
マウンテンパーカーのお手本コーデ18選。今っぽく着こなすための6つのテクニック
マウンテンパーカーの人気は高止まり。軽くて機能的なので手放せなくなるのは当然です。ただしコーディネートには注意も必要。街着としての今季的な着こなしを提案します。
もはや定着。マウンテンパーカーとは?
マウンテンパーカーとは文字通り、山で着ることを想定したフード付きのジャケットのこと。人気が続くアウトドアスタイルを代表するアウターであり、スポーティかつヘビーデューティなアウターとして幅広いシーンで活躍してくれます。また、豊富なデザインも大きな魅力。本格仕様の機能的なタイプ、鮮やかでレトロなカラーパレットのタイプ、タウンユースを前提にしたシンプルなタイプなど、いろいろと出揃っています。
大人がマウンテンパーカーを選ぶときのポイント
オールマイティに使えてバリエーションも豊富なマウンテンパーカーですが、大人のコーディネートに組み込んで着回すことを考えるなら、選ぶ際に少し注意も必要です。と言っても難しいことではなく、シンプルで落ち着きのあるタイプを選ぶだけ。トレンドはレトロなテイストですが、着回すことを考えるとマウンテンパーカーはシンプルでシックなタイプがおすすめです。トレンドは着こなしによって取り入れましょう。
マウンテンパーカーを今季らしく着こなす6つのテクニック
ここからは、シンプルで都会的なマウンテンパーカーを今っぽく着こなすためのテクニックを紹介。6つのうち1つでも実践すれば今っぽく仕上がりますが、いくつか同時に実践すると上級者の着こなしに仕上がります。以下を参考にしつつ、自分らしいマウンテンパーカーの着こなしを見つけてみてください!
▼着こなしテク1:ダークなワントーンのマウンテンパーカーを選ぶ
大人っぽいスタイリングにマッチするマウンテンパーカーはシンプルでモダンなタイプが前提。さらに具体的に絞り込むなら、ダークトーン&ワントーンを選ぶのがおすすめです。羽織るだけで自動的に落ち着いたムードになるので、気軽に着回すことができます。
コーデ1
やっぱり頼れるのはクールでドレスなブラック
頼れるダークカラーといえば、ブラック。フォーマルな品格やクールな落ち着きがあり、コーディネートを引き締めてくれる効果があります。ワントーンのマウンテンパーカーで取り入れれば、ブラックの魅力が全面的に享受可能。合わせる着こなしも選びません。このお手本では、全身をダークトーンにしてクールなイメージを演出。さりげなく色味が異なるダークブラウンのパンツが表情を与え、こなれた印象を醸しています。
コーデ2
爽やかさを感じさせるダークネイビーもおすすめ
ブラックと同じくらい活用したいのが、ネイビーのマウンテンパーカー。品の良さと爽やかさが両立しているのが大きな魅力です。シンプルに着こなすだけで、清潔感のあるコーディネートが完成。定番的なチノパンツ、ジーンズ、イージースラックスなどを合わせればOKです。この実例のマウンテンパーカーは少し明るめのネイビーですが、これくらいまでの明るさなら着回すのは簡単。ダークになるほどブラックに近い効果も生まれます。
コーデ3
都会的なイメージが広がるダークグレーも狙い目
グレーはスタイリッシュなイメージを演出できるのが魅力。特にソリッドな生地感のマウンテンパーカーなら、ダークグレーを選ぶと都会的なイメージが強くなります。さらに最近は、ニュアンスのあるグレーが増加中。この実例では少し青み掛かったブルーグレーを選んでいます。グレー系カラーは同じモノトーンと相性が良いので、ここでは白のインナーとスニーカーを利かせてクリーンに仕上げています。
▼着こなしテク2:チェックシャツを挿してあえてメリハリを
チェックやストライプなどの柄シャツも、もちろんマウンテンパーカーと好相性。インナーに着用した柄シャツとのメリハリで着こなしに立体感が生まれます。
コーデ4
ギンガムチェックなら爽快で上品なイメージが演出できる
マウンテンパーカーの野暮ったいムードを中和したいなら、トラッド調の品格があるギンガムチェックのシャツを活用するのが得策。白を含むギンガムチェックを利かせれば爽やかなムードが生まれ、土くさい印象が低減できます。このお手本コーデでは、パンツとシューズを黒で揃えて引き締めているのもポイント。さらに、マウンテンパーカー自体も爽快なカラーを選び、あか抜けたイメージを演出しています。
コーデ5
ヴィンテージ調のチェックシャツは上品なアイテムとセットで
マウンテンパーカーはアウトドアスタイルの王道アウター。ヴィンテージライクなチェックシャツは同じアウトドアテイストが感じられ、相性は抜群です。また、両者ともアメカジの定番アイテムということもあり、その意味でもマッチします。ただし、今っぽく着こなすためにはカジュアル感が強くならないように要注意。この実例の黒いパンツのようなドレス調のアイテムで引き締めれば、バランスが整います。
コーデ6
裾からシャツのチェック柄を覗かせるテクニックも便利
無地のマウンテンパーカーとチェック柄のシャツを組み合わせるとコーディネートが立体的になりますが、カジュアルなアイテム同士なのでラフになりすぎる場合も。それを防ぐには、シャツの柄を隠して見える面積を小さくするのが効果的です。もっとも小さくできる方法は、裾付近からの「チラ見せ」。それでも十分に挿し柄として利いています。このお手本はマウンテンパーカーの色もカジュアルですが、チラ見せだからこそラフすぎない印象です。
▼着こなしテク3:カラーニットで旬なスパイスを注入!
