ハイブリッドに装って。今春は和洋折衷アイテムに注目

2017春の展示会で多く見られたのが、“和” の雰囲気があるアイテム。和のテイストを巧みにMIXした和洋折衷なウェアをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください!

ハイブリッドに装って。今春は和洋折衷アイテムに注目

2017年は“和”を取り入れたファッションに注目せよ

今シーズンの展示会などで目立っていたのが “和” の要素。取り入れられている “和” を大きく分けると “和柄” と “和服” が挙げられますが、まずはそれぞれについて解説します。

和のテイストとしてわかりやすいファクターの1つが “和柄”。日本の伝統的な幾何学文様や、動植物などをモチーフにした和風のグラフィックなどがその代表例ですが、コーディネートに取り入れるだけでどこか新鮮です。

和をイメージさせるもう1つの大きな要素が “和服” です。着物や作務衣など、広い意味での和装に用いられるアイテムの要素を拾い上げ、洋服にミックスしたアイテムが今季は多く見受けられます。

そもそも和のテイストは、海外で “ジャポニズム” や “ジャポニスム” としてファッションに取り入れられてきました。いわば、民族テイストの1つ。フォークロアやネイティブの要素をミックスする感覚の延長で、“和” を取り入れてみてはいかがでしょう? “和” の意外な魅力が再発見できるというおもしろさもあります。具体的な実践方法も紹介しますので、まずは気軽にチャレンジしてみてください!!

簡単? 難しい? 和と洋を融合するうえで押さえておくべきこと

2017年に注目される和風のアイテムを、普段の洋風なコーディネートになじませるためのポイントを3つ紹介します。どれか1つを意識するだけで、気軽に“和” が取り入れられます!

シンプルな “はおりもの” から取り入れてみる

写真のアウターは、『ジャーナルスタンダード』の作務衣ニットカーディガン。こうしたシンプルなはおりものから和を取り入れれば、普段のコーディネートにもマッチしやすく、違和感なく着こなせるはずです。カーディガン感覚で着まわせるものやカジュアルなジャケット感覚ではおれるものからトライしてみてください!

和を取り入れるのが得意な “ブランド” を活用する

最初はブランドのセンスに頼るというのも有効なテクニックです。『トローブ』が展開している『ワローブ』は、和服を現代的にアレンジしたデザインが特徴的。そうしたブランドに加え、和のテイストやディテールを取り入れたアイテムも得意とする『ビズビム』や『ニードルス』などから。着こなしやすそうなアイテムを選ぶというのがおすすめです。

和柄を “差し柄” として1点使いしてスパイスに

写真を見て「どこに和が?」と思ったのなら、術中にはまっています。実はシャツが和柄なんです。こんなふうに、差し柄としてさり気なく和柄を取り入れれば、いつもの着こなしにすんなりと溶け込ませることが可能。インナーで用いるのが初級編。慣れてきたらアウターなどでも挑戦してみてください。いずれにせよ、アイテム1点だけが和柄というバランスが最適です。

リアルスナップに学ぶ。和洋折衷な着こなし

いずれかのポイントを押さえつつ、さり気なく自分らしく和のテイストを取り入れることに成功しているコーディネートの好サンプルをピックアップ。普段の着こなしに “和” を融合した和洋折衷なお手本をチェックしてください。

『ニードルス』の作務衣ジャケットをさり気なく組み込んだ着こなし。ゆったりしたシルエットが今の気分に合っています。ほかのアイテムは比較的シンプルですが、ネックレスが絶妙なアクセントとして主張。

『ビズビム』のラモシャツは和のテイストを感じさせる人気アイテム。それをジージャン感覚でインナーとして活用した好例です。全体的にベージュを軸にしてアーシーなムードを醸しつつ、シャツのオンブレチェックを差したバランスも抜群!

“現代和服ブランド” の『ニーツ』を活用したスタイリング。ジャケットもパンツも『ニーツ』で、和洋折衷を体現したデザインが個性を放っています。足元に黒いスニーカーを合わせ、モードな雰囲気を残しつつ適度な軽快感もミックス。

和を感じさせる羽織りものとパンツはどちらも古着。ユーズドの和服やリメイク品を取り入れるというのも、無造作に取り入れる有効な手段です。シンプルな白いTシャツでモダンな清潔感を組み込みつつ、足袋にも似た『ナイキ』のエアリフトを合わせるセンスに脱帽!

