防寒にもおしゃれにも使える!冬までに用意したい帽子
冬に向けて着こなしも徐々に変化が求められる。その対策として、手っ取り早いのが帽子。そんな季節に向けて手にしておきたい逸品を集めてみた。
防寒対策とともに個性を演出できるから、冬に帽子は欠かせない
冬になるとアウターを着ることで、その存在感が引き立ってしまい、コーディネートがマンネリしがちに。おしゃれを思いっきり楽しみたい人にとっては、少々やっかいだ。だからといってアクセを身につけたところで、それほどコーデの印象は変わらなかったり……。ではどうすれば? 答えは簡単で、帽子をかぶるだけ! 1点投入するだけでコーディネートのアクセントになり、、華やかな装いに。しかも防寒対策にもなるため、まさに一石二鳥。さらに帽子といってもさまざまなデザインがあるため幅広く対応できると、今冬は帽子を活躍させたい。
今冬注目の帽子別着こなしサンプル集
帽子をかぶるからには、やっぱりおしゃれにみせたい! ここでは今冬に1軍選手として活躍できる帽子を種類別に紹介するとともに、それに似合うコーデ実例を教えていこう。これさえ覚えておけば、怖いものなし!
Part1:フェルトハット
フェルトハットは、別名・ソフトハットとも呼ばれる。ここ最近はツバの広いものが人気で、コーデに合わせると雰囲気がガラッと変わり、イマドキな気分を演出できるスグレモノ。しかも温かみのあるフェルト地なので、保温性があり、見た目にもウォーム感を与えられる。ベーシックなブラックのほか、季節感を演出するならキャメルやブラウンがおすすめ。
アイテム1
『ニューヨークハット』
1982年に設立され、多くのファッショニスタから支持されるハットブランド。柔らかいライトフェルト地を使うことで軽く、かぶり心地も抜群だ。また折り曲げてもクセがつきにくく、いつでもきれいな状態でかぶれる安心設計。
アイテム2
『ドラゴンハット』
2007年よりスタートした、日本の職人が手がけるブランド。縫製から素材まですべて日本で製造しているため、品質の高さはお墨付き。ベーシックなカラーを取りそろえており、スタイルに合わせてチョイスできるのもうれしい。
アイテム3
『ソルバッティ』
コスパの高さに定評のあるイタリア発のハットブランンド。そのハットの最大魅力は、折りたたんで持ち運びできるところ。またハットのクラシカルなデザインは、旬のコーデとも相思相愛で、かぶるだけでワンランク上のスタイリングに!
着こなし1
汎用性に優れたブラックのフェルトハットだが、よりおしゃれを意識するなら、全身ブラックで統一を。シャツの裾からグレーのカットソーをのぞかせてコーディネートのアクセントに。
着こなし2
秋冬もミリタリーは、キーアイテムのひとつ。モッズ風コートの品を高めるには、グレーのハットが好都合だ。またパンツはベーシックにチノがベストアンサーだ。
着こなし3
スポーティな着こなしのハズしとして、フェルトハットをプラス。トップスからパンツまでブルー系でまとめているので、コーデにニュアンスをつけるなら上品なキャメルハットが吉。
Part2:ニットキャップ
ニット地で作られたニット帽は保温性抜群。頭をすっぽり覆う丸型の縁なしのキャップは、秋冬のファッションスタイルで重宝できるアイテムだ。いつものコーデがどうもマンネリしているなぁ? と感じたら、積極的に取り入れよう。すると、ちょうどいい感じのラフさを醸し出せ、旬度がグンとアップできる。
アイテム1
『モンクレール』
上品なダウンジャケットで知られる同ブランドだが、ニットキャップもその血筋を継承。シンプルなロゴをフロントに採用したリブニットは、ラナウール100%仕様。肌触りも良く、内部が蒸れる心配もない。
アイテム2
『ラルフローレン』
上質なコットンをアラン編みで仕上げたニット帽。本藍染めのボディーはヴィンテージのようなムラ感が出ていて、かぶるだけでコーディネートにこなれ感を演出してくれる。
アイテム3
『インバーアラン』
スコットランド発のニットブランドは、職人が一点一点ハンドメイドによって編み込んでいる、手の込んだ代物。最上級とも称されるピュアウールをぜいたくに使用しており、かぶり心地は完璧のひとこと。
合わせて読みたい:
ずっと着続けたいニットブランド。インバーアランの魅力とは?
