
この冬はワイドパンツをこう着る! おしゃれで旬なコーデ21選
ゆるっとリラクシングなワイドパンツの人気は、この秋冬も衰え知らずの模様。一歩先行く旬コーデを作るための法則をマスターして、今季もフル活用していきましょう!
冬のこなれコーデに、ワイドパンツが効く!
男女問わず、ファッションシーンにおいてロングトレンドとなっているワイドパンツ。リラックスやストリートといった旬なテイストと相性が良く、なおかつきれいめスタイルのハズしとしても使えるなど、その有用性の高さは群を抜いています。そして、その人気っぷりはこの冬も不変! こなれたコーデを作り上げるために、うまく味方につけたいところです。
細身やジャストシルエットのボトムスに慣れている人にとっては攻略が難しく感じるかもしれないですが、心配無用。いくつかのポイントを押さえれば比較的簡単に取り入れられます。まず初心者の場合に意識したいのは、ストンと落ちるストレート型ではなく、裾が適度に絞られたテーパード型のワイドパンツを選ぶこと。それだけで、太パンにありがちな野暮ったい印象を回避可能です。また、トップスにショート丈を選ぶと全体がバランス良く仕上がって◎。一方で最近はロング丈アウターを選んでボリュームを出すスタイルも人気なので、トレンド重視なら挑戦してみても良いでしょう。
冬のワイドパンツはこう着こなす。合わせるアイテム別コーデサンプル21
ここからは、着こなしのこなれ感を高めるコーデテクニックを具体的に指南。3つのカテゴリ別でスタイルサンプルを見ていきましょう。どれも難しいテクニックは必要ないので、積極的に日常スタイルへ落とし込んでみてください。
▼「ワイドパンツ×ニット」でリラックススタイルを構築
手っ取り早く今っぽさを創出したいなら、ワイドパンツと同じくリラックス感を持ち味とするニット系トップスと合わせるのが良手! 気負いない洒脱なカジュアルスタイルに仕上がります。定番色のニットで落ち着かせても良いですし、ちょっと強めのカラーの1枚をアクセント的に使ってもGOOD。
コーデ1
トラッドさの中に抜け感も注入!
トラウザーやコインローファーといったトラッドなアイテムを多用しつつも、ゆるっとオーバーサイズなシルエットで抜け感にも巧妙に訴求。ふんわりやさしい表情のニットカーディガンも、くつろいだムードを高める一因となっています。インナーでのトーンアップも程良く効いていますね。
コーデ2
美発色なニットが着こなしの好スパイス
上下グレーに徹したワントーンスタイルに、オレンジカラーの好発色なカーディガンをさらりとオン! ベースコーデがミニマルだからこそ、そのアクセント効果が際立っています。クルーネック×タートルネックによるトレンド感あるレイヤードテクも真似したいところ。
コーデ3
モノトーンコーデを素材感で遊ぶ
異なる生地が組み合わされた個性派ワイドパンツに、モコモコとした風合いのシャギーニットなど、素材感に特徴があるアイテムをピック。単調に見えがちなモノトーンスタイルをセンス良くキャラ出ししています。むしろモノトーンだからこそ、多少大胆なアイテムを選んでも悪目立ちすることなく着こなせるんです。
コーデ4
上品カジュアルをカーディガンで適度に脱力
ストライプシャツとワイドテーパードのトラウザーによる、上品なカジュアルスタイルが基盤。そこにボリューミーなケーブルカーディガンを投入し、着こなしを適度に脱力させています。また、発色の美麗な1枚のためアイキャッチとしても奏功!
コーデ5
あえてドレッシーに攻めてみるのもアリ
本来はリラックステイスト強めなニット×ワイドパンツの装い。ですが、レザーパイピングのカーデをトラウザーに合わせたこちらの着こなしは、シックな色使いも相まってかなり大人っぽい印象です。それでいて、ワイドシルエットならではの気楽さも兼備。まさしくいいとこ取りな着こなしといえるでしょう。
コーデ6
アイビー×ストリートの意外なイイ関係
チルデンニットやチェックパンツといった、アイビー風味なアイテムでコーデメイク。その一方、『ニューエラ』のキャップやスニーカーでストリートな雰囲気も描き出しています。ちょっと意外なアイビー×ストリートのテイストMIXですが、意外なほど好相性!
コーデ7
カーキパンツを都会的に着こなした好例
ほんのりミリタリー風味なカーキのワイドパンツをチョイス。しかしながら、トップスにブラックの落ち着いたニットを選んでいるので、実に都会的な仕上がりです。インナーに選んだクリーンな色合いのカットソーも、カーキパンツのアク抜きに貢献。シンプルに見えて実はしっかりと計算されたスタイリングです。
▼「ワイドパンツ×ショート丈アウター」ですっきりと
冒頭でも述べた通り、ボリューミーなワイドパンツにはコンパクトなショート丈アウターがマッチ。両者を合わせるだけで、いとも簡単に「上ジャスト・下ゆるめ」の今どきなAラインを生み出せます。イージーに実践できつつもおしゃれ見せ効果が高いテクニックなので、取り入れない手はありません。
コーデ8
プレーンな着こなしで引き立つAラインシルエット
カーキのボタンレスブルゾンとベージュのバルーンパンツでさっぱりとコーディネート。インナーを含めてどのアイテムもシンプルなぶん、美しいAラインシルエットが引き立っています。足元に黒スニーカーを持ってきて、さりげなく印象を引き締めているのもポイント。
コーデ9
素材使いの妙で秋冬らしさを見事に好演!
