ナイキラバーの大定番。エアフォースワン最新事情
『ナイキ』を代表するエアフォースワンの“今”を総特集。エアフォースワンの最新情報や、最旬のメンズの着こなし方やコーディネートのサンプルまで一挙にお届けします。
歴史をプレイバック。エアフォースワンはここから始まった
アメリカの大統領専用機“Air Force One”を由来とするネーミングが印象的な人気モデルのエアフォースワン。柔軟性、抜群のクッショニング、分厚いミッドソールなどが快適な履き心地を実現しました。
ナイキエアを搭載した初めてのバスケットボールシューズとして1982年に登場し、モーゼス・マローン氏やチャールズ・バークレー氏が愛用。コート内だけなく、ストリートにも広く浸透しました。ヒップホップカルチャーにとって不可欠な存在になっただけでなく、幅広いカジュアルスタイルにも用いられています。
エアフォースワンといえば、これでした
もっともベーシックなエアフォースワンは、今でも根強い人気を誇っています。その証拠にリマスター版も大人気。すべてはそのデザインから始まっています。
エアフォースワン
オリジナルのディテールを再現した復刻バージョン。レトロな配色やデザインが大きな魅力です。機能的にレイアウトされたオーバーレイが、高い耐久性、フィット感、サポート力を実現。耐久性の高いフォームミッドソールにフルレングスのナイキ エア ユニットを採用し、軽量感と衝撃吸収性を強化しています。
エアフォースワン ミッド
こちらはエアフォースワンのミッドカットバージョン。オールホワイトのワントーン仕様でモダンなイメージを加味しています。実は2007年の誕生25周年を機に、見た目だけでなく品質も進化。レザーの質感、補強パーツなどの裁断方法、履き口部分のメッシュパッドといったディテールが見直されています。
エアフォースワンの兄弟モデル。ルナフォースワンもチェック
『ナイキ』のシグネチャーモデルのひとつとなったエアフォースワンをベースにしたデザインに、先端の機能性を融合して登場したのがルナフォースワン。今では入手困難な人気モデルです。
ルナフォースワン
月面を歩いているかのような新感覚の履き心地が体感できるルナロンファオームを搭載することで、軽量性とクッション性を格段に向上させたモデルがルナフォースワン。クールな配色の一色は、世界の重要都市をイメージしたシティーパックのニューヨークモデルです。
ルナフォースワン ミッド
ネオンカラーのスウォッシュ&ソールが鮮やかなスパイスになっているミッドカット版。ヒールのロゴマークも特徴的で、“NIKE LUNAR FORCE ONE”の文字に囲まれた“1”が際立っています。ルナロンファオームに加え、エアを内蔵したソールユニットも圧巻の履き心地に寄与。
エアフォースワンの最新版。“ウルトラフライニット”も見逃せない
『ナイキ』のフライニットはその名のとおり、緻密なニット構造のアッパー。素足のようなフィット感を実現するために、立体構造を保持しながら耐久性も高いニットアッパーを開発し、改良を重ねています。そんな先端技術を投入したエアフォースワンも人気です!
エアフォースワン ウルトラフライニット
新しく進化した通気性抜群のフライニットアッパーを採用した注目モデル。カラフルなアッパーが新鮮で、アートピースとも思えるような美しさです。オリジナルのエアフォースワンと比較すると約50%も軽量化されているため、かなり軽快でリラックスできる履き心地。
エアフォースワン ウルトラフライニット ミッド
こちらはオールホワイトのミッドカット仕様。ワントーンなのでデザインが際立ち、初代のエアフォースワンの美学を強く感じさせる仕上がりとなっています。幅広いコーディネートに合わせることができ、大人な印象を損なうこともないので、実用的な逸足です。
これが正解。エアフォースワンを取り入れた大人コーデのヒント集
あまりに完成度の高いスニーカーは、単体としての魅力だけで満足してしまいがちですが、実際に履きこなせてこそ魅力が一層引き立ちます。ということで、3タイプの定番パンツをピックアップし、エアフォースワンとのコーディネート例を紹介します!
パターン1
デニム×エアフォースワン
それぞれのアイテムがカジュアルな印象なので、デニムパンツとエアフォースワンを合わせたコーディネートはカジュアルなイメージとなります。そこで、トップスなどのほかのアイテムは落ち着きのあるタイプを選ぶのが原則。大人なスタイリングに導くように心がけましょう!
