大人の空間を演出。カリモク60のあるおしゃれ部屋帖

大人の空間を演出。カリモク60のあるおしゃれ部屋帖

日本の狭小住宅に合わせて設計されている『カリモク60』。北欧からレトロまで、テイストを選ばずハマるアイテム群が特徴です。中でも人気の家具別にインテリア例をご紹介。

2019.12.18
SHARE
記事をお気に入り
TASCLAP編集部

執筆者

プロが書くメンズファッションWEBマガジン

TASCLAP編集部
プロのライターと一緒に、等身大のおしゃれを日々発信。物欲を刺激する良品の数々、ビジネススタイルからカジュアルスタイルまで。今日から役立つメンズファッションの“いろは”を、わかりやすく紹介しています。 記事一覧を見る
...続きを読む

本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

『カリモク60』を知る前に。まずは“60ビジョン”について押さえよう

『カリモク60』を知る前に。まずは“60ビジョン”について押さえよう

Amazon.co.jp

Amazon.co.jp

お気に入り追加

『カリモク60』を紹介する前に、まずは同ブランドと密に関係する60ビジョンを紹介します。

60ビジョンとは、「企業の創業者もデザイナーも、いいものをつくるために必死になった日本の1960年代。この時代に生まれた企業の原点ともいうべきスタンダードな商品を復刻、売り続ける過程こそが、ものづくり企業にとっての本当のブランドづくりとなる」というナガオカケンメイ氏の考えのもとに始まった仕組みです。

1999年当時、リサイクルショップ巡りを趣味としていた60ビジョンの発起人であるナガオカケンメイ氏は、流行のデザインを取り入れられたいがために新品同様の状態でここに辿り着いた家電・家具が目立っていたことに気づきました。

そんななかでデザイナーとしても活躍していたナガオカケンメイ氏は、その独特の視点によって「普遍的な形のあるもの」を探すようになります。それらを集めると今度は時代背景に興味が湧き、「1960年」というキーワードを手に入れたのです。

『カリモク60』を知る前に。まずは“60ビジョン”について押さえよう 2枚目の画像

1960年代は今と違って「日本人のため」に活躍していた時代。戦後の何もない時代から生活できるようになり、デザインで心も豊かになりたいという欲求が芽生え始めた時代なのです。

ナガオカケンメイ氏は「日本のものづくりの原型」の収集に没頭。そして、「デザインという視点を持ったリサイクルショップ」というコンセプトでショップ『D&Dデパートメント』を九品仏にオープン。この実店舗を持つことが60ビジョンのプロジェクトにつながるのですが、同プロジェクトを具現化するきっかけとなったのが『カリモク』のイス「Kチェア」との出会いでした。

60ビジョンと『カリモク60』の関係とは?

60ビジョンと『カリモク60』の関係とは?

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

『D&Dデパートメント』の1Fにはカフェがあります。ここに必要なイスを探していたところ、偶然リサイクルショップで出会ったのが『カリモク』のKチェア。リサイクルショップで購入したものの、ネジが取れていました。ネジだけなら『カリモク』に在庫があるのではと思い、問い合わせるとこのイスは現在も販売されていたのです。

「カフェで使いたい。ショップで販売したい」ということを伝えるも相手にされず、結局都内の家具屋を紹介してもらい、定価の9割で仕入れて定価で販売し始めました。もちろん利益はありません。それでも販売しているとそのKチェアのポテンシャルを感じ、オリジナルのプレートをつけて販売を始めました。

60ビジョンと『カリモク60』の関係とは? 2枚目の画像

RoomClip

RoomClip

sakurako0228さんのアカウントはこちら

それまでこのKチェアは、病院や自衛隊、官公庁などで年間に全体の数%に過ぎない3,000万円程度の売り上げがあるだけで、『カリモク』では「もうやめようか」という話が出ていたようです。しかし、『D&Dデパートメント』での展開が雑誌などに紹介されたことで人気に火がつき、『カリモク』も無視できない存在となったのです。

しかし紆余曲折は続きます。Web販売、Kチェアの布地や木部の変更など、なかなか要望が通りません。しかしナガオカ氏の熱意がブランドを動かし、2000年10月、60ビジョンの指導とともに『カリモク60』が誕生したのです。このKチェアを皮切りに、商品をご紹介。

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る

『カリモク60』の代名詞といえるのが、Kチェア。国内向けに生産した最初の自社製品で、1963年の誕生から変わらぬデザインで愛されています。平坦なイスで座り心地が抜群なのが特徴で、「一度このイスに座るともうやみつきになる!」という方が続出するくらい。また、単に座り心地が良いだけでなく、丈夫にできているので長い間使い続けることができるのも高く評価されている理由。まずは、実際に座ってみてその良さを実感してみてください。

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

ブルックリンスタイルのクールな部屋は、元和室とか。白い部屋と黒い座面の対比で部屋全体をまとめています。木目の色がアクセントカラーになって◎。

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 2枚目の画像

RoomClip

RoomClip

tomotomoさんのアカウントはこちら

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 3枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

王道のブラックと人気を二分する、モケットグリーンの座面の『Kチェア』。ローテーブルを挟んでチェアを左右非対称にし、リズムをつけました。

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 4枚目の画像

RoomClip

RoomClip

Yuukomiuraさんのアカウントはこちら

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 5枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

『Kチェア』のアーム部分の木目色を、他アイテムで拾ったルームコーディネート。赤みの強い木肌がブラックと引き立てあって、モダンな印象の部屋に。

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 6枚目の画像

RoomClip

RoomClip

vanilla1950さんのアカウントはこちら

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 7枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

