
おしゃれな靴下で足元も抜かりなく。メンズのソックスブランドおすすめ20選
足元のおしゃれに欠かせないものなのに、おざなりにしがちな靴下。しっかりこだわるべき理由を解説しつつ、オン・オフでの靴下の選び方からおすすめブランドまで一挙公開!
単なる消耗品……ではない! 靴下にもしっかりこだわりたい理由
コーディネートにおいて靴下を脇役と考えている人は多いのではないでしょうか。しかし実は、スタイリングの良し悪しを決定づけるほど重要なアイテムなんです。例えば、ビシッとしたスーツスタイルなのに靴下が白だと台無しに……。逆に、定番的なシンプルコーデでも、うまく靴下を活用すればおしゃれに格上げすることが可能です。
例えば、こちらの着こなしをご覧ください。カジュアルなコーディネートにおいて、おしゃれなソックスとして人気の高い白い靴下がポイントです。学生時代に履いていたからか野暮ったいイメージがある方もいるかもしれませんが、白の靴下をプラスすることで着こなしに抜け感が生まれ、こなれたムードを漂わせることに成功しています。ちなみに、パーカーの色を拾って淡いピンクの靴下を選んでも、白のときとはまたひと味違った洒落感を演出できるはず。そんな具合に、靴下は脇役ではなく、あらゆる着こなしにおいてこだわるべきアイテムなのです。
どんなデザインがおすすめ? おしゃれな靴下の選び方をナビゲート
靴下が着こなしにおいて重要なアイテムといわれても、どんなデザインの靴下を選んだら良いのかわからない人が多いかもしれません。そこでビジネス用とカジュアル用とに分けておしゃれな靴下の選び方をご紹介しましょう。
▼ビジネス用途:遊びは不要。着こなしの上品さを損なわない靴下を選ぼう
ビジネススタイルにふさわしい靴下は、悪目立ちしない定番色であることが大前提。また、スラックスか靴の色と揃えるのが基本です。そうすれば着こなしの完成度をキープでき、取引先などに不快な印象を与えることもありません。また、柄や丈にもこだわる必要があるので、下記で詳しく解説します。
ポイント1
「定番色の無地」がビジネス靴下の基本
おしゃれ感を意識するとポイントになる色を選びたくなりますが、ビジネススタイルではご法度。1番間違いない選択が、定番色の無地です。前述した通りスラックスか靴の色と揃えるのがルールなので、ブラックやネイビー、グレー、ブラウンなどをセレクトするようにしましょう。また、革靴に厚手の靴下はトゥーマッチなので、薄手のものを選ぶことも忘れずに。
ポイント2
「主張控えめの柄」で足元にほんのり洒落感を
定番色の無地が基本ですが、チェックやドットなどの柄モノも取り入れたい場合は、写真のように主張控えめな柄をセレクトするのがベスト。同系色の濃淡で構成された柄や、落ち着いた発色の色味を選びましょう。そうすれば靴下が目立ちすぎることなく、さりげない洒落感を醸し出せますよ。
ポイント3
安心感があってずり落ちる心配がない「ロングホーズ」
靴下を選ぶ際は色や柄を重視しがちですが、ビジネススタイル用の場合は丈も気にする必要があります。なぜなら座ったり足を組んだりしたときに、脚の素肌が見えるのはNGとされているからです。ふくらはぎにかかる程度のクルー丈でも問題ないですが、より紳士的な装いを意識するなら、膝下まであるいわゆるハイソックス丈の「ロングホーズ」をセレクトするのがおすすめです。
▼カジュアル用途:ポイントになる靴下を選んで着こなしの洒落度をアップ!
