今さら聞けない!結婚式の招待状の返信はがきの書き方

TASCLAP世代は結婚式に参加する機会が多いハズ。結婚式といえば招待状が届くが正しい書き方を理解しているだろうか? 招待状の返信はがきの書き方について紹介する。

2016.10.03
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大中 志摩

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大中 志摩
都内の編集制作プロダクション所属。メンズファッション・ライフスタイルを中心に雑誌、webにて編集・執筆を行っている。 記事一覧を見る
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きちんと理解していますか? 結婚式招待状の返信はがきの書き方

きちんと理解していますか? 結婚式招待状の返信はがきの書き方

大人になるにつれ出席する回数もどんどん増えてくる結婚式。その際まず送られてくるのが招待状。しかし、招待状の書き方など誰かが教えてくれるわけでもなく、書き方の見本などが同封されているわけでもないので実際に書き方はこれでいいのかと不安になる人も多いのでは。今回は、いざという時に恥をかかないための返信はがきの書き方をご紹介。

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基本をおさらい。結婚式招待状の返信はがきの書き方

ここからは結婚式の招待状の返信はがきに関する基本を紹介していく。正しいと思って出していても意外と間違っていたりするので、大人として恥ずかしくないように書き方をマスターしておきたい。

基本をおさらい。結婚式招待状の返信はがきの書き方

まず大前提として、招待状の返信はがきはすぐに出すこと。招待状はあらかじめ出席を確認してから送られてくることが多いので、あまり返信を急がなくてもいいように思えるが、出席はがきで正式な人数を確定するので届いたらなるべく早く返信するのがマナー。どうしても、返信が遅れる場合は早めに遅れるという連絡を入れるのがいいだろう。

▼返信はがきの書き方のポイント

返信はがきを書く際に注意すべきは、文字の消し忘れ、文字の消し方、添える言葉やお祝いのメッセージ。以下では、正しい書き方をレクチャーする。

ポイント1

「ご」や「お」は消す

「ご」や「お」は消す

返信はがきで忘れがちなのが文字の消し忘れ。相手先の敬称は必ず“様”に直し、「ご出席」、「ご芳名」、「ご住所」、「お電話」などの“ご”や“お”は消して返信するのがマナー。また「ご芳名」は“ご芳”まで消すこと。仲の良い友人の場合もご両親が見る可能性もあるので、恥をかかないためにも正しい書き方で返信しておきたい。

ポイント2

文字を消すときは二重線

上記で説明した“ご”や“お”、など文字を消す際は、二重線(=)を用いる。二重線(=)で消すのが正式な消し方なので、間違ってもバツ印や塗りつぶして消さないこと。次では消した後に書き加える言葉について説明していく。

ポイント3

出席には「喜んで」を添える

「ご出席」の“ご”を二重線(=)で消したら、その隣には「喜んで」と書き添えることも忘れずに。さらに、「出席」の下には「させていただきだきます」と書き足すことでより丁寧な印象を与えることができる。

ポイント4

お祝いのメッセージを添えて

余白部分には「ご結婚おめでとうございます」とひと言でもいいので自筆でお祝いのメッセージを書き添えて。お祝いのメッセージを書き添える際は、友人の結婚式だからといって砕けすぎたメッセージにならないように。

参考までにメッセージ例を紹介。

■友達編
「ご結婚おめでとうございます
結婚式まで忙しいとは思いますが体に気をつけて
2人の新居にお邪魔できる日を楽しみにしていますね」

友人へのメッセージであれば上記文例のように硬くなりすぎず、砕けすぎずのメッセージでお祝いの気持ちを素直に伝えてあげるのがベスト。

■先輩・上司編
「御結婚おめでとうございます
笑顔のあふれる温かいご家庭をお築きになられますようお祈りいたします」

先輩や上司へのメッセージは、マナーをしっかりと守ったメッセージを書き添えたいところ。どう書いていいかわからない場合は、一般的な慣用句を組み合わせるのがおすすめ。

ポイント5

宛名の敬称を書き直す

宛名の敬称を書き直す

招待状の返信はがきの宛名はすでに送り先が記載されているからといって、油断し忘れてしまうのが敬称の書き直し。新郎新婦の宛名の敬称はそのままだと“行”になっているので二重線(=)で消して「様」に直すのも大事なポイントだ。

▼招待状の返信にまつわるギモンQ&A

上記でご紹介した書き方の基本以外に、知っておくと使える知識をご紹介!

ギモン1

「寿消し」返信とは?

「寿消し」返信とは?

返信するうえで人とちょっと差をつたいという人は「寿消し」をするのがおすすめだ。「寿消し」とは、「ご」や「ご芳」を二重線(=)で消さずに文字のうえに「寿」を書く消し方。読みにくいと思うかもしれないがマナー違反ではないので安心して。

ギモン2

ちなみに、句読点は使わないの?

メッセージなどを書き添える際は「、」や「。」などの句読点をつかないのが一般的。これにはお祝い事に終止符を打たないようにという意味がある。もし、どうしても句読点を入れたい場合は1文字分の空白を開けて文章を書き続ければ問題ない。

ギモン3

欠席する場合は……どうすればいい?

招待された結婚式は特別な用事がないかぎり出席したいもの。しかし金銭的な問題や外せない用事があり、欠席せざるを得ない場合もあるはず。欠席する際は返信はがきで欠席を丸で囲むだけでなく、欠席する理由も書くのがマナー。たとえば、「どうしても都合がつかずやむなく欠席させていただきます」や「お招きいただいき大変うれしいのですが、残念ですが当日は先約があり出席できません」など書くといいだろう。やむなく欠席するなら、電報などを活用するのもおすすめ。

ギモン4

字を書き間違えてしまった場合は?

いくら最新の注意を払っていても、字を書き間違えてしまうことも……。よほど仲の良い友人や親族であれば修正液を使ってもいいかもしれないが、上司や先輩など目上の人へのはがきの場合、修正液の使用は避けたほうがいい。直す場合は「二重線(=)」や「寿」で訂正するのが無難。

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