この冬はどこに行こう。シチュエーション別靴選び

大人にとってTPOに合ったアイテム選びは重要だ。当然、行き先によっては足元も変わってくるだろう。そこで、各シチュエーションに最適なシューズをここで提案してみたい。

菊地 亮

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2016.11.24

暗黙のルールあり。靴のドレスコードをご存じですか?

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師走の最中は忘年会で街へ繰り出すことも多くなるだろう。大切な人と過ごすクリスマスに胸を高鳴らせている大人も多いに違いない。冬はイベント事が多くなってくるシーズンだけに、着こなしには相応のアイテムを選びたい。もちろんそれは、洋服に限ったことではなくシューズも同様。では、どんなシチュエーションにどの一足を選ぶのが理想的か、その答えを、コーディネートとともに紹介していく。

シチュエーション別に靴のドレスコードをご紹介

ファッションにおいてドレスコードは、一般的に冠婚葬祭やパーティーシーンでの正装を指していう場合が大半。ただ、本来はとある場所に参加する際にわきまえておきたい服装のルールをいう。それにのっとり、想定される場所(事柄)にマッチする靴を考えてみたい。

シーン1

レストランでのディナーにはさり気なく品を出せる革靴を

格式にもよるが、たとえば大切な人と赴くレストランなら相応の着こなしは意識しなければならない。店によってはスマートエレガンス~スマートカジュアルといった指定があるからだ。とはいえ、今ではビシッとダークスーツでなどと力む必要もないだろう。自然と品を出せるジャケパンぐらいがちょうどよく、となれば足元もおのずと決まってくる。

レストランでのディナーにはさり気なく品を出せる革靴を

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スリーピースだと重厚感が増しクラシックになりがちだが、こちらは爽やかな配色にストライプを入れた軽快な雰囲気。しかもボトムスはリラックスできる素材を使い、革靴はブラッチャー式のパーフォレーション入りで適度に力みを抜いている。

レストランでのディナーにはさり気なく品を出せる革靴を 2枚目の画像

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うっすらとチェック柄を施したテーラードジャケットを採用し、インナーにタートルネックのニットを配したことで適度に堅さを解いたジャケパンスタイルに。足元も、内羽根式のセミブローグタイプを採用した点がいい。

レストランでのディナーにはさり気なく品を出せる革靴を 3枚目の画像

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一見ダークグレーのシックなスーツに見えるが、ジャケットはアンコン仕立てのラフな素材を使い、スラックスはウエストにゴムを入れたイージー仕様。足元はビットローファーを配したことで品を維持しながらも軽快な装いに。

レストランでのディナーにはさり気なく品を出せる革靴を 4枚目の画像

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紺ジャケにボタンダウンのシャツをプラスし、クリーンな白パンを合わせアイビー風に。シャツやタイの色みを落ち着かせることで、気後れすることなく白ボトムスを合わせられる。ブラッチャー式の黒靴も引き締めに効果的。

シーン2

話題のスポット巡りにはラフなローテクスニーカーを

話題のスポット巡りはどこも楽しみなだけに移動時の足取りも軽くなりそう。とはいえ、頻繁に行われるため、なるべく動きやすいコーディネートは必要不可欠だろう。となれば、当然足元もそれに合わせた一足が必要となる。選ぶなら、やはりスニーカーがベター。モノトーンのローテクスニーカーなら、大人の面目も保てるはずだ。

話題のスポット巡りにはラフなローテクスニーカーを

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ブルゾンにスウェットパンツを組ませ、足元はスニーカー。スポーティなアイテムで構成されているが、全体をモノトーンで統一させたことにより都市に馴染むルックへ。シューズの程良いレトロ感もいい味を出している。

話題のスポット巡りにはラフなローテクスニーカーを 2枚目の画像

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インナーへポロシャツを採用した、今どきなスポーツミックススタイル。ロングコート×テーパードがかったボトムスでタテの意識を強め、全体をスタイリッシュに見せた。モダンを意識しつつ足元はクラシック、そのギャップも軽妙。

話題のスポット巡りにはラフなローテクスニーカーを 3枚目の画像

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パーカーとブラックジーンズのスタンダードなアイテムチョイスながら、上下のアグレッシブなシルエットの違いによって個性的なスタイルに。漂いそうなラフさはりりしいコートで的確にフォロー。足元の抜け感も的確。

話題のスポット巡りにはラフなローテクスニーカーを 4枚目の画像

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マウンテンパーカーを主役にした山系のコーディネートながら、特有の粗野っぽさが感じられないのは、小物を含め全体をブラックでまとめたおかげ。その中にあって、インナーや足元のグレーが程良い差し色になっている。

