シーズン前に押さえよう。クラークスの傑作5モデルと秋の着こなし

シーズン前に押さえよう。クラークスの傑作5モデルと秋の着こなし

100年以上もの歴史を誇るイギリスの名門ブランド『クラークス』。デザートブーツをはじめ数々の名作を世に送り出してきた同ブランドの魅力や特徴を改めて探っていこう。

大中 志摩

2019.09.13

クラークス(Clarks)
レザーシューズ
秋の着こなし・コーデ

デザートブーツをはじめ、数々の名作を生み出してきた『クラークス』

デザートブーツで有名な『クラークス』。その誕生は、1825年。サイラス氏とジェームス氏のクラーク兄弟によってイギリスで設立された。あまり知られていないことかもしれないが、同ブランドはシープスキンを使用したスリッパ作りを軸としていた。しかし、その後、履きやすさや快適さを追求した靴作りをスタート。人間工学を駆使したコンフォートシューズ作りの先駆け的存在として、今では幅広い世代に愛されている。

そんな名作を世に打ち出してきた『クラークス』は、上質な革を採用した品のあるシューズが豊富にそろっている。秋冬の着こなしに活用すべく、シーズン前に名作のラインアップと着こなしを予習しよう。

シーズン前に要チェック。『クラークス』の傑作5選と秋の着こなし

『クラークス』の名作5モデルに注目し、各モデルの特徴とこの秋実践したい各モデルの着こなし例をご紹介。いずれも幅広い着こなしに対応してくれるシューズなので、どれか1足でもゲットしておきたい。

モデル1:デザートブーツ

『クラークス』の顔ともいえるモデルといえばデザートブーツ。上質な質感と、洗練されたシンプルなフォルムは上品な雰囲気を醸し出す。その表情から、フォーマルを除いた幅広いスタイルで活躍してくれる点がうれしいところ。ラフなスタイルやカジュアルなスタイルも同モデルを合わせることで大人の雰囲気に。

トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

『クラークス』のデザートブーツといえば、流行り廃りとは無縁のマスターピース。暖かいスエード素材で仕立てられたブーツは、秋冬コーデの強い味方になってくれます。

山崎 サトシ

コーデ1

スタジャンとニットを組み合わせたストリート×きれいめミックスのモダンなスタイル。モノトーンでまとめ、ソックスのレッドでアクセントをプラスしている。足元はブラウンのデザートブーツで上品さをアピール。

コーデ2

ブラウンのチェックシャツとブラックカラーのパンツのシンプルなスタイルもデザートブーツを組み合わせれば一気に大人顔に。定番アイテムをシンプルに組み合わせた潔さが品の良さを加速させている。全体の色使いもGOOD。

コーデ3

コートとシューズの色を合わせて統一感のあるスタイルを構築。インナーにはゆったりとしたサイズ感のカットソーを合わせてリラックスした印象に。全体的に色みが薄いためハットで黒を取り入れて着こなしを引き締めた。

モデル2:デザートロンドン

1998年に誕生したデザートロンドン。発売当時はワラビーブーツの大流行によって脚光をあびることはなかったものの、近年のオックスフォードシューズ人気によって復刻され、ようやく注目されるように。クラシックかつトラディショナルなアッパーが特徴。ラストにはデザートカーンのものを採用し、現代的にアップデートされている。

コーデ1

ナイロン素材を使った遊び心のあるカーキのスウェットシャツをメインに、チェックシャツと白パンでクリーンにまとめた。足元とハットにはダークトーンを用いることで着こなし全体のバランスを整えている。

コーデ2

カバーオールとTシャツのレイヤードスタイルにゆとりあるパンツを合わせて程良いリラックス感を表現。足元はデザートロンドンをもってきて上品さをプラスした。メインのホワイトカラーで爽やかさを残しつつ、ベージュの足元が秋をも感じさせる、初秋におすすめしたいスタイリング。

コーデ3

ブルーコーデに明るいブラウンのデザートロンドンを合わせた、コントラストが効いたカジュアルなコーディネート。全体の色みを抑えた点や、ロールアップして足首をチラ見せした点が、こなれた雰囲気を加速させている。上下のサイジングもお見事。

