
人気ブランドから厳選。コート系スニーカーの名モデル
巷でよく耳にするようになった、コート系スニーカー。どのようなシューズを指すかはもちろん、おすすめモデルを紹介していきます。
実はよく知らない。コート系スニーカーってどんなスニーカー?
「コートでプレーするために作られたモデルかな」と、何となく考えていた方も多いでしょう。実は1970年代あたりまでのスポーツシューズは、今のように競技ごとに専用のシューズが細分化されておらず、マルチに使えるスポーツシューズとしてコートシューズと呼ばれていたのです。
たとえばテニスやバスケットボール、バレーボール、ハンドボールなどを中心に使われていたよう。コートスニーカーといえばイメージ的には、スタンスミスや『トレトン』のナイライトといったシンプルなテニスシューズですが、『コンバース』のオールスターなどをはじめクラシカルなスポーツシューズのほとんどは、コート系スニーカーといえるのです。
大人にハマるコート系スニーカー10選
それでは今日のファッションでも重宝する、おすすめのコート系スニーカーを探してみました。誰もが知るクラシカルな定番から、隠れた名作までセレクトしています。なかにはこんなブランドにもコートスニーカーってあったんだといった、発見もあるかもしれません。
ブランド1
『アディダスオリジナルス』
‘70年代初期のトーナメントをベースに、’83年に登場したキャンパス。コートスポーツやトレーニング向けにリリースされました。こちらは『アディダス』の最上級ライン、コンソーシアムのモデルで、人気スニーカーショップ・アンディフィーテッドと、パリのセレクトショップ・コレットとのコラボです。
ブランド2
『コンバース』
1976年に登場したプロレザー。当時、NBA選手も愛用したバスケットシューズです。こちらはパターン、ラスト、モールドを見直し、発売当時のオリジナルのシルエットを忠実に再現したモデル。ホワイト×ライトブルーもオリジナルカラーです。
ブランド3
『ナイキ』
1972年に登場した、『ナイキ』のレトロバスケットシューズのアイコン的なモデル、ブルーイン。こちらは昨年発売されたオフホワイト×ホワイトで、クリーンな印象が特徴。
ブランド4
『プーマ』
名作スエードをベースに、NBA選手のウォルト・クライド・フレイジャーのシグネチャーモデルとして登場したクライド。ここ最近のスニーカーブームを受けて、本作も久々に人気が再燃しました。
ブランド5
『リーボック』
1985年に、テニスシューズ専用のコートシューズとして誕生したクラブC。Cはチャンピオンの略で、発売当初はクラブチャンピオンの名前で親しまれ、高級天然皮革による優れたフィッティング、グリップ性の高さでプロ選手にも高い支持を誇りました。本作は発売当時の仕様を完全再現したモデル。
ブランド6
『ニューバランス』
『ニューバランス』にもコートモデルがあります。それが1979年に登場したCRT300。現在買えるモデルは、軽量でクッション性に優れたレブライトソールを採用し、モダンなアップデートも加わっています。
ブランド7
『トレトン』
プレッピーなイメージでもお馴染み、1967年に登場した『トレトン』定番のナイライト。『トレトン』のシューズはテニス界のスーパースター、ビョルン・ボルグや、J・F・ケネディ元大統領も愛用していました。カモメの翼をモチーフにしたガルウィングが、デザインのアイコンです。
ブランド8
『ケースイス』
米国のクラシックテニスシューズを代表する、『K-スイス』のクラシック88。ちなみに名前のとおり、スイス人兄弟が米国に渡って設立したブランドです。トレードマークであるアッパーの5本ラインは、元はテニスの激しい動きによって、皮が伸びないために施されたものです。
ブランド9
『ルコック』
アーサー・アッシュのシグネチャーモデル。アーサー・アッシュは、初めてテニス4大大会の男子シングルスを制した黒人選手でもあります。本作はベルトタイプとレースタイプの2種類を用意。上質なフルグレインレザーとヌバックにこだわった1足に仕上がっています。
ブランド10
『スペルガ』
イタリア文化に根付くスニーカー、『スペルガ』の定番2750も、テニスシューズをベースとするモデルです。クラシカルなキャンバスアッパーのヴァルカナイズスニーカーで現在も支持が厚く、デニムからきれいめなコーディネートにも合わせられる汎用性の高さが自慢です。
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