
“上質服”、サンスペル。高いモノには、ワケがある
妥協なく織り上げられた極上素材と、品質に自信があるから叶うミニマルデザイン。150年以上の歴史を持つ『サンスペル』は、上質を求める大人に必須のワードローブです。
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始まりは高級アンダーウェアメーカー。『サンスペル』が150年以上愛されてきたワケ
上質を求める多くの大人から支持を集めている『サンスペル』。昨今のブリティッシュトレンドもあって人気が高まっている同ブランドですが、実は150年以上のキャリアを持つ超老舗でもあります。始まりは、トーマス・ヒル氏によって英国で設立された1860年。当時、レース産業の中心地になろうとしていたノッティンガムに繊維工場を構え、高級アンダーウェアの生産を始めるところから歴史はスタートしました。20世紀に入ると大きな輸出事業を築き上げるなどその勢いを順調に拡大。しかし、1929年の世界恐慌を機に規模の縮小を余儀なくされ、工場をノッティンガムから現在のロングイートンに移設することになります。
その後も第二次世界大戦に入るなど『サンスペル』にとって暗い時代が続きましたが、戦後にシーアイランドコットンを使ったボクサーショーツが大ヒット。そして1985年には決定的な出来事が起こります。それが、あの『リーバイス』のコマーシャルでの着用です。ニック・カーメン氏が「501」を洗濯機に入れるシーンにおいて『サンスペル』のボクサーショーツを着用していたことがきっかけで、世界的にブランドの名が知られることに。2005年にはヒル一族による経営は終わりますが、“シンプルな日常着を美しい素材で作る”という創業時の理念は受け継がれ、現在では英国のほかドイツや日本に直営店を構えるまでに規模を拡張しました。
最大の魅力は“素材”。量より質を取るブランドのモノ作り
『サンスペル』のアイテムはとにかく着心地が魅力。その理由はこだわり抜いたオリジナルの素材にあります。たとえば、写真で使われている定番ジャージー素材“Q82”は手摘みされた最高級のエジプト産超長綿を使用。さらに、独自の手間暇かけた工程で加工することで、強さとしなやかさを併せ持った非常にクオリティの高い生地に仕上げているんです。
1930年にロングイートンにある伝統的なレース編機を使って生み出された“Q14”も、ブランドの代表素材の1つ。極めて滑らかなコンパクトコットンを使って仕立てられるこの生地は、軽くて通気性に優れるのが最大の特徴で快適な着用感を演出してくれます。その他にも丈夫さと発色の良さを併せ持ったピケ素材 “Q30”、素肌に当たっても気持ち良いウール素材“Q12”など、『サンスペル』では現在までさまざまなマテリアルを開発しています。
『サンスペル』が欲しくなる。ブランドにまつわる3つのトピックス
ただ単純に“モノが良い”というだけではなく、長い歴史の中でファッションシーンにさまざまな影響を与えてきた『サンスペル』。その背景を知っておくことで、ブランドをより深く理解することができます。
トピックス1
希少性の高いシーアイランドコットンを使う数少ないブランド
『サンスペル』では、アイテムの多くに希少なシーアイランドコットン(海島綿)を用いています。この綿は西インド諸島の限られた島からしか産出されず、供給量は全世界のコットンのなんと0.0004%(!)に過ぎません。長くしなやかな繊維ときめ細かくシルクのような光沢を特性としており、他品種のコットンでは作れない、繊細な生地を作り出すことができます。ちなみに、かのヴィクトリア女王のハンカチの素材にも使われていました。
トピックス2
世界初のTシャツを作ったのは、実は『サンスペル』
ブランドの創設初期にノッティンガム工場で生産されたアイテムの中にはチュニックやアンダーシャツなどがあり、それらは世界で初めてのTシャツと言われています。そんなバックボーンも、本物を知る大人たちを惹きつける理由でしょう。ちなみに『サンスペル』のTシャツは、マイナーチェンジこそ経ていますが1950年代からほとんど変わらないスタイル。いかに完成度の高い製品であるかが分かります。
トピックス3
一流品しか身に着けない男、ジェームズ・ボンドにも選ばれた
2006年に公開された映画「007 カジノ・ロワイヤル」では、主人公ジェームズ・ボンド役のダニエル・グレイグ氏が『サンスペル』のポロシャツを着て劇中に登場。写真の「リヴィエラ ポロシャツ」は、もともと同映画のために製作されたアイテムです。ちなみに「007」シリーズにおいてジェームズ・ボンド役が映画で身に着けるのは、ほとんどが世界的な一流ブランド。そこに選ばれるということは上質な物作りを行なっている証でもあります。
スタイリングを変える7着。『サンスペル』のおすすめをピックアップ
最後は、『サンスペル』のコレクションから良作をピックアップ。素材感・シルエット・丈夫さの3拍子が揃ったプロダクツは、着こなしを格上げしてくれそうです。しかも、どれも通年使いできるアイテムなので使い勝手良好!
アイテム1
シーアイランドコットンTシャツ
最上級のシーアイランドコットンを惜しみなく使用した1枚。栽培が難しいうえ、扱える工場も少ないデリケートなコットンですが、その肌触り&風合いの良さは断トツです。無駄なもたつきのない、スマートなシルエットも大人好みです。
アイテム2
クラシック クルーネック ティー
ブランド定番の1枚は、質実剛健なMADE IN ENGLAND。マテリアルには『サンスペル』が得意とする“Q82”をチョイスしています。ソフトで心地良いのはもちろん、何度洗込んでもクタらないので長く愛用していけることでしょう。
アイテム3
半袖ボーダーTシャツ
無地アイテムのイメージが強い『サンスペル』ですが、実はボーダートップスも多数発信しています。着用の1枚は春夏らしいマリンテイストな配色が魅力的で、上品な風合いのためジャケットのインナーとしても違和感がありません。
アイテム4
リヴィエラ ポロシャツ
ダニエル・クレイグ氏のために制作され、現在はブランドの代表作となった人気ポロシャツ。ボディには通気性の良いコットンメッシュ素材を駆使しており、蒸れることなく快適に着用可能です。ステッチ処理された襟に深めの前立てなど、ドレッシーなディテールもポイント。
アイテム5
メリノクルーネックセーター
厳選されたメリノウールのみを使って仕立てたニット。柔らかな肌触りに加えて、ウールが持つ天然の調湿効果のおかげで常にコンフォートな着心地をキープしてくれます。体にフィットするスリムなシルエットにより、上にアウターを羽織ってももたつくことはありません。
アイテム6
コットンブレンドトラックパンツ
ワードローブとしてだけでなく、スポーツシーンでも活躍してくれそうなトラックパンツ。素材はコットンをベースとして、エラスティンの混紡によって優れたストレッチ性も持たせています。裾にはリブをあしらい、フィット感を向上。
アイテム7
ボクサーショーツ
見えないところにも上質さを取り入れるのが大人の男というもの。このボクサーショーツは、良質なソフトコットン使いと体に沿ったカッティングによって圧倒的な快適性を叶えています。ノンストレスなアンダーウェアを身に纏うことで、一層実りある1日を送れそうです。
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『サンスペル』 シーアイランドコットンTシャツ
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『サンスペル』 クラシック クルーネック ティー
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『サンスペル』 メリノクルーネックセーター
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『サンスペル』 コットンブレンドトラックパンツ
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