シーン3

ショッピングにはチャッカタイプの革靴を

ショッピングならおしゃれにやはり気を使いたい。気取りのないジャケパンもいいし、コートとニットを合わせた気品たっぷりなカジュアルコーデもいいだろう。どちらにせよさまざまなお店へ行くとなれば移動しやすいものがいい。とはいえスニーカーではラフすぎるし革靴では堅すぎる。そこで動けて格もアピールできるチャッカブーツをススメたい。

ショッピングにはチャッカタイプの革靴を

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紺ジャケ、ボタンダウンシャツ、レジメンタルタイ、そしてボトムスにお馴染みのベージュチノを合わせた正統派アイビールック。ただ、ワイドシルエットを選ぶことで今感をプラス。足元は相性抜群のチャッカブーツで。

ショッピングにはチャッカタイプの革靴を 2枚目の画像

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ネイビーを中心にまとめた落ち着きのあるジャケパンスタイル。その中にあって、インナーダウンやギンガムチェック柄のシャツなど、適度に遊び心をチラ見せしている点が技あり。足元の素朴なブーツも気が利いている。

ショッピングにはチャッカタイプの革靴を 3枚目の画像

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ベースはプレーンなホワイトニットにスタイリッシュなボトムスを絡めたミニマルな着こなし。だからこそ、ゆったりめなコートのシルエットやアースカラーがより際立った存在に。足元はスエードの黒ブーツを選びうまくなじませた。

ショッピングにはチャッカタイプの革靴を 4枚目の画像

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ネイビー一色で全体を染め上げた潔いコーデ。その中にあって、ウエストベルトでシルエットに変化をつけ、胸元からマドラスチェックをチラリ。足元は温もりを感じさせる茶スエードの靴でと、随所に小技がさえる。

シーン4

夜景スポットには丈夫なソールの革靴を

大切な人と夜景スポットへ。そんなクリスマスを今から想定している大人は多いだろう。着こなしのイメージもおおむね決まっているに違いない。そこで悩ましいのがシューズ。夜景スポットは丘の上が大半。足場が不安定になることも予想される。格好はつけたいが、実用性も放ってはおけない。そんなときは肉厚ソールの革靴がきっと役に立つ。

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ドリズラージャケットをメインに、シャンブレーシャツとミリタリーテイストを加えたボトムスを合わせたクラシカルなスポーツミックス。一見武骨に見えがちだが、すがすがしいインナーや品行方正な足元が救いの手に。

夜景スポットには丈夫なソールの革靴を 2枚目の画像

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パッチワークのチェスターフィールドコートが印象的なスタイリング。スウェットシャツとジーンズのお馴染みの合わせも、ボトムスの丈感をタイトにしたことで、スタイリングの特異性や革靴の素材感を巧妙に引き出している。

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ベルベット素材のジャケットとウールスラックスを軸にしたトラディショナルよりのスタイリング。足元は同テイストのカントリーシューズを選び素朴さをほんのり漂わせているが、スカーフを差した胸元でグッとエレガンスに。

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Vネックニットやシャツを利用しながら、鮮やかな色と柄を嫌味なく盛ったことで全体の鮮度アップに貢献。アウターにキルティグジャケットを選び、足元にフルブローグのチャッカブーツ品と抜けのバランスをとった。

シーン5

アクティブに体を動かす休日には軽快なランニングシューズタイプの靴を

サーフィンやトレッキング、テニスやフットサルなど、休日に体を動かしてリフレッシュする大人はきっと多いだろう。当然身につけるアイテムもストレスなく着られる動きやすいものが理想だ。気持ちいいものならなおいい。それをシューズに置き換えてみると、やはりランニングシューズが適任といるだろう。

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スタジャン×スウェットシャツのストリート的スタイリング。お馴染みの組み合わせだが、懐かしさを感じないのはボトムスの丈感や、足元に鮮やかな色のアイテムを呼込んだから。それにより新鮮さを高めている。

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スウェットシャツとイージーパンツのリラックス感たっぷりなアイテムコンビだが、ダラしなく見えないのは、ネイビーやグレーといった控えめなカラートーンによるもの。トップの色を拾ったスニーカーやダウンの統一感もうまい。

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昨今、着こなしの主流となってきたネイビーのワントーンコーデ。合わせ方によっては淡白になりがちなコンビネーションも、アウターの温もりあふれる素材感や足元の適度な抜け感によって難なくかわしている点はお見事。

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アクティビティーに特化した着こなしながらも、モノトーンを軸にまとめたことで街にも馴染むよう促した。スキニータイプのボトムスによりさらにスマートさを助長しながら、足元もブラックを採用しシャープなイメージに。

注目編集者
菊地 亮

無類のスポーツ好き。得意ジャンルは革靴

菊地 亮
地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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