ビジネススタイルと違ってルールがなく、カジュアルスタイルでは自分の好みやトレンドの靴下を取り入れられます。ただ、柄はセンスに左右されるので、自信がない人は色で遊ぶのがベスト。靴下の色によって印象をガラリと変えられるので、スタイリングの幅も広がりますよ。
ポイント1
着こなしに抜け感をプラスする「白靴下」
カジュアルスタイルにおける、おしゃれ靴下の代名詞ともいえるのが白。ジーンズやチノパン、きれいめパンツといったあらゆるボトムスと相性が良い万能カラーでもあります。何よりの魅力は、ボトムスとシューズに白靴下を挟むことで生まれる抜け感。これが着こなしのスパイスになり、こなれた印象へと導いてくれるのです。
ポイント2
シンプルコーデの挿し色に最適な「カラー靴下」
無地の靴下で着こなしに洒落感をプラスするなら、カラーものをセレクトするのも手。グリーンや赤、イエローなど、洋服で取り入れるのは躊躇してしまうビビッドカラーも靴下ならチャレンジしやすいんです。また、春はラベンダーやミントグリーンなどのペールトーン、秋はマスタードなどの落ち着いたカラーなど、季節によってカラーを変えるのもおすすめ。
ポイント3
足元にさりげない遊び心を演出する「ライン靴下」
カジュアル靴下こそ柄で遊びたいところですが、おしゃれな柄を見つけるのは至難の業。ならば、ライン入りの靴下を選んでみてはいかがでしょう。ラインは履き口近辺に施されているものが多く、座った際にチラッと見える程度。つまり、無地感覚で取り入れることができ、動作を加えたときにおしゃれなアクセントになってくれるのです。
大人のワードローブに加えたい。メンズの靴下ブランド20選
他のアイテム以上に靴下はさまざまなブランドから展開されているので、どんなブランドを選んで良いか迷ってしまいますよね。大人にふさわしい靴下ブランドを厳選したので、おすすめモデルとともにチェックしてみてください。
▼ビジネス用靴下のおすすめブランド
ビジネス向きの靴下は、品質に定評がある日本の靴下ブランドやスーツを展開しているセレクトショップを中心にピックアップ。ビジネススタイルと相性が良いのはもちろん、快適な履き心地が楽しめる靴下ばかりなので、仕事にも集中できるはずです。
ブランド1
『タビオ メン』
日本を代表する靴下ブランドのひとつである『タビオ』のメンズラインから、ビジネススタイルに欠かせないロングホーズの靴下をセレクト。ピンストライプとピンダブルストライプで構成され、主張は控えめなもののさりげないアクセントになってくれます。表糸がコットン100%ゆえ、サラッとした履き心地なのも◎。
ブランド2
『シックストックス』
2017年にスタートし、MADE IN JAPANにこだわった靴下を展開している『シックストックス』。このビジネス向け靴下は、特許を取得しているウール素材であるニッケアクシオを使用。吸水速乾性に優れているので菌が繁殖しにくく、さらにはあるとうれしい防臭効果も備えています。つま先やかかと、足底に適度にクッション性を持たせるなど、快適な履き味を生む工夫も満載。
ブランド3
『ハリソン』
こだわりの素材使いや品質の高さで支持を集めている、日本発の靴下メーカー『ハリソン』。この靴下はつま先上部のパーツを、ひと目ずつ丁寧にクラシックリンキングで縫製したもの。ミシン縫いとはひと味違う、ごろつき感のない快適な履き心地を実現しています。素材は繊細で美しい光沢感を放つスーピマコットン。
ブランド4
『パンセレラ』
1937年に英国のレスターで創業し、今や世界中の紳士たちが愛用するロングホーズを広めたことでも知られている高級メンズソックスメーカー『パンセレラ』。リブのロングホーズは、つま先の仕上げはすべて手作業で行われ、足に吸い付くような快適な履き心地が味わえます。
ブランド5
『ビームスF』
大人のためのエレガントなカジュアルウェアを提案する『ビームスF』。こちらの1足は、編みで表現された大柄のアーガイルが、控えめに存在感を主張。コットン混素材は肌触りがなめらかで、心地良いはき心地を提供してくれます。さらに吸湿性や放湿性、通気性に優れているのも特徴で、夏は快適に、冬は暖かく履くことができるのも魅力的。
ブランド6
『シップス』
全体に細かな小紋柄をドットのように配した1足。同系色のグレーで構成されているのでエレガントな雰囲気が漂い、ネクタイと同柄で揃えてスタイリングするのもおすすめです。また、薄手のタイプなので、ジャストサイズの革靴にも合わせやすいはず。
ブランド7
『ユナイテッドアローズ』
スーツやきれいめジャケパンスタイルと相性が良い、ソリッドデザインのロングホーズ。落ち着いたネイビーの発色に加え、なめらかな表面感が上品な印象を与えます。履き口のリブは広めの幅なので食い込みにくく、かつソフトな肌触りも相まって心地良くフィットしますよ。
