こだわるのは革の種類。レザー5種別おすすめ名刺入れ

名刺入れは第一印象も左右するアイテムだけに、素材にこだわって選びたいという大人も多いはず。そこで、おすすめのレザーを使った名刺入れを種類別にご紹介!

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こだわるのは革の種類。レザー5種別おすすめ名刺入れ

大人にふさわしい名刺入れをレザーにこだわって厳選!

あくまでも仕事で使うものなので、名刺入れに個性や遊びといった自己主張は必要ない。こだわるべきは、ずばり素材。スーツスタイルに似合う上質さや長く使うことを考えると、大人の男が選ぶべき素材はレザーだ。とはいえ、種類が多く、どんなレザーを選んだらいいのやら……。そこでレザーの種類別におすすめの名刺入れをピックアップした。

タイプ1:最もポピュラーで万人受けするカーフレザー

カーフレザーは生後6か月以内の子牛の革のことで、牛革のなかでも最高級とされている。ちなみに生後3か月未満のベビーカーフや生後3〜6か月の子牛にクロームなめしを施したボックスカーフなど、ひと言でカーフといってもさまざまな種類が存在。カーフはキメが細かくて柔らかく、レザー本来のナチュラルな光沢感を備えている。ただ、水滴などによるシミが目立ちやすいので、購入後に防水スプレーでしっかり対策をしておくのが正解。

『エッティンガー』

パッと見はベーシックな名刺入れだけど、開くとパープルのカーフレザーがお目見え。この絶妙なカラーコントラストが、ロイヤルワラントの称号を得ている『エッティンガー』らしい高貴で洗練された雰囲気を醸し出している。メインポケットのほかに3つのポケットを設けているので仕分けがしやすく、使い勝手に優れているのも◎。

『レン』

カーフの風合いを生かしつつもセミアニリン加工などを施すことで、しなやかで柔らかく、さらには色あせしにくい仕上がりに。内部はメインポケットに加え、2つのサブポケットとカードホルダーを設置。カードホルダーは取り出し頻度の高いカードやメモなどを入れるのに重宝する。内外にさりげなく刻印したブランドロゴがアクセントに。

『ファーロ』

熟練職人がていねいな手作業でなめしたカーフレザーと水染めならではの美しい発色が魅力の名刺入れ。さらに高度なテクニックを要する独自のレザーのトリミングによって、驚きの薄さと軽さを実現している。また、名刺の入れすぎを防いで見た目の美しさをキープできるよう、マチをできるだけ薄く仕上げているのもポイントだ。

『ペッレモルビダ』

イタリア語で”ボート“の意味を持つ”バルカ“ラインの名刺入れは、開いたときに船底をイメージさせる優美なカーブが特徴。使用したカーフレザーは、厳選されたヨーロッパの子牛革を国内有数の老舗タンナーで生産したもの。カーフレザー特有のキメの細かさとしなやかさ、さらにはハリとツヤが引き立つ仕上がりになっている。

『モンブラン』

モンブランのアイコンであるおなじみのホワイトスターとカーフレザーの美しい輝きが相まって、気品あふれる唯一無二の存在感を放っている。横型の名刺ポケットに対し、カードポケットは使いやすさを考慮して縦型に。社員証やクレジットカードなど、取り出し頻度の高いカードを入れるのに重宝すること間違いなし!

タイプ2:1000年以上続く英国伝統の製法で作られるブライドルレザー

ブライドルレザー最大の特徴は、レザーに何度もロウを塗込むことで生まれる「ブルーム」と呼ばれる白い粉。これはブライドルレザーの証であり、使っていくうちに白い粉が徐々に取れ、美しい光沢のある質感へと変化する。ちなみに「ブルーム」があるうちに防水スプレーを施すと、風合いを損ねる可能性が高いので注意しよう。また、英国では馬具などに使われていたレザーでもあるので、耐久性に優れている点も見逃せないポイント。

『ホワイトハウスコックス』

表面にブライドルレザー、ライニングにシープスキンを採用。内部は両サイドにポケットを設けたシンプルなデザインだが、片側はマチ付きなので収納力も万全だ。さらに内側に施されたブランドロゴの刻印が重厚感を漂わせるのにひと役買っている。ていねいに施されたホワイトステッチがネイビーに映え、絶妙なアクセントに。

