カジュアルもきれいめも。スタプレパンツのコーデ術

カジュアルもきれいめも。スタプレパンツのコーデ術

スラックスならでは高い汎用性と、シワになりづらいという機能性をあわせもつスタプレパンツ。今ではさまざまなブランドから登場しているこのボトムスの魅力に迫ります!

山崎 サトシ

2016.10.08

ボトムス
スラックス
秋の着こなし・コーデ

そもそもスタプレとは?

スタプレとはスタープレストの略語。そのオリジナルモデルは、1964年に『リーバイス』がリリースしたスラックスです。ポリエステル素材にパーマネントプレスを施すことで“アイロン不要”を実現した、当時としては非常に画期的なパンツでした。

スタープレストという名称はリーバイス社の登録商標なのですが、昨今ではノーアイロンで着用できるポリエステル混のスラックスが総称して「スタプレタイプ」と呼ばれています。

大人がはけるスタプレパンツ。押さえるべきはこの5本!

TASCLAP世代の大人におすすめな、人気ブランドが放つスタプレタイプのパンツ5点をピックアップ。細身モデルからワイド系まで、今季はデザインバリエが豊作です!

ヴィンテージのスタプレパンツで使われている素材を忠実に再現した、クロップドタイプの一本。ゆるっとしたワイドシルエットですが、裾にはテーパードを入れているのでもたつくことなくすっきりとはきこなせます。カラーリングは全5色をラインアップ。

ハイテク素材であるクールマックスを使用したスタプレパンツにつき、速乾性や通気性に特化しています。また、メリハリあるシルエットも見どころ。ワンタックでヒップ回りに適度なゆとりをもたせつつ、膝から裾にかけてはシャープにテーパードを入れています。

軽快なポリエステル100%のファブリックだから、スリムタイプでありながらも肌にまとわりつく感覚は皆無です。センタークリースの入っていないカジュアル度高めな風貌なので、ラフな着こなしともスムーズにフィットしてくれますよ。黒のほかにグレーとチャコールも展開。

ポリエステルをベースに、レーヨンやウールをミックスすることで風合い豊かに仕上げているのが印象的。コーディネートに秋冬っぽいニュアンスを与えてくれます。また、うっすらと控えめに配されたストライプパターンが上品なアクセントとして機能。

ウール×ポリエステルのブレンド素材。独自の加工を施すことで生地に丸み・膨らみをもたせており、実に柔らかな表情です。しかも、横糸にストレッチ糸を使用しているのでスリムテーパード型でありつつはき心地も抜群! 完成度の高い一本となっています。

スタプレをおしゃれに着こなす。そのために使える3つのテクニック

オールラウンドに使えるスタプレパンツですが、コツを押さえて取り入れることで一段とセンス良くはきこなすことができます。ここからは、ちまたのスタプレラバーの着こなしを参考にしつつ、すぐに実践できる3つのテクニックを紹介していきましょう。

テクニック1ジージャンと合わせて男っぽさを注入

きれいめ感の強いアイテムであるスタプレをラフに着崩すなら、アメカジ感全開なジージャンとのマッチングで。メリハリ感を考えるのであれば、落ち着いた濃紺系よりも味のある薄青系ジージャンをもってくるのが正解です。足元は革靴でもスニーカーでもOKですが、大人っぽさを目指すなら前者、動きやすさ重視なら後者がおすすめ。

プレーンなデザインのスタプレパンツとは対照的に、ジージャンは袖のパッチワークがユニークで存在感たっぷり。ボトムスがベーシックなので、これくらい大胆に遊んでも大丈夫です。足元の『オールデン』で大人の品格も抜かりなく。

ベージュのスタプレ×ヴィンテージ加工ジージャンで、アメカジテイストを強く打ち出したコーディネート。首元のスカーフやドットシャツといったアイテムで品良さも上手く落とし込んでいます。足元には白スニーカーを選び全体をトーンアップ!

ファーストタイプがモチーフとなったジージャンは、ハードすぎない色落ち感で端正なグレースタプレとマッチング良好。インナーのカットソーとスニーカーをホワイトで呼応させることにより、清潔感の創出にも成功しています。

テクニック2テーラードとのコンビでシックにはきこなす

スラックスパンツであるスタプレは、テーラードジャケットと文句なしの好相性! 迷ったときはこのコンビネーションでまとめておけばまず間違いありません。重要となるのはインナーのチョイスで、休日カジュアルっぽく振るのであればカットソー、品良く仕上げるのであればシャツをもってくると良いでしょう。

ブラックのテーラードジャケットをはおったモノトーンスタイル。スラックス×テーラードの装いはカジュアルシーンにおいて退屈な印象に映りがちですが、インナーにフォトTをもってくることで堅苦しさを取り払いました。

カーキのスタプレ+ツイードジャケット、さらに中に差したモスグリーンのカーデで秋らしさをアピール! 全体的に色みが重ためなので、シャツはライトカラーをセレクトしてヘビーに見えすぎないよう配慮しました。

チェックのテーラードジャケット×スタプレパンツでトラッドにスタイリング。中に着たデニムシャツがブラウンの着こなしに映え、爽やかさを演出しています。ドット柄の靴下でハズして個性もアピール。

テクニック3ニットをもってきて季節感をメイク

シンプルでいて効果抜群な着こなしテクニックがこれ。上にニットトップスをもってくるだけで、スタプレコーデが秋らしく仕上がります。ポイントとなるのは、さらっと上品ハイゲージニットではなく、温もり感の強いローゲージ編みのニットを選ぶこと。これだけ気をつけておけば良いので、誰でもチャレンジできます。

オリジネイターである『リーバイス』のスタプレに、ウォーム感あるケーブルニットを合わせて。ニットのざくっとした素材感に加えて、上下の色使いでも秋の季節感を主張しています。足元の『レッドウイング』で武骨感もさりげにプラス。

ブラウンで彩られたレトロなスタプレの相棒となるのは、ローゲージのフィッシャーマンズニット。肉厚感あるトップスなので、それ1枚でも装いに十分な温かみを形成できます。茶系でボトムスと小物をリンクさせたことも秋らしく見える要因。

グレー系カラーでまとめた着こなしですが、ほっこりとしたニット素材のおかげで寒々しさとは無縁です。スタプレパンツ、ニットともにあえて少しオーバーサイズを選択し、コーデにリラックスした雰囲気を生み出したのもキーポイント!

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