイテムといえる、袖にプリント入りの長袖Tシャツ。こんなカジュアル感の強い1枚には、ゆったりめのニットベストをチョイスするのが良策です。ニットベスト特有の上品さによって、ラフに偏りすぎず落ち着いた印象をキープできます。
春秋コーデ4
王道の白シャツと合わせるときには、サイズ感で少し遊びを
ニットベストの存在感を存分に生かすなら、やはりプレーンなシャツがおすすめ。しかし、不通に合わせただけでは逆にアカ抜けなさが際立ってしまいます。だからこそ、さりげないアレンジが重要になってきます。例えば、大きく肩がドロップしたベストをセレクトしてみましょう。少しルーズな印象が加わるだけで、見た目にも新鮮に映ります。あくまで丈はジャストで設定するのがポイントです。
春秋コーデ5
ロングシャツを合わせて長短のコントラストを楽しむ
ロング丈のシャツは手軽にトレンド感を取り入れられますが、ともするとルーズな印象に見えてしまうことも。そんなときには、ニットベストをレイヤリングしてみるのが1つの手。これにより長短のバランスが整い、クリーンな印象に仕上がります。
冬にはこんな風に、普通のニット感覚で取り入れればOKです
アウターが登場する冬シーズンにはインナーとして使えるニットベスト。アウターを羽織れば袖部分は隠れてしまうので、いつも着ている長袖ニットと同じ感覚で着こなせばいいんです。アウターを脱いだ際にはしっかりトレンド感もアピールできるので、周囲と差がつくこと請け合い!
冬コーデ1
チェスターコートのインナーに同系色で忍ばせる
インナーは普通の長袖ニットに見えますが、実はニットベスト。お馴染みのチェスターコートとももちろん調和してくれます。コートやボトムスと色味を近づければ、着こなしにまとまりが出てこなれたムードに仕上がります。
冬コーデ2
保温性の高いダウンジャケットのインナーは、ニットベストくらいがちょうどいい
保温性抜群のダウンジャケットを街中で着るなら、インナーであまり厚着をしてしまうと熱がこもりすぎてしまうことも。そんなときには、袖のないニットベストと薄手のカットソーの重ね着くらいがちょうどいいんです。ダウンを脱いでもしっかりおしゃれ感を醸し出せるのがうれしいポイント。
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