着こなし1
ブラックのダウンジャケットにグレーのスウェットパンツの、スポーツを意識したコーデ。ニット帽とパンツは同系色で統一感を出すことでカジュアルさを加速。
着こなし2
定番アイテムばかりのシンプルな着こなしに、ニット帽は大活躍。かぶるだけコーデにこなれ感と季節感が生まれる。また幼くなるかと思いきや、色みを抑えたら大人っぽくキマる。
着こなし3
ドレスライクなチェスターコートのハズしとして、ニットキャップを合わせるのも手。上品さとラフさを絶妙ミックスできる。その雰囲気に合わせて、ボトムスは細身の濃紺デニムにして正解。
Part3:ウールキャップ
年中使えるのがキャップのメリット。だが、ワンランク上のスタイリングを狙うなら、素材にも気を配るべき。そこで秋冬にぴったりなのが、ウール地。保温性に優れているので、寒い時期は防寒具として役立ち、しかも程良く起毛しているおかげで、見た目も温かみのある印象へと導いてくれる。
アイテム1
『ポーラー』
アメリカオレゴン州・ポートランド生まれのアウトドアブランド『ポーラー』。こちらの6枚パネルからなるキャップは絶妙な形に整い、ヴィンテージライクなウール地を使用。フロントにシンプルなロゴが着こなしのアクセントに。
アイテム2
『ブリクストン』
アメリカ西海岸発の『ブリクストン』は、スケーターやミュージシャン、サーファーに愛されるブランドとして知られる。上品なウール混の素材を使い、かぶるだけで品の良さがアピール可能。フロントのボックスロゴも◎。
アイテム3
『ハフ』×『スラッシャー』
1981年に創刊した『スラッシャー』とスケートブランド『ハフ』とのコラボキャップ。ウール地のボディーに、フェルト地からなるロゴを採用。アジャスターをレザーにすることで、高級感のあるルックスに。
着こなし1
ブラックジャケットに同色パンツとスニーカーを合わせたきれいめスタイル。シンプルな黒のキャップで全身モノトーンでスタイリッシュに。
着こなし2
濃淡をつけたデニム・オン・デニムスタイル。そんなアメカジスタイルを盛り上げるなら、グレーのウールキャップが◎。コーデと配色をリンクさせて統一感を演出。
着こなし3
パーカーにスニーカー、キャップというカジュアルなアイテムばかりの組み合わせも、チェスターコートを合わせることで大人っぽく着こなせる。キャップ=若いかもと不安ならばチェスターコートを合わせるべし。
Part4:ベレー帽
ベレー帽とは、ツバや縁がない丸くて平ら帽子をいう。歴史は深く、古代ローマ時代から使われていたという説もある。起源はミリタリーだが芸術家がかぶっているイメージが強く、ピカソをはじめ日本でも有名漫画家が愛用していて、個性を演出するのに◎。最近ではレディースから火がつき、その影響はメンズにも伸びている。実際に多くのファッショニスタから愛用されるほど、旬を気取る間違いのないアイテムなのである。
『ボルサリーノ』
イタリアの名ハットブランドが提案するベレー帽は、肌さわりのいいウールを100%使用しており、かぶり心地はパーフェクト。サイドにロゴを採用したシンプルな作りのため、着こなしを邪魔しない。
アイテム2
『ディア』
1978年創業のジャパニーズブランド。鹿のマークが目印で、スタンダードでシンプルなデザインが支持される要因のひとつ。トップクラウン中央にポッチがあり、ちょい見せすればこなれた印象に。
アイテム3
『ロスコ』
ミリタリーブランド『ロスコ』のベレー帽は、かぶり口にレザーのパイピングを施し、上品なイメージに。保温性が抜群のウール地を用い、防寒性は高い。またベンチレーションつきなので、蒸れる心配なし。
着こなし1
ベレー帽はフェミニンな印象がある分、思い切り男っぽいアイテムと合わせるのが正解。男気のあるオンブレチェックシャツにスラックス、ダークカラーでまとめてクールに味付け。
着こなし2
ショップコートの硬派なイメージを和らげるなら、ベレー帽で! スタイリング全体をブラックで引き締めているのだが、ベレー帽の印象で柔らかい雰囲気が出る。。
着こなし3
MA-1風ジャケットの男っぽさにベレー帽の柔らかい雰囲気をミックス。すると、落ち着いた雰囲気を演出でき、そしてイマドキな着こなしへと導いてくれる。
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