ポイントは3つ!ビジネススタイルに合うマフラーとは

ポイントは3つ!ビジネススタイルに合うマフラーとは

ビジネススタイルでの防寒具にマフラーは欠かせませんよね。暖かさはもちろん、ジャケットコーデを“上品におしゃれに”見せてくれる、そんなマフラーがおすすめです。

池田 やすゆき

2016.12.28

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ビジネススタイルに合うマフラーとは?

スーツやジャケットを着るときのビジネスマフラーは、カジュアル過ぎてはいけません。あくまで防寒用の小物ですから、マフラーも相応の上品なものを選びます。ちなみに海外では「マフラー」は通じません。「スカーフ」ですのでお間違いなく。

ビジネスマフラーを選ぶときのポイントは?

それでは、ビジネスマフラーを選ぶ3つのポイントを解説します。これを知っておけば、まず失敗することはないでしょう。

ポイント1「編み」より「織り」のマフラーを

マフラーは大きく分けて「織り」と「編み」の2種類ですが、スーツやジャケットを着るビジネスやフォーマルスタイルのときは「織り」マフラーを合わせます。巻いたときにボリュームが出過ぎる「編み」のニットのマフラーは、ビジネスには不向きなのです。あくまでスタイリッシュに装うためには「織物」マフラーを選びましょう。

ちなみに、セーターのようにループ目が並ぶのが「編物」、縦横に糸を並べていくのが「織物」です。もちろん素材は上質なウールを。首周りがチクチクすることなく、温かさも抜群ですので。

ポイント2ビジネスカラーなら安心です

ビジネスカラーとは、ネイビー、ブラック、グレー、ブラウンなどビジネススーツに用いられる系統の色のことです。これらはどのように組み合わせても間違いということがない便利な色でもあります。

たとえばネイビースーツには、ブラックやグレー、ブラウンのマフラーが、グレースーツには、ブラック、ネイビー、グレーのマフラーが合わせられます。日常着もベーシックカラーで揃えておけば、コーディネートを失敗することはありません。ま、色みが地味なぶん、面白みには欠けますが…。

ポイント3柄物を選ぶならクラシックなものを

ビジネスマフラーは無地またはクラシックな柄物を。クラシック柄とは、チェックやストライプなど、スーツ同様の伝統的かつシンプルな柄のこと。

チェック柄ならウィンドーペンや千鳥格子、グレンチェックなど。タータンチェックは基本的にカジュアル向けの色柄で、女子高生とか学生っぽく見えてしまうので注意が必要。

ストライプ柄なら、ピンストライプやペンシル&チョークストライプを。マルチカラーのスクールストライプも制服っぽいのでやめといたほうがいいですね。

タイプ別に提案! スーツに似合うマフラー

ではビジネススタイルに使えるマフラーを見ていきましょう。ビジネススタイルはあくまで着る人が主役で、服が目立ってしまってはいけません。「地味でつまらないなー」と思われるかもしれませんが、あくまでストイックな選び方に徹するべきものとご了承ください。

あ、ちなみにここでいう「ビジネススタイル」は、あくまでドレスコードのおカタい業種ということですので。IT系とかファッション業界とか、服装自由なとこは好きなマフラー巻いてご出勤ください。

▼ドレッシーに装うならベーシックカラー

ネイビー、グレー、ブラック、ブラウン、この4つのベーシックカラーの組み合わせ方は、いかようにしても間違いがありません。ネイビースーツにはグレーでもブラックでもブラウンでも、もちろんネイビーのマフラーだってOKです。季節柄、グレイフランネルのスーツにブラウン系のカシミヤマフラーなんてのが上品かと。

表裏で同色のトーン違いになったカシミヤマフラー。カシミヤはなんといっても肌触りの良さがキメ手。上質なカシミヤは本当に温かくて、肩周りまでほっこりします。チャコールグレーかライトグレーかは、縦半分折りしてどちらの面を見せるか選べますし、開いたまま適当にひねって巻けば2トーンのコントラストを楽しめます。グレー以外にもいろんな色がありますよ。

『ジュンハシモト』とカシミヤブランド『カシヤージュ』と、『ナノ・ユニバース』のトリプルコラボマフラー。素材の良さが引き立つ色を選んでいるので、どれもラグジュアリーな気分が漂います。写真はビジネススタイルではありませんが、カジュアルに合わせてもなんだかリッチな気分ですね。

カシミヤ、アルパカ、モヘアなど、高級獣毛を得意とするイタリアの『アニオナ』から、『ビームスエフ』がセレクトしたコスパの高いシルクマフラー。滑らかで上質なタッチと発色の良さはもちろん、ほんのり光沢が浮き上がるドレススタイルに最適なマフラーなのです。

▼差し色使いしたいなら、トレンドカラーのボルドー&グリーンを選ぶ

スーツ合わせやすいからといってベーシックカラーのマフラーでは物足りない! という方のために金曜日用のカラーマフラーを提案させていただきましょう。とはいえ赤だの黄色だの鮮やか色はビジネス向きではございません。今季のトレンドカラーである、ボルドーとグリーンあたりが旬な気分を醸してくれるのではないでしょうか。

