バスクシャツと並ぶ定番。オーシバルのダッフルコート

バスクシャツと並ぶ定番。オーシバルのダッフルコート

フランス発のブランド『オーシバル』。バスクシャツが有名ですがダッフルコートも優秀なんです。人気モデルの解説からショップスタッフの着こなしまでその魅力を徹底解剖。

Asami Kitsukawa

2018.12.04

オーシバル(ORCIVAL)
アウター
コート
ダッフルコート
冬の着こなし・コーデ

『オーシバル』はバスクシャツだけではない! ダッフルコートにも定評あり

『オーシバル』はバスクシャツだけではない! ダッフルコートにも定評あり

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『オーシバル』は1939年にフランスで設立されたブランド。なかでも複雑な構造の編み機でしか作ることができないというラッセル生地を使用した「バスクシャツ」は、1950~60年代にフランス海軍で制服として採用されるなど、高く評価されてきました。

また近年では『ビショップ』をはじめとするセレクトショップでの取り扱いもあり、日本での知名度が急上昇。バスクシャツだけでなく、トートバッグやコート類、なかでもダッフルコートは、男女を問わず注目を集めるアイテムです。

『オーシバル』のダッフルの特徴とは

今、主に『オーシバル』で展開されているダッフルコートは、素材違いで2種類あります。1つは、昔ながらのメルトン生地のタイプ。 こちらは、経糸にジーロンラム、ヨコ糸にスーパー100'sの原料を使用し、適度なハリがありつつもしなやかで軽いのが特徴です。もう1つは、イタリア「レティンテ」社のヘリンボーン生地を使ったタイプ。メルトンよりもさらに軽く、凹凸のある素材感が大人っぽい印象を与えます。

メルトン素材

メルトン素材

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上質でしなやか。程良くハリがあり、しっかりとした生地感が魅力です。

ヘリンボーン生地

ヘリンボーン生地

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ヘリンボーンならではの肉厚な生地感、独特な模様が生み出す高級感が特徴です。

ヘリンボーン生地 2枚目の画像

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今展開されているモデルは伝統的なダッフルを踏襲しつつも、トグルを3つにして重すぎない印象に。フードとチンストラップを一体型にしたり、前合わせに1つだけついたスナップボタンで着崩れを防ぐなど、着やすくするための工夫が随所に凝らされています。

ヘリンボーン生地 3枚目の画像

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また豊富なカラーバリエーションも人気の秘密です。オリーブ、チャコール、ネイビーといった定番カラーに加え、イエロー、ブルーもラインアップ。重くなりがちな冬のコーディネートを明るくしてくれるブライトカラーも支持を集めています。

カラー別に指南! 大人のダッフルコートの着こなしとは

ダッフルコートは着る人を選ばないとはいえ、ともすると学生っぽくなってしまう危険性もあり。大人らしく着こなすコツを、実例からひも解いていきましょう。

カラー1トラディショナルな”ネイビー”

ダッフルコートのなかでもでも最もトラディショナルな印象を与えるネイビー。カジュアルだけでなく、スーツの上から着ても違和感がありません。もちろんボーダーを合わせたマリン調の着こなしもお手の物。

トラディショナルな”ネイビー”

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きれいめな印象を与えるネイビーですから、着こなしに迷うことはあまりありません。ジーンズ、スラックスなど、どんなボトムスでもOKですが、スラックス&ローファーにすると学生っぽくなってしまうので注意。

トラディショナルな”ネイビー” 2枚目の画像

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ネイビーダッフルをきれいめに着るならこうあるべき、という好例。シャツ&タイにスラックスというビジネスアイテムにホワイトのインナーダウンを合わせ、クールかつ清廉な印象に仕上がっています。足元はレザーシューズにしても◎。

トラディショナルな”ネイビー” 3枚目の画像

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『オーシバル』のダッフルは細すぎないシルエットで、男らしく着こなせるのも特徴。 こちらはレギュラーフィットのパンツに『パラブーツ』を合わせ、ワイルドな雰囲気を作っています。トグルとネックレスの色をさり気なく合わせているのもおしゃれ。

トラディショナルな”ネイビー” 4枚目の画像

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漁師の防寒着が発祥のダッフルコートは、マリンボーダーとも好相性。ここではパープルのボーダーを挿すことで、コートに馴染み過ぎることなく程良いアクセントとして機能活しています。最後にボトムスに合わせたゆったりシルエットのコーデュロイパンツで旬に味付け!

カラー2汎用性の高い中間色の”グレー”

黒ほど重たくなく、かといって主張すぎない優秀カラーといえばグレー。『オーシバル』のチャコールグレーは、濃すぎず薄すぎずの色合いが程良く、カラーコーデもワントーンコーデも思いのまま。

汎用性の高い中間色の”グレー”

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グレーはネイビーに比べてカジュアルなコーディネートにも似合いやすいのが特徴。ワークパンツやスウェット、キャップなどと合わせれば、ストリートな雰囲気に仕上がります。大人っぽくしたいときはネイビーやオフホワイトと合わせるのがグッド。

汎用性の高い中間色の”グレー” 2枚目の画像

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黒のボーダーニットにグレーのダッフルを合わせた、カジュアルながら大人っぽさも感じさせるスタイル。ゆったりとしたサイジングでこなれ感もプラスされています。足元はボリュームのある靴が相性良し。

