永世定番。ステンカラーコートの人気ブランド完全制覇

永世定番。ステンカラーコートの人気ブランド完全制覇

オン、オフで活躍してくれるアウターはなにかとうれしいもの。例えば容姿端麗にして楽に羽織れるステンカラーコート。なかでも信頼に足る実績十分な逸品は即手にしたい

菊地 亮

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2020.11.27

ステンカラーコートとは

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ビジネスシーンを中心に、端正な顔立ちのステンカラーコートは長らく我々を支えてきた。その特徴は、後ろが高く前方へ向かい低い位置で折り返した襟、ラグランスリーブのゆとりのある肩周り、そして比翼仕立ての前立て。なお、“ステンカラー”はもともと和製英語で、語源としてはフランス語の“soutien(支える)”からとも、後ろが立ち上がり前に落ちているスタンドフォールカラーに起因するともいわれる。

ステンカラーコートとは 2枚目の画像

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ステンカラーコートとは 3枚目の画像

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ステンカラーコートは、似た特徴を持つことからバルマカーンコートと呼ばれることもある。バルマカーンコートはスコットランドのバルマカーンに由来し、太く短い羊の毛を使ったツイードや、ウールやコットンの織り目をきつく仕上げた綾織り生地のギャバジンで作られることが多い。双方の特徴が似通っていることから、どちらの名で呼んでもさして問題はないだろう。ただ、前述したように“ステンカラー”は和製英語。そのため海外では“ステンカラーコート”と言っても意味が通じない場合もある。

「ステンカラーコートはダサい」。それは選び方と着こなし方に難アリ

雨に強く強靭。その上シンプルなデザインも相まってビジネスシーンから全幅の信頼を寄せられるアウター。ただ、中にはカジュアルシーンにおいて物足りない、しゃれっ気がないといったイメージも。その印象を打破する選びやこなしのポイントを解説する。

「ステンカラーコートはダサい」。それは選び方と着こなし方に難アリ

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定番として君臨するアイテムだけに、やはりどこかに特徴のあるアイテムを選びたい。例えばシルエット。ラグランスリーブのリラックスした袖口が特徴とされるが、さらにドロップさせたビッグシルエットなら、いつもとは違った着こなしが可能となる。定番としての安定感を利用し、鮮やかなカラーや写真のような総柄に挑戦するのも1つの手。

「ステンカラーコートはダサい」。それは選び方と着こなし方に難アリ 2枚目の画像

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ここ最近の流れでいえば、オーバーシルエットのコートがやはり理想的。となれば、そのルーズさを救う、端正なアイテムを合わせたい。ニットやジャケットはその好例で、カラフルな一着であれば、ややトーンを抑えたアイテムを合わせるのがベターといえる。また、オーバーサイズのトップスに細身のボトムスを合わせ、シルエットのグラデーションを意識した着こなしであればより今っぽく見せられる。

ステンカラーの定番にして王道、そして憧れ。『マッキントッシュ』のダンケルドとは?

ステンカラーの定番にして王道、そして憧れ。『マッキントッシュ』のダンケルドとは?

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ステンカラーコートの代名詞として忘れてはならないのが『マッキントッシュ』のベストセラーで知られる「ダンケルド」。ゴム引きの生地で仕立てられた一着は特に素晴らしく、誕生した19世紀初頭の製法を今なお踏襲し作られている。表地の防水性は言うに及ばず、すべての縫い目の裏には雨の侵入を防ぐテープをあしらい、それらをすべて人の手に撚って行っているのだ。独特な肩傾斜とコンパクトなショルダー周りが特徴で、裾へ向かって広がるAラインにエレガントさが漂う。

おすすめを一挙公開。ステンカラーコートの人気ブランド10選

英国の上流階級の間で乗馬用として親しまれ、以後、軍や国営鉄道でも採用されるなど伝統と実績は群を抜くステンカラーコート。これまで数多のブランドより発表されてきた定番ではあるが、なかでも、今、大人が手にしたいラインアップをお届けする。

アイテム1

『バブアー』2レイヤーコート

『バブアー』2レイヤーコート

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『バブアー』の長丈コートといえば「ボーダー」が有名。ただこちらは、1930年代に開発された一着のディテールを忠実に再現したもの。撥水性に優れる2レイヤーのノンワックス素材を採用し、美しいAラインシルエットで仕立てられている。

紳士のマストハブ。バブアーの歴史から名品までそのすべてを読み解く

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英国で誕生し、紳士の必須ブランドとして長きにわたって愛されている『バブアー』。その変わらぬ人気の秘密を、その歴史と名品の数々から読み解いていきます。

髙須賀 哲

2021.01.07

アイテム2

『バラクータ』G10

『バラクータ』G10

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『バラクータ』の過去のアーカイブにあるモデルを参考に、『ビームス プラス』が完全別注。背面のアンブレラヨークなど、同社を象徴する意匠はそのままにブラックウォッチカラーのフレーザータータンチェックを裏地に起用。着丈を長めにした現代的シルエットで作られている。

