業種別に解説。30代が意識すべきオフィススタイル

業種別に解説。30代が意識すべきオフィススタイル

ひと言でオフィススタイルといっても、お堅い企業と自由な会社では大きな違いが。そこで、業種別にオフィススタイルをご紹介。自分の装いを見直す参考にしてください。

平 格彦

2016.10.28

アウター
スーツ
ジャケパン

業種や社風によってオフィススタイルはいろいろ

業種や社風によってオフィススタイルはいろいろ

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ひとえにオフィスファッションやオフィススタイルといっても、その幅はけっこうあります。たとえば、写真のようなコーディネートがOKか否か。その答えは、業種はもちろん、社風や就業規則などによっても変わります。自分の会社のことはわかっていても、世の中はどんなコーディネートがスタンダードなのか。オフィススタイルを見直すきっかけとして、業種別に洗い出したいと思います。

業種1:お堅い金融系、メーカー系

金融系、メーカー系/着こなしのポイント編

金融系やメーカー系のいわゆる堅めの業種では、スーツスタイルが主流。無地かピンストライプのスーツ、白いレギュラーカラーのシャツ、レジメンタルストライプや小紋柄のタイが基本形と考えるべきです。それを基準としつつ、どれほどまでのコアレンジが許されるのか、詳しく解説します。

ポイント1白いシャツ×レジメンタイが基本形

白いシャツ×レジメンタイが基本形

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ネイビーかグレーのスーツに、白いシャツとレジメンタルストライプのネクタイを合わせるのが基本形。誠実で清潔感もあるコーディネートで、お堅い業種や社風でも間違いはありません。ちなみ革靴は、レースアップのストレートチップが原則。スーツの織柄や、ネクタイの色使いでささやかに個性を主張できます。

ポイント2サックスブルーのシャツで少しだけこなれ感を演出

サックスブルーのシャツで少しだけこなれ感を演出

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白いシャツではなく、サックスブルーも許容範囲内。欧米ではブルーのシャツのほうが主流とも言われていますので、シャツのカラーで変化をつけるなら淡いブルー以外の選択肢はありません。主張が控えめなストライプ柄のシャツやクレリックシャツも問題はありませんが、その場合も色合いはホワイト×ブルーの1択だと考えたほうが安全です。

ポイント3ボタンダウンシャツ×チェックタイが最大限の着崩し

ボタンダウンシャツ×チェックタイが最大限の着崩し

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ネクタイは、無地や小紋柄などもOK。さらに着崩すなら、グレンチェックや千鳥格子、タータンチェックといった伝統柄も許されるはずです。またシャツのデザインは、ボタンダウンも許容されるでしょう。本来は少しカジュアルな仕様ですが、日本ではビジネススタイルでも一般化していますので、問題ない場合が多いと思われます。いずれにしても、全体のバランスとしてカジュアルに見えないように意識することも重要です。

金融系、メーカー系/おすすめのアイテム編

あまりにも無難なコーディネートに終始しては、個性がなさ過ぎます。そこで、お堅い業種や社風のドレスコードの中でも、周囲と差がつけられるアイテムを紹介。どれか1点からでも取り入れてみてください。

無地ではなく、ピンストライプのスーツ

無地ではなく、ピンストライプのスーツ

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ナチュラルなショルダーラインのベーシックなスーツ。素材は高品質なタスマニアンウールです。そして、柄は無地ではなくピンストライプ。ウォール街などではもっともエレガントとされ、濃紺のピンストライプが主流となっています。無地よりも表情があるため実は着こなしやすく、タテのラインがシャープな印象を振りまいてくれます。

サックスブルーのボタンダウンシャツ

サックスブルーのボタンダウンシャツ

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日本では白いシャツが王道だからこそ、サックスブルーやライトブルーと表記される明るいブルーを選ぶと新鮮です。決してカジュアルな印象になることはなく、むしろ爽やかなイメージが演出できます。まずはシャツに馴染むようなブルー基調のネクタイから合わせれば着こなしやすいはずです。

レジメンタルストライプではなく、チェック柄のネクタイ

レジメンタルストライプではなく、チェック柄のネクタイ

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レジメンタイストライプを選んでおけば間違いはありません。ワードローブの必需品ですが、差を付けるために買い足すなら、こんなチェック柄がおすすめです。ブルー基調のチェック柄は爽やかなニュアンス。コットン×シルクの素材感も、軽やかなイメージに拍車を掛けています。

業種2:イケイケな広告系、商社系

広告系、商社系/着こなしのポイント編

広告代理店を筆頭とするマスコミ系の営業職や、商社の中でも自由な雰囲気の部署などは、スーツよりも少しカジュアルなジャケパンスタイルがスタンダード。正統派からノータイの着こなしまで紹介しますので、状況が許すようなら自分の着こなしに取り入れてみてください。