コーデュロイ生地のイージーパンツにカシミヤ混のモックネックニットなど、秋冬らしいウォーム感あるアイテムを駆使してスタイリング。アウターとシューズの色や素材感を同調させ、着こなしに一体感を出しているのも見どころです。パンツの色が明るめなので、重たく見えることもありません。
コーデ10
コンパクトな丈感を強調するタックイン!
ショート丈アウターの代表格であるスタジャンですが、インナーのタックインによってその短丈感が一層鮮明なものとなっています。また、タックインはラフに見えがちなストリート系スタイルを引き締める意味でも効果的。足元の革靴でも同時に格上げを図っています。
コーデ11
セットアップスタイルをシルエットでメリハリ出し!
上下がひと揃いとなったセットアップスタイルは、シルエットで変化をつけるのが正解! 上は短丈のGジャン・下はゆるめのワイドデニムと、上下のボリュームコントラストでスタイリッシュな印象を描き出しています。インナーとGジャンのリズミカルなレイヤードも見どころのひとつ。
コーデ12
アーミーパンツを革ジャンで男らしく着こなす
1940年代のグルカパンツがモチーフとなった骨太感ある1本に合わせたのは、同じくラギッドなムードを放つレザーライダース。両者の共演によって男らしさたっぷりなカジュアルスタイルに仕上がっています。ダークトーンを基調として、スマートさをほのかに注入しているのもミソ。
コーデ13
ホワイトスタイルをアウターでピリッと!
ホワイトのワントーンコーデは爽やかさを容易に演出できますが、その半面、印象がボヤけてしまいやすいのがデメリット。このスタイルは黒ブルゾンを羽織って着こなしに抑揚をつけることで、その弱点を解消しています。全体としては白の割合が多いので、清潔感もしっかりとキープできていますね。
コーデ14
インナーの白パーカーが小気味良いアイキャッチ
スポーティなナイロンブルゾンにイージーワイドパンツを組み合わせた、ワンマイルなノリのコーディネート。それだけだとやや味気なく映ってしまいますが、真っ白なプルオーバーパーカーを挟むことで地味見えを回避。シンプルながらもあっさりすぎない、高感度なレイヤードスタイルを生み出しています。
▼「ワイドパンツ×ロング丈アウター」で旬度マシマシに
ショート丈アウターで上下をメリハリ良く仕上げるのが王道ながら、ここ最近はロング丈アウターとのコンビによるボリューミーなスタイルも支持率高め。旬度が高いのはもちろん、ロング丈アウターを用いることは防寒性アップの観点から見ても有効的です。
コーデ15
軽快さも併せ持ったコートスタイル
レインコート×ワイドパンツによるボリューミーなスタイルながら、出で立ちはいたって軽やか! ホワイトパンツ&ボーダーカットソーで爽快さを演出したことが功を奏しています。冬でも軽快に装いたいなら、こんな風に白を着こなしに落とし込むと良いでしょう。
コーデ16
品の良さとカジュアル感の同居がセンスフル!
ステンカラーコートとスラックスの着合わせで上品さにアプローチ。ただし、柄ニットや『アディダス』のスニーカーといった肩肘張らないアイテムによって、カジュアルさも香り立たせています。カタすぎずゆるすぎない、これぞまさしく“良い塩梅”な着こなしです。
コーデ17
スポーティなスタイルをコートでクラスアップ
カーゴパンツにパーカー、キャップといったスポーティなアイテムをフル活用。それでいて大人っぽい出で立ちなのは、上質感あるメルトンコートを羽織って巧妙にクラスアップしているからです。また、足元に合わせたレザーシューズも大人っぽさ向上に一役買っています。
コーデ18
コートの“前閉じ”でボリュームを存分に楽しむ
色々なインナーと重ね着を楽しむのも良いですが、ロング丈×ワイドパンツによるボリューム感をわかりやすく強調するならコートの“前閉じ”もおすすめ。これだけで、量感あるシルエットをがっつりと主張できます。インナーの選択に気を取られる必要がないのも、このスタイルの大きな美点。
コーデ19
ミリタリー×アメカジのテイストMIX
ぶかっとルーズシルエットなモッズコートでミリタリーテイストに訴求。さらに、チェックシャツやワイドテーパードなチノパンなど、アメカジ系のアイテムを織り交ぜて小粋なテイストMIXを実現しています。柄モノでの緩急づけもぜひ参考にしたいところ!
コーデ20
ゆるい着こなしも黒でまとめると大人顔に!
上下ともルーズなアイテムを選びながらもしっかりと大人っぽいのは、クールなブラックで着こなしを統一しているから。同じ黒の中でも濃淡を出したり、あるいは足元の肌見せで軽さを演出したりと、コーディネートを淡白に見せないひと工夫も上級者ならではです。
コーデ21
薄色を基調にしてコートスタイルの重さを払拭
ワイドパンツとコートの組み合わせは、一歩間違えると必要以上に重たく見えてしまう懸念も。しかし、このスタイリングのように薄色で上下を連動させてあげればヘビーさは問題なく払拭できます。チラリと中から覗く白スウェットも、ボリューミーな着こなしをライトに見せるための一助に。
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