男が惚れ込む魅力しかない。バラクータのスウィングトップはやっぱり名作だ

男が惚れ込む魅力しかない。バラクータのスウィングトップはやっぱり名作だ

人気が再燃しているスウィングトップ。狙うならば、名門中の名門である『バラクータ』が正解。魅力を深掘りしつつ、代表作のG9や今年注目の別注モデルを紹介します。

山崎 サトシ

2017.10.10

バラクータ(BARACUTA)
秋の着こなし・コーディネート

『バラクータ』のスウィングトップ。男が惚れる理由を解明!

1937年にイギリスのマンチェスターに誕生した『バラクータ』。同ブランドを象徴するアイテムといえばやはりスウィングトップでしょう。そもそもメンズファッションの定番として馴染み深い名品ですが、今季はオーセンティックなアイテムがトレンドということもあって、再注目されています。その魅力を、同ブランドが愛され続ける理由から読み解いてみましょう。

理由1“元祖にして至高”こそ、男心をくすぐる最大の要因

そもそもスウィングトップとは和製英語で、ゴルフ用ジャンパーのことを指します。ドッグイヤーカラーやラグランスリーブ、リブ編みの袖&裾などスポーティーなディテールが特徴的。ゴルフのスウィングをするのに最適なデザインだったため、この名が付きました。ちなみに、スウィングトップというのは和製英語。海外ではハリントンジャケットいう呼び名が一般的です。

そんなスウィングトップの原型となっているのが、1948年に発表された『バラクータ』の誇るマスターピースであるG9ジャケット。リーディングブランドという出自が、男心を大いにくすぐります。

理由2スポーツウェアとしての快適性

前述したとおり、『バラクータ』のスウィングトップは元々ゴルフシーンでの着用を目的として開発されたアウター。それだけに快適性も秀逸です。セットインスリーブと比べて肩周りがラクなラグランスリーブや、動くときじゃまにならない短丈仕様のおかげで運動性良好ですし、撥水性に優れたモデルが多いのもポイント! だから、いつだってストレスフリーで着用できます。

理由3時代を経ても色あせない完成されたデザイン

機能美が際立つシンプルかつ完成されたデザインも、大人から支持される理由のひとつ。現在はトレンドアイテムとして注目を浴びていますが、その潮目が変わっても永世定番としてずっと愛用していけるので頼もしいかぎり。アメカジからトラッド、さらにはミリタリーなど、あらゆるテイストの着こなしとすんなりマッチしてくれます。

時代が変わっても大人の強い味方であり続ける『バラクータ』は、後生に伝えるべきブランドの筆頭。数々の服に袖を通してきた大人だからこそ理解できる良さは、きっちりと押さえておきたいところです。

名作から別注モデルまで。『バラクータ』のスウィングトップ6選

ファッションシーンを彩ってきた名品から、人気ブランド別注により生まれた高感度なモデルまで、『バラクータ』の気になるモデルをピックアップ。いずれも大人のカジュアルを格上げしてくれるグッドアイテムです。

G9

スウィングトップのオリジンとして名高いG9。映画『華麗なる賭け』でスティーブ・マックイーン氏に着用され、世界的に有名なアイテムとなりました。今作は2017年の最新モデルで、フッ素樹脂加工を施した撥水性に秀でるコットンポリエステル生地を使用。裏地にはクールマックス素材を駆使しており、重ね着していても快適なウェア内環境を保ちます。

G4

G9と並ぶ『バラクータ』の定番が、ドライビングコートとも呼ばれるG4。デザインはG9と似ていますが、こちらはリブがないためスポーティーさが控えめ。加えて、着丈も少し長めの設定となっています。同モデルも優れた撥水性を誇っており、雨の日でも憂いなく着用できます。

1970年代に販売され、今では廃盤となったG10(現在リリースされているG10はスウィングトップではなくコートタイプ)を『シップス』が特別にリバイバル。同ブランドの40周年に復刻したことを記念し、新たにG40という品番が与えられました。表地にはエジプト産のフィンクスコットンをぜいたくに使用。袖口がカフスとなっているのも印象的です。

2013年スタートのジャパンブランドが『バラクータ』に別注。G9のディテールはそのまま踏襲しつつ、『キャプテン サンシャイン』独自の中太コーデュロイ生地でアレンジしています。起毛感があって温かみたっぷりなので、これからのシーズンの主役着としておあつらえ向き!

