白ニットで作るクリーンコーデ。冬こそ清潔感を意識しよう

白ニットで作るクリーンコーデ。冬こそ清潔感を意識しよう

ニットが活躍する季節。ダークになりがちな冬の着こなしを改革してくれる白いニットがイチ押しです。今回はタイプ別に着こなしの方向性を提案。実例を挙げて解説します。

平 格彦

平 格彦

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2019.11.11

万能です。清潔感とこなれ感を両得できる白ニット 

万能です。清潔感とこなれ感を両得できる白ニット 

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ニットはカラバリが豊富ですが、その中でも特別といえるカラーがホワイト。清潔感があってクリーンで上品、それでいてニット地なので寒々しく映ることはなく、こなれたムードも振りまいてくれます。1枚あればトップスのワードローブは安泰とすら言えるでしょう。

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平 格彦

2021.07.18

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近間 恭子

2021.10.22

タイプ別にみる、白ニットの着こなし方

白いニットの魅力が把握できたところで、考えるべきは、具体的にどう着こなすかということ。ニットのタイプによっておすすめの着こなしが異なりますので、以下でコーディネートの実例を挙げつつ解説します。

▼タイプ1:上品な白のクルーネックニットで作る大人のレイヤードスタイル

▼タイプ1:上品な白のクルーネックニットで作る大人のレイヤードスタイル

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クルーネックニットはオールマイティ。カットソー感覚で着こなすことができるので、どんなコーディネートにも対応してくれます。シャツの上に着用するならば、薄手かつ上品に見えるハイゲージを選択するのがベター。ラフに、カジュアルに着用するならばローゲージがおすすめです。

着こなし1

シャツの上にニットを重ねるのが定番

シャツの上にニットを重ねるのが定番

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もっともスタンダードなのは、シャツの上にニットを重ね、さらにアウターを羽織るコーディネート。写真の着こなしは、デニムシャツの上にハイゲージのクルーネックニットを合わせつつ、ダウンシャツを重ねています。それぞれのアイテムは薄手ですが、レイヤードによって保温性を高めたお手本。ネイビー×ホワイトの色合いが好印象です。

着こなし2

ニット+セットアップ+アウターが今のおすすめスタイル

ニット+セットアップ+アウターが今のおすすめスタイル

WEAR

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最近人気のカジュアルなセットアップは、ニットを使った冬場のレイヤードスタイルにも使えます。グレーのセットアップはホームスパン生地を使ったオーセンティックな印象。そのインナーに12ゲージのニットを組み込むことで、大人なカジュアルスタイルのベースを構築。『カナダグース』のダウンジャケットも含め、モノトーンで揃えてクールにまとめています。

▼タイプ2:素朴な白のケーブル編みニットを使ったアーシーな着こなし

▼タイプ2:素朴な白のケーブル編みニットを使ったアーシーな着こなし

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フィッシャーマンニットに代表されるケーブル編みのニットは、独特な編み柄が特徴的。粗野で素朴なニュアンスを振りまきます。その魅力を拡大するために、同じようなイメージを持つアースカラーのアウターを合わせるのがおすすめ。具体的には、キャメルやベージュ、ブラウンといった色みのアウターを重ねて、マイルドに仕上げると新鮮な印象が築けます。

着こなし1

キャメルのダッフルコートの中に挿すのが典型例

キャメルのダッフルコートの中に挿すのが典型例

WEAR

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今シーズンもダッフルコートは注目を浴びています。その定番カラーのひとつがキャメル。インナーに白いケーブル編みのニットを合わせることで、素朴な温かみを増幅しながらクリーンで上品なイメージを加味することもできます。どこか柔らかさのあるマイルドな着こなしは大人にぴったり。

着こなし2

ダウンコートを合わせつつカラーリングで軽快に

ダウンコートを合わせつつカラーリングで軽快に

WEAR

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キャメルのファー付きダウンコートをセレクトしつつ、インナーにケーブル編みの白ニットをセット。パンツもベージュを選び、全体的に明るいトーンで揃えているのがポイントです。アイテム自体はラギッドな雰囲気ですが、アースカラー×ホワイトという配色で軽快かつ大人っぽくまとめています。

着こなし3

ブラウンのボア付きコートと白いニットは好相性

ブラウンのボア付きコートと白いニットは好相性

WEAR

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ブラウンのムートンジャケットは、ボアの部分はホワイトというのが定番。その事実こそ、ブラウンとホワイトの相性の良さを物語っています。アウターがバイカラーなので、それ以上は色数を増やさないためにもインナーはホワイトのニットが最適。ケーブル編みの表情が質感の違いを強調してくれるので、溶け込み過ぎることなくバランスの良い上半身に仕上がります。ラフにまとめるならジーンズ、上品に仕上げるならスラックスなどを合わせれば完成。