新鮮味のあるカラーも注目されている今季。スタイリングのスパイスとしてインナーで取り入れると、大人っぽいバランスを崩さずに着こなすことができます。上質感のあるカラーニットなら、さらに上品な印象に仕上がるのでイチ押し!
コーデ7
どんな色味でも合わせやすいペールトーンのニットがイチ押し
コーディネートのアクセントとしてカラーニットが有効ですが、カラーニットを着こなす自信がない人も少なくないでしょう。ただし、ペールトーンのカラーニットを選べば大丈夫。淡いトーンで主張が少ないので着こなしやすく、それでいてスパイスとしても十分に機能するからです。このコーディネートではペールトーンのピンクをセレクト。マウンテンパーカーとパンツを黒で揃え、大人っぽく引き締めて着こなしています。
コーデ8
マウンテンパーカーとニットを同系色でまとめてスタイリッシュに
カラーニットを着こなしやすくする方法としては、マウンテンパーカーと同系色のニットを選ぶのも有効。色味が近いのですんなりと馴染みます。このお手本コーデは、ネイビーのマウンテンパーカーにターコイズブルーのニットを合わせているのがポイント。ニットの色味にはインパクトがあり、挿し色としての存在感もあります。下半身をブラックで統一し、上半身のカラーパレットを際立たせたテクニックも参考に!
コーデ9
白シャツを挟んでカラーニットを着こなしやすくする小技も
カラーニットとマウンテンパーカーの間に白いシャツを挟むことで、どんな色味のニットでも着こなしやすくなります。なぜなら、白はどんなカラーとも相性が良いので、白を挟むことで違和感がなくなるのです。ここでは、ピュアホワイトのシャツとロイヤルブルーのニットを組み合わせてインナーとして使用。爽やかなカラーニットを挿すことで野暮ったい印象を払拭し、モダンなムードに仕上げています。
▼着こなしテク4:上まできっちり留めて都会的に魅せる
インナーに迷ったら、とりあえずマウンテンパーカーのフロントを上までしっかり留めるのがおすすめ。実はそれだけでシャープで都会的なイメージが打ち出せます。ただし、マウンテンパーカーを脱がなければならないシーンのためにインナー選びにも手を抜かないように!
コーデ10
オーセンティックなマウンテンパーカーさえ新鮮な印象に
着用しているマウンテンパーカーは、アメリカの王道アウトドアブランド『パタゴニア』の正統派です。ハイスペックな本気のマウンテンパーカーですが、上まできっちり留めただけでクールで精悍なムードに。マウンテンパーカーは首元を開いて着るのが一般的だからこそ、上まで閉めるだけで新鮮な印象になります。この着こなしはおのずと防風性も高まるので、気温や天候も考慮しながら活用しましょう。
コーデ11
上まで留めてしまえば、ワントーンやモノトーンの構築も簡単!!
