
ダッフルコートに今季も注目。定番&ハイコスパなおすすめブランド15選
冬アウターの定番であるダッフルコートですが、クラシックファッション人気が継続していることもあり、今季も狙い目です。その選び方とブランドをご紹介!
大人の着こなしにクラシックを宿すダッフルコート
古くは北欧の漁師が防寒着として愛用していたというエピソードを持ち、また、第二次世界大戦においてイギリス海軍に重宝されていたことでも知られるダッフルコート。冬の定番アウターの1つですが、今季も引き続き英国調のトラッド&クラシックな着こなしがトレンドとされていることもあって、感度の高い大人を中心に人気が高まっています。ほっこりとカジュアルながら、品もある。そんな同アイテムが放つ雰囲気は、大人の着こなしと相性がいいんです。
ダッフルコートを選ぶ際に重視すべきポイント
ざっくりと羽織るだけで即スタイルを作ってくれる、メンズコーデにおいても頼もしい味方であるダッフルコート。ですが、セレクトの基準はきちんと押さえておきたいところです。自分が目指す着こなしイメージに合わせて、色・着丈・素材をチョイスしましょう。
ポイント1
カラーはブラック・グレー・ネイビー・ベージュが鉄板
基本的には悪目立ちしない落ち着いたカラーをセレクトするのが吉です。なかでも照準を定めたいのは都会的に装えるグレーを筆頭に、クールで汎用性の高いブラック、シックかつトレンド感の高いネイビー、暖かみのあるベージュの4大カラー。これらの色をまとった落ち着きあるダッフルコートを用いれば、大人っぽいカジュアルスタイルが簡単に叶います。なお、ちょっとカジュアルな着こなしにも合わせたい……、という方にはキャメルやグリーンなどの選択肢もおすすめです。
ポイント2
すっきり着たいならミドル丈、今季らしさを出すならロング丈
着丈によって印象が異なるダッフルコート。すっきり着たいなら股下までのモダンなミドル丈、今季のクラシックな気分を取り入れたいならひざまでのロング丈がおすすめです。ベルトを隠すほどのショート丈もありますが、ともすれば若々しく見えるという懸念も。細身ですっきりとまとめられるなら、取り入れてみても良いでしょう。
ポイント3
定番はメルトン。差をつけるならニットなどの変化球もあり
ダッフルコートの多くは、地厚で風合いが良く防風性に優れたウールメルトン素材が使われています。昔は裏地を用いない1枚仕立てが主流であったため、この肉厚な生地が兵士や船乗りたちの体を寒さから守っていたわけです。一方で最近はナイロンやニット、ダウンを取り入れたモノなど、適度にひねりを利かせた高鮮度なタイプも登場しています。
まず押さえておくべし。ダッフルコートの定番ブランド10選
どこのダッフルコートを買うべきか悩んだら、信頼の置ける鉄板ブランドに頼るのが正解。発祥である英国を中心に、老舗どころが揃っています。本格志向の方にこそ、この10ブランドを。
ブランド1
『グローバーオール』MS7120CT
ダッフルコートの名門といえばココ。今なお英国内のファクトリーでの生産を守り続ける、希少なブランドです。こちらの「MS7120CT」はスリムフィットとクラシックフィットの中間的なシルエットとなった日本限定版。バランスの取れたルックスでオン・オフと幅広く着回せるうえ、ダブルフェイスのウールメルトン生地らしく防寒性もハイレベルです。裏地には鮮やかなタータンチェック柄が配され、小粋なアクセントに。
ブランド2
『モンゴメリー』ミリタリーダッフルコート
1898年に設立された由緒正しきコートブランド『モンゴメリー』と、人気ブランド『スティーブン・アラン』によるコラボモデル。大戦当時のミリタリーダッフルをリバイバルした1着となっており、オーセンティックな雰囲気を漂わせます。シルエットはゆったりとオーバーサイズで、厚手のインナーも余裕を持って着用可。帽子の上からも被れる、大きめなフードもポイントとなっています。
ブランド3
『フィデリティー』メルトンルーズダッフルコート
アメリカの老舗アウターブランドより到着。ロング丈&ルーズシルエットの今っぽい風貌を持ち味としており、サラッと羽織るだけで今っぽいムード感にアプローチできます。ボディのメルトンはウール×ナイロンの混紡で、保温性・耐久性・軽量性をフォロー。2つのピンバッジが付属し、自分好みにカスタムできるのもうれしい要素です。
ブランド4
『エストネーション』ラムウールダブルフェイス ダッフルコート
実力派ウールテキスタイルメーカーの中伝毛織社とともに作り上げた、オリジナルのダブルフェイスラムウール素材を使用。コート地としての厚みは持ちながらも、見た目以上に軽やかな風合いとなっています。デタッチャブル式フードや高級感ある水牛トグル、レザー調のコーティングで仕上げたヒモなど、各所のディテールも妥協ありません。
ブランド5
『ロンドントラディション』別注ダッフルコート
『ロンドントラディション』といえば、英国屈指のファクトリーブランド。今作は『アーバンリサーチ』による別注の逸品で、日本人向けにすっきりとアームホールがリサイズされています。程良くライトウェイトなメルトン生地も魅力的で、着心地は実にコンフォート! さらに、別注仕様のスペシャルネームが採用されています。
ブランド6
『シュミア』ドロップショルダー ダッフルコート
『アダム エ ロペ』が手掛ける新しいファブリックレーベルからお目見えのダッフルコート。ニュージーランド産のメリノウールを駆使したメルトン生地は、まるでカシミヤのようにしなやかな肌触りです。そして、ドロップショルダー仕様となったリラクシングなシルエットも印象的。きれいめな着こなしはもちろんのこと、ラフなスタイリングとも好相性を発揮してくれます。
ブランド7
『ラブレス』アイレットトグルダッフル
イタリアの有力生地メーカーであるミリオール社に別注した、高品質なインポートメルトン素材で仕立てた逸品。目の詰まったヘビーメルトンですが、適度なツヤがあり品良い表情です。しかも、縫製技術の高いテーラード工場で仕立てており、フォルムも実に美麗。レザーロープの付け根に施されたアイレットにより、巧みに個性も演出しています。
ブランド8
『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』ダブル メルトンダッフル コート
美しいドレープ感を備えた、ソフトタッチなメルトンボディ。袖以外のライニングをあえて排除することで、ライトな着心地を実現しているのもこだわりです。デザインはクラシカルなダッフルコートがモチーフとなっており、シルエットはややゆるめ。カラバリは写真のネイビーに加えて、ベージュとダークグリーンをラインアップしています。
ブランド9
『ロッキーマウンテンフェザーベッド』×『フェニカ』別注 オホーツク ダウン ライナーコート
アイヌの着物をイメージソースとしつつ、ウッドトグルによってダッフルコートの要素も落とし込んだ意欲作。表地にはナイロンを使い、内側にはハイクオリティなダウンを充填しています。ヴィンテージのテープを組み合わせ、ワントーンでありながらメリハリ良く見せているのも技アリ!