合わせて読みたい:
ジャケパンを着こなすための6つのルールとお手本コーデ19選

ポイント1正統派ジャケパンスタイルが基本

正統派ジャケパンスタイルが基本

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ネイビーのジャケットにグレーのスラックスを合わせるビジネススタイルは、上品で落ち着いたイメージ。ジャケパンスタイルではもっともドレッシーといえる着こなしです。タイバーやポケットチーフなどでさり気なく華やかさを加味すれば、気品を損なうことなく個性も演出できます。

ポイント2ジャケパンスタイルの色使いで旬や個性を演出

ジャケパンスタイルの色使いで旬や個性を演出

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同じジャケパンスタイルでも、コーディネートにトレンドカラーを取り入れるとかなりアカ抜けて新鮮なイメージ。今ならジャケットでブラウンを採用するのがおすすめです。シャツをインディゴブルーにすると、こなれたムードが一層匂い立ちます。靴もジャケットに合わえてブラウンで。

ポイント3ノータイ×チーフも場合によってはOK

ノータイ×チーフも場合によってはOK

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自由な社風の会社や部署であれば、ノータイでも問題ないはずです。ネクタイを締めない場合は、Vゾーン周りが寂しくならないよう、ポケットチーフを差すのがおすすめです。ブラウンジャケットの着こなしで差しているようなTVフォールドがビジネスライクですが、こんなパフドスタイルでも状況によってはOK。華やかな印象が広がります。

広告系、商社系/おすすめのアイテム編

スタイリッシュなジャケパンスタイルを実際に築く際に必要なキーアイテムを紹介します。やはり、もっとも重要なのはテーラードジャケットなので、定番のネイビーと旬色のアースカラー系を揃えるのがおすすめです。

合わせて読みたい:
大人の定番。テーラードジャケットの着こなし30スタイル

ネイビーのジャケット

ネイビーのジャケット

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無地のネイビーで2つボタン、ノッチドラペルという仕様のスタンダードなテーラードジャケット。オールマイティーに着回すことができますので、ワードローブに1着は欲しいアイテムです。ウール100%のホップサック生地は麻袋に似た表情があり、こなれたムードもさり気なく漂います。

ブラウン系カラーのジャケット

ブラウン系カラーのジャケット

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イタリアの名門『タリアトーレ』のテーラードジャケット、ヴェスヴィオです。グラマラスな胸周りとスッキリした先細りの袖が魅力的なシルエットを形成。独特な起毛感があるカージー織りを採用しているため、ブラウン系カラーの温かみが一層強調されています。旬度の高いジャケパンスタイルが築けること必至です。

華やかさのあるポケットチーフ

華やかさのあるポケットチーフ

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ロンドンのソーホーで2008年に創業したドレス系アクセサリーブランド『ペンローズ』。繊細で緻密な柄を得意とし、トラディショナルなのに華のある独特なムードが魅力的です。このチーフは、フチのカラーが異なっているのもポイント。どの角を見せるかで色合いを変えることができます。

業種3:バリキャリなIT系

IT系/着こなしのポイント編

比較的新しい会社が多いIT系企業は、カジュアルな着こなしで良しとしている社風が大半。職種によってはTシャツ+ショートパンツorデニムという格好も珍しくはありませんが、30歳の大人としてはもう少し品があるコーディネートを目指すべきです。そこで、大人な雰囲気も感じさせるオフィスカジュアルのポイントをまとめました。

ポイント1シャツ+スラックスで最低限のきちんと感を

シャツ+スラックスで最低限のきちんと感を

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外部の人と会う際は、襟付きのトップスを選ぶのが最低限の礼儀。定番的シャツにスラックスを合わせたようなコーディネートをベースとするのが良いでしょう。足元はスニーカーでも問題はありませんが、あまり派手なカラーは選ばず、全身を定番カラーやモノトーンのみでまとめるのが正解。シックで大人なムードを演出したいものです。

ポイント2チノパンを選べば大人なニュアンスに

チノパンを選べば大人なニュアンスに

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加工感のあるデニムパンツはかなりラフな印象。それは避け、チノパンを選ぶだけで大人なイメージの着こなしになります。ギンガムチェックのシャツを合わせれば、爽やかなコーディネートが完成。足元がスニーカーでも、カジュアル過ぎる印象にはなりません。

ポイント3ハイネック×ジャケットで落ち着きを演出

ハイネック×ジャケットで落ち着きを演出

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クライアントに会うときなどは、ジャケットを着用。インナーはシャツではなく、トレンドのモックネックやタートルネックのほうが、こなれた印象のスタイリングに仕上がります。またラフに見えがちな色落ちデニムも、ブラックならシックなムード。全身をモノトーンでまとめ、一層落ち着いた雰囲気に。