レッドが基調のエアフォースワン フライニットをセレクト。デニムパンツとシャツをブルー系で統一することで、足元をアクセントカラーとして効かせています。インナーのモックネックをのぞかせた首元のレイヤードも今季的。
こちらも、赤がベースのエアフォースワンを差し柄として起用した着こなし。薄色デニムにスニーカーが映えています。スウェットパーカーやダウンベストなど、アメカジの王道アイテムばかりを選んでいますが、シルエットでモダンに仕上げています。
ライダースジャケットを使ったクールなバイカースタイル。通常はエンジニアブーツなどを合わせるところに、ブラックのエアフォースワンを投入することで軽やかにまとめています。当然、薄色ジーンズも軽快感を加速。ハットを着用することで都会的なイメージも加味しています。
シンプルなコーディネートに、ブーツに近い感覚でブラックのエアフォースワン ミッドを合わせた好サンプル。ショップコートはブラック、デニムもダークトーンなので、落ち着いたニュアンスに仕上がっています。白いソックスを適度にのぞかせて抜け感も演出。
『ウールリッチ』のアークテックパーカーをはじめ、デニムやインナーもブルー系カラーで固めた着こなし。だからこそ、ブラックのエアフォースワン ミッドが引き締め役として効いています。ワントーンのエアフォースワンなら、合わせる着こなしを選ばないという好例です。
パターン2
チノパン×エアフォースワン
アメカジ系のコーディネートと相性が良いエアフォースワンは、チノパンツとも好相性。基本的には、ベージュやカーキのチノパンを選びつつ、上品になり過ぎたり男臭くなり過ぎたりしないよう、白いエアフォースワンを合わせて軽やかに仕上げるのがおすすめです。その一方、トップスに何を合わせるかで個性を演出すると好バランスです。
クロップド丈のチノパンをセレクトすることで、白いエアフォースワンを思い切りアピール! ウルトラフライニットを使用したタイプなので、かなり軽快な印象です。インナーもホワイトでリンクさせつつ、ギンガムチェックのシャツを羽織って上品過ぎない大人カジュアルに導いています。
ダークトーンのエアフォースワンとブラックの変形M-65ジャケットでパンツを挟み、落ち着きのあるカジュアルスタイルに。ダークなだけのコーディネートではなく、明るめのベージュを効かせることで、今季らしさや秋らしさが匂い立っています。ブーツよりも軽快なエアフォースワンの存在感が絶妙。
『ディッキーズ』のワークパンツ、『リーバイス』のジージャン、『ナイキ』のエアフォースワンと、アメカジの王道アイテムで構成した着こなしですが、細身のパンツとその裾のロールアップによって、おしゃれでモダンに仕上げています。オールホワイトのエアフォースワンがクリーンな印象もミックス。
こちらもアメカジの王道スタイルがベース。古着のジージャンにヘザーグレーのスウェットパーカー、『ディッキーズ』チノパンツを組み合わせています。ただし、足元で今季的なイメージをプラス。エアフォースワンとソックスを、ホワイトと『ナイキ』のスウォッシュマークで一体化して、モダンな抜け感を巧みに演出しています。
ネイビーのチノパンをセレクトしつつ、オーバーサイズのロングコートを合わせて大人ないイメージを確保。そのうえでパーカーやベースボールキャップ、白いエアフォースワンでバランス良く着崩し、いわゆるシティボーイ風のコーディネートに仕上げています。
パターン3
リブパンツ×エアフォースワン
もはや定番パンツ群の一角を占めるリブ付きのパンツ。ジョガーパンツを含めたリブパンツはスポーティな印象が特徴的なので、スニーカーを合わせてその魅力を拡大し、アスレジャー風のコーディネートに仕上げるのがおすすめです。エアフォースワンを含めて全身をモノトーンでまとめ、シックな印象を生み出すと大人な印象にまとまりやすいはずです。
オールブラックのエアフォースワンがもつクールな印象を全身に拡大したようなコーディネート。ブルゾン、カーディガン、ハイネックで構成したボリューム感あるトップスを、スリムなパンツで一気に引き締めています。ブラックを軸にしつつ、ホワイトやライトグレーを差して軽快に仕上げたバランスも見事!
オールホワイトのエアフォースワンは、クリーンにカジュアルダウンしたいときにもってこい。ウールのリブパンツを合わせれば、大人なアスレジャー系スタイルは完成したも同然です。白いシャツの上にブラックのパーカーを重ね、バランスの良いモノトーンスタイルにまとめています。
リブ付きのカーゴパンツとインナーのTシャツをネイビーで統一。エアフォースワンとデニムシャツをホワイトにすることで、ネイビー×ホワイトの爽快なバイカラーを築いています。ホワイトで統一されたエアフォースワンは、清潔感があって高感度の高い着こなしづくりに有用です。
黒のエアフォースワンとグレーのフリース製リブパンツで下半身をシンプルなイメージで統一。トップスのスポーティなイメージが際立っています。具体的には、ブルゾンのリブにあしらわれたラインと、ボーダー柄のニットキャップがシンクロしてスポーツ要素を強調。ただし全身モントーンのなので、全体的にはシックな印象です。
ブラックがメインのトップス、明るいグレーのパンツ、ホワイトのエアフォースワンでグラデーションを築き上げたモノトーンスタイルが好バランス。ボリュームのあるトップスとスリムなボトムスというコントラストの効いたシルエットも今っぽくてスタイリッシュな印象です。
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