アイテム8
『スーペリオール』
1920年に創立したレッグウェアのアパレルメーカー『ナイガイ』が、長い歴史で培った技術と経験を結集し、紳士靴下の最高峰を目指し誕生した『スーペリオール』。こちらはシルクのような光沢とカシミヤのような肌触りを併せ持つシーアイランドコットン製。高級感と履き心地の良さを両立させた、まさに紳士にふさわしい靴下です。
アイテム9
『アドリアン』
1990年に創業したイタリアの靴下専門ファクトリーブランド。織りで表現されたダイヤ柄の靴下は、メリル スキンライフと呼ばれるマイクロファイバーがベースになっています。長時間履いていてもしっかりフィットし、静電気を発生させないのでパンツにまとわりつく心配も無用。さらにバクテリアの繁殖も防ぐため、防臭効果に優れているのも見逃せません。
アイテム10
『MXP』
先端のスポーツウェアの技術と消臭テクノロジーを応用し、生活をより快適に導く機能とデザインを持ち合わせたアンダーウェアを展開する『MXP』。「デオドラントソックス」シリーズの靴下は、吸湿性に優れたコットンに消臭効果のあるマキシフレッシュなどをブレンドすることで、高い消臭機能を備えているのが特徴です。ロングホーズなのでビジネススタイルに最適で、耐摩耗性のある糸を表に出すリブ編みのおかげで、革靴による劣化を軽減できる優れモノ。
▼カジュアル用靴下のおすすめブランド
より自由度が高いカジュアル向け靴下は、ベーシックなデザインをベースに、色やラインなど遊び心ある1足を厳選。質実剛健な作りに定評があるアメリカの老舗靴下ブランドから日本発の靴下ブランドまで、バラエティに富んだラインアップでご紹介します。
ブランド11
『コーギー』
英国を代表する老舗ニットメーカー『コーギー』は、ソックスにも高い評価を得ており、英国王室御用達の称号も授けられています。こちらは高品質でスタイリッシュなシューズに定評がある『スイコック』とのコラボ靴下。コットン100%を甘く編み上げているので、風合い豊かな仕上がりに。
ブランド12
『レイルロードソックス』
アメリカ・ミズーリ州の老舗靴下メーカー『レイルロードソックス』。今もなおアメリカ製を貫いており、その耐久性や履き心地は折り紙付きです。本来は糖尿病患者などに向けて作られたこの靴下は、柔らかな生地感で足を締め付けないゆるさが特徴。雰囲気の良いナチュラルな色味も目を引きます。
ブランド13
『ハルサク』
“見て楽しい、履いて気持ち良い”をモットーに、メンズの靴下に特化した専門ブランド。こちらは靴下の産地である奈良県で作られた、『ハルサク』定番リブソックスシリーズです。表糸に肌触りと通気性に優れたコットン、裏糸に消臭効果のある糸を使用。絶妙な発色のグリーンはアクセント使いにうってつけです。
ブランド14
『ヘルスニット』
アメリカで100年以上愛される老舗ブランド『ヘルスニット』から、ビビッドなオレンジとイエローがセットになった靴下をセレクト。かかと上に施されたロゴ刺繍が、バックスタイルを印象的に演出してくれます。足の部位によって編み方や厚さを変えるなど、快適な歩行をサポートするこだわりにも注目を。
ブランド15
『フルーツオブザルーム』
アメリカ発の老舗ブランド『フルーツオブザルーム』といえば、Tシャツが代名詞的アイテムですが、靴下も人気です。本アイテムは、鮮やかなライン入りのおしゃれな見た目でいて、快適な履き味に導く機能も装備した優れモノ。USAコットンを専用の編み機で足の形状を考慮して仕立て、底にはクッション性のあるパイル地を採用。それによって優れたフィット感と耐久性に加え、快適な歩行もサポートしてくれます。
ブランド16
『グリーンレーベル リラクシング』
『グリーンレーベル リラクシング』オリジナルの靴下は、足首が隠れる程度のアンクル丈が特徴。フルレングスからショートパンツまでバランスが取りやすい丈感で、ワードローブあると確実に重宝します。グリーン・ブラック・えんじの3色セットで、1,500円以下で手に入るのもうれしいポイント。
ブランド17
『ロトト』
『ロトト』は“一生愛せる消耗品”をコンセプトに、上質で快適な履き心地にこだわった日本製の高品質な靴下を発信。シンプルなリブソックスは汎用性が抜群に高く、色違いで揃えておくのもおすすめ。履き口は細リブに切り替えられているので、ざっくりと編み立てていながらフィット感にも優れています。足先のパープルのラインがおしゃれなアクセントに。
ブランド18
『ユニバーサルオーバーオール』
足元で差をつけたい人におすすめしたいのが、最近注目されているタイダイ染めの靴下。無造作に色を混ぜたようなムラ感あるカラーリングが、他とは一線を画すスタイリッシュな足元を構築してくれます。リブ編みの立体感ある表情やオレンジのネームタグもアクセントに。スニーカーはもちろん、サンダルとの相性も抜群です。