ブランド10
『バーク』ニット編みダッフルコート
イタリアのニットウェアメーカーであるオゾン社によって、2008年に立ち上げられたブランドが『バーク』。“バーク編み”と呼ばれる世界特許のオリジナル技法を駆使したニットダッフルは、見た目&着心地とも温もり感たっぷりです。生地からパーツ、タグに至るまで一貫してリサイクル素材を用いるなど、アースフレンドリーなアイテムでもあります。
アンダー3万円で探す。高品質なダッフルコート5選
いくら作りがハイレベルでも、高価格なモデルはなかなか手が出しにくいもの。アンダー3万円で確かなクオリティを備えた良作もあるのでご紹介していきましょう。ファーストチョイスとしてもおすすめです。
ブランド1
『グリーンレーベル リラクシング』ポリエステルレーヨン ダッフルコート/19,800円(税込)
ウールライクな風合いの品行方正なポリエステル×レーヨンで仕立てたロングダッフル。アンダー2万円とはいえ素材からディテールまで作りはかなり本格的で、チープな印象は感じさせません。ざっくりとルーズめのシルエットとなっていますから、旬なリラックスコーデと合わせてもOK!
ブランド2
『アーバンリサーチ サニーレーベル』グリーンダウンダッフルコート/27,500円(税込)
アウトドアテイストが人気の昨今にぴったりな、ダウン入りの変化球ダッフル。羽毛がたっぷりと充填されているぶんフォルムはボリューミーで、普通のダッフルとは一味違ったムード感を楽しめます。いうまでもなく、防寒性も抜群! シックなブラックと、オトコらしいカーキの2色がスタンバイしています。
ブランド3
『ベーセーストック』TRメルトンダッフルコート/12,089円(税込)
トレンド感のある長めの着丈とゆったりとしたサイズ感が魅力。防寒具としてはもちろん、旬を楽しむアウターとしてアンダー2万円というコストパフォーマンスがうれしいところ。
ブランド4
『ラシャ』ウーレット Aラインロングダッフルコート/28,600円(税込)
ダブルジャージーにニードルパンチ加工を施した、“ウーレット”という新素材を活用。ジャージー素材ならではの伸縮性とウールライクな膨らみ感を兼ね備えた、まさにイイトコ取りなマテリアルです。フード一体型のチンストラップや比翼仕立てのフロントといった、ミニマルさを意識したディテールもカギ。モデルネーム通りの、ゆとりあるAラインシルエットも見どころとなっています。
ブランド5
『アーノルドパーマー』メルトン ダッフルコート/18,700円(税込)
廃棄物由来のリサイクルポリエステルを有効活用した、サステナブルな仕立てのモデル。まさしく“身も心も”暖かくなれるダッフルコートというワケです。ただエコというだけでなく、裏側の鮮やかなハウスチェックで洒落感にもしっかりと訴求。余計なもたつきのないすっきりとしたカタチですから、BIZシーンとの親和性も期待できそうですね。
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※掲載価格は記事掲載時のものとなります。
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この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『グローバーオール』 MS7120CT
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『モンゴメリー』 ミリタリーダッフルコート
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『フィデリティー』 メルトンルーズダッフルコート
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『エストネーション』 ラムウールダブルフェイス ダッフルコート
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『ロンドントラディション』 別注ダッフルコート
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『シュミア』 ドロップショルダー ダッフルコート
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『ラブレス』 アイレットトグルダッフル
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『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』 ダブル メルトンダッフル コート
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『ロッキーマウンテンフェザーベッド』×『フェニカ』 別注 オホーツク ダウン ライナーコート
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『バーク』 ニット編みダッフルコート
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『グリーンレーベル リラクシング』 ポリエステルレーヨン ダッフルコート
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『アーバンリサーチ サニーレーベル』 グリーンダウンダッフルコート
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『ベーセーストック』 TRメルトンダッフルコート
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『ラシャ』 ウーレット Aラインロングダッフルコート
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『アーノルドパーマー』 メルトン ダッフルコート
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