
アスレジャーは今や定番。おしゃれに攻略するための必須アイテムとは
2016年前後にレンドとして台頭したアスレジャーですが、今では定番スタイルのひとつとして市民権を獲得。その定義からおしゃれに着こなす攻略法まで徹底解説します!
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そもそも論。アスレジャーとはなんなのか
“アスレジャー”とは“アスレチック (運動競技)”と“レジャー (余暇)”を掛け合わせた造語。ジムワークやランニング、ヨガといったアクティブなシーンで着用するような機能的なアイテムを取り入れたコーディネートを指しています。いわゆるスポーツMIXスタイルの一種ということですね。2013年頃からアメリカを中心として広まり、2016年になると本格的にここ日本でもブレイク。今ではトレンドの枠を超え、定番スタイルとして根付いています。
このスタイルの大きなメリットとしては、簡単にヘルシーで今っぽい雰囲気を演出できるということ。また、機能性に長けたスポーツウェアを使うので、着用時の快適性に関しても頭一つ抜けています。まさに良いこと尽くめですから、積極的に導入したいところ!そのためにも、必要なアイテムから正解コーデまで、しっかりと押さえておきましょう。
取り入れるならまずはコレ。アスレジャーの着こなしで押さえたい二大アイテム
始めに、アスレジャースタイルにおける基本の「き」となるマストアイテムをピックアップ! コーデ初心者は、ひとまずこの2アイテムから押さえておくと良いでしょう。洒落者のスタイルサンプルも併せてチェックを。
アイテム1
ジョガーパンツ
アスレジャースタイルの代名詞的アイテムのひとつといえばジョガーパンツ。もともとはジョギング用に着用されていたボトムスで、フィット感ある裾リブ仕様と、走りやすいテーパードシルエットを特徴としています。昨今はゆったりとしたワイド型のモデルも出てきていますが、大人が着るならルーズすぎないすっきりフォルムの1本が◎。
コーデュロイ素材のジョガーパンツにスタジャンを合わせて、アスレジャーテイストの色濃いスタイリングに。使う色数を最低限に抑えることにより、アクティブな中に大人っぽさを演出しているのもポイントです。上ゆったりめ・下タイトめの旬感あるVラインシルエットもこなれ感を加速する一因に。
ジョガーパンツでスポーティな印象を描き出しつつ、ストライプシャツで上品なイメージも両得。細身の美フォルムな1本を駆使すれば、こんな風にきれいめなアスレジャースタイルにまとめることも難しくありません。足元に白スニーカーを持って来れば、着こなしのクリーンなムードがさらにアップ!
アイテム2
ハイテク系スニーカー
誰にでもチャレンジしやすく、かつ効果的に装いのスポーティさを高められるスニーカーも優先的に入手しておきたいアイテムです。アスレジャー感を明快に打ち出したいのなら、ボリュームあるハイテク系モデルがおすすめ。シンプルにはけるローテク系ももちろんアリですが、その場合は他のアイテムでスポーツテイストを補ってあげましょう。
ロンT×ショーツというラフで動きやすい出で立ちに、『ニューバランス』の「MR530」でアスレジャーなムードをプラス。ウェアが上下ともプレーン顔なので、そのぶんスニーカーの存在感が引き立っています。また、全体的に落ち着いたカラーでまとめられているので、ラフでありながらも子供っぽさは感じさせません。
昨今特に人気が高いのはこういう“ハズし”のスタイル。品の良いセットアップコーデを軸としながら、スニーカーで上手にドレスダウンしています。『ナイキ』の「エア マックス 90 GTX」は、ボリューミーなフォルムでアクセントとして効果テキメン!セットアップのグレーを拾うことで、全体と程良く調和させているのもカギです。
アスレジャーコーデのバリエーションを増やすなら、こちらのアイテムもチェック
鉄板のジョガーパンツ&スニーカー以外にも、アスレジャースタイルに適したアイテムは数多く存在します。その中から、使い勝手の良いものをここで厳選チョイス。自身のワードローブと相談しつつ、適材適所で買い足してみてください。
アイテム3
スウェット
スポーツアイテムの王道にして、定番ワードローブでもあるスウェット。アスレジャーな雰囲気を描き出しやすいうえにガシガシ着られるので、持っておいて損はないでしょう。色はグレーやホワイト、ブラックなどのベーシックカラーを選ぶのがベター。フロントロゴの有無はどちらでも構いませんが、ロゴありのほうが当然ながら主張度は高めです。
アイテム4
パーカー
それ単体でメイントップスとして活用するのはもとより、インナー使いしてフードをちょこんと覗かせるようにして着るのもOK。色々とアレンジが効く、優秀なアスレジャーアイテムです。プルオーバータイプとジップアップタイプがありますが、主役使いを念頭に置くならそれ1着でサマになるプルオーバー型をレコメンド。
アイテム5
トラックパンツ
陸上競技のトラックで着用されるトレーニング用ボトムスのことで、心地良くはけるジャージやナイロン、スウェットなどが主に素材として使われています。ジョガーパンツと同様に、多くのモデルは裾がリブ仕様に。また、サイドにあしらわれたラインもトラックパンツの大きな特徴となっています。『アディダス』をはじめとした、スポーツブランドのものがダントツで人気!