『ビームスプラス』別注の逸品は、古き良きオリジナルのG9を再現。当時と同じくクラシックなフィッテングとなっているほか、表地はコットン100%素材で仕立てています。唯一の変更点として、今の着こなしに合わせやすいダブルジップを採用しました。

G10

G10はスウィングトップではありませんが、G9がデザインベースとなったステンカラーコートということでご紹介。表地には独自開発の防水素材を使用しており、全天候に対応可能。もちろん、裏地はお得意のタータンチェックです。袖口はポリエステルサテンを使用しており、袖どおりがとてもスムーズ。

『バラクータ』のスウィングトップを今季的に着こなすポイントは?

どう合わせてもサマになる『バラクータ』のスウィングトップですが、今季らしさを意識して着こなせばワンランク上の着こなしを狙えます。最後は、旬度高く着こなすための3つのコツをお教えしましょう。

ヒント1定番アメカジにほんのりとスポーツ感を注入

見慣れたベーシックなアメカジスタイルも、スウィングトップを投入すればスポーツテイストが加わって新鮮な面持ちに変化! 旬なニュアンスの着こなしに仕上がります。街の大人たちの着こなしを見てもわかるとおり、特にウォッシュドジーンズとは相性抜群です。

スポーツ×アメカジの異テイストMIXも、全身をブルー系カラーで連動させればスムーズになじみます。ジャケットの裏地とインナーのシャツをチェック柄でリンクさせるなど、さり気ない小技も効いています。足元の『ニューバランス』でより今っぽく!

バスクシャツ&ヴィンテージジーンズという、西海岸サーファーっぽい着こなしに『バラクータ』のG9をオン。ベージュのスウィングトップがややポップなカラーの装いを適度に引き締めます。ボーダーとチェックによる柄×柄が程よいアクセント。

『ヘインズ』の無地Tシャツにスキニージーンズというド定番な組み合わせに、スウィングトップでトレンド感を注入! 着こなしがラフになりすぎないようキャップ&ローファーはブラックをチョイスし、シックな雰囲気も巧妙に織り交ぜました。

ヒント2タイドアップコーデをスウィングトップで着崩す

昨今、人気が再燃しているトラッドなタイドアップコーデ。そこにスウィングトップを織り交ぜれば、適度なドレスダウンがかないます。『バラクータ』の裏地に使われる英国ムード漂うタータンチェックも、トラッドスタイルとマッチング良好な一因。なお、合わせるボトムスはアンクルパンツや色落ちジーンズなど、抜け感あるデザインが支持率高めです。

ウール素材のスウィングトップや温かみある色使いのシャツ&タイで、季節感も巧みに取り入れた上級者。かなり強めの色落ちジーンズをボトムスに用いたのに対し、ジャケットは落ち着いたダークカラーなので、メリハリ感もしっかりと演出できています。

あえて抑揚を抑えたワントーンスタイルで、シャープな印象に仕上げています。軽さのあるアンクルパンツをボトムスに選んで、重さの払しょくにも成功。同系色でシンクロさせたレザーローファー&タイがコーディネートのアイキャッチとして効果的。

スウィングトップやリュック、スニーカーといったスポーティーなアイテムを多用し、タイドアップスタイルをカジュアルに彩りました。ジップをオープンしてちらっと見せた鮮やかなチェック柄が着こなしにポイント。白ソックス使いも今季らしいですね。

ヒント3ニットとのコンビネーションできれいめに装う

スポーツジャケットならではの軽快感は『バラクータ』のスウィングトップが持つ強み。ニットとのレイヤリングにより大人に必要な品の良さも入手すれば、軽やかかつ上品な“イイトコ取り”の着こなしをイージーに完成させることができます。

カーキのG9で肩肘張らないイメージを演出しつつ、タートルニットやホワイトパンツで端正さもうまくブレンド。チェック柄とニットのカラーを合わせたおかげで統一感も生まれています。『バラクータ』と同じく英国生まれである『サンダース』のブーツをもってくるあたりもニクいですね。

ブラックウォッチ柄が配された『シップス』別注のスウィングトップを主役に抜てき。その存在感が際立つように、無地タートルネックとリジッドジーンズで潔くコーデメイクしました。ボリューミーな『パラブーツ』のシャンボードを履き、ひとさじの男らしさもブレンド。

ブルーのフィッシャーマンニットや白のデッキシューズで、品良くマリン感を落とし込んだスタイリング。首元のストールで華やぎ感を巧みに加えているのも技アリです。仕上げにちょっと渋めのカラーをまとったG9を羽織って、カラーコントラストの効いたスタイルに帰結させました。

ちなみにレディースモデルもあり

実は、『バラクータ』はレディースアイテムも展開。アイコンモデルである「G9」もラインアップされているので、カップルでスウィングトップを楽しむのも良さそうです。優れた機能性と汎用性の高いシンプルデザインはメンズモデルと同様!

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