ワントーンのマウンテンパーカーを上までしっかり閉めると、上半身はそれで埋まります。つまり、パンツの色を合わせるだけでクールなワントーンスタイルが完成。マウンテンパーカーの色によってはモノトーンの着こなしを築くのも簡単です。このコーディネートは、上下をネイビーで統一。一体感を出しながら、マウンテンパーカーとパンツの色味を微妙に変え、表情のあるコーディネートに仕上げています。
コーデ12
派手色のマウンテンパーカーが選びやすくなるメリットも
重要なのでくり返しますが、フロントを上まできっちり留めると上半身はマウンテンパーカーで完結します。インナーとの組み合わせを考慮する必要がないため、派手なマウンテンパーカーを着こなすのも簡単です。秋冬シーズンはダークなアウターが多くなるからこそ、「全部留め」を前提にして意外性のある明るめのカラーに挑戦するのもおすすめ。こんなピンクのマウンテンパーカーなら、周囲との差別化が図れます。
▼着こなしテク5:もっとも新鮮なのはオリーブカラー
今シーズンはミリタリーテイストが人気を高めています。その中でも、クリーンで大人っぽいミリタリーアイテムが注目株。ということで、ミリタリー感の強いオリーブ色のマウンテンパーカーを選び、 “疑似ミリタリーアウター”として着こなすと新鮮です。
コーデ13
クリーンなイメージを打ち出すには白いインナーを挿すのが有効
ミリタリー調を感じさせるオリーブのマウンテンパーカーはどこか新鮮。合わせるアイテムや着こなしがシンプルでもどこか今っぽく仕上がります。男っぽいアウターを選びつつ、コーディネートにクリーンな印象をプラスするには、白いインナーを投入するのが最善策。このお手本のように、清潔感のある印象に仕上がります。ラギッドだけどクリーンで新鮮なコーディネートを目指しましょう!
コーデ14
アースカラーを中心にしたコーディネートでスタイリッシュに
オリーブはアースカラーを代表する色のひとつ。オリーブのマウンテンパーカーを起点にして全身をアースカラーでまとめると統一感が生まれ、スタイリッシュな印象のコーディネートにまとまります。この実例では、ベージュ系のシャツとブラウン系のパンツを合わせてアーシーに演出。一体感があってスタイリッシュですが、アイテム毎に色味や明るさが異なるため、立体的で変化に富んだ洒脱なコーディネートに仕上がっています。
コーデ15
バイカラーのマウンテンパーカーでオリーブを取り入れても新鮮
着回しやすいのはワントーン使いですが、マウンテンパーカーはツートンカラーも定番。新鮮味のあるカラーと落ち着きのあるカラーを組み合わせたデザインなら、インパクトがあるのに着こなしすさも確保できます。このお手本で選んだマウンテンパーカーはオリーブ×ブラックのバイカラー仕様。ダークな無地のアイテムを合わせているため、マウンテンパーカーのオリーブが際立っています。
▼着こなしテク6:白を選んで見た目とのギャップを楽しむ
素材や機能性から、ギアっぽい側面のあるマウンテンパーカー。それだけに、合わせるアイテムや色を考慮しないと少々武骨なイメージになりがち。そんなときはカラーを白にするだけで洗練された雰囲気が纏えるんです。赤や黄色とは違って子どもっぽいコーデにもなりにくく、周りとも被りにくいので、ぜひ挑戦して欲しいカラーです。
コーデ16
上まで留めればホワイトのマウンテンパーカーを着こなすのも簡単!
マウンテンパーカーの定番カラーではないため、白を選ぶだけでかなり新鮮。クリーンで都会的な印象が漂います。ただし、定番カラーではないからこそ、着こなすのは難しいと思うかもしれません。そんなときは、派手色でも着こなしやすくなる全部留めを活用しましょう。また、ピュアホワイトではなく少し色味のあるオフホワイトを選ぶという手も有効。この実例のように、色味のある他のアイテムと馴染みやすくなります。
コーデ17
ダークなアイテムを散りばめてバランスを調整するのも効果的
ホワイトのマウンテンパーカーをコーディネートする際は、ダークなアイテムをバランス良く取り入れて適度に引き締めるのもおすすめ。難しいテクニックではなく、随所にダークトーンを取り入れれば自動的に引き締まります。もっとも引き締め効果が高いのはブラックですが、白×黒だとフォーマルな雰囲気になりすぎる懸念も。このお手本のように、ダークネイビーのカーディガンやダークブラウンのシューズでも落ち着きを与える効果は十分です。
コーデ18
ワントーンでまとめて白いマウンテンパーカーの魅力を拡大
あえて全身をワントーンでまとめるのもおすすめ。せっかく白いマウンテンパーカーを選ぶので、その新鮮味を全身に増幅するのです。とはいえ、全身を真っ白にするのはかなりハードルが高いので、オフホワイトや明るいベージュなども組み合わせてコーディネートを築くのが現実的。むしろ、こなれた印象に仕上がります。この実例はまさにお手本。特に秋冬シーズンはダークカラーが主流になるので、こんな色使いはかなり新鮮です!
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