アイテム6
マウンテンパーカー
優れた耐水・耐久性を持つマウンテンパーカーはフィールドのみならずスポーツシーンでも重宝されるアウターで、アスレジャーにもおあつらえ向きです。原色のモデルも数多く登場していますが、都会的に着こなすならば落ち着いたモノトーン系カラーを推奨。シルエットは多少ゆとりのある方が、さまざまなレイヤードに対応できて効率的です。
アイテム7
キャップ
一言でキャップといってもその種類はさまざまですが、とりわけアスレジャースタイルに向いているのはスポーツムードの濃厚なベースボールキャップ。フロントに大きく入ったロゴが、着こなしのアクティブ感をグッと高めてくれます。カタチとしては、大人っぽく着用できる浅被りのローキャップがベター。あまりに被りが深いキャップだと、印象が幼くなりがちなので要注意です。
最後は実践編。おしゃれなアスレジャーコーデはこう作る!
ここからは、上でご紹介したおすすめアイテムを取り入れたスタイリッシュなアスレジャースタイルを一挙見せしていきましょう。どのスタイリングも“まんまスポーツ”ではなく、ちゃんと街っぽく仕上がっていて盗みどころ満載。気になったテクニックは自分なりに取り入れてみてください!
コーデ1
鮮烈カラーのトラックパンツでキャラを発揮!
トラッドなストライプシャツにアクティブ感満点な『アディダス』のトラックパンツを組み合わせた、大胆なアスレジャーMIX。着こなしに用いたアイテム数こそ少ないものの、ボトムスが鮮烈な色合いのため主張度は十分です。スニーカーをボトムスと同ブランドで揃えるなど、一体感を意識した組み合わせも玄人ならでは。
コーデ2
ブラックに徹したシックなアスレジャー
ジョガーパンツ×ランニングシューズのコンビネーションでアスレジャーなニュアンスを創出。おまけに、上から下まで全身をブラックアイテムで連動しているため、シックな雰囲気も兼備しています。こんなセンスフルなスポーツMIXであれば、アーバンなシーンにだって違和感なくマッチしてくれそうですね。
コーデ3
アクティブなアイテムを駆使しながら大人感もキープ
マウンテンパーカーをロゴスウェットにレイヤリングした活動的なスタイル。ゆるっとしたフォルムのワイドパンツも、フットワーク軽く動けてGOODです。使っているのは運動性の高いアイテムばかりですが、落ち着きのある色味でまとめているので大人っぽさの担保にも成功。バランスの取れた着こなしに帰結しています。
コーデ4
ジャストなサイズバランスでほんのりスマートに
ビッグロゴのスウェットでスポーツテイストをがっつりとアピール。それなのにどこかスマートな見栄えなのは、すらっと細身のシルエットでコーディネートを仕上げているからです。そして、黒のキャップ&スニーカーによって、全体の印象をピリッ引き締めているのもカギ。一見シンプルに見えて、実は計算力の高いスタイリングです。
コーデ5
スニーカーで遊んだ今どきなセットアップコーデ
シアサッカー素材のセットアップを軸とした都会派な着こなし。レザートートもネイビーでリンクさせ、凛々しいイメージを促進しています。一方で、足元で上手に抜け感を加えているのも見逃せません。チョイスしたのは『ニューバランス』の「990v5」で、そのぽてっとしたフォルムが着こなしに適度なリラックス感をもたらしています。
コーデ6
ストリートな雰囲気も融合したテイストMIX
ややオーバーサイズなプルオーバーパーカーを主役使いし、スポーティさを描出。さらに、ショーツ×ソックスの組み合わせによって、ストリートな雰囲気も巧妙に落とし込んでいます。グレー系カラーで足並みを揃えて、違和感なくテイストMIXを実現しているのはさすが!
コーデ7
男気アメカジをアスレジャー小物で味付け
ミリタリージャケットとデニムショーツによるアメカジスタイルが基盤。そこに、西武ライオンズのロゴが入ったBBキャップと、『ミズノ』のランニングシューズ「スカイメダル」でアスレジャーなテイストを加えています。小物でのさりげないスポーツMIXは、やり過ぎ感が出にくいので初心者でも気軽に挑戦できますよ。
コーデ8
モノトーンだからこそBBキャップが映える!
ゴアテックスブルゾンからスラックス、スニーカーまで一貫して無彩色をセレクト。それが奏功し、『ニューエラ』のカラーBBキャップがスタイルアクセントとして一段と映えています。がっつりとアスレジャーアイテムを使うのに少し抵抗がある人は、まずはこんな風にハズし的に取り入れてみるのが吉!
コーデ9
きれいめアイテムとスポーツアイテムが見事に共演
着こなしの印象を大きく左右するトップスは、ニットカーディガン&シャツの重ね着でキリッと端正に。そのぶん、他の箇所にはジョガーパンツにランニングシューズ、BBキャップなどアスレジャーアイテムをふんだんに活用しています。これぞ、理想的なきれいめ×アスレジャーのMIXスタイル。プレーン顔なアイテムを多めに選択しているのが、成功のキーです。
コーデ10
洗練のアスレジャーで差別化を狙う
余計な重ね着はせず、パーカーとジョガーパンツで潔く勝負! クールな無彩色で全体を統一しているうえ、上下でシルエットに緩急をつけているので、シンプルな着こなしながらもどこか洗練された面持ちです。ボトムスの切り替え部分でパーカーのグレーを拾っているのもニクいテクニック。ミニマルなニュアンスを損なわないよう、スニーカーはローテクタイプを選んでいます。
この記事の掲載アイテム一覧(全7商品)
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『ナイキ』 クラブフレンチテリ―ジョガー
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『ニューバランス』 2002R GTX
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『チャンピオン』 メンズ ベーシック クルーネックスウェットシャツ
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『ジャーナルスタンダード』 ソフトテリー スウェットパーカー
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『アディダス』 アディカラー クラシックス+ SSTトラックパンツ
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『シップス』 〈撥水〉ナイロンタフタ パッカブル マウンテンパーカ
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『ビームス』 クラシック ベースボール キャップ
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