和テイストのフィッシュ柄シャツをインナーに起用したスタイリング。ほかのアイテムはアメカジ系ですが、ナチュラルになじんでいます。アロハ調のシャツで和柄を取り入れると着こなしやすいというお手本的な着こなしです。

ライターが厳選。取り入れやすい“和”のアイテムをピックアップ!

和のエッセンスやディテールを取り入れつつ、モダンに昇華しておすすめのアイテムをセレクト。いつものスタイリングに取り入れやすいウェア類とスニーカーを厳選していますので、気になったアイテムから活用してみてください!

『ファンダメンタル』リフレクティブ刺し子コート

着物を彷ふつとさせるシルエットが特徴的なコート。今っぽいビッグサイズの設定で、オーバーコートとしても使用できます。フロントのポケットやサイドスリットはモダンな雰囲気。刺し子柄はリフレクタープリントで、光に当たると反射します。

『和ローブ』スター・ウォーズ 半纏 “A New Hope”

“普段着として親しまれてきた浴衣を、現代でもより身近なものとして生活に取り入れたい” という想いから生まれたブランド。この半纏 (はんてん) は、やや厚手のコットン生地を使用し、背面の内側に映画『スター・ウォーズ』のポスタービジュアルを採用しています。花火大会などの行事から、普段使いまで重宝。

『グラム』ガウンカーディガン

フォークロアファションとして和服を捉え、独自の視点で再構築を試みた一着。ダブルの前身頃を着物を連想させる作りだが、フェイクレイヤードによってシャープな印象に仕上げています。コンチョボタンに加え、透かし編みのジグザグ感が無国籍なムードを演出。

『モンキータイム』TW 作務衣シャツ

作務衣タイプのはおりシャツ。僧侶が作業着として用いるワークウェアをモダンにアレンジしています。素材はウール×ポリエステルのツイル生地で上品な面持ち。シンプルな仕上がりなので、意外と幅広く着まわすことができます。

『テーラートウヨウ』×『ジャーナルスタンダード』アセテートツイル スカ

和洋折衷の代表作といえるのがスカジャン。その王道ブランドにジャーナルスタンダードが別注を行った逸品です。刺しゅうの柄や糸、ボディーの生地、パイピング、リブの配色までこだわって選定。裏側を華やかにすることで、和装に見られる内装美も表現しています。

『トゥエンティフォーカラッツ』カモロゴ プルオーバーパーカー

和テイスト×カモフラージュ柄のオリジナルプリントがインパクトを放っているスウェットパーカー。アーム部分にも同柄のロゴプリントをレイアウトしています。ブラックはプリントもモノトーンでクールなニュアンス。

『ティーケータケオキクチ』和柄シャツ

松皮菱柄をアレンジした毒の柄がインパクトを放っているシャツ。大柄ならではの存在感もスタイリングのスパイスとしてうってつけです。素材はトロみにあるレーヨン生地で、柔らかい風合いとサラッとした触感が快適です。

『グラニフ』ベーシックTシャツ/ビッグウェーブタテロゴ

定番人気のロゴTシャツに和柄バージョンが登場。葛飾北斎の作品『神奈川沖浪裏 (かながわおきなみうら)』を現代風のカラーリングにモディファイしてはめ込んでいます。抜染加工の風合いも加味され、モダンと伝統がバランス良く融合。

『バンズ』スリッポン 青海波

京都にアトリエを構えるデザインスタジオ、ガレージランドの作品を採用したコラボアイテム。スニーカーの名作モデル “スリッポン” に、日本の伝統文様である “青海波 (せいがいは)” を組み合わせています。同シリーズで、唐草、籠目 (かごめ) 文様、菊モチーフのタイプも展開。

『リーボッククラシック』フューリーライト GT

日本の伝統的な織物からインスピレーションを得て、旅人が着用しているシーンをイメージして制作したグローブ・トロッターパックのフューリーライト。柄の部分はメッシュ地で、通気性にも優れています。

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