▼タイプ3:上品な白のタートルネックニットで作るエレガントな着こなし

▼タイプ3:上品な白のタートルネックニットで作るエレガントな着こなし

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ホワイトのタートルネックニットは、ニットの中でもかなり上品な印象のアイテム。カジュアルな着こなしを品格アップする際にも役立ちますが、ニットの魅力を生かすならきれいめなアウターを合わせてエレガントな着こなしに導くのがイチ押しです。具体的には、チェスターコートに代表されるシンプルで着丈が長めのアウターと相性抜群。品良くまとまりつつ、ニットの質感が際立って適度にこなれ感が生まれるので一石二鳥です。

着こなし1

チェスターコートで品良くスタイリングするのが基本形

チェスターコートで品良くスタイリングするのが基本形

WEAR

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ケーブル編みの白いタートルネックニットに、上質な生地のチェスターコートを合わせたコーディネート。そこにスラックス系のウールパンツとレザーシューズを合わせれば、最上級のきれいめカジュアルスタイルがすぐに出来上がります。これからの季節は足元にブーツを合わせるのもおすすめ。

着こなし2

ロング丈のノーカラーコートで少しカジュアルダウン

ロング丈のノーカラーコートで少しカジュアルダウン

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トレンドのノーカラーコートをセレクト。首周りがスッキリしているため、ネックが高いタートルニットも合わせやすいコートです。チェスターコートと比べると少しカジュアルな印象ですが、丈が長めならエレガントなムード。スニーカーを合わせても大人なムードは損なわれません。

着こなし3

フーデッドコートを使って今季らしくさらに着くずし

フーデッドコートを使って今季らしくさらに着くずし

WEAR

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注目度の高まっているダッフルコートをアレンジしたようなフード付きのコートが今は人気。しかもこのコートは人気の続いているカーキで、トレンド性の高い1着です。白いタートルネックニットを合わせれば、バランスの良い大人のスタイリングが完成。スウェットパンツ+スニーカーでスポーティにカジュアルダウンした好例です。

▼タイプ4:ウォーム感ある白のシャギーニットで作るラフな着こなし

▼タイプ4:ウォーム感ある白のシャギーニットで作るラフな着こなし

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この冬は毛足が長めのシャギーなニットも豊作。モヘア混素材のニットがその代表格ですが、加工や仕上げで毛羽感を出したタイプも多く見受けられます。見るからにウォーム感のある表情が、こなれたニュアンスを演出。シンプルなタイプを選べば、主役としてもインナーとしても幅広く活躍してくれます。上品な着こなしに合わせるのもおすすめですが、少しラフなスタイルに合わせつつ、白ニット特有の清潔感でブラッシュアップするのがイチ押し。

着こなし1

ダウンジャケットを合わせて都会的アウトドアスタイルに

ダウンジャケットを合わせて都会的アウトドアスタイルに

WEAR

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シャギーなニットはどこかアウトドアのテイストも感じさせる生地感。当然ながら、アウトドアが出自のダウンジャケットとも相性が抜群です。そこで、白いニットのクリーンなイメージを生かしつつ、都会的なアウトドアスタイルに落とし込むのがおすすめ。たとえばブルーのダウンを合わせれば、こんなに爽やかなコーディネートに仕上がります。

着こなし2

モノトーンでクールにまとめたダウンベストの着こなし

モノトーンでクールにまとめたダウンベストの着こなし

WEAR

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ダウンジャケットではなく、ダウンベストを使って都会的なアウトドアスタイルを築くのもおすすめです。ニットがホワイトなので、全身をモノトーンでまとめてクールかつスタイリッシュに演出するのがシティライクに見せる近道。今どきなイージースラックスもよく合います。

着こなし3

シャギーニットを主役として使っても上質感があって大人顔

シャギーニットを主役として使っても上質感があって大人顔

WEAR

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暖かい日や室内でアウターを脱ぐ際は、シャギーニットを主役として着こせばOK。温かみを感じさせる質感が、こなれたムードを振りまいてくれます。黒いパンツを合わせれば、クールで上品な大人のカジュアルスタイルに。白いシューズでニットとシンクロさせれば、クリーンな印象も増幅できます。もの足りないときや肌寒く感じたときは、ストールなどの巻き物を付加するのが得策。着こなせるシーンが広がります。

▼タイプ5:トレンドの大柄チェックを白系ニットで取り入れた新鮮な着こなし

▼タイプ5:トレンドの大柄チェックを白系ニットで取り入れた新鮮な着こなし

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今シーズンのトレンドとなっているのがトラッドな雰囲気のチェック柄。ニットでもチェック柄を取り入れたタイプが増えています。着こなすのが難しそうに思えるかもしれませんが、ホワイトがベースのチェック柄は上品な印象なので、大人な着こなしにまとめるのも簡単です。チェックがわかりやすい大きな柄を選ぶのがポイント。

着こなし1

旬なブラウンのパンツでニットの個性を強調!