もともと日本の高度経済成長期に生まれた「カリモク60」の家具は、和室にもしっくりとハマります。やわらかな空間をブラックで控えめに引き締めて。

『カリモク60』の代名詞。 Kチェアを知る 8枚目の画像

RoomClip

RoomClip

nao_nodaさんのアカウントはこちら

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気

『カリモク60』のロビーチェアの誕生は1968年。日本の住宅の洋式化が進み、多くの家に応接間が登場した際に、応接間に置く家具として作られました。デザインは当時のまま、シート素材など改良を加えながら、40年以上作り続けられています。Kチェアと同様、抜群のクッション性、コストパフォーマンスの高さが魅力。座り心地はもちろん、おしゃれ感もばっちり。そんなロビーチェアに憧れる人は多く、今もなお愛され続けているロングセラーアイテムです。

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

『ロビーチェア』の特徴である、ダイヤ型の縫い目。これがもっとも目立つのはやはりブラックレザーです。グリーンで表情を和らげつつクールな部屋に。

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 2枚目の画像

RoomClip

RoomClip

vanilla1950さんのアカウントはこちら

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 3枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

座面が日焼けなどでヘタってきた時は、ラグなどを上に敷いて表情を変えるのも一興です。柄や周囲のアイテム選びでアメリカンなインテリアスタイルに。

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 4枚目の画像

RoomClip

RoomClip

hitomixさんのアカウントはこちら

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 5枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

『ロビーチェア』の座面がもつ美しいグリーンを、足元に敷いたラグで拾ったスタイル。グリーンの持つリラックス感とモダンさがよく引き立っています。

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 6枚目の画像

RoomClip

RoomClip

vanilla1950さんのアカウントはこちら

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 7枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

ノルディックパターンのラグを、ブラックの『ロビーチェア』と『Kチェア』で挟んだ、モダン&クールながら温かみを感じさせるルームコーディネート。

ゆったり座れる、 ロビーチェアも人気 8枚目の画像

RoomClip

RoomClip

Kojiさんのアカウントはこちら

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ

Kチェアやロビーチェアにぜひ合わせたいのがローテーブル。一般的なものより少し高い作りが特徴です。シンプルですが、すっきりした脚に美しい木目の天板など、『カリモク60』ならでは洗練されたデザインが人気の理由。サイズ、カラーもさまざまなので、お部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

ホワイト+ブラック+ウッドの組み合わせは、モダンながらナチュラルさも失わない鉄板カラーパターン。ローテーブルはラグと色を合わせて馴染みよく。

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 2枚目の画像

RoomClip

RoomClip

vanilla1950さんのアカウントはこちら

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 3枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

こちらはデザイン事務所でしょうか。お客様とアイデアを交わすデスクは圧迫感のないローテーブルがグッドチョイスです。センスが感じられるモノトーン。

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 4枚目の画像

RoomClip

RoomClip

Bremendesignさんのアカウントはこちら

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 5枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

マリンテイストのアイテムに囲まれた、カリモク60の『ロビーチェア』と『ローテーブル』。潮風で少し風化したようにも見えて、よく馴染んでいます。

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 6枚目の画像

RoomClip

RoomClip

hitomixさんのアカウントはこちら

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 7枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

カリモク60の『ローテーブル』と『Kチェア』を揃えれば、和室がモダンな仕事部屋に早変わり。美しい木目はフローリングだけでなく畳にも合います。

ソファーに合わせたいローテーブルもスタンバイ 8枚目の画像

RoomClip

RoomClip

zakさんのアカウントはこちら

シーンに合わせて使い分けできるオットマン

Kチェアやロビーチェアと一緒に使いたいのがオットマン。ソファーに座ったとき、ちょうどいい高さで脚を乗せられ、体に負担がかかることなくくつろげます。また急な来客の際にはいすとして活用することも可能! ソファーと同じひし形のキルティングデザインなので見た目の統一感もバッチリです。

シーンに合わせて使い分けできるオットマン

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

ホームパーティーなど来客の際には、オットマンはいすとして大活躍。こちらの部屋は、ロビーチェア、Kチェア、オットマン、すべて『カリモク60』で揃えていて、まるでカフェのような雰囲気がすてきです。

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 2枚目の画像

RoomClip

RoomClip

Yutakaさんのアカウントはこちら

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 3枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

ロビーチェア&オットマンのセット使いでよりリラックスしたひとときを過ごせそうなこちらのお部屋。両方置いたら圧迫感がありそうですが、フローリングや壁の色と近いアイボリーカラーなら主張しすぎず、広々とした空間を演出してくれます。

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 4枚目の画像

RoomClip

RoomClip

abetomooooooさんのアカウントはこちら

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 5枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

実用面のほか、インテリアのアクセントとしても使えるオットマン。こちらの場合、ダークブラウンを基調としたシックな部屋に、モケットグリーンのオットマンが好アクセント。ソファーと色が異なっていても、ひし形のキルティングのおかげで統一感があります。

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 6枚目の画像

RoomClip

RoomClip

you-keyさんのアカウントはこちら

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 7枚目の画像

RoomClip

RoomClip

お気に入り追加

1人用のロビーチェアこそ、オットマンとセット使いが正解です。1人用の場合、どうしても脚を伸ばしてくつろげませんが、オットマンがあれば問題なし! よりリラックスしたひとときを過ごせます。

シーンに合わせて使い分けできるオットマン 8枚目の画像

RoomClip

RoomClip

erigooonさんのアカウントはこちら

KEYWORD関連キーワード

RELATED ARTICLES

あなたにおすすめの記事

ACCESS RANKING

アクセスランキング

ITEM RANKING

アイテムランキング

NEW

人気ショップスタッフの
最旬コーディネートをご紹介

人気ショップスタッフの
最旬コーディネートをご紹介

おすすめ記事
TOP