メガネの人気ブランド16選。大人好みのアイウェアを選りすぐり

メガネの人気ブランド16選。大人好みのアイウェアを選りすぐり

道具としての用途以上に、ファッション小物として存在感を強めるメガネ。数多のブランドがひしめきあう中、大人が手にするうえでふさわしい1本を改めて考えてみたい。

菊地 亮

2020.08.03

アイウェア
メガネ

玉石混淆のメガネブランド。だからこそ押さえたい、メガネ選びで注意したいこと

靴や腕時計よりも第一印象を大きく左右するメガネは、誠実、知的といったイメージはもちろん、しゃれっ気やセンスを見せつけるうえでも効果的。着こなしにおける重要度が年々高まるばかりなのは、数多のブランドがしのぎを削る群雄割拠のシーンを見ても明らかだ。

大人が手にするなら、ストレスなくかけられるフィット感に留意したアイテムであることは大前提。そのうえで、大人の威厳を保つことができ、素材・作りの良さに支えられたエレガントさやカルチャーの香りが漂うものならなおよし。それらを押さえた1本を、ぜひとも手に入れておきたいところである。

大人のスタイルにハマるメガネブランド16選

ファッション小物として広く認知された今なら、やはり大人が志向するコーディネートにすんなり溶け込むアイテムが好ましい。大人の雰囲気を醸し、スタイルをブラッシュアップさせる要素を携えたブランドの1本を、ここではピックアップしてみた。

ブランド1『モスコット』

今でこそ人気メガネブランドとして確固たる地位を築いている『モスコット』だが、きっかけは創業者、ハイマン・モスコット氏が始めた押し車での行商。1915年、NYに店舗を構えて以降、クラーク・ケント氏やバディ・ホリー氏など多くの名優やアーティストを虜にした。その過程で生み出された名作は数知れず。その1つが「ミルゼン」。ラウンドにも似たレンズシェイプが美しく、アンディ・ウォーホル氏やジョン・レノン氏をも魅了した逸品である。

ブランド2『オリバーピープルズ』

1986年、ハリウッドにて誕生した『オリバーピープルズ』は、それまでの概念を覆す高級志向によって瞬く間にその名を世界へ知らしめた。ベースは創業者たちが惚れ込んだヴィンテージのメガネフレーム。そこに自分たちの感性を加えモダンに仕上げた1本が今も多くの共感を呼んでいる。その魅力は代名詞的モデルの「スタイルズ」にも。βチタン製テンプルは軽やかで、ブリッジのキーホールや蝶番の金属部にあしらわれた唐草模様の美しさは目をみはるものがある。

ブランド3『オリバーゴールドスミス』

英国を代表するメガネブランドは、アイウェアショップのセールスマンをしていたフィリップ・オリバー・ゴールドスミス氏により1926年に産声をあげた。2代目の息子、チャールス氏によりファッション性が加えられると、ファッションショーで採用され、「ヴォーグ」誌でも取り上げられることに。そんなブランドのマスターピースの1つが「コンスル」。肉厚で滑らかな曲線にはヴィンテージスタイルが感じられ、7枚蝶番の堅牢性には頼もしさを覚える。

ブランド4『トムフォード』

トム・フォード氏が、ドメニコ・デソーレ氏とともにブランドを設立したのは2005年。誕生してから15年ほどだが、すでに世界でもっとも男性をセクシーに見せるブランドとの評価を受け、世界的な祭典などで多くの著名人が着用する。アイウェアにおいてもその実力はいかんなく発揮。「TF5178F」は、両側のアイコニックなTバーやテンプルエンドのメタルリッジ、キーホールブリッジなど、ヴィンテージに着想を得た意匠がツヤっぽさとダンディズムを伝える。

ブランド5『ジュリアスタートオプティカル』

‘40年代に設立され、セルフレームブームの火付け役となった今はなきNYのメガネメーカー、タート・オプティカル・エンタープライズ社。その設立者、ジュリアス・タート氏の意志を引き継ぎ、甥のリチャード・タート氏らが立ち上げたのがこのブランド。過去のアーカイブをベースに、最新の技術や素材を組み合わせた1本は多くの愛好家をうならせている。紹介する「AR」は、タート・オプティカル・エンタープライズ社の名作として知られるアメリカンクラシックの定番モデル「ARNEL」を復刻したもの。

ブランド6『アヤメ』

2010年に、今泉 悠氏によって生み出されたメガネブランド。“温故知新”をテーマに掲げるが、ただ単に細部にまでこだわったプロダクト、というだけでなく、掛ける人の願望を叶えるアイウェアを志向する。日本の熟練職人が手掛ける1本1本に時代感を反映させたアイテムは業界内でも好評で、各所とのコラボも多い。こちらもその1つで『アーバンリサーチ』との共作。代表作の「ニューオールド」をベースに、美しい茶べっ甲で仕上げられている。

ブランド7『ルノア』

業界の第一線から退いた後、新たに純銀製フレームを発表し業界を驚かせたことも記憶に新しいゲルノット・リンドナー氏。アンティークメガネの収集家でもあった彼が1991年に立ち上げたブランドこそ『ルノア』である。彼の豊富な知識とドイツクオリティの融合の素晴らしさはこの1本を見れば納得。クラシカルな趣のクラウンパント型セルフレームに加え、独特な構造の蝶番が奏でる掛け心地は一度味わえばもう離れられない。