アイテム19
『ラソックス』
人間工学に基づいて生まれた『ラソックス』といえば、かかと部分が直角になったL字型の靴下。締め付け感がなく、やさしく包み込まれるようなソフトな履き心地を味わうことができます。こちらは色の異なる吸汗速乾素材ドラロン綿を撚り合わせて、メランジ感ある色味を表現したもの。左右のデザインが異なるのもユニーク。
アイテム20
『ソックス』
ストックスホルムを拠点にする『ソックス』は、土壌や大気、水質への負担が少ないオーガニックコットンブレンドをメイン素材に採用したエコフレンドリーなブランド。筆者も何足か所有しているのですが、アクセント使いに最適な靴下が充実しています。こちらも独特なグラデーションが美しく、足元に他とは一線を画す存在感を放ってくれますよ。
この記事の掲載アイテム一覧(全20商品)
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『タビオ メン』 チョークストライプビジネスロングホーズ
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『シックストックス』 ウールドレスリブソックス
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『ハリソン』 クラシックリンキング
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『パンセレラ』 リブロングソックス
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『ビームスF』 コットン アーガイルソックス
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『シップス』 シャドー コモン コットン ドレス ソックス
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『ユナイテッドアローズ』 ソリッド ホーズ
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『スーペリオール』 クルー丈 ソックス
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『アドリアン』 ナイロン ストレッチ マイクロファイバー ダイヤ柄 ホーズ
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『MXP』 デオドラント クルー丈 ビジネスソックス
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『コーギー』 『スイコック』別注 SOX LONG
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『レイルロードソックス』 クルーワークソックス 3足組
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『ハルサク』 プレーン リブソックス
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『ヘルスニット』 ライン&ロゴ2P-Socks
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『フルーツオブザルーム』 クルー丈2ラインソックス
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『グリーンレーベル リラクシング』 クオーター 3P ソックス
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『ロトト』 チャンキー リブソックス
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『ユニバーサルオーバーオール』 むら染め リブクルーソックス
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『ラソックス』 DRミックス
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『ソックス』 PAVONES
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