合わせて読みたい:
モックネックを着こなすために。 意識したい今季的なコーデ術

IT系/おすすめのアイテム編

こなれたオフィスカジュアルに用いるべきおすすめのアイテムを3点ピックアップ。ホワイトのシャツは最低でも1枚は必要で、それにチノパンを合わせるだけでも目指すべきコーディネートが1つ完成します。

ボタンダウンの白いシャツ

ボタンダウンの白いシャツ

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定番的なシャツといえば、オックスフォード地のボタンダウンシャツ。着回すことを考えると、ブランドも王道を選ぶべきです。この1枚は、カスタムメイドの分野では今でもアメリカ国内でシェアNo.1を誇るファクトリーブランド『インディビジュアライズドシャツ』のもの。1961年に創業した名門です。

ベージュのチノパンツ

ベージュのチノパンツ

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ストレッチチノクロスを採用した『ジャーナルスタンダード レリューム』の一本。改良を重ねた美しいテーパードシルエットが特徴的で、上品で洗練されたカジュアルスタイルが築けます。全5色のカラバリを展開していますが、最初に確保すべきはやっぱり王道のベージュです。

ハイネックのカットソー

ハイネックのカットソー

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シルクのような上質なタッチと絶妙な光沢感が魅力のハイネックカットソー。レーヨンとコットンの混紡素材を起用しています。ミニマルなデザインなので、ビジネスカジュアルな着こなしにもぴったり。着回しやすいのはホワイトやブラックですが、爽快なブルーも新鮮でおすすめです。

業種4:おしゃれなアパレル系

アパレル系/着こなしのポイント編

アパレル系の会社やクリエイティブな職種など、センスで勝負しているような企業では、おしゃれなオフィスカジュアルが定番といえます。その時々でトレンドを取り入れたり自分流に着崩したりするため、不変のスタンダードはないに等しいのですが、職種によってはラフになり過ぎないように注意が必要。そのためには、比較的カジュアルなセットアップを活用するとバランス良く仕上がります。

ポイント1こなれ感が漂うノータイのセットアップ

こなれ感が漂うノータイのセットアップ

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スーツスタイルも構築できるネイビーのセットアップは、イタリア産の上質な生地を使用。カッタウェイのデニム調シャツを合わせることで、適度に着崩したコーディネートがおしゃれです。ソックスを見せずにローファーを合わせ、涼しげで無造作な足元を演出。

ポイント2トレンドカラーを主張するカジュアルなセットアップ

トレンドカラーを主張するカジュアルなセットアップ

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比較的ラフなスタイルでも許されるオフィスなら、リラックス感のあるセットアップスタイルもおすすめ。トレンドカラーのオリーブをセレクトすることで、今季らしいムードが主張できます。インナーにも旬なアースカラーを取り入れつつ、ホワイトのスニーカーでクリーンにカジュアルダウン。

ポイント3着くずしを楽しむならジャケパンスタイル

着くずしを楽しむならジャケパンスタイル

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セットアップを揃えつつ、単体使いも実践するとコーディネートの幅が広がります。このジャケットも共地のパンツが展開されていますが、ここではあえてデニムを合わせたジャケパンスタイルに。デニムの人気が継続している今なら、こんな着こなしもOKです。ビットローファーを足元に合わせ、リュクスな品格をプラス。

アパレル系/おすすめのアイテム編

適度にカジュアルな今季らしいセットアップスタイルやジャケットスタイルを築くのにうってつけのアイテムを厳選して紹介。とりあえずセットアップから揃えれば、すぐにでコーディネートのバリエーションが増加します。

ネイビーのセットアップ

ネイビーのセットアップ

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どんな体型でも流麗なシルエットになるように計算した立体的な作りが特徴のセットアップ。ポリエステル100%なのにコットンライクな風合いで、ストレッチ性に加えて加工による撥水性も備えた生地を使用しています。ネイビーのセットアップはとにかく爽やか。

ベージュのセットアップ

ベージュのセットアップ

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アースカラーやサファリカラーのひとつであるベージュは今秋の注目色。セットアップで取り入れるとかなり新鮮なビジネススタイルが構築できます。このジャケット&パンツはスリムなシルエットですが、ストレッチ素材で動きやすさにも配慮。日本製の生地で上質感も漂っています。

オリーブのジャケット

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こちらはトレンドカラーのオリーブを採用したトラベルジャケット。撥水性と透湿性を兼ね備えているため、かなり快適な着心地です。しかもパッカブル仕様なので、不要になったらコンパクトに畳んでバッグにしまうこともできます。ポケットチーフはフェイクで、胸ポケットの裏地を引き出しただけ。華やかさの演出に便利です。

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