ブランド8『イエローズプラス』

多くのアパレルブランドのアイウェアを手掛け、後進にも大きな影響を与えてきた日本のメガネデザインの第一人者、山岸稔明氏。彼が2001年に立ち上げた『イエローズプラス』は、世界的展示会でも行列ができるほど注目度が高く、ジャパニーズクラシックなるスタイルを確立させた功績も大きい。例えば、1900年初頭のアンティークフレームにインスパイアされた「ダーシー」は、独特な形状のブリッジ位置を高くすることでスマートさを演出している。

ブランド9『マスナガ』

『マスナガ』の源流を辿れば1905年まで遡る。今でこそメガネの産地として知られる福井県鯖江だが、その礎を築いた人こそ、何を隠そう創設者の増永五左衛門氏。“良いメガネ”を作るために彼らが大事にするのは手を掛けること、目を掛けること。200にも及ぶ製造工程と数多のパーツをすべて自社で生産・管理し、今なおその哲学は脈々と息づいている。それを端的に表しているのが名作「光輝」。熟練の技により光り輝くその姿に、高貴さすら感じさせる。

ブランド10『ミスターライト』

2018年設立と歴史は浅いが登場以降、多くの耳目を集めてやまない『ミスターライト』。そのワケは、これまでのアイウェアデザインの流れを特徴づけた張本人である『オリバーピープルズ』創業者、ラリー・ライト氏とその息子であり『GLCO』を展開するギャレット・ライト氏の親子が立ち上げたブランドであること。クオリティの追求や細部へのこだわりに加え、特徴的なデザインはこちらにもしっかり落とし込まれ、テンプルのメタルパーツなどからもそれはうかがい知れる。

ブランド11『バートンペレイラ』

元『オリバーピープルズ』CEOのビル・バートン氏と、クリエイティブディレクターを務めていたパティ・ペレイラ氏が創設したブランドは伊達ではない。前職在任当時から信頼を寄せてきたジャパンメイド志向を踏襲し、セルフレームを岐阜県にて、メタルフレームを福井県にて製作。そして、パティ・ペレイラ氏の圧倒的デザイン力がさらなる個性を演出する。フロントとテンプルを切り替えたこちらを見ればそのオリジナリティをわかってもらえるだろう。

ブランド12『アランミクリ』

“見るための、見られるためのメガネ”を標榜し、ファッション的視点からアイウェアの存在価値を高めたのが『アランミクリ』。その姿勢は、ブランドが誕生した1978年以降も変わらず、カール・ラガーフェルド氏やクロード・モンタナ氏などへもアイウェアコレクションを提供してきたことからもわかる。こちらはそんな同社の特長が色濃く出た1本。世界的に知られるアセテートメーカー、マツケリ社の生地を使ったテンプルなど、その姿にはアート性すら感じさせる。

ブランド13『カトラー&グロス』

アイウェアを医学的アイテムからファッションツールへと変えたともいわれる英国の代表的メガネブランド。1969年にグラハム・カトラー氏とトニー・グロス氏により生まれた同社は、音楽や芸術から着想を得てデザインへと落とし込む手法をとり、誕生から半世紀が経つ今でも、『メゾン マルジェラ』とコラボするなど常に注目される存在。智の部分を広めにとり、スクエアスタッズを加えた本モデルのように、どこかモードな空気感が漂う。

ブランド14『アイヴァン』

日本において、メガネといえばまだまだ道具としてのニュアンスが強かった’70年代。『ヴァンジャケット』の生みの親である石津謙介氏により“着るメガネ”を標榜して颯爽と登場したのが『アイヴァン』である。日本の粋と静謐なカルチャーを具現化。緻密かつ精巧なクラフトマンシップに裏付けられた高品質なアイテムは、’80年代には遠く海を越え海外で高い評価を獲得した。その強みは今なお健在で、人気メタルフレームモデルの「ジョナタン」にも垣間見える。

ブランド15『ジンズ』

コストパフォーマンスの高いモノ作りに定評のある『ジンズ』。しかし、実は聖地・鯖江にて職人が1本1本手磨きをして仕上げる高品質なMADE IN JAPANのプロダクトも数多く手掛けている。加えて、昨今では著名デザイナーとの共作も定期的にリリースするなど、デザイン面からのアプローチも秀逸。上に挙げている、角田陽太氏とのメガネもその取り組みの中の1つだ。一度手に取れば、『ジンズ』の新たな魅力を垣間見ることができることだろう。

ブランド16『ゾフ』

1993年から展開している『ゾフ』も、日本を代表するメガネブランドの1つ。いわゆる“適正価格”でのアイウェアの提案に加え、その時々のファッションにマッチする高感度なデザインが同ブランドの強みであり、熊谷隆志氏をはじめとする著名デザイナーとの取り組みも記憶に新しい。だが、見てくれだけが『ゾフ』のすべてではない。鼻に当たるシリコンエアパッドは鼻に跡が付きにくく、蝶番パーツは独自の設計によりネジが緩みにくい仕様に。ただでさえ軽く、フレームの耐久性にも優れた上記の「ゾフ スマート」にもこれらのテクノロジーは取り入れられており、長く愛用すればするほどその魅力を実感できるはずだ。

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菊地 亮

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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