旬なブラウンのパンツでニットの個性を強調!

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ニットはモノトーンのタータンチェック柄。そんなニットを引き立てるため、パンツはあえて系統の異なるカラーをセレクトしています。ここではブラウンを選び、今っぽさや大人なムードを演出。上下がチグハグな印象になったと感じたら、モノトーンのスニーカーをニットとリンクさせればOK。

着こなし2

インナー使いでアクセントとして活用するのもおすすめ

インナー使いでアクセントとして活用するのもおすすめ

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大柄チェックのニットはインナーとして着用してもインパクトがあります。たとえば、ダークなモノトーンをベースにしたコーディネートの挿し色として活用。配色にもよりますが、ホワイトの部分が的確なアクセントとなって、着こなしに絶妙な抜け感を作ってくれます。

▼タイプ6:好バランスな白いモックネックニットで築くクリーンな着こなし

▼タイプ6:好バランスな白いモックネックニットで築くクリーンな着こなし

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ここ数シーズンはモックネックのニットも台頭しています。ここで指すモックネックは、ハイネックよりも低めのネックのこと。タートルネックほどの品格はないものの、クルーネックなどより上品というバランスが絶妙で、大人のカジュアルスタイルにマッチします。モックネックの白ニットはクリーンな印象なので、合わせるアイテムを選ばず汎用性は抜群!

着こなし1

クールに引き締めるなら寒色系のダークな下半身で

クールに引き締めるなら寒色系のダークな下半身で

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どんなアイテムともマッチするモックネックのホワイトニット。クールなコーディネートにまとめたいなら、パンツとシューズをダークにまとめればOK。ここでは黒のタック入りパンツ&ダークブラウンのシューズを合わせることで、爽やかなイメージを適度に中和して都会的なムードにまとめ上げています。

着こなし2

今っぽい温かみを演出するなら暖色系の下半身に

今っぽい温かみを演出するなら暖色系の下半身に

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今シーズン注目されているウォーム感のあるカラーや素材。そんな要素をパンツで取り入れつつ、モックネックの白ニットを合わせれば、こなれ感とクリーンな印象を兼備する巧妙なバランスの装いに仕上がります。スエードのブーツを合わせれば、温かみと大人なムードを同時に上乗せ可能。

着こなし3

どんなアウターを合わせてもクリーンにまとまるので便利!

どんなアウターを合わせてもクリーンにまとまるので便利!

WEAR

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クリーンで上品なモックネックのホワイトニットは、カジュアルなアウターとも相性抜群。スタイリング全体の品位を高め、大人なニュアンスに導いてくれます。たとえばMA-1タイプのブルゾンも、シンプルに着こなしだけで大人なバランスに。寒さが厳しくなったらダウンジャケットなどを合わせるのもおすすめです。

▼タイプ7:トラッドな白地のチルデンニットが主役の“ダサかっこいい”着こなし

▼タイプ7:トラッドな白地のチルデンニットが主役の“ダサかっこいい”着こなし

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旬なトラッド系を象徴するスタイルはアイビーやプレッピー。その定番であるチルデンニットが人気です。大きく開いたVネックのデザインと、首周りなどに入ったライン使いが特徴的。プレッピーな印象が強くなると子どもっぽく見えがちですが、白地を選べば上品に仕上げるのも簡単です。インナーやパンツで大人っぽさをプラスできれば完璧!

着こなし1

シンプルなチルデンニットでプレッピーな装いを大人風に

シンプルなチルデンニットでプレッピーな装いを大人風に

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プレッピーなムードを感じさせるコーディネートですが、適度に大人っぽい印象です。その要因は、シンプルなデザインのチルデンニットを選んでいるから。さらに、シャツを組み込んで品の良さを加味しているのもポイントです。

着こなし2

モノトーン主体でシンプルに着こなすのが定番スタイル

モノトーン主体でシンプルに着こなすのが定番スタイル

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チルデンニットのトラッドなムードを生かすなら、ほかのアイテムはシンプルにまとめるのが定石。ここでは、ホワイト×ブラックのチルデンニットを選びつつ、そのラインに合わせて黒いパンツ&シューズを選んでいます。

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近間 恭子

2020.11.10

注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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