モデル3:ワラビー

オールシーズン着用できる使い勝手の良さと、どんなスタイルにもハマるシンプルなフォルムで人気のワラビー。クレープソールを採用しているので履き心地も抜群。デザートブーツと並んで『クラークス』を代表するモデルだ。

クラークスの傑作ワラビー。押さえたいカラーとおすすめの着こなし

クラークスの傑作ワラビー。押さえたいカラーとおすすめの着こなし

英国生まれの伝統あるシューズブランド『クラークス』。同ブランドを代表するモデルの1つ、ワラビーの魅力をひも解きながらおすすめカラーや合わせ方を解説します。

コマツ ショウゴ

コーデ1

ワイドなチノパンを用いたカジュアルなコーデも、ワラビーを加えることで大人っぽく仕上げている。とくにシックさを出したいときは、ブラックカラーがおすすめ。インナーとパンツは、淡く浮きがちなトーンであるが、ジャケットとブーツのブラックでサンドすることによってバランスを保っている。

コーデ2

ボリューム感のあるメルトンコートに細身のデニムでスタイリッシュな着こなしに。足元は黒のワラビーをチョイスして品の良さを格上げ。主張しすぎないボルドーの差し色も好印象。

コーデ3

ネイビー×ホワイトで統一したビジカジコーデ。ビジネスの場にふさわしい清潔感を醸しつつ、ロールアップしたパンツにワラビーをチョイスすることで堅苦しさを回避した。ワラビーの上品な色みにも要注目。

モデル4:ナタリー

クレープソールのカーブが独特な雰囲気を放つ定番モデル。ワラビーの流れをくんだデザインが特徴で快適な履き心地はそのままに、ラバーが足先からかかとまでやさしく包み込む。この独自のフォルムと履き心地の良さから男女問わず多くの支持を集めている。

クレープソールが印象的。クラークスのナタリー

クレープソールが印象的。クラークスのナタリー

「デザートブーツ」をはじめ、数々の名作を生み出している『クラークス』。同じく名作「ワラビー」の流れを汲む「ナタリー」にフィーチャーし、その魅力を掘り下げます。

近間 恭子

コーデ1

カーゴパンツにワークブーツなどを合わせるワイルドなコーデも良いが、品の良さを醸すには、ナタリーがぴったり。リラックス感あるゆったりとしたサイジングに、程良い引き締め役としてナタリーが効いている。すぐに実践できるおすすめ秋コーデ。

コーデ2

コンフォータブルなアメカジスタイルにナタリーを合わせて大人顔に。カジュアルな着こなしにきれいめ感のあるアイテムを組み合わせることで着こなしの格上げも簡単に行える。遊びの効いたバッグも見事にマッチ。

コーデ3

リラックス感のあるスウェットパンツにもナタリーは相性抜群。色のメリハリも強調され立体的なスタイルに仕上がった。ゆるさとかっちり感の絶妙なバランスが心地よい空気感を醸し出している。

モデル5:ウィーバー

1977年に登場し、今なお高い人気を誇るウィーバー。こちらもワラビーのフォルムを継承しており、モカシン風のざっくりとした縫製が特徴的なデザインだ。クレープソールを採用しているのですぐれたクッション性を発揮してくれる。

コーデ1

ワイドチノをメインにカットソーとウィーバーでシンプルにコーディネート。全体的にゆったりとしたサイズ感のアイテムなのでリラックスムード満点。足元は黒で引き締めてバランスを調整した。

コーデ2

シンプルな着こなしは色使いでこなれた雰囲気に。シューズとシャツの色をまとめ、統一感を出すことでデニムのブルーが差し色として効いてくる。余計な装飾をくわえないことで大人っぽさをアピール。

コーデ3

モノトーンスタイルにネイビーを合わせて大人っぽく着こなしている。暗色、明色をバランスよく組み合わせたメリハリの効いたカラーリングが着こなしにリズム感を生み出す。

都内の編集制作プロダクション所属。メンズファッション・ライフスタイルを中心に雑誌、webにて編集・執筆を行っている。
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