『エルゴポック』

イギリスで160年の歴史があるタンナーで作られたブライドルレザーとヌメ革のコンビ。いたってオーソドックスなデザインだが、特筆すべきは背面にあしらわれたスリット。ここには名刺を一時的に挟むことができるため、もらった後もスマートかつ好印象を与えられる。上質な名刺入れの証でもある美しいコバの処理にも注目を。

『エッティンガー』

チャールズ皇太子から英国王室御用達の栄誉を授かっている『エッティンガー』。外側には耐久性の高いブライドルレザーを、内側には柔らかくてなじみやすいパネルハイドを用いている。また、内側のパネルハイドは幸運を呼ぶといわれているイエローに。このカラーコントラストがシンプルかつ上品な名刺入れをより印象的に見せている。

『ファーロ』

イギリス産のブライドルレザーの魅力を存分に味わうべく、あえて裏地を省いているのがポイント。カードポケットにマチはないもののやや大きめに設定しているため、どんなデザインの名刺もゆったりと収納できる。さらに使用頻度の高いICカードやもらった名刺を入れるのに便利なポケットも装備しているのも見逃せない。

『ガンゾ』

蛇腹状になったメインポケットに加え、4つのカードポケットも備えた収納力抜群のモデル。内側はイタリア産のショルダーヌメが使われており、ブライドルレザー同様に経年変化が楽しめる。さらに注目すべきはコバ部分。手間のかかる切り目本磨きによって、2枚のレザーを張り合わせたとは思えない美しい仕上がりを実現した。

タイプ3:“キング・オブ・レザー”と称されるコードバン

馬の臀部から採れるレザーを指すコードバン。一頭から採れる量が限られているため希少性も高く、その採取方法が宝石発掘のようであることから”革のダイヤモンド“とも称されている。キメが細かく、非常になめらかでしっとりとした質感ながらも耐久性は、なんと牛革の約3倍! シミやキズなどにも強く、使い込むほどに独特な光沢が生まれるのも魅力だ。クリームなどで磨かず、まずは手の脂で独特な風合いの変化を楽しむのがおすすめ。

『キプリス』

キメ細かいオイルシェルコードバンを内側にまで採用し、その質感をダイレクトに楽しめるぜいたくな作りが魅力。なめし後にオイルを加えて水で染めて仕上げられているため、使い込むほどにさらなるしなやかさや光沢感が得られるのもいい。内部はメインポケットと2つのカードポケットというシンプルさで、使い勝手も抜群だ。

『ガンゾ』

アメリカ・ホーウィン社の象徴ともいえるシェルコードバンを内装にまで使用。内部にはブランドロゴに加え、ホーウィン社の刻印も施されている。オイルをたっぷり含んだ柔らかな光沢や質感、さらには切り目仕上げのコバなどによって品格あるたたずまいを実現。ビジネスバッグから取り出したときに、パッと目を引くこと請け合いだ。

『アビエス』

手間のかかる水染めによって染色し、オイルをたっぷり含ませることでしっとりソフトな質感に仕上げられたアメリカ・ホーウィン社のシェルコードバン製。内側に採用したイタリア産ヌメ革とのカラーコントラストもポイントだ。メインポケットは50枚程度の名刺が無理なく収納でき、そのほかにカード用ポケットを2つ設けている。

『ピー・アイ・ディー』

カードがなかなか取り出せないというストレスを解消するべく、内部の2つのポケットにくり抜いた穴をあしらっているのが特徴。それは背面にも採用されており、コードバンとヌメ革のコントラストが絶妙なアクセントにもなっている。メインポケットはきちんとマチ幅を設けているので、収納力にも期待できる名刺入れだ。

『エルイーディーバイツ』

最高級のコードバンをマットに仕上げ、あえて男らしさを表現。使い込むほどにマットから光沢のある状態へと変化する、コードバンの経年変化も楽しめる。絞り加工という特殊な加工で立体感をもたせることで、マチがないながらも収納力に優れ、さらにはカードなどによって表面にアタリが出にくいというのも特筆すべきところ。

タイプ4:リッチで上品な雰囲気を放つクロコダイル型押しレザー

本物に越したことはないけれど、プライスや使い勝手を考えるとおすすめはクロコダイル型押しレザー。クロコダイルレザー同様のラグジュアリーな見た目でいて、プライスはグッとお手ごろ。しかも気兼ねなくガシガシ使えるので、名刺入れとしては型押しのほうが俄然実用的。そもそもクロコダイル型押しレザーは、牛革にクロコダイル模様をリアルに型押ししたもので、表面に立体的感と光沢感があり、ほかとは一線を画す存在感を放ってくれる。