アイテム3

『アトウ』バルマカーンコート

『アトウ』バルマカーンコート

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コットンとナイロンによるタスラン糸で仕上げられたこのコート。ミニマルなルックスだが、雨や風に強いポテンシャルを秘める。立体裁断による仕上げや背後にインバーテッドプリーツを施すことで違和感なく袖を通すことが可能だ。

アイテム4

『カルーゾ』リバーシブル バルカラーコート

『カルーゾ』リバーシブル バルカラーコート

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創業者がナポリ出身のテーラー育ちだけに、『カルーゾ』のアイテムには手仕事による堅実さとドレスライクなエレガンスが漂う。ベーシックなセットインスリーブのコートだからこそ、その魅力はより際立って見える。

アイテム5

『アダム エ ロペ』オーバーサイズ ステンカラーコート

『アダム エ ロペ』オーバーサイズ ステンカラーコート

アダム エ ロペ オフィシャルサイト

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秋冬らしさも品格も醸成できるツイードは、今の時期に格好だろう。とはいえ、重さやケアが難点。これを回避したのが『アダム エ ロペ』オリジナルのハイブリッドツイードだ。表情はウールツイードのそれだが、質感を維持しつつポリエステルの強燃双糸で織り上げることで軽量かつイージーケアを実現している。オーバーサイズという現代的なサイズ感もまた手に取りたい理由。

アイテム6

『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』リバーシブル バルカラー コート

『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』リバーシブル バルカラー コート

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『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』リバーシブル バルカラー コート 2枚目の画像

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リラックス感のあるAラインのシルエットに加え、チェック柄と無地の両面で着られるリバーシブル仕様という点が魅力。ツイードライクな表情も大人の着こなしにはうってつけで、オン・オフ問わず着回せるのもうれしい。

アイテム7

『ナノ・ユニバース』7DAYS COATフード脱着ステンコート

『ナノ・ユニバース』7DAYS COATフード脱着ステンコート

ナノ・ユニバース公式通販サイト

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端正なルックスの1着ならシーンを問わず着回し可能。ジャケットやスーツの上に着用することも想定し、適度なゆとりを持たせたシルエットもうれしいポイントだ。さらに、シワになりづらいイージーケアや弱撥水性などの機能を備えているため、毎日でも袖を通したくなるはず。

アイテム8

『タイオン』×『シップス エニィ』3WAY ダウンベスト付き オーバーサイズ ステンカラーコート

『タイオン』×『シップス エニィ』3WAY ダウンベスト付き オーバーサイズ ステンカラーコート

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コストパフォーマンスに長けるインナーダウンでお馴染みの『タイオン』から、3WAYで着用できるステンカラーコートが到着。実にシンプルなデザインかつ機能的、それでいてアンダー2万円というコスパはさすがの一言に尽きる。オリジナルのカーキとネイビーに加え、別注カラーとしてチャコールグレーもスタンバイ。

アイテム9

『エディフィス』120S BLD モッサ ステンカラーコート

『エディフィス』120S BLD モッサ ステンカラーコート

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まるで上質なブランケットのような肌触りが魅力の、毛抜き仕立ての1着。ゆったりとしたサイズ感と上質な二重織りの生地感により大人顔かつ季節感のあるステンカラーコートに仕上げている。定番のネイビーはもちろん、良質かつやわらかなベージュやオレンジも見逃せない。

アイテム10

『アーバンリサーチ ドアーズ』パデットステンカラーコート

『アーバンリサーチ ドアーズ』パデットステンカラーコート

アーバンリサーチオンラインストア

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真冬でも活躍する中綿入りのステンカラーコートも押さえておきたい。表地には撥水加工を施した素材を、中綿には軽くて暖かなデュポン社のSORONAを採用している。厚手のトップスをインナーに据えられる、リラクシングなサイズ感も今の気分にフィットするはずだ。

売り切れ御免の超人気作。『ユニクロ』ブロックテックステンカラーコートも候補に

売り切れ御免の超人気作。『ユニクロ』ブロックテックステンカラーコートも候補に

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費用対効果も視野に入れるのであれば、おすすめしたいのが『ユニクロ』ブロックテックステンカラーコート。独自に開発した2.5層のオリジナルファブリックは、雨天時にも頼りになる耐久撥水性を備え、優れた防風性や透湿性を兼備。あらゆるシーンに対応可能な機能性を備えながらもU-1万円というなんともうれしい一着だ。ステンカラーコートのファーストチョイスとしても、2、3着目の雨の日用として手に入れるのも申し分ない。

注目編集者
菊地 亮

無類のスポーツ好き。得意ジャンルは革靴

菊地 亮
地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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