汎用性の高い中間色の”グレー” 3枚目の画像

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こちらはインナーにグレーのタートルニットを合わせたコーディネート。アウターとインナーを同じカラーでまとめることで、うまくコーデに統一感を演出しています。着こなしが単調にならないようイエローの効いたチェック柄マフラーを投入しているのもお見事。

汎用性の高い中間色の”グレー” 4枚目の画像

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ハイネックのカットソーにブルゾンをレイヤードした、上級者コーデ。重ね着の場合はこのようにボトムスはすっきりシルエットにすると、きれいにまとまります。ブラックベースの『アディダス』ガゼルがレトロな雰囲気をプラス。

カラー3今季らしさあふれる”オリーブ”

カーキに近い色合いのオリーブは、合わせやすさと個性がちょうどいいバランス。”良い子ちゃん”な印象もあるダッフルですが、この色ならより男らしい印象を与えられます。普通すぎるのはちょっと……という人におすすめのカラーです。

今季らしさあふれる”オリーブ”

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ネイビーやグレーと同じようなコーディネートでも、ちょっとだけおしゃれ感が増すオリーブ。白をはじめベージュやブラウンとも合わせやすいので、手持ちのアイテムが生きるのもうれしいところ。

今季らしさあふれる”オリーブ” 2枚目の画像

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タートルネックカットソーに細身のベージュパンツという、クリーンな着こなしがベース。そんなとき、ダッフルコートがオリーブならば適度に男らしさも加味できます。スニーカー&キャップのスポーツMIX感も今どき。

今季らしさあふれる”オリーブ” 3枚目の画像

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相性抜群のチノパンを合わせたアースカラーコーディネート。ライトグレーのニットに入った白の柄と、スニーカーの白をリンクさせているのでクリーンにまとまっています。冬でもこれだけ明るい雰囲気にできると素敵ですね。

今季らしさあふれる”オリーブ” 4枚目の画像

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グレーニットに黒パンツのベーシックなモノトーンコーディネートは、普通ならグレーのダッフルを合わせそうですが、あえてオリーブを選ぶことでシックな印象に。トグルループが黒なのも大人っぽく見える一因です。

カラー4ひときわ目立つ”マスタードイエロー”

まるでイタリアの伊達(だて)男みたいなマスタードイエロー。ちょっと冒険カラーではありますが、着るだけで冬コーディネートがワントーン明るくなること請け合いです。2着目のアウターや周りとかぶりたくない人にぜひチャレンジしてほしい色です。

ひときわ目立つ”マスタードイエロー”

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イエローを上品に着こなすなら、オフホワイトや濃いめのグレーやネイビーを合わせるのがおすすめ。主役カラーなのであまり柄を入れずにシンプルに着こなすのが成功の秘訣。

ひときわ目立つ”マスタードイエロー” 2枚目の画像

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オフホワイトのニットにネイビーのイージースラックスを合わせたスタイル。コートがネイビーだと単なる地味コーデですが、イエローを投入すれば一気におしゃれメンへ。足元は『ニューバランス』で軽快に。

ひときわ目立つ”マスタードイエロー” 3枚目の画像

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こちらはダークトーンで大人っぽさを狙ったスタイル。黒と合わせることでイエローの明るさがより際立っています。顔周りが寂しくならないように、メガネや帽子でアクセントを加えるのが吉。

ひときわ目立つ”マスタードイエロー” 4枚目の画像

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アウターとボトムスであえて色のコントラストを付けず、アースカラーを合わせるというのもひとつの手。ベージュのパンツはイエローのコートと同系色なので、着こなしにまとまりが生まれます。ニット、スニーカーとも真っ白ではなく生成りを選んでいる点にも注目を。

カラー5爽やかな印象の鮮やかな”ブルー”

最後にご紹介するのは、まるで冬の澄んだ空のようなブルー。定番カラーではありませんが、ブルーが嫌味に見えることはあまりないので、1年しか着られないという心配はありません。

爽やかな印象の鮮やかな”ブルー”

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ブルーは、白を合わせれば爽やかに、黒を合わせればクールに見えるカラー。赤など同じトーンの別の色を合わせると派手すぎてしまうので、ベーシックカラーでまとめるのが良さそうです。

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コートの中は、黒×茶でまとめたシックで温かみのあるダークカラーコーデ。そんなどこかワーク感も漂う着こなしに、ブルーのコートで華やぎをプラスしています。足元の白ソックスによるさりげない抜け感も効いています。

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インナーをオールブラックにしてもおしゃれ。パンツのシルエットがゆるめなので、あまりかしこまり過ぎない印象になっています。靴まで黒だとわざとらしいので、グレーぐらいがちょうど良し。

爽やかな印象の鮮やかな”ブルー” 4枚目の画像

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こちらもコートの存在感を引き立てるモノトーンコーデがベースの着こなし。ただし、ラフなニュアンスで首に掛けたロングマフラーは黒ではなくネイビーを選択。秘かにコートと色をリンクさせたテクには脱帽です。

大学卒業後、フリーライターとしてファッション、ライフスタイル誌を中心に活動。メンズ・レディース問わず、足を使った情報収集が得意です。
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