『フェリージ』

クロコダイルの質感をリアルに表現した型押しレザーに加え、さりげなく刻印されたブランドロゴもラグジュアリー感を高めるのにひと役買っている。ポケットは2つともマチのある作りで、それぞれに約50枚の名刺を収納可能。名刺を常に多めに持ち歩きたい、またはストックともらった名刺を分けたいという人にもおすすめのモデルだ。

『イルビゾンテ』

あえて裏地を使用せず、クロコダイル型押しレザーのみで作られたモデル。名刺入れを開くとレザーの武骨な裏面がお目見えし、高級感ある表面とのギャップも楽しめるというのもポイントだ。内部は収納力に優れた蛇腹式のメインポケットと2つのカードポケット。シンプルにレザーの魅力を味わいたいという人に最適な名刺入れだ。

『オロビアンコ』

ブラックのクロコダイル型押しレザーとエレガントなパープルレザーとのコンビネーションが魅力。内部はこの2つのレザーが組み合わせており、開くたびにさりげない存在感を発揮する。片側のポケットは取り出しやすさを考慮したデザインにするなど、リッチな見た目だけでなく、機能性や使い勝手にこだわっているのも優秀。

『アニアリ』

『アニアリ』定番のアンティークレザーにサフィアーノ調の型押し、さらにはクロコダイルの型押しを施した手の込んだレザーを採用。ほかとは一線を画すレザーの風合いは、名刺交換の際に絶大な存在感を発揮すること請け合いだ。また、光沢を控えめに仕上げているので、クロコダイル型押しでもギラギラすることがないのもうれしい。

『エッティンガー』

ブライドルレザーにクロコダイルの型押しをあしらったエレガントかつぜいたくな名刺入れ。ステッチを控えめに施しているためやや大柄のクロコダイルがより引き立ち、優雅な雰囲気を放っている。内側にはブランドロゴに加え、チャールズ皇太子のロイヤルワラントの紋章の刻印が。内装は耐久性に優れたフルグレインレザー。

タイプ5:キズが目立たない独特な表情が目を引くシュリンクレザー

シュリンクとは“縮む”という意味で、なめし加工の途中に特殊な薬品を使うことで鏡面が縮んだレザーのこと。これによりシボ(シワ)が強調された独特な質感に仕上がる。柔らかいながらも丈夫でキズがついにくく、汚れがつきにくいのが利点。水拭き程度でも十分キレイになり、扱いが楽というのも魅力だ。ちなみにベースとなるレザーは牛革や羊革など、種類はさまざま。

『シセイ』

フィレンツェ在住の大平智生氏が手がけているバッグブランド『シセイ』。表情豊かなシュリンクレザーを内装にまで採用したコチラのモデルは、スマートな見た目とは裏腹の収納力も備えている。適度な厚みがありながらもしっとりソフトな質感で、弾力性にも富んだシュリンクレザーは、イタリアのタンナーで買い付けたもの。

『フェリージ』

『フェリージ』のナイロンやコットンとのコンビブリーフなどにも使われているバケッタレザーに、シワや柔らかさを出す加工をあしらったシュリンクレザー製。開いたときにお目見えするブラウンレザーとのコンビネーションも目を引く。内部は約50枚の名刺が収納可能なメインポケットと2つのカードポケットで構成している。

『オロビアンコ』

トーンや表情が異なるレザーを巧みに組み合わせ、ビジネスにも対応するやりすぎない程度の個性を演出。ブランドカラーであり、イタリア国旗の配色でもあるグリーン×レッド×ホワイトのステッチが、存在感アップに拍車をかけている。また、ファスナーポケットも設けているので、ちょっとしたお財布代わりとしても活躍。

『ペッレモルビダ』

日本の皮革産地である兵庫県姫路松原地区で開発したオリジナルのシュリンクレザー製。なめしから染色まで約40日かけてていねいに作られた美しくて上品なシュリンクレザーは、日本の革職人の技術の賜物といっても過言ではない。優美に湾曲した船底ラインはポケットだけでなく外側にも採用され、さりげないデザインアクセントになっている。

『ポーター』

表面だけでなく裏面にも採用した独特なシボをもつシュリンクレザーの魅力を存分に味わえるシンプルなデザイン。軽くてソフトな質感ゆえにはじめから手になじんで使いやすく、かつ使い勝手のいいすっきりとした内装で機能性にも優れている。それでいて6,000円台というリーズナブルなプライスを実現しているのはアッパレのひと言!

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