こちらもリバーシブルタイプのカシミヤマフラーですが、このぐらいの濃いトーンのボルドーが大人っぽくきまります。赤系のなかではワイン色に近いボルドーカラーは、いわゆるビジネスカラーと相性がいいので、このトーンを覚えておいてほしいですね。

表はボルドー、裏はグレーという『エストネーション』のオリジナルダブルフェイス。品のある色同士のコンビネーションは、ドレッシーな日はグレー、カジュアルな日はボルドーとスタイリングに合わせてどちらを表にするか選べる2倍使えるマフラーです。

今季のトレンドカラーがグリーンと聞いて、青々とした草木のグリーンを思い浮かべた方は申し訳ない。今季トレンドのグリーンは、カーキに近いミリタリーグリーンです。こちらはシルク100%のへリンボン×無地のダブルフェイスマフラーをミリタリーカラーにしたもの。上品な素材にタフな色を使うというミックス感が洒落心をくすぐります。

▼柄物にトライしたいなら、ストライプ&チェック

ビジネスマフラーに柄を使うなら、ベーシックなものにしておきましょう。ビビッドカラーがふさわしくないように、大胆なプリント柄も妙に浮いてしまいますので。スーツの柄同様、ストライプやチェックも控えめなものを選びます。ただしスーツやコートが柄物の場合、柄物マフラーは避けるのが無難です。

スーツにもありそうなネイビーにストライプの柄。同じようなストライプのスーツに合わせるのは鬼門ですので、無地のスーツに合わせることをおすすめします。裏面は無地なので、柄物スーツに合わせるときは、無地面を見せるようにしたほうがいいですね。

イタリアの小物ブランド『ダニエル』社のマフラーは、落ち着いたブルーの発色がビジネススタイルにぴったりです。ちょっとグレイッシュなところは、ネイビースーツでもグレースーツでも、うまい具合にハマるはずです。

スコットランドの名門『ジョンストンズ』社のオリジナルブランド『グレイントッシ』のマフラー。英国製のマフラーは、発色が落ち着いているのでビジネスマフラーに選んで間違いありません。ストライプも線ではなく、太幅のパネル使いになっているので、これならストライプスーツに合わせても大丈夫。

▼マフラー専業ブランドから選べば間違いなし

マフラーやスカーフなどのネックウェア専業ブランドなら、素材にこだわって織られているので、肌当たりが抜群で温かいことは間違いありません。色柄もコーディネートしやすいものを揃えているので、迷ったら専業ブランドと覚えておくと良いでしょう。

先ほどちらりとでましたが、『ジョンストンズ』社は1797年にスコットランドの北東に位置するエルガンで創業した高級マフラー&ストールの専業メーカーです。高級メゾンや多くのデザイナーズブランドのOEMも請け負っているので、その実力は世界屈指。こちらは2PLYのカシミヤを使っているので目がギュッと詰まっていながら、とろけるような温かさが実感できます。そのぶんお値段は少々張りますが、一度使ってみればほかのマフラーが使えなくなるほど。

ネクタイが有名な『ドレイクス』は、英国のネックウェアの専業ブランド。モダンな色柄に定評があり、こちらのマフラーは4つのトーンのモノトーンを切り替えにしたブロックチェック。大柄ですので、スーツやネクタイの柄と喧嘩せず使いやすいうえに、おしゃれ感も高そうです。

『アルテア』は今ではトータルブランドに成長を遂げているので、厳密には”専業”ではないのですが、もともとはネクタイから始まったミラノのネックウェアブランドです。素材選びと色出しのうまさは、さすがはイタリアブランド。こちらは大判マフラーでストール風ですが、ビジネス使いももちろんOK。しかも遠目には気付きませんが、さりげなくゴールドラメがはいっていて、ビジネススーツに使っても違和感なく洒脱な印象です。

スーツに似合う巻き方ってどういうの?

ビジネススーツにマフラーを使う際、ボリューム巻きはNGです。コートを着ていることを前提に考えれば、巻かずに首に掛けるように使うこともありますが、ここではスマートな「巻き方」をご紹介しましょう。

巻き方1ピッティ巻き

毎年1月と6月にイタリア・フィレンツェで開かれるメンズファッション見本市「ピッティ・ウォモ」に世界中から集まるバイヤーやジャーナリストの間で流行していたことから名付けられた、スーツに似合う巻き方です。襟元がコンパクトになり、密着度も高いので保温性も抜群です。

シンプルな巻き方ですが、襟元を絞り上げる保温性の高い巻き方。マフラーをひねらないので、柄がきれいに見えるのが特徴です。ただし長めのマフラーだと、ちょっとアンバランスなので、短めのマフラーを使うようにしましょう。

【ピッティ巻きとワンループ巻きの巻き方はこちらをチェック!】
参考記事: 即実践!大人が挑戦すべき、マフラーの巻き方教えます

アスコットタイのように、一回結んで垂らす巻き方。シンプルな巻き方なので、ビジネススーツに合わせるのに適していますが、襟元を絞らないので保温性は……。マフラーをアクセサリー的に使うときに活用したい巻き方です。

【巻き方】
1.マフラーを首に掛けて、胸元で一回結ぶ。
2.ループの上に引き出している部分が面で垂れるように調整して完成。

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